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2013年10月24日 (木)

岩手のおおはざまへ

秋田への旅のなかに、今回は岩手への旅の計画もあった。
花巻の大迫(おおはざま)という町に住む、ゆうこさんに逢いにいく旅。

去年4月のクッキングハウスのおはなし会ではじめてあって、その翌月、秋田でみどりさんが企画してくれた、陽だまりサロンでのちいさな出前紅茶に、岩手から参加したゆうこさん。
今年1月、ちょうど私の母の51回目のいのちの日に、津幡のわが家を訪ねてくれたゆうこさん。

はじめは一人で行くつもりをしていたら、みどりさんが、花巻までは家族でよく行ってるから、と車で連れて行ってくれることに。

大迫の町で、おうちのお菓子屋さんのお店を手伝っているゆうこさん。
店先にちょこんと、本をおいてくださっている。131020_

胡麻の風味がこうばしくて、さらっとしたあんこの味が上品な、「峰の山河」。上新粉のおもちにくるみがはいった「切りせんしょ」。栗がまるごとはいってる栗団子、などなど、買い物もふくめて、お土産のお菓子をいっぱいただく。

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ゆうこさんと、親しいおともだち2人と、秋田のみどりさんと私で、近くのレストランでランチ。
その時間がそのまま、紅茶の時間inおおはざま、のようでした。

どんなひとにも、どんな家族にも、悩みや問題があって、それをゼロにはできないのだよねえ。

だけども、自分が聴かれることで、語りあうことで、時にはひとの意見をとりいれることで、ちょこっとでも今の見方とちがうとらえ方ができる、ってこともあるかもしれない。

不安も問題も悩みも、なくそうとすればするほど、どんどんおっきくなっていくものだから。
問題は、あってあたりまえ。それはそれとして、自分のできること、それも今の自分にとって一番ハードルの低いことで、何かできそうなことはないだろうか、と探すこと。

それはそれとして、今できることを、というのは、クッキングハウスの心の健康講座でいつもいつも、マッシーこと増野先生がおっしゃることだけれども。

生きてくってことは、毎日そんなことのくりかえしなのかもしれないねえ。

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秋田と岩手、行き帰りなんと5時間の旅。それを軽々と、よく行くドライブコースだから、といえちゃうみどりさんもすごい。

車の中は、まさに、うごく紅茶の時間でした。

たとえば、まいまいこれくしょんで質問にでた、私の声のことについて。
声の質はどうしようもないことだけど、昔とはたぶんちがう、声の出し方、語り方をしてる自分がいること。

それに気づかせてくれたのは、シュタイナー教育にたずさわってる仲正雄さん、という方だったろうし、声を出すことや歌うということに関しては、スーザン・オズボーンさんからいっぱい気づきをもらったなあと思う。

問われて、応える。私の出した言葉の中から、みどりさんが何かひろって語る。その言葉から引き出されたきもちを、私もまた語る。
そうやってキャッチボールがつづいていく。
5時間ドライブは、そんなきもちのよいキャッチボールの連続だったなあ。

秋田のふりかえり、藤里町で感じたこと、互いの家族の話、「ほかの誰とも」の歌のことからはじまって、憲法の話まで。

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遠いはずの秋田も、岩手も、青森も、そこに住む人たちのことを想うと、どんどん近くなる。
今回の旅もまた。

秋田で出逢ってくれた人たち、出前紅茶を準備してくださった人たち、本当にありがとう。













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