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2013年7月23日 (火)

176、970の希望

北陸中日新聞、7月23日のコラム「中日春秋」(東京新聞では「筆洗」というコラム)で、
緑の党の三宅洋平さんのこと、こんなふうに。       
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2013072302000102.html

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参院選比例代表の当選者は四十八人。その真ん中ぐらいの票を集めながら落選した候補者がいる。緑の党から立候補したアーティストの三宅洋平さんだ。獲得した十七万六千九百七十票は比例代表の落選者の中では最多だった

▼みんなの党の川田龍平さんや自民党の渡辺美樹さんら知名度のある候補者を上回る票を得ながら、当選を果たせなかったのは、緑の党全体の得票が少なかったためだが、三宅さん独特の選挙活動は若い世代を中心に日を追うごとに支持が広がった

▼東京選挙区で当選した山本太郎さんと共闘しながら、「選挙フェス」と称する街頭ライブを全国各地で展開。原発やTPP、改憲に反対するメッセージを熱っぽく訴えた

▼その動画はツイッターやフェイスブックなどを通じて爆発的に広がった。最終日夜の東京・渋谷駅前は、ツイッターなどを通じて知った大勢の若者で埋め尽くされていた。インターネットを使った選挙運動は参院選から解禁となったが、大きな効果があった例だろう

▼「負けた気はしない。十数万人の票というのは、質量が重い。三年後の参議院選をめざす。これから千日間で世の中を変えましょう。選挙、面白くてやめられないぜ!」と三宅さん

▼自民党の圧勝の裏に、選挙に無関心だった若い世代をネットでつなげ、社会を変えてゆこうとする新しい運動の芽吹きが見えてきた。

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同じ日の夜、拡大判NHK「クローズアップ現代」のテーマは、「検証ネット選挙」。

自民党は50人からなる「ネットメディア局」をつくり、ツイッターにかきこまれるキーワードを逐一、分析しては、各地の候補者に伝え、こう言った方がいい、こういう言い方はしないほうがいい、と、指導していた。
観察映画「選挙」と同じだなあ、もちろんまだネット分析による指導なんてない時代だったけども。

大手広告代理店もはいっての(これも昔からだったね)、まさに政治のマーケティング。

番組は、ネットを活かした候補者として3人を紹介。その一人が三宅洋平さんだった。
でも彼は他の二人とは、まったくちがっていたよ。

17日間、全国各地で展開された彼の選挙フェス。
バーチャル空間から有権者に語るのではなく、そこに生身の彼がいて、等身大の言葉で語る、ということ。

「オレが一人でやるんじゃないよね、オレを押しだしたみんながやること」

ってくりかえし言ってた。
そういう彼に共感した人たちが、個々に、勝手に、自分のスマホに撮っては、次々youtubeにアップしていったんだ。
おかげで私も、その空気感ごと、彼のメッセージのおすそわけをもらえたというわけ。

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山本太郎さんが12月の衆院選で得た票は7万、今回の選挙では約68万票。
はじめて選挙に出た三宅洋平さんの17万は、だからちっともちっとも軽くない。

自民のあまりの大勝に凹みはしても、やっぱり希望を見つけて、育てて行くこと。
一人ひとりが自分のあたまで考え、行動すること。
これまで以上に、ね。

写真は、去年買った、電力「えっ?足りてたの?」Tシャツ 。

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同じ23日、東京新聞の社説は、「山本太郎氏当選 「脱原発」求めるうねり」でした。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013072302000131.html

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