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2012年5月 5日 (土)

wonderが/で、いっぱい

クッキングハウスで居場所の話をした後、一番はじめに感想を言ってくださったのは、その日一番遠く、岩手から来ました、というすてきな女のかただった。

この日はじめてレストランに来て一人でランチをし、今から2階でお話会がありますからよろしければどうぞ、と松浦さんに声かけられて、話しはじめるぎりぎりの時間に、ほんとにたまたま、とびこみで参加してくださったのだ。

「座ったとたん、もう涙、なみだ、でした。おつきあいして結婚まで約束した恋人がいましたが、彼の勤め先が月光荘でした。その彼が事故で亡くなってもうじき34年目、今日は、彼に導かれてここにきたとしか思えません」

会場一杯、えええ〜〜〜!っていう驚きの声。おもわず鳥肌が立った。
こんなことが、こんなことって、あるんだろうか、でも、あるんだね、ほんとに、実際に。

いつもいつも思う、生きてることは、不思議がいっぱいだ。
うれしいもかなしいもびっくりもすてきもなみだも感動も怒りも切なさも美しさも空も風もこころも。
wonderが/wonderで、いっぱいの毎日毎日を、私たちは生きてるんだ。

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翌日は、松浦さんとの待ち合わせで、夕方から文化座のお芝居を見に行くのだけど、その前にどうしても月光荘にお寄りしなきゃ、と思って銀座に。

この写真は、地下のカフェの壁に月光荘のホルンのマークが影になって映ってるとこなんだけど、見えるかな。120428_

久しぶりに逢う月光荘のスタッフさんたちに、半世紀近く前の月光荘が、私の心の居場所だったことと、おぢちゃんが私にしてくれたことを、昨日のクッキングハウスの出前で語ったんだよ、と話した。そしてもちろん、岩手のひととの不思議すぎる出逢いのことも。

おぢちゃんが亡くなっても、こうして今も確かにつながっていること。その上、月光荘のお店に、ほめシャワも贈りものの本も、おかせていただいてることのもったいないくらいのありがたさ。

地下のカフェは、ここが銀座っておもえないくらいの静かな居場所だ。
地下に降りて行ったら、先客さんが、きのうクッキングハウスで話をきいてくださってたお客様だったのでよけいにびっくり。話聴いて、どうしても月光荘に来たくなって来てみたの、と。

カフェの壁いっぱいに、全国から月光荘へのハガキが貼られている。あらら、下の方に、mai worksの「place」というマーガリンのメモリアル・パタパタブックも貼られていたよ。

月光荘を去る間際の夕方、風みたいに入って来た娘と、また逢えたね〜!と言い交わして、私は駒込へ。

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駒込での夜のお芝居には、きのうの岩手のかたも駆けつけて一緒に観劇。彼女はそのあとの夜行バスで帰る私を、夜の東京駅まで見送ってくれました。

 

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