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2014年10月30日 (木)

げんこりんさんトーク@紅茶ギャラリー

げんこりんさんの原始林窯展一日目@紅茶ギャラリー。

おととしのギャラリーにもきてくださってた富山のT先生ご夫婦が、朝の一番乗り。

18年前にこりんちゃんの手術をしてくださったドクターで、もしその先生に執刀していただかなかったら、こりんちゃんが今のようにやきものを作り続けることも、わたしたちが2年に一度、紅茶で二人に逢えることも、なかったかもしれない!というくらいのお医者様。

2年ぶりにお目にかかったのでCDをさしあげて13条のうたを聴いていただくと、これ、歌詞ある?と。
なんとなんと、歌詞カードをみながら、先生が、はじめて聴くこの歌を私と一緒に歌ってくださってる!先生と長年のおつきあいのこりんちゃんも、初耳!の先生の歌声でした。

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紅茶の木下さんが、3世代でみえる。
お昼からはつぎつぎひとがみえて、2時のげんこりんトークがはじまるころには、20人近いひとたちが輪になってた。
懐かしい顔、よくぞ時間をつくってかけつけたね、の顔、げんこりんにははじめて逢う顔。

2人のトークは、まず今年のとってもうれしかったご報告から。

141028_ 原始林窯の食器がおいてあるかなやホテルのギフトショップで、18年前に2種類の小皿をかってくださったお客様が、ことしまた、同じ小皿をおかいあげ。

そのお客様は、美智子さん。皇居の中のご自宅の普段使いに、ずっとずっと使ってらしたんだねえ、この18年間。

げんこりんさんは、やきものをはじめた37、8年前から、ある意味ず〜〜っと変わらず、普段使いの、同じ食器をつくりつづけてきている。
毎日使う食器は、こわれることもあるし、こわれたら、買い足すもの。買い足せるものであってほしい。

そういう想いで器をつくってきたことが、前のお買い上げから18年目のことし、同じものを買い足していただけたことで、そう、それでいいのですよ、と認められたような、すばらしいごほうびをいただいたような、そんなきもちがしたというげんこりんさん。
そして、それは自分たちのやきものを好きだとおもって、つかってくれるひとたち(もちろん、その中には紅茶もふくまれてるよ!)がいてくれるおかげなんです、とこりんちゃん。

ってことはね!二人のお皿を日々使ってる私たちまで、うれしいごおほうびのお裾分けをもらった気分がしたよ。

宮中でつかわれる食器は、おそらくすんごく立派な、豪華な、高価ななものだらけだろう。作者の方もこれが献上品とおもえば、めっちゃ気合いをいれて、おさめるだろう。

でも個人のひととして暮らす部分だって、美智子さんにはもちろんおありなのだ。
いっつも気合い入りの食器ばかりで食事するって、ちょっとつかれちゃうことかもしれない。
そんな時々、ふだんのきもちでいたい時に、ふだんのお皿、とくべつじゃないお皿。

そんなふうにして、美智子さんちのお台所にげんこりんの小皿がさりげなくある、って、想像するだけでうれしくなる。

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げんこりんトークの後半は、25年前から毎年一皿づつつくっているイヤープレートの物語。

病気をして回復してきた年は、みえないものにたくさん守られたきもちを、たくさんの天使が飛んでいる絵を。
友人夫婦に仲直りしてほしいなあ、という願いをこめてつくった年もあれば、2011年の図柄は、煙突のある、たくさんのおうちを描いた。どうかそれぞれの居場所、還るおうちをみつけられますようにと。

げんこりんトークのお話、なにげないふたりのかけあい、おだやかないい時間。みんなして心の暖房のともしびがともる。

夜は夜で、おしごと終えてかけつけたひとと、ゆったりと夕ご飯しながら原始林の夜がふける。

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2日目。きのう来た人が今日はあらたな注文をしに。
今日の紅茶ギャラリーは、4:00まであいています。
141030_

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