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2012年12月24日 (月)

いちごいちえの月光荘紅茶

121218_mai 見上げた空を、くっきり分かつ、この日の飛行機雲。

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銀座でただ一つの銭湯、金春湯。そのビルの4階にある月光荘さんのこんぱる中室、とよばれるちいさなギャラリーが、12月18日、一日だけの紅茶の時間の部屋になった。

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121218_4 白い壁に、何枚もの「いちごいちえのラブレター」をはりだす。

どんなラブレターか、っていうと。

たとえば――
ちばん大切な祈り
 いさな手をあわせ
 縁の
 のちがつながりますように
 からを寄せあえますように
 がおで生きていけますように」

たとえば――
つだって
 ょっぴり勇気だして、ありがとうや
 めんなさいを言おう
 ちどきりの人生
 ちゃんとこのきもち
 んりょしないで、あなたには伝えたい」

どのラブレターも、たてに読めば「いちごいちえ」になっている。
西東京紅茶のみんなでつくったのも、ともの時間でつくったのも、私個人の作も、娘や彼さんのつくったいちごいちえラブレターも、一挙公開。

西東京紅茶の二日目に集まったみなさんとつくったのは、こんなの。

つもえがおで
 っともえばらないで
 まかさない自分でいて
 ちばん大事なものを知っている
 ちいさな花が大好きで ちいさな幸せを見つけるのも大好きで
 えよ〜、こんなきもち。ええな〜、こんなわたし」

書き上がった後、一人一行ずつよみあげて、紅茶の最後にもう一回読んだら、すごい、これ、自分へのラブレターになってるね!って、声をあげた作品でした。
クッキングハウスの松浦さんの一行もあり、メンバーさんのもあり、キャンディケイトさんのもあり、紅茶に、かつて院生で来てた阿部くんのもあり、私の一行もあり。
もちろんこれも、月光荘の壁にはられ。 

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121218_5 ちきゅうのキルトも、かざぐるまフレンドシップキルトもかざって。

『紅茶なきもち』もならべて。

いらしたお客様は靴をぬいで、ラグにすわり。

銀座のまんなかで突然うまれたお茶の間みたいな、紅茶の時間。

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おはなし会では、『紅茶なきもち』の本が生まれたもう一つの必然の話を。

私が15歳の時に月光荘おぢちゃんと出逢えたこと。

ちょっぴり(いや、だいぶん)ヘンな女の子だった私を、そのまんま、まるごとうけとめて、それでいいよ、それがいいよ、と言い続けたくれたおぢちゃんの存在が、あとになればなるほど、どれほど大きな意味をもっていたか、気づくようになったこと。

おぢちゃんの居た月光荘画材店が、少女の私にとって、かけがえのない居場所だったこと。

おぢちゃんが私にしてくれたようなことを、私は今、紅茶をすることでお返ししてるのかもしれないな、ということ。

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121218_7 いちごいちえ、って前から大事にしてきたつもりだったけど、3.11の後は、その意味がもっと深くなったこと。

逢えて当たり前、って思ってる時の出逢いと、これが一期一会、ましてや一瞬一会、と思う時の出逢いや出来事とは、その大切さも、いとしさも、前とは違うんだ。

より、いとおしいので、より、大切なので、今の私の中には、前よりずっと、ありがとうがいっぱいなんだな、って思ってる。

おはなし会の最後は、ことし一番大事に歌ってきた♪ほかの誰ともを。
何度も何度も歌ううち、ますます、この歌は、もうひとつのほめシャワの歌だ、って確信する。

そしてちょうどこの日は、娘の誕生日。
一回目のお話会のあと、そこに集まったみなさんにお願いして、ハッピーバースデイの日本語ヴァージョンを、キラキラ拍手入りで、歌っていただいた。
娘にはびっくりプレゼントだったけど、それもなんてしあわせなお恵みだったろう。

お話会のあとのお菓子は、彼のお母さんが東京に持ってきてくださった、青い花のスウィートポテトを一切れずつ。切る前の姿は、こんなでした。

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静かでゆったりな、いちごいちえ紅茶に来てくれたみなさま、ほんとにありがとう。

15日は川越のコンサートを主催していてクッキングハウス25周年にこれなかった、川越紅茶のジュンコさん、Qちゃん、べんさんマネージャーのなみちゃん(彼女は、ずいぶん昔に、私の本を読んで月光荘を知って、お店まで訪ねて、月光荘おぢちゃんにも逢ったことがあるんだって!)。

はったん、何年も前の西東京紅茶に来てくださってた方、去年の出前ではじめて出逢ったみゆさんとおともだち、きやさん、いんのしまいさん、いがちゃん、それに月光荘さん経由ではじめてお逢いした方たち。

月光荘の地下のカフェの横にあるギャラリーで、個展をしてた羽原さんも、おはなし会にきてくださってた。
とってもきれいな色を描く、絵描きさん。
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この日、月光荘おぢちゃんの娘さんも、ほんの少し紅茶に寄ってくださって。
『紅茶なきもち』の中のおぢちゃんの話に、とてもとても励まされたこと、元気をもらったこと。潤む目でお話されて、私も胸がいっぱいになりました。

こんないちごいちえの機会を、月光荘さん、本当にありがとうございました。

そして朝から晩まで手伝ってくれて、いちごいちえ紅茶の時間を一緒にすごせた、まあさんにも若い二人にも、ありがとう。

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