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2012年5月27日 (日)

8センチ角のそれぞれの舞台@秋田

ちいさな出前紅茶@秋田、の報告が先になっちゃったけど、秋田に行くことになったそもそもの理由は、県の健康福祉部主催の、「愛育班活動推進研修会」というところでお話させてもらうためだった。

課長さん、はじめの挨拶をされる少し前に、小声で私に質問された。
この「ほめ言葉のシャワー」の本は、お子さんにほめ言葉をいっぱいシャワーのようにかけて育てましょう、という本ですか。
ぁ、いえ、違います、と私。

課長さんはちょっとびっくりされたみたいだったけど、そのやりとりをそのまま入れて、みなさんへのご挨拶の中で話してくださったので、え、違うの?と意外に思った方たちは、かえって耳を澄まして、私の話を聴いてくださってたのかもしれない。

まったく初対面の方々ばかりで、大きい会場で、私より年上の方たちもたくさん見えてて、という状況。
もちろん緊張感いっぱいなとこからのスタート。だけど、途中から何か空気が変わってきた。

「少しぐらいほめられて、いい気にならないこと。出来て当たり前のこと、ほめられたからってすぐ調子にのるもんじゃないよーーそんなふうに言われてきたり、思ってる方、きっとここにもいらっしゃいますよね」

そう言ったとたん、実にたくさんの方が大きくうなずかれたのだ。そのあたりから、空気が柔らかくなったんだったろうか。

担当の若い職員さんから、できたらワークショップも、というご注文だったので、よそでもしてるように、言われてうれしかった言葉、言われたらうれしい言葉を、どうぞ書いてみてくださいな、と最後にお願いした。

とまどいながらもみなさんがようよう書いてくださった、そのすべての言葉を、7人でリレーしながら読んでいく。Photo_2

なんとたくさんの、まっすぐな言葉、かざらない言葉、誠実なきもち、熱い想い。
                

「おまえがオレの嫁でえがった!!」夫の母にいじめられて返す言葉がなかった時に。

毎日、病気の母の面会に。台風みたいな天気の日、「今日も、きてけだがあ、しあわせだなあ」

「いざという時はやっぱりお母さんだ」子どもたちが泣いたり、機嫌悪かったり、病気の時、夫から。

孫から「おばあちゃんに、99%似てるんだって」

子どもから「おかあ、体大事にしろ!」。りっぱに育ってくれて、ありがとう。

娘が中3の時、「お母さん、うんでくれてありがとう、お母さんの子でよかった、よその家の子でなくてよかった」

夫は何一つほめても、ありがとうも言ってくれませんが、、。毎日夕食のたびに言ってくれます。「おいしかった。ごちそうさま」

亡くなった夫から「おまえの世話になる」と。

「母さんもよくやったよな」と、お父さんから時々言ってもらいます。

夫曰く「この人の好きなようにさせてやって」

「かあさん、ファイト!」きもちが落ち込んでいる時、息子が言ってくれた。

「帰らたがあ!!」(もう帰るの?)手術後の夫から。

「んだな」(そうだね)

折り紙の裏表に、びっしりと人生の断片を書いてくださった方もいた。あふれるうれしさや、家族への感謝を表現されてた方もいた。まるで8センチ角の人生劇場みたいで、私の方こそ、感動だったなあ。

                    *****

秋田県さん、今回の旅をプレゼントしてくださって、ありがとう。おかげで、ちいさな出前紅茶が二つもできて、秋田の他の方たちとも出逢えました。3日間ともいい時間でした。

担当職員さん、ほんとによくぞ、21美で「ほめシャワ」を見つけてくださったね、そのことにもいっぱい感謝です。


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