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2013年12月18日 (水)

ことばを感じる・ことばを紡ぐ

121216_ 12月14日、北陸学院大学での公開授業。細川律子さんとのコラボで。

はじめの15分くらい、2人のかけあいトークで、出逢いとつながりのお話。

2人の出逢いは、ちょうど30年前。正確にいうと、紅茶の時間のはじまるひと月前。

石川子ども文庫連絡会の発足の日、会場になった県立図書館のお部屋に、「紅茶の時間、はじめます」という手描きのちらしを持って行って、そこで律子さんに逢えたのだった。

紅茶のスタイルは、実は、家庭子ども文庫からヒントを得て、はじまったもの。一週間に一回だけ、そのひとのおうちが地域にひらかれる、こんなのっていいなあ、って単純に思ったのがきっかけ。

文庫は、絵本と子どもが主役。
紅茶は、絵本は当時ほとんどなくて、赤ちゃんとお母さんが主役の、かたりあう場としてはじまったのだ。

律子さんは、文庫連(当時、律子さんが代表をされてた)やおはなし会の用事で金沢にでてくることがあると、その帰り道、そのころは大手町でしていた紅茶の時間によく寄り道してくれたものだ。
そして、赤ちゃんだらけの紅茶で、絵本を読んでくれたり、昔話を語ってくれたりした。

30年前は、まだ、子育てサークルとか、子育て支援、という言葉は聞かれなかった。
そんな時代に、紅茶は、律子さんみたいな子育て先輩お母さんたちがきてくれることで、いろんな年齢層の親たちがあつまって、縦割りの、親子ともども未満児保育園みたいにして育っていった。

27年前、紅茶で、国家秘密法案の勉強会ひらいたり、反対集会したりしたときも、チェルノブイリ原発事故のあと、原発の勉強会や脱原発のかざぐるまフレンドシップキルトを縫いだしたときも、律子さんはずっと仲間でいてくれて、そして今も、大切な仲間の一人。

ぶどう狩りおはなし会は、今年で29年目。そこで毎年、律子さんはすいとんをつくり、戦争や平和に関する絵本や紙芝居をよんでくれる。

毎年、同じことをしているようにみえるけど、そういうくり返しがなければ、からだにはしみこんでいかないことを、律子さんはよく知っているんだ。

紅茶での宮沢賢治さんの時間は、津幡にうつってからだから、21年目。

そもそも、律子さんが、賢治さんの作品を読み出したきっかけも、ある年のぶどう狩りおはなし会に参加した紅茶仲間の安宅さんが、「あなたのその岩手の言葉で、賢治の童話を読んでくれませんか」からはじまったことだった。

今では、律子さんの、天からのおしごとのように大事なしごと。

いっつも一緒に行動してるわけじゃないけど、いのちの未来にかかわること、平和をおびやかすこと、に関してはいつも顔をあげて、静かな声で意思表示している律子さんの存在が、私にいつも勇気をくれているし、私もそういう律子さんに支えられてるな、って感じる。

そんなこと語り合いながら、余計にそう思った。

                ******

律子さんのこの日の朗読は「けんじゅう公園林」と「雨ニモ負ケズ」。
朗読の前には、賢治さんの言葉の重み、深さについても語り。

私は、紅茶の時間という場の持つ意味、言葉のもつちから、beがdoの土台、という話+ほめ言葉のシャワーのワークショップ+13条のうた。

階段教室には、古くからの紅茶仲間や、金森俊朗さん、21年前に娘が通ってた小学校の保健室におられたK先生のお顔も。

この日の司会役で、私たちのコラボ企画をたててくれたJさんに、あらためて感謝。

Photo_3


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律子さんのはまなす文庫のブログにも、この日の様子がupされてた。
北陸学院のきれいなクリスマスツリーの写真も載ってるよ。
http://ameblo.jp/hamanasubunko/
たしかその翌日、律子さんは川越の、絵本カフェにおはなし会に行く由。
律子さんのおはなしも、賢治さんの朗読も、もう全国版だね。


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