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2012年5月26日 (土)

秋田の紅茶@陽だまりサロン

秋田からもどって、25日〆切の宿題を出し終えて、ほっと一息。やっとこ秋田の3日間のふりかえりを、少しずつ。

秋田へは、19年前にわらび座のお芝居を観に行ったきり。
あの時は夜行寝台で行ったけど、その列車はもう走っていない。今回は、石川の小松→羽田→秋田、と乗り継いでの空の旅。

秋田へ行くことが決まってすぐ、みどりさんに連絡した。確かその次の日くらいには、10人サイズと20人サイズのちいさな出前紅茶がきまったんだった。
みどりさんの、あったかくて自然体の、ひとネットワークがいいな、ってメールから感じてたけど、行ってみて、3日間を過ごして、なお、そう思えた。

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17日午後の出前紅茶@秋田市内の陽だまりサロン。
ここは、毎週水曜と木曜、10:00〜2:00まで若松さんがご自宅をひらいてしている。

きもちのいい板の間に、輪になって座った10人の中には、みどりさんつながりとサロンつながりの方たち、それに、青森からtodayさん、岩手からYさん(先月のクッキングハウスで出逢った、恋人さんがクッキングハウスにお勤めしてたというあの方!)も。

サロンつながりの方たちは、お子さんが小学・中学に上がり、次の自分の人生を模索している世代らしいと、お聞きしてた。

やりたいことってどうしたら見つかるんだろ。見つけたみたいな気もするけど、これでいいのかな、これってほんとにそうかな。続けて行くには、自信を持つには、どうしたら。

若松さんからのメールをヒントに、みなさんのヒントになりそうな話を、私なりに。

紅茶を長いこと続ける間には、毎週いったい何のためにこんなことしてんだろ、って感じた時期やシーズンが、たしかにあったなあ。だけどそんな時でも、ちいさなうれしいやよろこびやキラリがやっぱりあってね。

自分のことって、意外と自分からじゃよく見えなくて、してることの意味は、続けてるうちに、あとからついてくるものなのかもしれない。

しごとって、全部が全部、自分のちからだけでgetできるものでもないみたいだよ。

「これ、あなたに頼みたいな」「やってみてもらいたいんだけど、お願いできない?」「あなたなら出来ると思って」などなど。
そんな言葉からはじまって、やがてそれが“しごと”へとつながっていった人、いっぱい見てきた。

「あなたが昔話を語る、その岩手の言葉で、宮澤賢治を読んでもらえませんか」とあるひとにいわれて、そこから賢治の作品を朗読するようになった律子さん。
今ではそれが彼女のライフワークだ。
(ちなみにその申し出をした人は、「ちきゅう」キルトを縫ったミチコさんの、夫さん)

「パン屋さんのパンよりおいしい!」と紅茶のみんなに何度も言われて、息子さんと二人で、週に二日だけの雑木林のパン屋さんをひらいていた大谷さん。

紙で遊ぶのが大好きで、紅茶shoppeで栞やさんをひらき、その後、スキルもセンスもどんどんアップし、21美のアートzaマーケットにも出店するようになった、私が、栞アーティストさんと呼んでるところの、きりりんさん。

「あなた」がていねいにしごとをしてること、ちゃんと見ている人は見ているよ。
そこから細い細い道がはじまっていくことが、沢山あったし、今も、ある。

ーーーと、いったことなどを。

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自分が言われてうれしかった言葉を書く、ほめシャワワーク。床の上に折り紙をひろげて。
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若松さんが、ご自分のブログ、陽だまり日記http://yaplog.jp/hi-damari/で、
このワークのこと、「泣いたり笑ったり考えたり 心が透き通る時間でした」って書いてくださってた。
ありがと、ほんとにそうでしたね。

若松さんがこの日書いた言葉は、幼かった娘さんがはじめて文章として口にした言葉、「おはな、いっぱいかあしゃん」だったそうな。

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このサロンは、若松さんが新米母さんだったころ、「赤ちゃん連れでゆっくりできる、実家みたいな場所がほしいな」と思って7年前にはじめられたことを、もちかえった陽だまり通信で知った。

親子ひと組の、場の利用料は300円。そのほかに、ベビーマッサージ体験会やマタニティママのための写真の撮りかた、虫除けスプレーの作り方、などなど、ごく少人数制のミニミニ講座もいろいろ。教える側になれば、そこは自分のしごとを表現する場にもなる。

参加する人にも、場をひらいてる人にも、しごとする人にも、無理のないひらきかたの知恵と工夫がいいな。

この日もガラス作家さんの作品展がひらかれてた。
この小鳥つき緑の玉は、紅茶に参加してた彼女から、プレゼントにといただいたストラップ。
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参加者さんたちの中には、ゴッドハンドを持つ助産婦さん(マッサージしていただいて、きもちよかった〜〜!)、コミュニケーションファシリテーターさん、押し花インストラクターさんも。そして、秋田紅茶を企画してくれたみどりさんは、和みアートのインストラクターさんだ。                    

陽だまりの若松さん、もとは幼稚園の先生だったらしい。
自分からはおっしゃらないので後から知ったのだけど、本も何冊か出しておられて。
最新作は、佐々木正美さん(私も持ってる「子どもへのまなざし」を書かれた)との共著で、「ほめる・叱るがうまくいかないときに読む本」(PHP研究所)だそうだ!

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昭和の時代には、子育て支援っていう言葉、聞かなかったよね、とある人にいわれた。そういえばそうだね。そのころだったから、紅茶は余計にめずらしかったかも。
「少子高齢化」が国の問題だとされて、今は行政が子育て支援にお金を出して、支援センターと呼ばれるところもあちこちに。

そういうセンターとはまた違う、子育て中の親子を支えるちいさいけどすてきな場、陽だまりサロンが秋田にあること知って、とてもうれしい午後の紅茶でした。

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