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2014年5月30日 (金)

栴檀のとき。マガのとき。

藤の花のときが終わると、次は栴檀の花の番。
わが家のいまやシンボルツリーにもなった栴檀の大きな木。
そのてっぺんに、うっすらピンク紫の雲のように、花が咲いている。

栴檀の花の、はじまりのときが毎年、紅茶の看板猫だったマーガリンの、いのちの日。

Photo_3 マガが空の猫になって5年経った今年は、ちょうどその日が、水曜にかさなっていて。Photo_2

おとといの紅茶の日、富山の若いひとが、マガちゃんにおそなえもの、といって、自分で焼いたクッキーを持ってきてマガの写真の前におそなえしてくれた。

そうやって家族以外のひとにも覚えてもらって、しあわせな子だね、マーガリン。

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犬の翔ちゃんも、しあわせな子にちがいない。
亡くなって今年で7年になるけど、赤ちゃんのときから紅茶にきてた女の子が、いまだに紅茶にくるたび、「翔ちゃんへ」とかいたカードをそえて、クッキー一枚、ビスケット一枚の、おそなえものをそっとおいてくれている。

Photo_4

家族はそうやっていつまでも居るね。こころんなかに。





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裁判長さんにハガキを出そう!

Photo 大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟で、裁判長さんがはっきりと、いのちは電気や経済よりも重いのだ、と判決文に書いてくださったこと。とびあがってよろこびました、テレビの前でしたけど。

その裁判長さんに、感謝&激励&応援&エールのお手紙を出そう、という呼びかけ文が、東京の友人からとどきました。

私も出します!はがきのほうが、目立って、すぐに読めて、いいかも。
裁判所のポストに山のように、樋口裁判長あての感謝状や激励ハガキが全国からとどくことを、想像しながら、とびきりすてきなハガキで出そうっと。

宛先は、樋口英明さま 
〒910-0019 福井県福井市春山1-1-1福井地方裁判所民事部

*********140531_

すばらしい判決理由のあらすじを、ここにもう一度記しておきますね。

・生存を基礎とする人格権が最高の価値を持つ
・原子力発電所の稼働の自由は憲法上の人格権の中核部分より劣位に置かれるべき

地震・安全策・使用済み核燃料などの問題に触れ、最後に

・(発電コスト増による国富流出について)「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして
生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失」と。

******ご参考までに、5月29日のテレ朝、モーニングバードのそもそも総研。

大飯判決の意味について、くわしく。小出さんのうれしそうなお顔も!

http://www.dailymotion.com/video/x1xfqss_

モーニングバード-20140529-大飯原発再稼働差し止め判決-hd-2_news


               

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小杉で、小森陽一さんのお話

5月15日の会見では、こんなこと、すこしも言ってなかったぞ!
やっぱり集団的「自衛」権じゃなくて、「他衛」権といわなくっちゃ、って私は思う。
   ↓
安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、他国を武力で守る集団的自衛権の行使が認められた場合、自衛隊を中東・ペルシャ湾のホルムズ海峡へ派遣することを想定している、と明らかにした。
首相は日本から遠く離れた地域へも自衛隊を派遣する可能性を示し、米国以外の国を守る考えにも踏み込んだ。

国会での集団的たえいけん行使をめぐる討論がはじまって、テレビを注視してた。
その中で、自衛隊を送るよ、どこまでも、と。さらに、アメリカ以外の国も守るんだ、紛争にも関わるんだ、という主旨のことを安倍さんが。

*******

6月1日。9条平和小杉の会7周年記念で、小森陽一さんの講演会があります。
2:00〜4:00 @富山県射水市 小杉文化ホールのラポール
参加費 1000円

小森さんは10年前にできた「9条の会」の事務局長さん。
そして、いしかわ9条ネットの会の発足集会で、とてもわかりやすく憲法をお話してくださった方。

私が、憲法と法律の違いをきちんと認識できたのは、そのころからだったかもしれません。

その時に、「では、9条があるかぎり、集団的自衛権は認められないのですか」と質問させてもらったこと、今もはっきりとおぼえています。

その9条を壊そうとしてる今の憲法解釈の危険性を、この日、またちゃんとこの目でたしかめてこなくちゃ。

いしかわ9条ネットの大型リーフレットも、もちろんもっていって、小森さんにじかにお渡ししてくるつもりです。
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2014年5月27日 (火)

解釈変更で、憲法の中味をかえてはいけません

北海道のともだちから送られて来たメール。

私も早速ネット署名しました、すごい勢いで賛同署名がリアルタイムでふえていってます。

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日本国内閣総理大臣 安倍晋三氏へ: 閣議決定による憲法解釈変更は絶対に認めない

http://www.avaaz.org/jp/petition/petition_537ae73e1c8ad/?bVbzihb&v=40185

安倍政権は、集団的自衛権の行使容認という、過去60年以上にわたって行われてきた
憲法解釈の変更を閣議決定で行う最終段階に入ろうとしています。良識ある市民、学者
研究者から見れば、この行為はまさしく民主主義の放棄に他なりません。

  三権分立原則という義務教育の中でも徹底されているはずのことが、行政権力の
長によっていとも簡単に覆されようとしているのです。本来であれば、最終憲法解
釈は憲法裁判所が担うところを日本の場合は最高裁判所がその役を兼務する構造に
なっています。しかし現政権は司法府の権限であるべき最終憲法解釈まで、行政府
の長が行うものと豪語しているのです。なぜなら自分は国民の信託を受けているから
と。ならば解散総選挙を行って真に国民の総意を問うのかというわけではなく、
または国会という国権の最高機関で審議を行うでもなく、過去の裁判例をむりに
ねじ曲げて最高裁判所の権威を愚弄し、「ひっそりと静かに」内閣という行政部
内のみで決定してしまおうというのです。このような三権分立の否定は、民主主
義を蹂躙するものに他なりません。

 なによりもその決定しようとしている事項は、戦後67年にわたって日本が平和
であり続け経済的繁栄を享受できたその礎にあったルールに関わるものです。

  集団的自衛権自体については様々な意見があるでしょう。ですが、私が皆さんに
訴えたいのは、この手続きは間違っている、このやり方は私たちが20世紀前半の
過ちを忘れて繰り返していることなのだということです。ですから、この訴えは
あくまでも閣議決定で憲法解釈の変更は絶対にしてはならない点を主眼としてい
ます。国民として、市民として、あの時何もしなかったから、日本は民主主義国
家ではなくなってしまったということにならないよう、どうか、閣議決定による
集団的自衛権行使容認という憲法解釈変更に反対する署名をお願いします。

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14年目の川越紅茶

140527_ 写真は、今年はじめて今日咲いた、ニコチアナの花。

10周年の時から毎年、誕生月6月の川越紅茶は、いつものジュンコさんちから場所を移して、遠くのひと、近くのひとたちが、その年どしの会場で一堂につどい、出逢いと再会をし、ともに創る時間をわけあっています。

ことしは、6月28日(土)
テーマは、「“大切”をみつめて」

10:00〜4:00 @川越西文化会館 和室
参加費800円 要予約 
持ち物などはお申し込みの際、ジュンコさんからきいてね。
tel: 049−232−6357 金子さんまで。

午前中は、私と娘が語る「大切が いったりきたり」を中心に。
お昼は、一品もちよりサンドイッチバイキングのランチタイム
午後は、みんなで創るキモチのもちより「大切」タイム ワークショップ+α

もちろん、13条のうたも聴いてもらいますね。
このうたを通して、何かを/誰かを/あなたを/わたしを、大切にする、ってどういうことだろう?と、みんなで考えあい、語りあえたらいいな、と思っています。

いつもの出前よりも、川越紅茶は長丁場。
それでも毎年、あっという間に時間がたちます。
聴いて、しゃべって、出逢って、笑って、おいしくたべて、わけあって、という時間です。
もちろん、お時間ない方は居られる時間だけでも。

同じ会場で、ひととモノの交流の場、恒例の紅茶shoppe(この綴りには、ふうがわりなお店、という意味もあり)もひらかれます。

私も、紅茶ブランド!の商品、というか、小品(笑)をだすつもり、お楽しみに。


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6月のおしらせ 京都と、津幡で

140519_ 出前紅茶のおしらせです。

写真の花は、玄関先にこの春いっぱい咲いた桜草(本名は、プリメラメラコイデス、だったかな?)
ひとつの花の終わり仕事のときは、こんな風に線香花火みたくなるんだね。

6月14日(土)
京都のあゆみ助産院の、のびの会へおはなしに。
テーマは、「自分を大切にする」。
10:00〜12:00 参加費1000円

サコ魔女サンバ、とお呼びしてる大好きなおサンバさんの左古さん。
出逢って17、8年。

その左古さんのひらいてるあゆみ助産院のおへやのフリースペースでは、毎月、いろんなつどいが自主的にひらかれていて、のびの会もそのひとつ。
ここでお話させてもらうのは、これで3度目になります。

自分を大切にする、ってどういうことかな。
あなたにとっての。わたしにとっての。
13条のうたも、ここではお初に歌うよ。

参加のご予約は、tel:075−643−2163のあゆみ助産院まで。

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翌15日は左古さんと京田辺で、ジョイント紅茶。
左古さんと二人で語るのははじめてのこころみ、しかもほっとらいんさんのミニコンサート付き、の三つどもえ、といのみら通信でおしらせしたこともあってか、早々に満員になってしまい、こちらのご案内はできなくてごめんなさい。

ほっとらいんさんの

 なお、関西へは9月にも。9月5日は大阪に出前紅茶。またお知らせしますね。

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6月18日(水)ふつう紅茶内の、とくべつ紅茶の時間で、
浅田さんご夫妻のおはなしを聴く会。

2:00〜5:00 参加費500円 @紅茶の水野宅。
(その前後の紅茶はいつもどおり、1:00〜6:00open)

3年前の3月、福島の田村市都路から金沢に避難してこられた正文さんと真理子さん。
福島第1原発がその年の3月末で40年になるという2011年、ハイロアクションの準備をお仲間たちとすすめてた矢先の、3.11でした。

ご自分たちのことを、原発難民、と呼ぶ浅田さん。

自分たちのような想いをもう二度と誰にも、のお気持ちで、いつも自ら発信し、行動してらっしゃる浅田さんは、原発やピースアクションしてる石川のひとたちと、次々に出逢って、つながって。その出逢いの中に、私もいます。

志賀原発差し止め、大飯原発差し止め(こちらは、先日すばらしい判決がでましたね)の裁判の中でも、原告として陳述されています。
意見陳述の場では、10分、20分、とごくかぎられた時間だったけども、紅茶では、話し足りなかった分も、たっぷりと浅田さんに語っていただこうと思います。

都路での、お二人の暮らしのこと、映像もまじえて。
金沢に住んで3年の、今のおきもち。
今、していること、私たちに伝えたいこと、福島や志賀原発のこと。
私たちに望むこと、などなど。
ティータイムはさんで、後半は、感想、質問のきもちキャッチボールタイムをたっぷりと。

その夜、残れる方は、いっぴんもちより夕ご飯を浅田さんたちとご一緒に。
私もいつもの野菜のおかず、そしていつもの玄米をたきますね。

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2014年5月23日 (金)

藤田祐幸さんの、「今日のように明日もあれ」

「ライオンさん」と親しみこめてお呼びしている藤田ゆうこうさんは、もと慶応大学の先生、そしてチェルノブイリ後からずっと、私の原発の先生。

今は長崎に住む藤田さんに、福岡賢正さんがロングロングインタビューした記事は、毎日新聞西部本社版に一年間連載され、それが今、一冊の本になりました。

140523_

「「修羅」から「地人」へ 物理学者・藤田祐幸の選択」(南方新社)

ちょうど上野に行く前の日にライオンさんからご本が届き、金沢に戻るまでの間に一気に読みました。

藤田さん自身の言葉+福岡さんというすぐれた記者さんのもう一つの目が加わって、より厚みと説得力のある文章となり、何より、読みやすい!すっごくいい本!

日本の原子力行政のみちすじ(あまりにずさんで、姑息で、そして無責任な)が、藤田さんの生きて来た道とだぶりながら、ものすごくはっきりと、みえてきます。

この記者さんもライオンさんに出会って、どんなにうれしかったろうなあ!!

出逢いのきっかけは、3.11の日の夜に「すでにメルトダウンが始まっているのでは」とテレビの全国放送でコメントした物理学者が九州にいるらしい、と聞きつけた福岡さんが、藤田さんに会いに行ったことから。

福島原発事故からはじまり、核と原発、チェルノブイリ、原発ヒバク労働、劣化ウラン弾、それにつづく最後の章は、「宮沢賢治を生きる」と題して、三浦海岸の干潟へと続く森を守った、藤田さんの「ポラーノ村」の物語。

修羅から地人へと、長崎に移り住み、今はそこ、雪浦の地で、地域の人たちとあらたなポラーノの村をつくろうとしている藤田さん。

終わりのページに、こうありました。
         ↓
藤田さんは放射能汚染の現場を訪ね歩くうち、本当に大切なのは進歩でも発展でも成長でもないと痛感したという。
「昨日のように今日があり、今日のように明日がある。それがずっと続いて行くことこそがかけがえのないことであり、平和の本当の意味なんです」

このこと、2011年の6月、藤田さんが紅茶にお話に来てくださった時にも言ってらした。
ずっと原発とむきあってきた藤田さんの、たどりついた哲学だ、と思いました。

今、本で読むと、あの時よりもっとリアルに、まさにすとんと腹におちる言葉でした、今の安倍政権下の日本の状況が、ますますそう思わせてるのかもしれない。

多くの方によんでいただきたく、南方新社さんからまとめて送ってもらいました。
南方さんは、亀山ののこさんの写真集「100人の母たち」や、正木高志さんの「木を植えましょう」も出している出版社さんで、それもなおうれしい。

紅茶本屋でおわけできます。1500円。

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いのちは、電気代より重い。

21日、大飯原発の差し止め訴訟。ほんとにすばらしい判決内容と文、でした。

人格権を、ここまではっきりと判決文に記した裁判長。
いのちは電気より、経済より、重いのだ、と。

生存権、いのちを尊重せよ、と国に対して言っている憲法にてらしあわせての、判決文。
安倍さんが13条をひきあいにだして、集団的自衛権(って言いたくない、集団的他衛権と、私は言うぞ)行使の必要性をいうのと180度ちがう、憲法の正しい使い方!

原告の一人であり、意見陳述もし、福井に傍聴にも行かれた浅田正文さんが、とても簡潔に判決の要旨を、このように。

   ↓

判決理由を
・生存を基礎とする人格権が最高の価値を持つ

・原子力発電所の稼働の自由は憲法上の人格権の中核部分より劣位に置かれるべき
を骨子として、地震・安全策・使用済み核燃料などの問題に触れ、

最後に
・(発電コスト増による国富流出について)「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして
生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失」と。

*******

「国富(こくふ)」という、私には聞き慣れない単語だったけど、それの意味するところが、地に足をつけて暮らし続けて行くことのできること、それを取り戻すことのできないことこそが国冨の喪失なのだ、というあたり、まさに3.11前に浅田さんたちが営まれていた福島での豊かな暮し、のことがかさなります。

その浅田さんご夫妻を紅茶にお招きして、
6月18日(水)におはなし会をひらきます。
2:00〜5:00 @紅茶の時間 水野宅 参加費500円
どうぞどなたでも。

志賀原発差し止め裁判と大飯の裁判の両方で、時間制限のある中で陳述されたことを、どうかもっとたっぷり、紅茶で、語ってくださいね!とお願いしてあります。

*******

地裁での判決を不服として、関西電力は翌22日に控訴。こんどの裁判の舞台は名古屋高裁金沢支部、となります。みんなで金沢裁判所に傍聴に行きましょうね。

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2014年5月21日 (水)

15日に連発された「命」

15日の首相会見。
その場にいた朝日新聞社説担当の高橋純子記者が、「社説 余滴」で、「1分半に一度かけられる命」と題して、このように。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=413681118771506&set=a.131295493676738.24948.100003888650246&type=1&theater

計21回、一分35秒に一回。15日の会見で安倍首相が国民の「命」を「守る」と言った回数のこと。
首相の「命を守る」の裏側には、自分ではない誰かの「命をかける」がはりついている、と書く。

問われているのは、9条の歯止めを外して、日本を「戦争する国」にするのか、その歯止めを、閣議決定による政府の憲法解釈変更ではずしていいのか、ということ。

それを、「お父さんお母さんおじいさんおばあさん、子どもたちを守れなくていいのか」、だから解釈をへんこうしなければ、と持って行こうとする。これを高橋さんは、レトリックでなくてトリックだ、と書いている。

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15日夜の報道ステーションで、安保法制懇メンバーの岡崎氏の映像も見て、こういう人がメンバーの一員であって、あの報告書がつくられたのだ、とぞっとしました。
たった4コマですが見れたら見てください。

Q:メンバーはほぼ全員、容認の立場→「そりゃそうです」

Q:国民から反対意見も→「それは誰が言っているのですか」

Q:(仮に)総理大臣が間違ったということは→「選んだ国民が悪い」

Q:行使によって戦争に発展するかもしれない→「ありますね、国家の命運に関しますから」

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=413255745480710&set=a.131295493676738.24948.100003888650246&type=1&theater

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安倍さんの会見を見ていた、もと防衛省の柳澤協二さんは「お父さんお母さん、、と情に訴えられると打ち消すのがむずかしいが、でも、ふっと考えてみると、これが一番、集団的自衛権の行使がいらないケースだと気づいた」と。

柳沢さんはあのパネルのことを、国民受けするシンボルによって世論を操作誘導している、と。

柳沢さんのお話の要旨をIWJから。

   ↓

安倍総理は15日、安保法制懇の報告書を受け取った直後に記者会見し、集団的自衛権を行使すべき事例を挙げた。あるパネルには、不安げな表情を浮かべ、紛争国から米国艦で逃れようとする母子の絵が書かれていた。

 これを用いた安倍総理は、「お父さんやお母さんやおじいさんやおばあさん、子どもたちかもしれない。彼らが乗っている米国の船をいま、私たちは守ることができない」と述べ、集団的自衛権の行使の必要性を訴えた。

 「やられたな、と思った。国民の情に訴える絵を使った」
「イメージ操作をし、国民世論を誘導していくというポピュリズム政治だ」
「感情に訴えられると、打ち消していくのが難しい」

 この日、メインの発言者として招かれた柳澤氏は、理論をよそに、国民感情に訴える安倍総理の手法を批判。
その上で、「ふと考えると、これが一番、集団的自衛権がいらないケースだと気付いた」と柳澤氏は述べ、「もし朝鮮半島で有事があって、日本人などの民間人をどのように避難させるかは、官邸にいる時も考え、悩んだ」と、内閣官房副長官補時代の経験をもとに、次のように分析した。

 「前提として、軍事専門家の99%は北朝鮮がそんな戦争をやる能力がないという認識だが、仮にあったとして、北朝鮮の軍隊が動いたら、燃料を集め、弾薬を補給して、準備をする。こうした動きがあれば、こちらにも必ずわかる。

 そうなれば、外務省から『不要不急の渡航は控えてくれ』といった勧告が出て、そして退避勧告が出る。民間のエアラインが飛んでいる間に引き上げるのが普通。戦争になれば、民間人が邪魔にもなる。軍事的観点からも引き上げさせるだろう。大使館員や領事館員などは最後まで残るが、その数は極めて限定される」

 また、柳澤氏は「本当に米輸送艦を防護し、邦人を守らなければいけない状況であれば、無理矢理運ばず、まずは安全なところに避難していただき、ある程度落ち着いてから運ぶのが鉄則。何がなんでも自衛隊が守らなければいけない状態になれば、それは官邸の大失態だ」と続ける。

 さらに、「戦争が始まったときの軍艦に、民間人を載せるスペースさえない」と述べ、現実的な視点から、安倍総理の想定する事態が非現実的であることを批判。「集団的自衛権が行使できなければ国民を守れないというなら、それは憲法の怠慢でなく、政府の怠慢だ」と非難した。

*****IWJからここまで。

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2014年5月19日 (月)

21日、ちいさなひとたちのためのおはなし会

140510_ あさって21日の紅茶の時間は、5月の紅茶恒例、はまなす文庫の細川律子さんをお迎えして、「ちいさなひとたちのためのおはなし会」が3:45から。

てあそびやわらべ歌、絵本やむかしばなしなど、こ一時間のおはなし会。ことしで22年目。
@紅茶の水野宅。 tel:0762−288−6092   

毎年、近所のおおしろだい小学校校下の学童、もりもり学童クラブの子どもたちがやってきます。
かつてちいさかった、今はおおきなひともどうぞいらしてくださいな。参加費はいりません。 

おはなし会の前後の時間、1:00〜6:00まで、ふつう紅茶はいつもどおりにあいてます。

明日は石川子ども文庫連絡会のお仲間たちも、おはなし会をききにみえるようです。

紅茶の玄関先では今、ミヤコワスレが満開です。

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2014年5月16日 (金)

声をとどけよう

明日、あ、もう今日だ、のNHKスペシャルで集団的自衛権特集、意見募集中。
早速書いて送りました。

首相の記者会見。行使容認の具体例として、へんに情にうったえる言い方ばかりしてるのがいやでした。
はっきりと、日本は戦争のできる国になるのです、と国民にむかって堂々というべき。

オリンピック招致の時にあれだけの嘘を堂々とついた人の言葉、戦争は断じてありません、日本の平和主義はかわりません、が、真逆の意味に聴こえました。

明日のNHKスペシャル ご意見募集
https://www.nhk.or.jp/special/boshu/jieiken/index.html

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2014年5月15日 (木)

よっこさんの絵の世界。

12日は、稲城市立中央図書館でひらかれた、「なかのよしこの世界展」の最終日。上野の大行進が前日にあったおかげで、私も見に行くことができました。

よっこさんの絵は40数年前から、ノンノやLeeといった雑誌でよく見ていたけど、過去から現在に至るまでの絵を一堂に見るのははじめて。

やわらかい線や独特の色使い。たっぷりとよっこさんの世界にひたりました。お誘いしたクッキングハウスの松浦さんとも一緒に。         

140512__4 ボローニャの賞をとった作品や、

絵本「little story」の中の一枚や、140512__5

天使がお洗濯した雲をお日様にほしているところの一枚や。

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稲城の図書館ではたらきながら、よっこさんは子どもたちの絵本づくりの指導をずっと続けてきた。
会場には、よっこさんの絵本教室に参加した子どもたちの、おそらく宝ものになってるだろうてづくり絵本も、いっぱい並べられてた。こういうのって、大事なおしごとだねえ。

今回の企画の仕掛人である、稲城の画家さんや,長年、稲城で社会教育にかかわってきたおともだちが、せっかくだから、と図書館の小部屋を用意してくださり、その方たちも松浦さんも一緒に、よっこさんとゆっくり、こ一時間もお話。

おかげで、よっこさんが近年、平和の本づくりにも関わってること、今回はじめて知ることができました。

小田急沿線の登戸に、戦時中、秘密の研究所があって、それをずっと調べてこられた先生の調査資料をもとに、「登戸研究所」という絵本づくりの計画が生まれたこと。

その絵本の挿絵を、よっこさんが描いている。絵を描いて、と依頼をしたのが、今回のよっこさん展仕掛人の方たち、というわけ。

「登戸研究所」というその絵本は、子どもにもわかりやすいつくりになっていて、その見本も会場におかれていた。近々、絵本に仕上がる予定だという。
これもまた、よっこさんの、とっても貴重なしごとだね。

        ****

ところで、よっこさんと私が出会った最初のきっかけは一体何だったっけ?

同じ質問を、2日前、よっこさんの絵を見にきた娘がしていたので、私が尋ねた時にはよっこさんはすでに記憶の糸をたぐりよせていた。

45年ほど前、当時、新宿にあったブティックひよしや、という森英恵さんのお店で、よっこさんが、私のはじめてのちいさな詩集「☆のおしゃべり」を見つけてくれたことが、ご縁のはじまり。

そのころ、私はそこでバイトをしていて、つくりたての詩集を見せたら、店長さんが、おもしろそうだから店に置いてみたら、と言ってくれて、お店で売らせてもらっていたのでした。

今読み返すとめっちゃめちゃ恥ずかしい、夢だけたべて生きてるみたいな、幼い詩ばかり。

それでも、カタチにする、って意味があることなのかも。
そのおかげで、私はよっことその昔、つながれたんだものね。

           ******

図書館内のカフェでお昼してたら、あらら、練馬のキャンディケイトさん。

松浦さん、キャンディさん、そして私。
3人で、図書館カフェでお茶の時間のつづき。
よっこの絵を見にこれたのも、この3人でお茶できたのも、お恵みのような時間でした。


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女たち・いのちの大行進 その2

11日の上野のつづき。

140511_ ゼロノミクマくんが司会するステージにかざられたかざぐるまフレンドシップキルトには、「希望の風車」の文字が読めました。

会場のあちこちにもパターンのかざぐるまキルトがかかっていて、私はすんごく胸があつくなった。

その内の何枚かはまちがいなく、3.11後に縫われたもの。

サイズは30人分とか、35人分だったりとかで、金沢の100人分のキルトよりはちいさいけど、みな、同じ一つの型紙からできているのが、誰よりもよくわかる私なので。

      ******

ねえ、路子さん、このキルトたち、見えてる?

あなたが1988年の秋に、「キルトでも原発にNO!って言えるよ」と思いついて考案したかざぐるまの型紙。

4人分の布のあわさるところが、ほら、四枚羽根のかざぐるまになるんだよ、って説明してくれたけど、パッチワークそれまでしたことのなかった私にはちんぷんかんぶん、だけどすごくすてきなアイディアに思えて、その型紙をその年のいのみら通信の付録にしたんだったよね。

そうやって、チェルノブイリのあとに、金沢で、能登で、加賀で、そして全国で縫われたかざぐるまフレンドシップキルトには、一万人以上の人が参加したんだった。

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3.11にあらたに縫いはじめられたかざぐるまキルトのいくつかは、この日の「女たち〜」のスタッフでもあるおゆうさんがその世話人をしてくれてた。

1999年のJCO臨界事故のあとに出会ったおゆうさんとは、いまもおつきあいが続いてる。

そのおゆうさんが、
「この二年間、月に一回あつまっていろんな話をしながら縫ったの。キルトがあって本当によかった、針をうごかしながらでも、なにげなくいろんな話ができてね、そして互いに親しくなれてね」って。

おゆうさんのこの言葉こそ、路子さんに伝えたい、って思った。

             ****

140511__2 左の写真は、双葉町に暮らしてた人の縫った一枚なんだろう。

右側のは、津波に流された小学校の、6年生の女の子たちの名前を縫い込んだ一枚。140511__3

その隣りには、男の子たちの名前を縫った一枚がありました。

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1000人が集ったという、水上音楽堂の、ステージからのスピーチも、アイヌの踊りや古代フラやちんどんや歌のパフォーマンスも、聴く人見る人、みんなきらきらしてて美しかった。

この時間とこの場所で、たくさんの出逢いを確かめ、大きな声で歌い、自由に踊り、自分をゆるやかに拡げたり、解き放ったりしてた。

3.11後の長い日々、それぞれががんばってきたことへの確認、ねぎらい、ごほうび。そしてこれからまた、歩き出す勇気。

たくさんのおんなのひとたちが、この日のために、去年から、どんなに時間もきもちもやりくりして、準備してくださったか。
ありがとうのきもちでいっぱいです。

            *******

ウォークのあと、もう一度会場にもどって、みんなと別れを惜しんで、能登のヒロさんと一緒に上野駅まで。

夜は、鎌仲ひとみさんが、金沢修学旅行組の4人をさそってくれて、5人で一緒に夕ご飯。

渋谷のアップリンク、という映画館の一階にあるレストランで、クスクスや、名前のおぼえられない、トルコや中近東辺りの、はじめての味を楽しみました。

鎌ちゃんは、いま、秋に公開予定の。「内部ヒバクを生き抜く」に続くドキュメンタリー、「ちいさき声のカノン〜選択する人々」の編集作業のおいこみで毎日、画面とにらめっこ中。

そのわずかなすき間をぬっての、貴重なお食事時間でした。

なんとなんと濃い一日!

 

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2014年5月14日 (水)

女たち・いのちの大行進 その1

5月 11日の朝、浅田夫妻と小原みゆきちゃんと私、4人は修学旅行気分まんまんで、金沢からいざ上野へ。

最初はまじめに、6月18日の紅茶の時間でお話をお願いしてる、浅田さんご夫妻のおはなし会のうちあわせを車中で。(6月のお話会のくわしくはまた後日、紅茶ブログに載せますね)

ついでに、おふたりのなれそめを聴いちゃったり、私がなぜ、美由紀ちゃんを小学校5年生の時から知ってるかそのわけを話したり。

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上野の水上音楽堂につくやいなや、スウさん!と声かけてくれたのはトシさん。
国家秘密法案(今の、秘密保護法によく似てる危険な法案)反対の、ユニークな活動をしてたトシさんに出会ったのはもう27、8年前。
その後、金沢の友人のヒキチくんと結婚して今は植木屋さんしてる彼女と、上野で最初にあえました。

140511__5 会場では、鹿児島の小川みさ子さんが声かけてくれた。
伊方の出力調整事件反対で高松の四国電力に行った時に、あの場にいたんだね、おたがいに。
ずっといのみら通信を読んでくれてて、紅茶の時間も勝手に?ひらいてたらしいみさこさんは、鹿児島市議で原発にもずっと声をあげ続けてる人。
26年たって、会うのはこの日がはじめて!
写真は、みさこさんがもってたかざぐるまのキルト。

半世紀以上も前から原発関連の写真を撮ってた島田恵ちゃん。
六ヶ所村に暮らして映画までつくった人。この日もカメラを構えていろんなひとを撮ってた。

富山でパワフルに反原発してて、金沢の私もおおいに勇気をもらってたあやちゃんが、広島から参加してた。声と話し方って、かわらないね。すぐにわかった。

ウォーク出発の時にあえた木田節子さんは、去年の選挙に立ってくれた人。
おととし東海村に出前に行った時、「原発的なモノコト/原発的でないモノコトリスト」の話をしたのが印象的だったらしくて、それを木田さんの字でおおきな紙に書き出して、彼女がお話に行く時に活用してくれてたとのこと。
その大きな紙をお土産にもらったよ。

140511__4 岡山の市場惠子さんとは、絵を描いたビニール傘とピース旗だけを目印に、ウォークの最後の最後に会えました。
あとから、そのビニール傘は、カメリアーノさんのワークショップで描いたものだと判明。
ああ、ここでもすでにつながっていたんだなあ、と。

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この日、出会えた懐かしい人、はじめての人、へのおみやげは、13条のうたのCDだったり、「いのちの未来と原発と」の冊子だったり、いのみら通信だったり。
どれも大判の、私の 現在進行形の、名刺です。

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11日の様子はこちらからどうぞ。ピース旗を持った私もこの中にいます。
http://inochi511.seesaa.net/

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2014年5月10日 (土)

「ある精肉店のはなし」と纐纈監督。

140510_ シネモンドで、「ある精肉店のはなし」を見てきました。
あったかくて、それ以上に熱い、いのちの、家族の、すばらしい映画!
上映のあとに、纐纈(はなぶさ)監督のお話も聴けました。若くてまっすぐ、きもちのよいチャーミングな方でした。

6年前に屠場ではじめて屠畜を見た時、それまで纐纈さんが抱いていたイメージとあまりにちがってた。いのちがいのちに対峙して、いのちがけでぶつかりあってた。

自分が口にするものって、実はこういうことだったんだ、おもわず、ありがとうございます!っていわずにおれなくなった、そのきもちが映画をつくらせたという纐纈さん。でもこの映画をつくりながら最後の最後までずっと、一本の糸の上を歩くようなきもちだったという。

北出さん一家の、生きるということ、はたらくということ、この仕事への誇り。一緒に食卓を囲んでご飯食べたときの、この家族のあったかさ。
壁に刻まれた、何代もの家族のせいくらべの跡。
最後の牛をひいて屠場に向かうその時、確かに、亡くなったお父さんもそこに居らしたのだなあ、と思った。

パンフレットの最後のページに、北出新司さんの言葉。
「僕らが僕らの仕事を全部見せたのは、こうした偏見を引き受けるという覚悟からだ。僕らの解体作業は終わるけど、同じ仕事をして皆さんに精肉を供給している労働者がいることを忘れないでほしい」と。

東京で半年間のロングラン上映のあと、金沢では今日10日から2週間の上映。ぜひ是非、見にいってくださいね。

この映画をすすめてくれた松田はったんさん(本橋さんの「アレクセイと泉の話」の写真絵本の編集者さんでもあり)や東京のともだちのきやさん、クッキングハウスで会った若者(この映画を真剣にみなにすすめてた)に、感謝!

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明日11日から13日まで東京にいってます。その間、メールのお返事できませんこと、ご了承ください。 

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2014年5月 9日 (金)

11日は上野に。

Photo 11日は、女たち・いのちの大行進で上野に行きます。

なつかしいお顔、しらないお顔、出逢い&再会、
たがいの元気が行ったり来たりしますように。

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その同じ11日の、津幡でのコンサートのお知らせ。
カンタ・マードレさんの「森のコンサート」が今年もひらかれます。
津幡の森林公園内のインフォメーションセンター、わくわく森林ハウスにて。
開演1:30 入場無料です。

カンタ・マ―ドレ、とはお母さんの歌声、または歌うお母さん、という意味らしい。
ふたりのお母さん(津幡のともだちです)が歌うのは、なつかしい日本のうた、世界のうた。
母の日のころに毎年、森林公園のこの会場でひらかれるコンサート、ことしで4回目。
緑の木々をバックに、うつくしい歌声をどうぞ。

******お知らせもうひとつ。

5月18日(日) 団士朗さんと家族面接をまなぶ石川の会が、
上荒屋クリニック レストハウス「えがお」にて。 9時半~4時半

団さんは 立命館大学院教授、家族療法家、そして漫画家。

今年で11年目になる団さんをおよびしての勉強会。
対人援助職のひとの参加がおおいけど、私みたいに、そうでないひとの参加も、
初参加のひとも、いつも大歓迎。
家族のことをいろんな角度から考えるのには、とてもいい勉強になります。

11年前にはじめてお話を聴いた時には、吉本のひとかとおもったくらいのはなしっぷり。
家族の問題を、犯人探しをしないで読み解いて行く。
団さんの弾丸トークと、ワークショップ半々、あっというまに時間がたちます。

講師 団士郎さん
参加費 7000円 (初回の方、学生は割引あり)
主催 いしかわ家族面接を学ぶ会

お申し込みは水野まで。

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2014年5月 7日 (水)

静かな紅茶

140501_ 今日の紅茶、しずかだけど、とってもいい時間でした。
それぞれの体調や事情や状況で、これない時期がしばらくあって、ちょうど来れる日が、今日で。

ああ、こんなきもちの時、来れる場所っていいなあ、って思った。

とっても久しぶり(2年ぶりかな、それとも3年?)の若者が来たのも懐かしく、うれしく。
玄関に彼をみつけて、あらあ〜〜、Tくん、よく来たねえ!

彼はバイクで来る道々、久しぶりに会ったら、私になんていわれるかなあ、って思って、ドキドキしながら来たんだという。

で、会ってみて、どうだった?と訊くと、
「水野さんの元気そうな顔見たら、そんなきもち、ふっとんだ」

こういう言葉と笑顔に会える日、紅茶やっててよかったなあ、って思う。

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友だちにおしえてもらった動画。一緒にわらってほしくて、おくりますね。
猫のお母さん。
  ↓

https://www.facebook.com/photo.php?v=848604788490306&set=vb.649021025115351&type=2&theater

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タイの憲法裁判所+日本の違憲状態の議員のこと

タイの憲法裁判所って、一国の国の首相をやめさせるほどのちからを持ってるんだね。
びっくりした。

首相の立場を利用しての不当な人事は、憲法に違反する、と。
違憲判決がでたら、失職する決まり。で、タイのインラック首唱がその職を失った。

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権力者の職権らんよう、不当人事、って、これ、日本の国の話じゃないん?

NHK委員長、経営委員、憲法をみはる役目の内閣法制局長。

ほかにもなんとかかんとかこんわかいとか、おともだちばっかりつれてきてトップにすえて、自分の意志をむりやりでも通そうとする、って、まさにそのことでしょう。

そもそも、憲法違反(ただしくは、違反状態)の選挙で選ばれた人たちが議員になてる、ってとこからして、おかしいのだけども。

********つけたしです******

憲法違反(状態)のこと、もすこしくわしく書きますね。

一票の格差ありすぎの選挙!ということで弁護士さんたちが各地でおこした裁判がありましたが、最高裁はそのほとんどの裁判で、憲法に違反している、違反状態である、という判決をだしました。

これは朝日新聞5月3日の意見広告に載っていたものです。広告主は、一人一票実現国民会議。
       ↓

最高裁が「違憲状態」と判断済みの、平成24年衆院小選挙区で当選した人は、憲法98条一項に基づき、その「効力を有しないはずの選挙」で当選した人でしかない。
すなわち、違憲状態議員である。

違憲状態議員は、憲法98条一項に基づき、国政の無資格者である。
安倍晋三(違憲状態議員)が、首相に任命されている。
即ち、「違憲状態」首相である。

98条一項:この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅、および国務にk難するその他の行為の全部または一部は、その効力を有しない。

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つけたしは関東の若いともだちが質問してくれたことから。おかげで私ももう一回、意見広告を読み直して、くわしくわかりました。

朝日新聞のこの意見広告はとってもかっこよかった。

憲法にくわしい、伊藤塾の塾長の伊藤真さんと、升永英俊弁護士が文章を書いておられます。 

続きを読む "タイの憲法裁判所+日本の違憲状態の議員のこと"

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なかのよしこの世界展

なかのよしこさん、45年来の友だちで、すてきな絵を描くイラストレーターさん。

出逢ったのは、たしか、私がバイトしていた新宿のブティックひよしやさん(森英恵さんの、若いひと向けのお店)。

よっこさん、女子美をでて、それから博報堂に。
やめて、独立して、ずっと絵を描いてて、絵本もつくり、住まいに近い稲城市立図書館でお仕事を。

その当時から、よっこ、スウ、とよびあって、ずっとお便りや通信のやりとりがあり、クッキングハウスでのおはなし会とか、西東京紅茶にも何度か来てくれた。
そう、去年のファイナル西東京紅茶にも参加してくれてたっけね。

今、そのよっこさんの世界展が稲城の図書館で開催中。

140506_

よっこさん独特の絵の世界、ミニミニ絵本の世界もだいすき。

東京での個展のお知らせも何度かいただきながら、行けずにいたけど、今回は神様のおめぐみ、ちょうど上京中!!見に行けます!

会場は城山公園の中にある、稲城市の図書館のロビーです。

「なかのよしこの世界展」

会 期:2014年4月29日(火)~5月12日(月)
時 間:10:00~17:00
(最終日は15:00まで)
場 所:稲城市立中央図書館
城山体験学習館ロビー
東京都稲城市向陽台4-6-18
交 通:京王線「稲城駅」あるいは「若葉台駅」から
バス利用。最寄りの停留所は「城山公園」

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5月10日、11日のおしらせ

5月10日から、シネモンドで「ある精肉店のはなし」が公開されます。
前々から見たい!と思っていた映画。

初日12:00〜の上映のあとは、はなぶさ監督さん(「祝の島」という祝島の映画を撮られた方)の舞台挨拶があるとのこと。

http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/04/hanabusa-aya-eomans-story_n_4388338.html

↑読んでみてくださいませ。はなぶさ監督さんのお話がとてもいいです。
精肉店の北出さん一家の、日常の暮し、それは同時に、いのちといのちの真剣勝負。

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東京のともだちが、この映画と「標的の村」とを、二本立てで見て来たという。
しかも、「標的」の三上監督と、はなぶさ監督の、トークも二本立て、というから超豪華。

どちらも見逃せないドキュメンタリー映画。

6月28日には、「標的」の三上監督のトークが、金沢教育会館でありますよ。

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5月11日は、女たち・いのちの大行進@上野水上音楽堂

12:00 開場
1:00〜2:30 希望のフェス
3:00〜4:00 ゆっくりウォーク。

この日の朝、小原美由紀ちゃんや浅田ご夫妻と一緒に、私も上野に向かいます。

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2014年5月 6日 (火)

もと自衛隊員の池田さんのお話

6日の北陸中日の「集団的自衛権を考える」は、「安全地帯どこにもない」という見出しで、イラクに派遣された元航空自衛官、池田頼将さんのお話でした。

池田さんはイラク戦争の際、クウェートに派遣されたが、2006年7月、現地で米軍の大型バスにはねられ、大怪我をしたにもかかわらず、満足な治療を受けられず、早期帰国もできなかった。
自衛隊による事故隠し、執拗ないじめ。何度も自殺を考えたが、それでは国のおもうつぼだと、裁判をおこした池田さん。

9条がまだある中で、解釈改憲のなされてない中での、こういう事実。これで集団的自衛権が行使されるようになったら、自衛隊員さんの人権も、安全も、いのちも、今まで以上に簡単に!!踏みにじられてしまうことだろう。
集団的自衛権は、おともだちを助けなくていいのか、という話ではなくて、他国のためにたたかう、日本が戦争する国になる、と世界に宣言することです。

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「戦争をさせない1000人委員会」の集会でほんの少しお話する池田さんを、シバレイさんが紹介しています。
事故の後遺症であごがひらかないため、うまくはお話できないけれど、精いっぱいお話されています。
http://www.youtube.com/watch?v=wu4b6VLrcIs

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こちらからは、シバレイさんが池田さんにインタビューした、くわしい記事の文字おこしが読めます。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3627.html

イラク特措法などで派遣された自衛隊員さんのうち、派遣中に自殺したひとが16人、帰国後の自殺は26人とも。
わかって数字にあげられているだけでも、こんなに!なのです。


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2014年5月 5日 (月)

サクラサクと、セレソさん。

連休前の平日、認知症カフェ@紅茶の時間で紹介してた映画、「サクラサク」をみてきた。

さだまさしさん原作。
藤竜也さん演じるおじいちゃん、だんだんと認知症がすすんでく。
それが自分でわかるから、すごくこわい、不安。
「ときどき、自分がわけわからなくなる」
そのことを記憶の糸の記録帖につけているおじいちゃん。

おじいちゃんの紙おむつを買いにいき、おむつを替え、その後始末を、両親に知られないようにつづけている孫。

おじいちゃんの記憶の底にある、桜さく敦賀のお寺を、一家で車走らせてさがしにいく、その旅の途中にいろいろなことがみえてくる、変化が生まれて来る、家族reunionの物語。

「若さをわらわず、老いを恥じず。
 哀しみも、またよろし」

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認知症カフェでこの映画の予告編を見なかったら、知ることがなかったろう映画。
参加してた富山の友人が見て来ました!と、映画の様子を話してくれる表情に背中を押され、何気に新聞で映画館案内をみてて、あら、金沢でも上映してる、と見にいった次第。

いろんなメディアが多種多様あるけど、やっぱり顔のわかる、知ってる人からのぶんぶん口コミ(ぶんぶん、というミツバチの羽音が、それに例えられてる)はちからがあるなあ。

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サクラサクの映画のあと、駅西のセレソさんに、ひさしぶりに寄る。
ちなみに、セレソ、は桜、という意味。

以前から大好きなこの花やさんは、この4月で20周年を迎えた。
大切なひとへの花の贈りものする時によくお願いする花やさん。140502__2

毎月の花カレンダーはがき、使い終わった分を、私にまわしてくださる。
いつぞやのピースウォークの時には、街行く人にプレゼントして、とお花を50本近くもカンパしてくださった。

私はお礼にいのみら通信をお届けしてるけど、半年に一度の通信なので、ちっとも割りにあわないよねえ。
20周年のお祝い品?は、「13じょうのうた」のCD、これも、お値段的にはちっともつりあわないけど。

140502_ 看板犬のクロッカスがお出迎え。
この日、買ったお花は、スノウボウル。

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2014年5月 4日 (日)

憲法の誕生日に。

今日、あ、もう昨日のことだけど、3日の石川9条ネット主催の斎藤貴男さんのお話に1000人が集りました。

140503_cd 私は、「9条せんべい」やさんの隣りで、「13条のうた」のCDやさんしてた。
朝日石川版で想水くんが13条のこと言ってくれてたので、記事の拡大コピーもそこにおいて。

彼は、去年6月、のとじょネットでの私の出前(原発や憲法やネルソンさんの話+13条のうた)を聞きにきてくれて、その時に渡した自民党の憲法改正草案を読んで、以来、憲法に関心をもちはじめて、たっくさん勉強したのだそうだ。

こんなふうに若者が種を受けとめて、育ててくれるってすごくうれしい。

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斎藤さんの講演、とても理論的で、世界経済とからめてのリアリティあるお話だった。
メモした内容、だいたいこんな感じ。
   ↓

地元の北国新聞の3日の社説に「集団的自衛権、限定容認もやむを得ない」とあったが、そんなに簡単に言ってしまえるものなのか?

日本がどういう国を目指そうとしてるのか、どういう国になっていくのか。

安倍さんは、これから成長して行く国々に、大企業のインフラ整備をパッケージにして海外に売り込んでいこうとしている。その一つに原発もある。
日本はこれまで、朝鮮特需、ベトナム特需、と他国の悲劇をもとに経済成長してきたけど、今後はこれで行こう、というわけだ。
単なる戦前回帰を目指してるんじゃない、アメリカ主導のグローバリゼ―ションに追随して、組み込まれて行くんだ。

そういう経済戦略をかかげて世界に出て行くためにはとうぜん、外在日本人の安全確保、も必至。そこで集団的自衛権行使が必要となる。

アメリカは、多国籍企業に不利益な国に、これまで軍事攻撃をかけてきた国。そういうことを日本も一緒になってやっていこう、としている。

実のところ、アメリカは前ほどは戦争したいと思ってない。一国でするには軍備もかさむし、そうそう自国の兵隊を死なせるわけにもいかない。
だからこそ、日本とくんで合同でしたい。

オーストラリアとアメリカ合同の軍は太平洋軍とよばれる。その司令官はオーストラリア人だが、アメリカは、日本にそれと同じ役割をはたしてほしいとおもってる。
その場合には、日本人が日米合同軍の司令官になる、ということ。これも、集団的〜が認められないとできないこと。
自衛隊が地球の裏側にも出かけて行く、という言葉は、なにも今回、石破さんが言い出した話ではなくて、去年10月に防衛省側でもう言っていたことだ。

実際にはどうなるか。経済面だけで成長をめざして、もうかるのは大企業だけ。得するのはほんの一握りのエリートだけだ。
みんながしあわせになることを妨げない道での、成長でなければいけない。
そもそも9条は、これまでちゃんと機能していたか?

安倍さんとかけてなんと解く?ぼくなら「恥ずかしい国へ」と解く、安倍さんのいう「美しい国へ」ではなしに。

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立憲主義に反する、という視点からの集団的自衛権の話はよく聴くけど、斎藤さんのは経済からの現実的な視点。複眼的な目を私たちも持たないとならないんだ。

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2014年5月 3日 (土)

憲法記念日の朝日新聞石川版

Cab5r7oa 今日の朝日石川版に、憲法のことがのってるよ〜〜、と、マリコさんが朝いちでおしえてくれた。

想水くんが樋口記者のインタビューにこたえて、13条と97条のことを語ってる。
とてもいい記事。よんでみてくださいね。

今日の憲法集会@本多の森ホールに、私は「13じょうのうた」のCD屋さんを出すので、そのブースにこの切り抜きも置いておこう!
しらせてくれてあんやと、マリコさん。朝日デジタルで動画も見られますよ。

(ただし、会員に登録してる人なら。私は、2月にCDのことで朝日さんの取材を受けた時、一日に3本だけ記事がよめる無料会員登録をしたので、この記事もよむことができました)

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朝日新聞石川版 憲法はどこへ 「個人の価値」が支えに 
http://digital.asahi.com/articles/ASG4T5WMBG4TPJLB016.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4T5WMBG4TPJLB016

NPOの実験農場で作業する想水義貴さん=金沢市才田町
■環境NPO職員 想水義貴さん(33)

 普段は憲法のことを考える機会はあまりないと思う。僕の場合も9条は知っていたけど、全文を読んだことはなかったし、政治的な問題についての関心もほとんどなかった。

 《それを変えたのが東日本大震災だった。さいたま市で両親、妹と同居しながら雑誌の編集アシスタントをしていたが、東京都内の取材先で揺れを体験した》

 電線が縄とびみたいに揺れたのが記憶に残っている。大渋滞を見ながら自転車で帰宅したら、家の中もメチャクチャ。あ、自分も被災者なんだ、とそのとき初めて実感した。

 それまでは社会で起きている事件も報道を通じて外側から見てるだけだった。でも、原発事故による放射能の影響も自分に直接かかわってくる。当事者になったことで、政治や社会のことを考えずにはいられなくなった。

 1人で金沢に来たのは一度リセットしたいという願望もあった。仕事を辞めたくはなかったけど、自分が本当にやりたいことは何かを考えた。それをしていない自分に言い訳ばかりしていた人生を変えたかった。

 いま、環境NPOで働いているが、環境や食の問題も自分と関係があるという実感がないと、なかなか動けない。憲法も同じ。

 《原発が憲法13条の「幸福追求権」に反すると考える憲法学者もいる》

 たしかに原発事故が起これば、生活のすべてが脅かされる。ただ、そこで議論しても勝てないような気がする。抽象的すぎてすぐに実感できない。原発を容認・推進するような相手の土俵に乗って、その上で勝つことが必要なんじゃないか。

 《震災後のある時期、デモなどの直接行動に一切参加できなくなったときもあった》

 感情論だけで動いてしまい、活動してる仲間とのしがらみに引きずられてしまってる気がしたから。周囲に流されずに自分一人で考えて、自分が自分であることの原点に立ち返ること。それが憲法13条がいう「個人」という価値にもつながっていくんじゃないか。

 憲法を全文読んで、実は基本的人権の本質をうたう97条が一番大切ではないかと思った。環境も平和も、本当はみんなここで支えられている。自民党の改正草案は、この条文をなくそうとしているからこわい。

 もし国民投票で改憲されたら「負けたけどがんばったね」でいいはずがない。独りよがりにならず、運動が周りからどう見られているかも考えないとだめ。反対側の意見の人とも話すこと。そこから始めるしかないと思う。(構成・樋口大二)

     ◇

 そうすい・よしたか 1980年、埼玉県生まれ。高校卒業後、アルバイトを経て2011年2月から編集アシスタントをした。いまはNPO「39(サンキュー)アース」(金沢市)の職員。食肉流通センターで、汚泥を炭化して再生する業務を担当している。

■憲法13条・97条

 13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。



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2014年5月 1日 (木)

今日のnews23で。

先ほど見ていたnews23。今日と明日は憲法特集とのこと。  
今夜は「9条にノーベル平和賞を」が取りあげられていたよ。今年の平和賞にノミネートされたこととあわせて。

たった一人のお母さんがノーベル委員会にあてて手紙を書き続けてたことからはじまって、今は45000人の人が賛同しているこの動き。  

誰のものでもない、私たち自身の憲法なのだもの。
68年間、国の名のもとの戦争で他国のひとを一人も殺さないでこれたのは、9条のおかげ。憲法のこと、もっと知らなくちゃね!

アベさんが「積極的平和主義」と、集団的自衛権の先取りをして外国に日本を売り込もうとしてる今だからこそ、9条(を守って来た日本国民)にノーベル平和賞を、という新しい視点がなおインパクトをもって生きてくるんだと思う。

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5月3日の憲法記念日、石川9条ネットが主催する憲法集会があります。
@本多の森ホール 2:00〜 参加費は1000円。

ジャーナリストの斎藤貴男さんの講演は、「安倍改憲政権の正体」

ピース9とくべつ合唱団の歌あり。「日本国憲法第9条」の歌も。

私も聴きに行きます。同時に、会場で「憲法13条のうた」のお店やさんも出します。

集会の始まる前には21美によって、21美のぐるりでひらかれる手づくり市の、アートzaマーケットものぞくつもり。 今年もきりりんさんが栞やさんを出していますよ。

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今日の静かな紅茶には、東京から若者が訪ねて来た。
紅茶へは何年ぶりかで。

玄関先に咲いた白いすみれをかかえたナミコが、ようこそ、とお出迎え。

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