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2013年4月26日 (金)

川越紅茶で、ブックトーク

18日、朝早く東京駅について、西東京の家によってから、娘と一緒に川越へ。

川越紅茶のジュンコさんちで、『紅茶なきもち』のブックトーク。
本を読んでくださった方たちの声をじかに聴けるなんて、作者としてとてもうれしく、またとてもぜいたくなこと。

川越ブックトークのまねっこして、3月の津幡紅茶で一足先にブックトークをした。
あの時も、読んでくれた人たちが聴かせてくれた生の声に感謝したけど、この日はあらためて、こんな場をつくってくれたジュンコさんや川越の仲間たちに、ありがとありがと。

本を読んで印象に残った/感じとった言葉として出て来たのは、

・私にはできない/私ならできない と言われた経験
・ふつうをあきらめる、という言葉
・あきらめることは、一番大切なものをあきらめないこと
・「あきらめる」は、「あきらかにすること」、という新しい発見
・あなたのふつうと私のふつうは違う
・あんしん貯金
・言葉の循環 時を経て、自分の言葉が還ってくる
などなど。

また、本の装丁やデザインに関しての感想も。
本を手にした時の、ふわっとした軽さ、あたたかみのある質感、なにげないシンプルなイラスト、などについてもいっぱい感想をもらえて、娘はどんなにうれしかったろう。

表紙の紙は包装紙用の紙で、本を持った時、贈りものをもらったようなきもちになれるようにと選んだこと。
ページ数としては厚くない本だけども、さびしい感じにならぬよう、本文には、厚みのある、それでいて軽い紙を選んだことなど、こんな話できる機会ってなかなかないよね。
また、編集者としての意図についても娘が語って、私自身聴きながら、へえ〜!ふう〜〜ん、なるほど!と新発見もいくつか。

           *****

私にとって、とくに印象的だったのはーーー

『紅茶なきもち』の本の中には、川越紅茶、という単語は一度も出てこず、また、個別のエピソードとしても登場していないのだけど、この日参加した川越の仲間が、

「この本を読んで、どうしてこの場が自分にとってかけがえのない大切な場所なのか、ってことが、とてもよくわかった」

と言ってくれたこと。もちろん、この場、とは川越の紅茶のことです。

石川の津幡と埼玉の川越。
場所も、してることも、違うはずだけど、“場”という意味での、同じ感覚がわかちもたれていること。
そのことがリアルに感じられてすごくうれしかった。

きっと私の伝えたいこと、ってこういうことなんだろう。
ひとつひとつ、個別の物語を書いてるんだけど、それは同時に、どこかの誰かの、個別の物語と、リンクしたり、重なっていたりする。

でもリンクするがゆえに、読んでて、時にはつらくなり、その先に読み進めないひとだっている。
この日も、若いお母さんが、あまりに今の自分と重なってしまって、、と正直に話してくれた。

どんなひとにも、出逢うのに、読むのに、選ぶのに、ちょうどいい“とき”、というものがあるのだろうな。
そのとき、がくるまでは、無理に出逢うことも、読むことも、しなくていい。
本やひととの出逢いにかぎらず、いろんな気づきや、思いの囚われからほどかれるのにも、言葉がすーっとそのひとの中にしみこんでいくのにも、必然のとき、ってものがきっとあるんだと、思っています。

                  *****

130418_ 午後は、川越の絵本カフェ、イングリッシュブルーベルさんでジュンコさん、なみちゃんたちとランチ。

このカフェの2階で、律子さんがよくおはなし会をされるというのを聴いていて、前から来たかったお店。選び抜かれたよい絵本とセンスのいい雑貨がならんでました。

お店の前のすてきなリース。130418__2
デザートのパンナコッタもおいしいおいしい!
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