« 14日、石川子ども文庫連絡会へ | トップページ |  Sottoさんたち来紅茶 »

2014年7月15日 (火)

今いちばん伝えたいこと

Photo 14日、石川子ども文庫連絡会へ、おはなしの出前紅茶。

今から31年前、娘を産んだばかりの私が、金沢で家庭文庫をしているおかあさんと出逢い、それがきっかけで、紅茶の時間がはじまったこと。

平和町のあすなろ文庫、泉野町のてんとうむし文庫(落合さんがひらいてらした。いまは川口で、ちいさいおうち紅茶をしてくださってる)、泉野出町のなかよし文庫、緑が丘のりんご箱文庫(斎藤さんがひらいてらした。毎年わが家にかかるつぶやき猫のカレンダーは、その斎藤さんの版画)。
そして、石川子ども文庫連絡会発足会の日に、県立図書館ではじめて逢えた、はまなす文庫の細川律子さん。

文庫連が発足した翌月の1983年11月に、紅茶の時間がオープン@金沢の大手町のマンション(その一階にあるカフェが、先日、「空の村号」リーディングの会場になった、ロスアンジェルスさん)。

子育て仲間を切実に求めていた私が、週一回、自分の家をひらく、という家庭文庫のスタイルにヒントを得て、赤ちゃん連れの人誰でもどうぞ!とはじめたのが、紅茶の時間。
つまり、そもそも「ぶんこ」という存在を私が知らなかったら、紅茶も生まれてこなかったかもしれない、ってこと。

                      *****

子育て井戸端からはじまった紅茶が、今ははやらないけどずっと続いていて、はやらないからこそ、きもちを話せる=放せる場になってるらしいこと。

そのひとのいいところは、あんがい、そのひとにはみえていない。
紅茶の意味も、してる当人にはあんまりよくわかってないけど、来る人が、そこに意味を見いだして、私に教えてくれている。
文庫の活動にも、同じようなこと、いえるんじゃないのかなあ。

紅茶から生まれてきた「ほめ言葉のシャワー」の冊子。

冊子の中の、「あなたの存在はほかの誰ともとりかえがききません」という言葉が、憲法13条でうたう、個人の尊重と幸福追求権に重なっている!と発見した娘が、その条文をしなやかに読み解いて、やさしい訳をつけたこと。それを私が歌にしたこと。

13条の条文の朗読を私が。
やさしい解釈文の輪読を、文庫の8人のひとが。
音楽がはじまってから、13条のやさしい日本語訳と、「13条のうた、ほかの誰とも」。

                *******

「13条のうた」を歌う意味。
憲法をまもらなければいけない首相が、矢継ぎ早にそれとまったくアベコベのこと、してること。そのアベコベにすごい危機感もって、エイヤッ!と勇気出して、うたのCDまで作ったこと。
それは、憲法に関心ないひとにも、私が大切に思うところの憲法を、ちょっとでもみぢかに感じてもらうための、ささやかなドア。

そもそもが、憲法と法律はどう違うの?
個別的と集団的って、どこが違うの?

あって当たり前の空気のたいせつさを私たちが意識しないように、9条があって当たり前の時代に生きてきた私たちは、9条があるから、9条をしらない。

9条に守られてきた私たち。
一番それをリアルに感じている人はたとえば、アフガニスタンで井戸をほる支援を30年続けてる、医師の中村哲さんだ。
イラク戦争に行った自衛隊の隊員さんが、一人も殺さずに帰って来れたこと(でもその後、30人近い方が自死されたけど)。
アメリカの兵士にとって、9条はあこがれであること。

                    ****

13条のうたのテーマは、「たいせつ」という言葉とその感覚。

あなたは何を、誰を、たいせつに思い、それをどんなふうにたいせつにしてるだろう。
あなたはどんなときに、自分はたいせつにされてる、って感じるかな。
あなた自身はあなたをたいせつにしてるかな。どうやって?
とかくdo的な結果だけで評価されがちな今だけども、居る、在る、のbeがその土台にあること、どうか忘れないでね。

この日もみなさんに書いてもらった「たいせつ」のカードを、また文庫の人たちに読みあげてもらった「たいせつのリレー」。

13条やさしい解釈文の輪読の時も思ったけど、学校や文庫で、いつも子どもたちに絵本を読んでるおかあさんたちの朗読は、さすがでした。声がまっすぐにとどいて、きもちをこめた読み方で。

Photo_2 7月1日の後の、私のきもち。
家族のささやかなしあわせのことなど、こんな大変な時期、ブログやFBに書くことを後ろめたくさえ思った時があったけど、いやいや、ちがう!そういう個々の家族のしあわせを感じる気持ちが、たくさんたくさん、あつまって、社会をつくる。

それを理不尽に奪われそうになることに対して、きちんと声をあげて行くことが、今まで以上に大事なんだ、って、あらためて私が思ったこと。

一人ひとりが今、憲法を語ることを怖れない、すこしずつの勇気がきっと大事。            

2時間15分ノンストップ。私が今、伝えたいこと、シェアしたいことのフルコース。
こんな機会をつくってくださったことに、本当にありがとう!です。

               *****

夜のニュースで。

滋賀県知事選挙。当選した三日月さんに投票した人の中には、集団的たえいけんの閣議決定にNo!の県民の意思も、かなりこめられていたこと。

国会の集中審議。首相の答弁の中で、「原油が供給難などで日本経済が打撃をうける場合、集団的自衛権を行使できる」と述べている。
このように、集団的たえいけん行使の厳密な限定に、歯止めなんか、ないのです。
今やってる国会論議にも注目してます。





|

« 14日、石川子ども文庫連絡会へ | トップページ |  Sottoさんたち来紅茶 »