大阪へ出前〜あなたからあなたへのメッセージ
3日朝、ムロママに貴志駅までおくってもらって、たま電車で和歌山駅へ。
4年ぶりに見たら、駅舎そのものも猫になってた!そう、この駅はたま駅長のいる駅なのでした。
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今回の出前でもっとも参加人数の多いのが、大阪の出前、「ほめ言葉のシャワー 〜あなたからあなたへのメッセージ」。
小中学校の先生たちが忙しい時間をやりくりして集まってくださる。
話すことの芯の部分は、テーマが同じなら、ほかの場所での語りと、おそらくそうは変わらない。
でも、先生たちにお話しする時は、
一つ一つのエピソードが学校とかけ離れすぎないこと、
「ほめ言葉」をほめて伸ばす道具として私は意味していないこと、
そして何より、doの土台としてbeがあることを、
とくに心して語りたいなって思った。
なので、話の順序や構成を、いつも以上に吟味した。
どうしたって点数ではかられることがメインにならざるを得ない、学校という現場に居る方達にむかって、beのかけがえのなさを、誤解なく伝わるように伝えることは、きっとたやすくない。
先生に向けての話でありながら、最終的にはそれをこえて、お一人ひとりに語りかけるきもちに、誰より私自身がなれますように、私が身の丈で語れますように。
そういうことをずっと願って、壇の上に立ったら、ふしぎときもちがおちついて、ゆっくりと話しだせた。
お約束の1時間15分、♪ほかの誰とも、までいれてきっちり時間通り。
参加予定を大幅にこえる、760人の先生が聴いてくださった、と後から知ってびっくり。
担当のお二人の先生と、7月にうちあわせかねて梅田のカフェでお話できてたことも、大きな安心材料だったことに感謝。お二人とも満面の笑み。
分厚い感想の束をざっと見せていただく。
私の伝えたかった「beは、doの土台」が、予想以上にまっすぐ先生たちに伝わっていたこと、一人のひととして私の話をうけとめた方が多かったこと、が感想文からじんじんわかって、それこそ、いっちゃんうれしい、私への言葉の花束です。
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14と4と760、数では決してはかれない、一つ一つの場の、なんと濃く、ニ度とできない一期一会なこと。
そう思うと、語りにでかけることもまた、私の貴重な学校なんだなあ。
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