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2013年8月12日 (月)

シュウダンテキジエイケン

110403_ 石川県に9条の会ができて、その第一回の講師にお呼びした方が、小森陽一さんだった。
大江健三郎さんや澤地久枝さん、今はなき小田実さん、井上ひさしさんたちがつくられた九条の会の、小森さんは事務局長さんだ。

その時のお話で、
憲法を守らねばならないのは私たちか、国か、という質問をされたこと。
憲法は、国という権力を縛るためにあるもの。
そして、9条があるかぎり、集団的自衛権を行使できない。
と言われたのを、今でもはっきりおぼえている。

自分の国が攻撃されていなくても、同盟国が攻撃されたら、または攻撃されそうになったら、軍を出して一緒になってたたかう。
それが集団的自衛権。

同盟国が、イラクから攻撃されそうだ、ということを理由に(それはあとから嘘だってわかったんだけども)イラク戦争をはじめて、アメリカの同盟国であるイギリスは一緒に闘った。
ドイツは断って、自国の軍をださなかった。

日本はイラクに自衛隊を出したけれど、行先を、小泉さんがしつこいくらいに「非戦闘地域に限る」と言いはったのは、そこに9条の縛りがあったため。
(それでも、イラクへの自衛隊派遣は憲法違反だ、と訴訟がおき、イラク派遣は9条違反、という判決が出された)

あの小泉さんすら、中曽根さんすら、9条を意識せざるを得なかったくらい、自衛隊を海外に出したいひとたちにとって、9条は邪魔な存在。

安倍さんはおそろしい人だ。その9条を変えることなく、法律を変えて、集団的自衛権をつかえるようにしようと、今が今、してる。

選挙の前までは、たしか、96条を変えよう、といってたはずだ。
憲法を変える決まりの96条を変える、それから9条を変えよう、としてた。
そのやり方には、改憲したいと思ってる人たちからも、反対意見がずいぶん出てた。

選挙後の今、96条のことは言わずに、9条にふれずに、法律を手直しして、自衛隊を海外に出せるようにしようとしてる。

憲法は国の最高法規。それを無視して、自衛隊の海外派遣を可能にする道をつくるなんて、それこそ、憲法違反!って私は思う。

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アレン・ネルソンさんの言葉を、今はっきりと思い出すよ。
「あなたたちが戦争を知らないのは、9条があるからです。
ベトナム戦争にあなたのお父さんやお兄さんが行かされずにすんだのは、9条のおかげなのです」
と、ベトナム帰還兵のネルソンさんは、日本のこどもたちに語り続けた。

ネルソンさんが遺したメッセージのいっぱいはいったDVD、紅茶にあります。
また一緒に観ましょう。

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