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2013年9月25日 (水)

里山資本主義のひと

130921__7 いんのしまいさんちの朝ご飯は、私のリクエストにこたえて、毎日こんなふうでした。

春にとれたお庭の苺を凍らしておいて、それをミルクと一緒にミキサーにかけると、たちまち特製スムージーのできあがり。
イチジクもいんのしまいさんち製。
梨だけ、農園をしてる紅茶仲間がもってきてくれた梨の、石川からのおすそわけ。

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今回の旅は、心身ともに楽させてもらえた、ご褒美のような旅。

思えば9月はじめの旅は、まだ暑さも厳しい中、移動日と出前紅茶、同じ日が続いたこともあって、日ごろ燃費のよさを自認する私も、さすがにちと疲れたかな。130921__8

今回は移動の日を、めずらしく二日もとれたこと。島から島への行き来は、いんのしまいさんにすっかり甘えたことで、からだがほんとにゆっくりできた。

朝ご飯と夕ご飯どき、ご夫婦とのなにげない会話を楽しみ、出前紅茶のふりかえりもし、お風呂にはいって、早寝・早起き。

何より、へんにお客様あつかいされないことの、ここちよさ。
出前と出前の間には、一時間だけごろんとさせてもらうね、といってうたた寝も遠慮せずにできるような。

いんのしまいさんと、こんな関係性をつくれたこともまた、とってもうれしいこと。

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石川に帰る日。因島から福山まで、直行なら一時間もかからないところ、いんのしまいさんはわざわざすてきな寄り道計画をたててくれてた。

130922_ 庄原市吉舎町辻の彼岸花が、お彼岸にあわせたように、ちょうど満開!真っ赤な絨毯。

これだけの群生はなかなか他では見れないのだって。

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お昼ごはんは、いんのしまいさんの知り合いで庄原市総領にお住まいの、和田さんちで、手間ひまかけた山菜懐石(快席、という字をあてるらしい)をいただいた。

130922__3 さくらだけ、いたどり、あざみの葉脈、わらびのピクルス、ひめだけ、などなど、はじめて味わう里山のごちそう。

栗の渋皮煮も、薪で炊いた栗ごはんも、絶品。
裏山でひろってきた木の枝を数本、手作りのエコストーブにくべると、おいしいお釜ごはんがほんの20分で炊けるという。

家のあるじの和田芳治さんは、『里山資本主義ー日本経済は「安心の原理」で動く』(藻谷浩介+NHK広島取材班・角川書店)という本にも登場されてる、里山の豊かさを身をもって実践してるひと。

過疎を逆手にとって、逆手塾を開き、里山でなら、電気使い放題でない、心が豊かになれる暮らしができることを、エコストーブ作り講習会や、そのストーブをつかっての里山の幸のおいしい食べ方などなど、あの手この手で楽しくひろめてる。

70歳の和田さん、すっごくお元気で、ずっとしゃべりっぱなしでお話にとどめがないので、時々おつれあいの和子さんが、「さめますからお熱いうちにどうぞ。気にしないでいいですから、どんどん召し上がっててください」と合いの手をいれてくださる。

里山への和田さんの熱い情熱、はんぱじゃないよ。
和田さんへは、私の名刺がわりに、「いのちの未来と原発と」の冊子をお送りすることにしようっと。

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家にもどって来てから「エコストーブ」で検索したら、当の和田さんがそのストーブでご飯を炊く講習会してる一場面が見つかった。

ほんの数分の動画なので、興味ある方、ちょっと見てみてくださいな。こんなストーブです。
        ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yugeru_fish/29835357.html

こちらは、4年前のテレビ朝日「人生の楽園」に和田さんご夫婦が出た時のあらすじ。
里山快席、和食処「和み亭」の話を中心に。
             ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/contents/past/0031/


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