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2014年5月10日 (土)

「ある精肉店のはなし」と纐纈監督。

140510_ シネモンドで、「ある精肉店のはなし」を見てきました。
あったかくて、それ以上に熱い、いのちの、家族の、すばらしい映画!
上映のあとに、纐纈(はなぶさ)監督のお話も聴けました。若くてまっすぐ、きもちのよいチャーミングな方でした。

6年前に屠場ではじめて屠畜を見た時、それまで纐纈さんが抱いていたイメージとあまりにちがってた。いのちがいのちに対峙して、いのちがけでぶつかりあってた。

自分が口にするものって、実はこういうことだったんだ、おもわず、ありがとうございます!っていわずにおれなくなった、そのきもちが映画をつくらせたという纐纈さん。でもこの映画をつくりながら最後の最後までずっと、一本の糸の上を歩くようなきもちだったという。

北出さん一家の、生きるということ、はたらくということ、この仕事への誇り。一緒に食卓を囲んでご飯食べたときの、この家族のあったかさ。
壁に刻まれた、何代もの家族のせいくらべの跡。
最後の牛をひいて屠場に向かうその時、確かに、亡くなったお父さんもそこに居らしたのだなあ、と思った。

パンフレットの最後のページに、北出新司さんの言葉。
「僕らが僕らの仕事を全部見せたのは、こうした偏見を引き受けるという覚悟からだ。僕らの解体作業は終わるけど、同じ仕事をして皆さんに精肉を供給している労働者がいることを忘れないでほしい」と。

東京で半年間のロングラン上映のあと、金沢では今日10日から2週間の上映。ぜひ是非、見にいってくださいね。

この映画をすすめてくれた松田はったんさん(本橋さんの「アレクセイと泉の話」の写真絵本の編集者さんでもあり)や東京のともだちのきやさん、クッキングハウスで会った若者(この映画を真剣にみなにすすめてた)に、感謝!

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明日11日から13日まで東京にいってます。その間、メールのお返事できませんこと、ご了承ください。 

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