« 桜の続き | トップページ | 4月の東京、クッキングハウスと西東京紅茶 »

2013年4月11日 (木)

ありがとう、おばあちゃん

吉野の桜を、私が仲間たちと一緒に見にいけたことは、やはり奇跡に近い、天のどなたかのはからいだったのだと思う。

バスツアーに、まあさんが参加しなかったので、きっとそれをふしぎに思ってた仲間たちもいたことだろう。帰りのバスの中で、私からみんなにそのわけを。

          ***

私には義母、彼にはお母さん、娘にとってはおばあちゃん、が先週5日金曜日の朝、94歳で亡くなったこと。

静岡に住む、一番上の、お寺のお姉さんのお家で、静かに最期の息を終えたおばあちゃん。
4人の子どもがみな、その時が来ても救急車は呼ばない、と決めていたこともあって、ほんとうにやすらかな、自然な、逝き方だったそうだ。

ことし2月、娘とまあさんと3人でおばあちゃんに逢いに行った時、いっぱいいっぱいおしゃべりできたことは、ほんとに贈りものの時間だった。
その時、おばあちゃんがとってもよろこんで、「あらぁ、しあわせやなあ。しあわせ、と思うきもちが、しあわせなの」と言ってくれたことは、きっといつまでも忘れられないと思う。

おばあちゃんが、先週あたりからだんだん弱ってきて、食べない、飲まない、というので、まあさんはバスツアーの参加をとりやめ、静岡に行こうとしていた矢先の、5日朝の知らせ。

お通夜とご葬儀では、おばあちゃんにとっては孫の、まだ若いお坊さんである、娘のいとこが、そのお寺のご本堂でお経を詠んだ。

義妹が、「おばあちゃんは、人生を寿退社したんだね」と言ってたけど、まさにまさに。

日曜の葬儀を終え、娘はその日に東京へ。私たち夫婦は、月曜日の夜遅く、静岡からもどってきた。

「君は紅茶のお花見、行っておいで。ばあちゃんがそうさせてくれたよ」とまあさん。               

何重もの意味で、いちごいちえ、まさに奇跡のごとく実現した、私の吉野ツアー。
行かせてくれて、ありがとう。おばあちゃん&まあさん。

              ****

今日は冷たい雨の日。

わが家の庭の桜、花の数こそ少ないけれど、ほんとに美しくて、やさしい。
庭にはリュウキンカが満開で、金色の波のよう。
クルミの木の枝をのぼっているのは、アケビの若い芽。
                 130411_

|

« 桜の続き | トップページ | 4月の東京、クッキングハウスと西東京紅茶 »