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2014年5月 4日 (日)

憲法の誕生日に。

今日、あ、もう昨日のことだけど、3日の石川9条ネット主催の斎藤貴男さんのお話に1000人が集りました。

140503_cd 私は、「9条せんべい」やさんの隣りで、「13条のうた」のCDやさんしてた。
朝日石川版で想水くんが13条のこと言ってくれてたので、記事の拡大コピーもそこにおいて。

彼は、去年6月、のとじょネットでの私の出前(原発や憲法やネルソンさんの話+13条のうた)を聞きにきてくれて、その時に渡した自民党の憲法改正草案を読んで、以来、憲法に関心をもちはじめて、たっくさん勉強したのだそうだ。

こんなふうに若者が種を受けとめて、育ててくれるってすごくうれしい。

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斎藤さんの講演、とても理論的で、世界経済とからめてのリアリティあるお話だった。
メモした内容、だいたいこんな感じ。
   ↓

地元の北国新聞の3日の社説に「集団的自衛権、限定容認もやむを得ない」とあったが、そんなに簡単に言ってしまえるものなのか?

日本がどういう国を目指そうとしてるのか、どういう国になっていくのか。

安倍さんは、これから成長して行く国々に、大企業のインフラ整備をパッケージにして海外に売り込んでいこうとしている。その一つに原発もある。
日本はこれまで、朝鮮特需、ベトナム特需、と他国の悲劇をもとに経済成長してきたけど、今後はこれで行こう、というわけだ。
単なる戦前回帰を目指してるんじゃない、アメリカ主導のグローバリゼ―ションに追随して、組み込まれて行くんだ。

そういう経済戦略をかかげて世界に出て行くためにはとうぜん、外在日本人の安全確保、も必至。そこで集団的自衛権行使が必要となる。

アメリカは、多国籍企業に不利益な国に、これまで軍事攻撃をかけてきた国。そういうことを日本も一緒になってやっていこう、としている。

実のところ、アメリカは前ほどは戦争したいと思ってない。一国でするには軍備もかさむし、そうそう自国の兵隊を死なせるわけにもいかない。
だからこそ、日本とくんで合同でしたい。

オーストラリアとアメリカ合同の軍は太平洋軍とよばれる。その司令官はオーストラリア人だが、アメリカは、日本にそれと同じ役割をはたしてほしいとおもってる。
その場合には、日本人が日米合同軍の司令官になる、ということ。これも、集団的〜が認められないとできないこと。
自衛隊が地球の裏側にも出かけて行く、という言葉は、なにも今回、石破さんが言い出した話ではなくて、去年10月に防衛省側でもう言っていたことだ。

実際にはどうなるか。経済面だけで成長をめざして、もうかるのは大企業だけ。得するのはほんの一握りのエリートだけだ。
みんながしあわせになることを妨げない道での、成長でなければいけない。
そもそも9条は、これまでちゃんと機能していたか?

安倍さんとかけてなんと解く?ぼくなら「恥ずかしい国へ」と解く、安倍さんのいう「美しい国へ」ではなしに。

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立憲主義に反する、という視点からの集団的自衛権の話はよく聴くけど、斎藤さんのは経済からの現実的な視点。複眼的な目を私たちも持たないとならないんだ。

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