« 14日、飯田てつなりさん講演会 | トップページ | 三つの詩を »

2012年4月12日 (木)

共有と循環の春

Sakurahajimetehiraku_4


mai worksのmaiです。
ついこの間まで、寒い寒い、が口癖だったはずなのに、
気つけば、春がやってきていました。
(前回の日記は2011年の年末ではないか・・・なんと!)


冬の間、バイク乗りはさながら、
冷蔵庫に身体まるごと飛び込んでるようなもの。
ほほの横を通り抜ける風は、ナイフみたいに鋭くってとげとげです。


それがある日突然、
ほほをやわらかぁくなでてくれている風に、はっ、と気がつく。

「春だ!」

1年のうちで一番幸せを感じる瞬間かもしれません。


「春だ!」

「春だねぇ」

そんな言葉を交わせる人がいれば、なお幸せ。
春の訪れを喜ぶ気もちのうえに、
その喜びを分かち合える人がいる喜びが、
まるでお化粧砂糖のようにふりかけられ、
それはそれは、あったかくって切ないきもちになります。


幸せだなぁ、と感じる私がいて、
その右隣には、同じように、幸せだなぁ、と感じている人がいて。
隣の人の、幸せだなぁ、の空気が、身体右半分からじんわり伝わってくると、
私の中からますます、幸せだなぁ、が、そろりそろりとしみ出してくる感じ。


そしておそらく、私の、幸せだなぁ、がまた、
隣の人の身体左半分へと伝わってゆき、
あたらしい、幸せだなぁ、がすぐそばで生み出されてゆく感じ。


1人では生み出せないもの。
1人と1人、でも生み出せないもの。
2人になって、はじめて生み出されるもの。


1人きりの時間が、タイムカプセルになって教えてくれたのね。
共有と循環、の、春なのです。


mai


|

« 14日、飯田てつなりさん講演会 | トップページ | 三つの詩を »