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2013年5月22日 (水)

木が倒されて行く

金沢中央公園の木たち。
県は、日ごとに高まる市民の反対意見もきかず、説明会もひらかず、とうとう20日に伐採がはじまってしまった。

北陸中日では毎日、木たちを伐らないでください、という市民の意見や活動をとりあげていて、テレビでも毎日、ニュースになってるけど、まだまだ知らずにいる人もいっぱいいる。

中央公園は、このままのかたちでこそ、アトランダムにいろんな木々があってこその、市民遺産に登録したいくらいのすてきな公園なんだ。
土があって、木陰があって、お弁当を拡げられる場所も、こどもたちが遊べる空間もあって。

イベント広場はいくつもあるけど、目的を持たない、ゆたかな緑の空間こそ、ぜいたくなきもちのオアシス。市民にとっても、県外からみえる旅びとにとっても。

それをなくして、単なるイベント広場にしようというのか。それも市民県民のほとんどが何も知らないうちに。

声をあげてくれるひとがいなかったら、北中で記事にならなかったら、きっと今でもそうだ。

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お時間あったらどうか中央公園に来てください、という呼びかけが毎日届く。
私も今日、紅茶の前になんとか少しでも、と時間をつくって行ってきたよ。

目の前で木がものすごい音をたてて倒れていく。ああ、なんともったいない、いのち。
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三々五々、自由意志で集まってくる人たちが、それを見てる。
あるひとは声をあげ、涙し、いのり、怒り。130522__3

130522_ 立ち入り禁止の札。バックは、皮肉にも木々のイラストだ。ブラックすぎる。

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伐られようとする木を見て、「それはアメリカ楓(ふう)でなくて、台湾の楓だ、石川には一本しかないと思う、伐ってくれるな、伐らずにいてくれ」
と、悲しげなお顔で訴えていらしたのは、もと、金大薬学部の教授でいらした、石川生協の理事長もなさってた、お懐かしい木村久吉先生だった。

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「中央公園の緑を守る会」http://ki2.mero2.com/では、今も署名をあつめています。きちんとした説明会をひらいてほしいと要望してます。
署名用紙のダウンロードもできるし、全国からの声もここで読めます。

今日もまた、木は何本きられるのでしょう。
あなたもお時間あったらどうぞ、中央公園に足をお運びください、
そして、目撃者のお一人になってください。

私は今夜から一週間県外なので、その間にもどんどん木は伐られて行くのだろう。ほんとに、行くなら今日しかない、と思ったのです。

これは、今日伐られた中央公園のヒマラヤ杉の杉ボックリ。

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バラの花がひらいてるみたいですね。
公園の木たちをおそらく何度も見に来てるのだろう、一人の青年が渡してくれた。

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6月のお知らせあれこれ

Photo 6月1日(土)は以前におしらせしたとおり、のとじょネットに、お話の出前に行きます。
2:00〜4:00 @羽咋の夢生民(むうみん)さん tel:0767−23−4137
参加費は、おいしいコーヒーがついて、700円
お問い合わせは、志田さんまで  tel:0767−68−3643

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6月9日(日)は、アーサー・ビナードさん講演会

1:30〜4:30@金沢市文化ホール2F大集会室 参加費は1000円
主催は、核戦争を防止する石川医師の会、略して石川反核医師の会。 

ビナードさんは、アメリカ生まれの詩人さんで、日本語の達人。
するどい言葉のレンズで、政治家たちの嘘やごまかしを見抜き、巧みな比喩で、見事に本質を言い当てる。それもぴりりと効くユーモアのスパイス付き。

去年の文化の日、岐阜9条の会がひらいたビナードさん講演会でお話をきいて、ビナードさんの本で読んでた以上に、リアルに核の本質がわかった。
『平和』の利用法という言葉をつかって、核を利用してきたこと、これからも利用し続けようとしてること。

今回のお話のタイトルは、「炉は続くよ、どこまでも?」
核のこと、ヒロシマのこと、原発のこと、憲法のこと、本当によく調べて、勉強されて、たしかなことをきっぱり伝えてくれる人。

この日、映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」も同時上映します。

お問い合わせは、tel:076−222−5373 石川反核医師の会まで。

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この会のお医者さんたちと、金沢のピースや原発にかかわる人たちとは、これまでもよく一緒に、活動してきてる。
市民と共催で池田香代子さんをお呼びしたり、鎌仲さんの映画「ヒバクシャ」の上映会をしたり。そんなふうに市民と連携プレーできるドクターたちがたくさんいる、ってちょっとすてきでしょ。

この医師の会でビナードさんをおよびしよう、と決まったのが去年の秋。
岐阜の講演会に私が行くと知った医師の会から、その日、ビナードさんに直接あって、6月のこの日に金沢に来ていただけるかどうか訊いてきて、というお使い役もさせてもらったのでした。

というわけで、ぜひぜひ多くの方に、ビナードさんのお話、聴きにきてほしいです。

広島の平和記念資料館に遺された「もの」たちの声なき声をきき、その通訳をビナードさんがつとめた、「さがしています」という写真絵本もとってもいい。
詩集「ひとのあかし」も、9条の会事務局長の小森陽一さんとの対談集「泥沼はどこだ」も。
会場でどうぞ手にとってみてみてくださいね。

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Photo_2 ビナードさん講演会と同じ日の夜、津幡で学習講座をひらきます。
          ↓
「憲法とわたしたち〜96条がかわるとどうなる?」 
お話くださるのは、前金沢大学教授の井上英夫さん。

7:00〜9:00 @津幡町文化会館シグナス3F多目的室
tel:076−288−8526   
(津幡駅からきてアルプラザの信号を右折、その次の信号の角、左手の建物がシグナス)

主催は、津幡町市民グループ「風」 

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憲法と私たちの暮らしがどうつながってるかなんて、日ごろはあまり意識してなかったけど、安倍さんがさかんに96条を変えるといってるのが、とっても気になる。
今なぜ9条を変える必要があるのか、一体何のために変えるのか。

そのあたりのこと、もっときちんと知りたくて、憲法の語り部さん、とおよびしたいような井上さんをお呼びしてお話を聴こうよ、と風の定例会で話し合ったのです。

井上さんは今年5月3日の憲法記念日、石川9条ネットが主催した集会でも明快にお話されてて、憲法を福祉に活かす、憲法を発展させる、という視点が印象的でした。
従軍慰安婦の方たちのお話も、じかにいっぱい聴いてこられた方でもあります。

この講座、するなら夏の選挙前にどうしても、と計画したら、なんと、ビナードさんの日と重なってしまい。めちゃめちゃ濃い日になりそうだけど、お二人の話からしっかり学びたいと思っています。

町内のかたも、町外のかたも、どなたでもおいでください。
参加は無料です。
お問い合わせは、076−288−2130の前田さん、
または私 076−288−6092まで。



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2013年5月21日 (火)

引越とクッキングハウスとキャンディさんと

22日、紅茶を終えてから、夜行で関西に。
いよいよ西宮を離れる娘の引越をすこしだけ手伝い、引越トラックを見送ったら、電車で一緒に東京へ向かいます。
娘が8年間も暮らしたマンション、今ごろ、彼女は引越作業のかたわら、名残惜しい引越イブの時間をすごしてるかな。

                   ******

5月25日(土)はクッキングハウスの総会にはじめて参加します。
毎年出たい出たい、とおもいつつ、いつも先に予定がはいってしまってて。
今年の記念講演の語り手は、窪島誠一郎さん。それもすごく楽しみ。

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27日(月)は、以前にも何回か出前にうかがった、練馬の冷えとりと雑貨のすてきなお店、キャンディケイトさんに、おはなしとワークショップの出前に。

1:00〜4:00 参加費 1500円

キャンディさんからは、新刊「紅茶なきもち」の本のことと、コミュニケーションワークショップを、というリクエスト。

といっても、本を読んでこの日におみえのお客さまって、きっとそう多くないと思うので、ブックトークというよりも、私はなぜ書くんだろう、どうしてこの本をつくろうと思ったんだろう、のあたりを少し語って、そのあとは、言葉を巡るあれやこれやを、ごいっしょに考えたり、語り合ったり、の時間にできたらいいな、と思っています。

キャンディさんが、ブログにかいてくださったご案内はこちら。
「いきいき冷えとり生活」のブログより

http://gohonnyubi.exblog.jp/17785275

お店の場所、同じ練馬区内ですが、移転されたので、前と違います。
なので、前にいらしたことのある方も、場所をご確認のうえ、おこしくださいね。
いのみら通信には、前のお店の電話番号を書いてしまったこと、ごめんなさい。
ただしくは、こちらです。
tel:03−5848−3917 mail:info@candykate.com

お店の住所は、練馬区富士見台2-1-11あずまビル1F 

お店へのたどりつきかたは、西武池袋線富士見台駅下車。(池袋始発、各駅停車8駅目。乗車時間※約15分)
エスカレーターを降りて改札を左折(南口へ)。
角のミスタードーナツを右折後、直進。左手に西京信用金庫があります。更に直進した左手の角がキャンディケイトです、って。

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この日にこれなくても、冷えの問題をお持ちの方は、キャンディケイトさんを知っていると心つよいです。

上質の絹のインナーや、五本指靴下など、品揃えも、冷えに関する情報も豊富。通信販売もしているので、お取り寄せもできますよ。

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というわけで、今月もあしかけ一週間、石川を留守にします。もどるのは来週29日、水曜日の朝。その間はメールのお返事ができませんこと、ご了承くださいませ。

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2013年5月15日 (水)

のとじょネット@夢生民(ムウミン)

130320_ のとじょ、ってなんだかちょっと楽しい響き。
能登に暮らすおんなのひとたちが中心になってたちあげたネットワークのこと。

のとじょネットのちらしによると、
「かけがえのない子どもたちに、里山里海にかこまれた豊かな自然を手渡したい。いのちの未来へつなげる希望を贈りたい。のとじょネットは、そんなささやかな願いのネットワークです」

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ネットの集まり、1回目は、福島から避難してこられた浅田さんご夫婦をおよびしてお話をお聴きしたとのこと。

その2回目に、「いのちのみらいとげんぱつと」のお話出前にうかがうことになりました。

よんでくれる志田さんも篠田さんも、古くから知ってる大切なひとたち。
会場のムウミンさんは、前から行ってみたかった場所なので、あんまり気負わず、能登の出前に行こうと思っています。

せっかくの機会だし、けんぽうのこと、96条のことも、少し語らせてもらいたいな。
平和のこと、原発のこと、けんぽうのこと、暮らしのこと。普段着の言葉で語りあえる場があるって、なんと貴重なこと、と思うから。

6月1日(土)2:00〜4:00 @羽咋の夢生民さん tel:0767−23−4137
参加費は、おいしいコーヒーがついて、700円
お問い合わせは、志田さんまで  tel:0767−68−3643


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2013年5月14日 (火)

明日、律子さんのおはなし会@紅茶

明日15日、細川律子さんの、ちいさなひとのための、手遊び、わらべうた、昔話、のおはなし会です。

3時半すぎから近くの学童の子たちがあつまってきて、そろったら、はじまりはじまり。
昔、小さな人だったおとなのかたも、どうぞどうぞ。

今は、藤のまっさかり。今年の藤は、去年よりまたさらに庭中にひろがって、きっと今が一番の見頃。
ドアをあけただけで、家の外はもう、藤の花のあま〜〜い香りです。
藤のお花見かねて、おいでくださいな。

あんまり藤の葉の伸びるのが早くて、表札までもかくれそうになっちゃった、紅茶の玄関。

この写真をとった二日後は、いよいよ表札が見えなくなったので、まあさんが、さっぱりと、藤の床屋さんをしました。
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池澤さんのお話 and...

Photo 白山麓僻村塾で、池澤夏樹さんのお話を聴いた。

「96条を変えようと、国会議員が言いだすこと自体が、違憲ではないか。まるで、スポーツ選手が、途中でゲームのルールを変えるようなものだ」

「選挙公約は定食みたいな、一緒盛り」
政治がイメージ戦略であることを、こっちはきちんと見抜かなきゃいけないんだ。

アベさんのいうところの経済効果が、一般の人たちにまで出てくるかどうかは、「はるか下流で待ってる流しソーメン」、という比喩がなんともピンとくる。

「憲法のことは、高見の見物でなく、愚直に語っていくしかない。それも、これまで使われていない、鋭い指摘の、言葉の比喩で」

私もほんとにそう思う。憲法を語る、どんな言葉を私は持てるだろうって、このところ、ずっと考えているよ。

                ******

96条を変えることを選挙公約にする、ってアベさんはいってるけど、96条を変えた後で、憲法の他の条文の、どこをどう変えようとしてるのか。
9条の会の事務局長で、東大の先生でもある小森陽一さんが、解説してくれてます。

あぶない憲法のはなし~小森陽一さんによる「自民党憲法改正草案」解読
http://www.eizoudocument.com/0128DVD005.html

YouTubeでも見れます。30分弱で、自民党が、憲法をどのようにかえようとしてるか、リアルにわかる。 http://youtu.be/Qlteyva6ya4

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大阪市長の、あまりといえばあまりの暴言に怒りまくって、血圧まであがりそうだ。彼の言を聞くかぎり、戦争と慰安婦は切り離せない、いつの時代にも、どこの国にも、あって当然のことみたいだ。

だったら日本が戦争のできるふつうの国になった時には、それは過去の話じゃなくなるのだよ。

この怒りをどう言ったら、もう〜〜!って思ってたら、バンドエイドが5月13日のブログに見事に書いてた。戦争こそが、そもそもやっていけないことなんだよ、と。
いつもながらの的確な言葉で、鋭い比喩で、いかにも彼女らしくユーモアのスパイスを効かせて。

http://gamaguchi-jyuku.seesaa.net/

           ↓

「銃弾が飛び交う中で、精神的にも高ぶっている集団に休息をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰でも分かる」・・・・・???? 

「そんなの、全くわかんなーい」って、分からない人が大勢いるってことがまず分かってないよ、大阪市長さん。

「慰安制度が必要だって誰でも分かるっ」て、私が言ったら、あなたはどう思いますか! 

女が戦争するという憲法がある国で、男を拉致して脅して牢にぶち込んで・・・その慰安が貴方の息子だったら、やっぱり必要だって言うの? 誰でも分かるって。

我が娘や妻が拉致されて慰安婦にされることを想像したら気持ちが狂うでしょう?

そしてだね、そもそも、戦争はやってはいけないことなんだよ。

こんな考え方に育った人って、育つ過程でなにが欠けていたのでしょう? そこをよく研究して、二度とこんな意見を言う男を作らないように、女はしたたかに考えて生きましょう。大阪市役所に抗議が殺到している模様。

棘で身を守っている庭のノイバラの蜜を吸う。自然の仕組みは美しい。従軍慰安婦は自然の仕組みじゃない。

               *****バンドエイドのブログ、ここまで。

バンドエイドに、座布団、一度に何枚も贈りたい。ありがと!言ってくれて。

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2013年5月 9日 (木)

紅茶な棚

098 市川の古本カフェのアトリエ*ローゼンホルツさんに、先日お送りした本が届いた由。
きのう、そのローゼンホルツさんのブログを見て、びっくり。
お店の中に、なんと「紅茶な棚」という特等席をつくってくださってる!
   ↓
http://blog.livedoor.jp/licht1989/

『紅茶なきもち』や『ほめ言葉のシャワー』の他にも、mai worksの、「場の持つ力」や、川越紅茶の「まぁるいレシピ」までおいてくださっていて、その並べ方もすてきなこと。

産地直送本やをしていると、こんな思いがけないよろこびもあるのですね。娘が西東京に越しておちついたら、きっと市川のこのお店にも寄せていただくことでしょう。

                     ******

明日の午後は、街に出る用事があるので、帰りに近江町のメロメロポッチさんにお寄りしよう。

中央公園の木々に、子どもたちが描いた木の顔がついてる写真展、5月末まで開催中。
それも見せてもらいたいし、今日お預かりした、「木を伐らないで」の署名もお届けしたいので。

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5月15日、 小さなひとのためのおはなし会

毎年5月の紅茶の時間で、細川律子さんにきていただいて、ちいさなひとのためのおはなし会をしている。ことしで21年目。

ここ10年くらいは、近くの学童の子どもたちがこのおはなし会を楽しみにきてくれる。
手遊びやわらべうた、絵本や昔話、などの小1時間。
かつてちいさかったひとたちも、どうぞどうぞ、の時間です。

いのみら通信で、2:45〜とお知らせしたけど、私のミスで、毎年、3:45ころから、でした。
3時半近くに、低学年の子どもたちが学校からかえってきて、それからそろってわが家に歩いてくるので、おはなしが始まるのは、だいだい例年通りの時間です。

もちろん紅茶はいつもどおり、1:00から開いてるので、もし2:45にきちゃったとしても、紅茶を余計に飲んで、待っててくださいね。

この日の紅茶には、新潟からはじめての人もみえる予定です。
おはなし会も楽しめる時間のゆとりがあるといいな。

そのころはきっと庭の藤が満開でしょう。
もう、こんなに手のとどくところで咲いてるよ。
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律子さんのはまなす文庫のブログを見にいって、5月3日の憲法集会に、律子さんも参加してたことを知った。

会場では会えなかったけど、おんなじ時間におんなじ場所にいて、9条のことを一緒に考えていたって、あとから知ってなおうれしい。

今は毎日テレビで、この66年間一度も変えてこなかった日本国憲法、というフレーズが聴かれる。変えることが、さもあたらしいように、あたりまえのように。

それって、ほんとにほんと?と、たちどまって考えること、今とっても必要だと思う。
原発を、安全だと長いこと信じてきた(思わされてきた)苦さを思い出して、自分で考えることこそ必要だったように、今も必要なように。

96条がかわるとどうなるの?って、多くの人が十分想像できてはじめて、その判断ができるんだと思う。

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3日の集会で進行役をしてらした、井上英夫さん(前金沢大学教授)の憲法のお話がとてもわかりやすかった。
私たちの憲法が、日本のことだけ考えてるんじゃない、ってことにもきちんとふれてくださって。

その井上先生をおよびして、「憲法とわたしたち〜96条が変わるとどうなる?」という学習講座をひらくことが、ちょうど決定したばかり。
日は、6月9日(日)の夜。
主催は、津幡町の市民グループ風。
場所は、津幡町文化会館シグナス。

町外の方たちにもぜひぜひ聴きにきていただきたいです。また、あらためてお知らせするけど、一応、予告編まで。


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2013年5月 8日 (水)

中央公園の緑を守る会

130429_ 金沢の中央公園の古い木たちが、45本も伐られてしまう。
整備、という名の下に、古くからある大きな木たちが伐られてしまう。それも、県民に説明することなく、突然に。

4月末、北陸中日新聞にとりあげられてから、県はHPであわてて説明を。地元紙はこのことをニュースにしないので、多くの人は今も何も知らないかも。

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今の、古い木々たちの生きている公園が、いいのです。
観光客用に、イベント用に都合よく、整備された公園にしよう、というのは、人間の傲慢だと思う。

金沢の中心に あって、他と一体化されていない中央公園の今のありようこそ、さすが金沢、よくぞ緑をこれだけ残しておいてくれている、という誇りに、私には思えるよ。

中央公園の、今あるすべての木々たちに、ほんとにどれほどの安らぎや、木陰や、憩いや、雨宿りの場、という恩恵をこれまで受けて来た私たちだろうか。

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5月5日、中央公園内でひらかれた“LOVE CHILD”、
その中で『kikikiki!木のキモチプロジェクト』のワークショップがあり、こどもたちが木のきもちになって木の顔の絵を描き、その絵を木にかけたそうだ。

その様子や子どもたちの描いた絵が、「写真&子どもたちが描いたメッセージ展」として、近江町市場内のメロメロポッチさんで、5月いっぱい展示されています。

「中央公園の緑を守る会」のサイト、あります。
    ↓
http://ki2.mero2.com/comment/

こちらから、リーフレットや署名用紙のダウンロードができます。
私もすぐ署名して、コメントを送ったよ。全国からの声もここで読めます。

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2013年5月 7日 (火)

アートzaマーケットとラ・フォル・ジュルネ

連休中はいつもまあさんが薪作業に精を出すので、私も遠出することなく、たいていは家で縫い物をしたり、紙類の片付けものをしたりして、ゆったりとすごす。
時には電車で金沢まで出て、100円のまちバスにのって、街を歩く。

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21世紀美術館のぐるりでは、この時期、毎年、アートzaマーケットという手作り市がひらかれる。ことしも80以上のお店がならんだ。

お財布の紐をだいぶ締めながら、お店をのぞいてまわる。

作品に想いが感じられて、作り手の店主さんがすてきなひとだと、思わず足をとめて、話しこんで、一点ものの作品を手にする。
今年は長野県からやってきたひとのガラス作品と、金沢の豆本作家さんの作品など。

130504_ 栞アーティストのきりりんさんも、こんなかわいらしいお店をだしていたよ。
しおり、というなにげないものに特化して、包装紙や折り紙やいろんな紙が、またrebornする。
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5月の連休といえば、金沢を中心にひらかれるラ・フォル・ジュルネ(直訳すると、熱狂の日)も、金沢ではもう5、6回目になるのだろうか、GWの定番になりつつある音楽祭。

期間中、JR金沢駅のあちこちや、しいのき迎賓館の前などで生の音楽が流れ、県立音楽堂を中心に、オーケストラアンサンブル金沢や、外国の音楽家たちの生演奏が、いわゆる演奏会に行くよりは高くないお値段で、一回の演奏も45分で、気軽に楽しめる。

今年は、3日と4日の夜、まあさんと、「亡き王女のためのパヴァーヌ」や、「アランフェス協奏曲」や、「月の光」など、どちらもステージキャスト席で聴くことができた。

よい席で目を閉じて聴くのもいいけど、音楽家たちの息づかいまで感じられるこの席ならではの、ここちよい臨場感。

ステージ席にすわるので、指揮する井上道義さんの豊かな表情も音楽のうち。
奏でるように、踊るように、歌うように、包みこむように、時には重く堂々と、そして、ソロが演奏する時には微笑みながら、一人の聴き手になる、井上さん。
からだ全体が音楽になってるひと、その感覚を味わえたこと、いい時間でした。





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2013年5月 5日 (日)

古本カフェのアトリエ*ローゼンホルツさん

4月のクッキングハウスでのお話会が終わったあと、「千葉で古本カフェをしています。今日はここに、スウさんの本を買いにきました」という方がいらした。110227__2

あらまあ、それはまた遠くからわざわざ、なんとありがたい。

その方は、珠洲の古本LOGOSさん(『紅茶なきもち』や『ほめ言葉のシャワー』をおいてくださってる。もちろん、古い本としてではなく、ね)ともつながってた方で、すでに本も読んでくださり、ほかの本を取り寄せようと思ってた矢先、クッキングハウスでのお話出前があること、本も置いてあることを知って、千葉からいらしてくださったのだった。

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110227_ 後日、その古本カフェの真理さんから、紅茶の本だけでなく、mai worksの『場のもつ力』や、川越紅茶の『まあるいレシピ』などもあわせてご注文いただいた。
『ほめ言葉のシャワー』も、ちょうど19刷が完売したところで、用意してあった20刷をお届けすることに。

彼女のお店、アトリエ*ローゼンホルツさんには、古本もあり、新しい本もあり、カフェもあり、雑貨もあり、時におはなし会もあり、という。

もとはお風呂やさんだったところを改装して古本カフェに、というあたり、余計に不思議そう。

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「アトリエ*ローゼンホルツ便り」というブログの4月21日に、クッキングハウスでのお話会のこと、本のこと、紹介してくださってる。

http://blog.livedoor.jp/licht1989/archives/2013-04.html

『紅茶なきもち』の装丁に関しての真理さんの言葉が、すごくうれしい。
それと、本が人の手から手へとわたって旅していくあたりのとこ、とりわけ、“古本時間”という言葉が、ああ、ほんとにそうだなあ、、、と。

真理さんwrote:

「本当に美しい装丁の本です。

アトリエの棚にあって、手にとってくれたら~その人の心にとまったら・・・

さりげなく 届けたい本


こんな本が人の手から手に渡り ゆっくりと眠り

古本となって魔法のトランクみたいに時を渡っていったら素敵だなぁと思いました。

世間や著名人に評価された本が古本として残るのではなく

小さな居場所で深い時間を生み出した本が

いつか持ち手を離れて 沢山の偶然を潜り抜けて古本となってどこかの古書店書棚へ

誰も覚えていない本だけど、手に取った人の必要とタイミングに合えば

また、小さな場所で深い時間としてつながっていく・・・

そんな古本時間が好きだし、そんな市井の優れた本を大切に預かる古本屋になりたいです。」

                     ******

アトリエ*ローゼンホルツさんのブログ→ http://blog.livedoor.jp/licht1989/             

   市川市真間2‐2‐12   11:00~16:00
   火曜日と木曜日のみカフェ営業 催しなどはお問い合わせを

DRINK MENUは、  ・自家焙煎珈琲…500円 ・韓国ドリンク…各500円 お菓子付き
・予約のみ韓国定食あり(1000円)

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2013年5月 4日 (土)

96条のこと。

110414_ 3日、石川九条ネットが毎年この日にひらく集いに。

これまでは、9条の会の呼びかけ人の方や、東京から有名な人をよんでお話を聴く、ということが多かったけど、今年は、石川九条ネットの呼びかけ人で、9条を守り、発展させようとしてる、3人(お医者さんと牧師さんと大学の先生)の鼎談を中心に。

改憲の動きが声高になり、夏の選挙前という危機感もあってか、場内は満員だった。

この日もだし、ほかの憲法集会に出ても、いつも感じること。
先の戦争の悲惨や非道を語り伝えることは、もちろん決して決して欠かせない大切なことなんだけど、戦争を語る、ってだけでは、平和も9条も守れそうにないよなあ、ということ。

その過去が悲惨なものであればあるほど、今の96条改訂の行く末とどうつながってるのか、多くの街ゆくひとたちにはなかなかピンと来ない、というか、今が今、私たち自身、じわじわとぬるま湯でゆであげられてるカエルだということの、想像がしにくいんじゃないだろうか。

今の憲法が生まれた66年前とちがって、憲法と私たちの暮しが、あんまりにも遠く感じられてしまってる。
もちろんそれをばねに、96を変える、って声が今、こんなにも大きくなってるんだろう。他国の脅威を、憲法を変える口実にもして。

                      ******

96を変える、って言うこと自体が、そもそも、憲法の理念とあっていないよ、って私は思う。

憲法の主語は、「私たち」という国民なのです。

今の憲法は、国が暴走してかってに戦争をはじめたりしないよう、国民の権利を押さえ込まないよう、意思表示の自由な権利がおかされないよう、大きな権力をしばるためにつくられたのに、それを、しばられてる側が、憲法を変えやすいように変えよう、って言いだしてることの、あべこべさ加減。

憲法と私たちの今が、どうつながってるか、それをわかりやすく伝えるのに、ああ、私にももっと勉強が必要だなあ。

5月11日、白山麓僻村塾に池澤夏樹さんがみえてお話されるというので、聴きに行こうと思ってる。
そのタイトルが「憲法なんて知らないよ」というので、よけいに聴きたいと思う。
お話は、2時から@白峰の遊月山荘。要予約で、800円。tel:076−273−0017

                ******

110429_ 同じ九条ネットの主催で4月に観た「一枚のハガキ」は、ほんとうにすばらしい映画だった。99歳の新藤兼人監督、最期の作品。

戦場の場面は一度もでてこないけど、戦争の非道と愚かしさとあほさ加減が、シンプルきわまりない舞台をじかに観てるような迫力で、ぐいぐいぐいと迫ってきた。

戦争末期、赤紙で徴収された100人の兵士の行き先が、クジできめられ、そのうち6人が生きて帰った。監督自身が、そのようにして生き残った6人のうちの一人だったという。

映画をみる前は、そのハガキが赤紙のことを指すのかと思っていたけど、文字どおり、妻が夫にあてた一枚のハガキだった。

機会があったら、多くの人にぜひ観てほしい一本です。
大砲も銃もでてこないけど、人々の暮しはこのように、あたりまえのように、こわされていったのだ、ということが強く実感できた、戦争の悲惨と、それでもひとが生きていこうとする力を、描いた映画でした。


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2013年5月 3日 (金)

七尾の花嫁のれん展、10年目

GWの祭日をさけて、4月28日からはじまっている、能登は七尾・一本杉通りの花嫁のれん展へまあさんと。

GWをはさんで、母の日までの10日間余り、一本杉通りのいろんなお店が、お商売しながらそのまま街のギャラリーになる、花嫁のれん展。ことしでもう10回目。

のれん展の歴史を知りたい方はこのHPをごらんくださいね
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http://www7.ocn.ne.jp/~kita3079/hanayomenorenten.htm

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のれん展をしよう、といいだした女将たち、その名も、オーゴッド(Oh!God)の会のメンバーはみな、せんだんの集いという、10年余り前にはじまった一本杉のちいさな勉強会の仲間たち。

私もその勉強会にはじめから通っているので、親しい女将たちががんばっている花嫁のれん展は、できるかぎり見に行きたい、と毎年思ってる。
おかみさんたちに会えるのもうれしいし、なにより、花嫁のれんにまつわる新しい物語を聴けることが楽しみで。

それにくわえて、わが家は一本杉の中ほどにある鳥居醤油店の、だしつゆ販売津幡勝手支店でもあるので、一升瓶のだしつゆ空き瓶を車につんで、あたらしいだしつゆの仕入れもかねて行く。女将はもちろんオーゴッドの会の一員。

鳥居醤油店のHPは、こちら。お店ののれんをつくって来たのは、キルトのミチコさん。
         ↓
http://po5.nsk.ne.jp/~shouyutorii/

鳥居さんのお店によったら、ちょうど、前からおかせていただいてた紅茶の本たちも在庫がなくなっていたので、『ほめ言葉のシャワー』や『紅茶なきもち』の納品もしてきました。

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鳥居さんちから近い、雑貨とカフェのお店、「歩らり(ぶらり)」さん。
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http://www.burari-noto.com/
店主の若いご夫婦が、センスのいい紙もの雑貨を各地からたくさん集めてお店にならべている。

130430_ オープンしたての時にはなかったカフェが生まれてた。
2階の窓からの眺めがいいですよ、と店主さんがいうので、階段登って、万年筆のかたちの窓の前のソファでいっぷく。
カフェオレの牛乳は、うちでも飲んでる、能登の茂久葉(モクバ)さんのミルク、というのもうれしい。

歩らりさんがはいっているお店のもともとは、上野啓文堂、という万年筆や文房具のお店だったそうだ。ああ、だから窓がこのかたちなんだ。

このお店も、鳥居さんちも、高澤ろうそく店さんも、北島屋茶店さんも、この通りにある登録有形文化財の建物たちです。

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花よめのれん展は、母の日の12日まで開催中。

のれんをかざっているお店のおかみたちはみな、のれんの語り部でもあるので、行った方はどうぞ、その語りも聴いてみてくださいね。

お姑さんとお嫁さんの、お嫁入の時の花嫁のれんが二枚ならんでるお店や、江戸時代、明治、大正、昭和ののれんや、お婿さんが婿入りする時にもってきた「男のれん」、、、一枚一枚に様々なものがたりがあります。


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2013年5月 1日 (水)

センス・オブ・ワンダーの図書館をさがしに

先週の紅茶の時間。夜行バスにのってはるばる埼玉からお初のひとがみえた。

古本屋さんで見つけたという『きもちは、言葉をさがしている』の本、タイトルと表紙にひかれて。
そしてその本を読んだらどうしても自分の目でたしかめたくなって、とのこと。

行きたい、といったらおつれあいさんに、それ、どういうとこ?お金がいるの?予約いるの?といくつも質問されたそうだ。
そうだよねえ、紅茶ってこれといって特別なことは何にもしてないとこなので、ひとことで説明するってとてもむずかしい。

彼女が特に関心をもったのは、本に登場した津幡の「センス・オブ・ワンダーの図書館」。
残念ながらその図書館は今はもうないけど、館長さんだった人は親しい友だちだよ、と、元館長のさっちゃんにその場で電話して、紅茶に来てもらった。

さっちゃんは埼玉からのお客さんを、今の津幡図書館に連れていってくれて、たっぷり一時間もゆっくりと見て行かれたそうだ。きっともともと図書館や本が大好きな方なんだろう、とてもよろこんで帰られたとのこと。

吉野桜ツアーといい、図書館ツアーといい、紅茶には名ガイドさんがたくさんいるね。

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葉桜の次は、桃の花。真向かいのおうちで今、まっさかり。
庭のリュウキンカと、濃いピンクの桃の花が共演してる光景。
今日の紅茶には、愛知から酒井くんがやってくる予定。

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