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2014年5月23日 (金)

いのちは、電気代より重い。

21日、大飯原発の差し止め訴訟。ほんとにすばらしい判決内容と文、でした。

人格権を、ここまではっきりと判決文に記した裁判長。
いのちは電気より、経済より、重いのだ、と。

生存権、いのちを尊重せよ、と国に対して言っている憲法にてらしあわせての、判決文。
安倍さんが13条をひきあいにだして、集団的自衛権(って言いたくない、集団的他衛権と、私は言うぞ)行使の必要性をいうのと180度ちがう、憲法の正しい使い方!

原告の一人であり、意見陳述もし、福井に傍聴にも行かれた浅田正文さんが、とても簡潔に判決の要旨を、このように。

   ↓

判決理由を
・生存を基礎とする人格権が最高の価値を持つ

・原子力発電所の稼働の自由は憲法上の人格権の中核部分より劣位に置かれるべき
を骨子として、地震・安全策・使用済み核燃料などの問題に触れ、

最後に
・(発電コスト増による国富流出について)「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして
生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失」と。

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「国富(こくふ)」という、私には聞き慣れない単語だったけど、それの意味するところが、地に足をつけて暮らし続けて行くことのできること、それを取り戻すことのできないことこそが国冨の喪失なのだ、というあたり、まさに3.11前に浅田さんたちが営まれていた福島での豊かな暮し、のことがかさなります。

その浅田さんご夫妻を紅茶にお招きして、
6月18日(水)におはなし会をひらきます。
2:00〜5:00 @紅茶の時間 水野宅 参加費500円
どうぞどなたでも。

志賀原発差し止め裁判と大飯の裁判の両方で、時間制限のある中で陳述されたことを、どうかもっとたっぷり、紅茶で、語ってくださいね!とお願いしてあります。

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地裁での判決を不服として、関西電力は翌22日に控訴。こんどの裁判の舞台は名古屋高裁金沢支部、となります。みんなで金沢裁判所に傍聴に行きましょうね。

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