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2014年12月31日 (水)

おおみそかのFM

Photo 今のところ、空は曇り色だけどもまだおだやか。
しずかに年の暮れを想うおおみそかでありますように。
今日の紅茶はおやすみです。

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私は、13:30からFMえぬわん(N1)
http://fmn1.jp/netradio.html
の田中千博さんの番組をパソコンで聴こうと思っていますが、田中さんから追伸がとどいてますので、おしらせしますね。
番組が収録されたのは12月17日。笠木さんが亡くなられたのは22日です。

*******田中さんより。

「すみません、一部の方が笠木透さんの特集と勘違いされておりますので、誤解がないように放送についてちょっと説明いたしますね。
番組のメインは性格上、旅の話題となり、今回は「外国の山旅」としてネパールヒマラヤトレッキングについて語ります。
そして合間におかけする音楽は「キャンプやアウトドアで歌い継がれている歌」ということで、フィールドフォークを特集します。

そのためすべてが笠木さんの歌ではありませんので、予めご了承下さい。
但し多くのフィールドフォークの曲に笠木さんが多大にかかわっておられ、その多くは笠木さんが作詞されております

歌は高石ともやとザ・ナターシャセブン、我夢土下座(笠木透さんのユニット)」となりますので、当然笠木さんの歌声も放送されますし、名曲「わが大地のうた」では笠木さんの朗読もお聴きいただけます。 以上です。 決して笠木さんの特集ではないことをご了承下さい。

収録したのは今月17日で、このような時期に笠木さんがかかわる特集を組んだことに、私も正直驚いております。 年末のお忙しい時期だとは思いますが、宜しかったらお聴き下さい。」

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2014年12月29日 (月)

紅茶から、年末年始のおしらせあれこれ

おおみそかの31日は水曜日だけど、紅茶はおやすみさせていただきます。

13:30からFMえぬわん(N1)http://fmn1.jp/netradio.html
の田中千博さんの番組で、笠木透さんの声と歌声を聴こうと思います。
パソコンで聴けるのがうれしいです。

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お初紅茶は1月7日の水曜日。
新年恒例、この日は、紅茶の時間、あらため、お抹茶の時間です。
毎年、山崎さんが、ボランティアでお薄をたてに来てくれるのです。おかわり何杯でもどうぞ。
あつまった同士、また新年のきもちをかたりあいましょう。

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1月21日(水)は、ふつう紅茶内、ミニとくべつ紅茶の時間。
「西尾ゆうじさんと、おしゃべりしよう」1:00〜2:45(2:00からのを変更して)

4月の県議選に、河北郡から立候補する西尾さんは、おとなり内灘町のもと教育長さん。
私の一票を投票する選挙区、ということもありますが、今の時代、原発再稼働にも、秘密保護法にも、集団的自衛権にも、はっきりと反対の意志をもって臨む議員さんを地方議会におくりこむ、ってとても大事なこと、とおもっています。

西尾さんをまだ知らない方、大歓迎です。もちろん選挙区以外の方も。

最初はたぶん、私が西尾さんにインタビューしたり、質問するかたちですすめようかと。
一緒にお話を聴いたり、訊いたり、語ったりする中で、西尾さんってどんな方なのか、どうぞご自分の目と耳で、たしかめにいらしてください。

紅茶なので、かたくるしい会にはなりません、気楽にいらしてくださいね。ご参加は無料です。

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紅茶本屋さんに並んでる本たちのおしらせも、ここであわせて。

141204_ シネフロント社からでている、、小森陽一さんの2冊の対談集、あります。憲法をかたる言葉をもつためにも、とてもおすすめ。

対談集1の「記憶せよ、抗議せよ、そして生き延びよ」は、井上ひさしさん、黒木和男さん、渡辺えりさん、ジャンユンカーマンさん、井筒和幸さん、高畑勳さん、班忠義さん、山田洋次さんとの対談がおさめられてます。(1800円)

対談集2「しかし それだけではない」は、9条の会10周年記念の発行でもあり。
加藤周一さん、井上ひさしさん、いわさきちひろさんたちのことを、語り合っています。対談のお相手は、斉藤とも子さん、桜井均さん、海南友子さん、ヤンヨンヒさん、降旗康男さん。その人生としごと、戦争、ヒバク、在日などなど、(1600円)

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昨日ご紹介したばかり、内田樹(たつる)さんの本、「憲法の「空語」を充たすために」(900円+税。)
日本国憲法の本質をとらえた鋭い一冊。自民党憲法草案をきちんと知るためのテキストブックにも。分厚くないし、語り言葉なので、すぐ読めます。

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オルゴール療法の説明もくわしく書かれている「スイスオルゴール」の本。
スイスオルゴールの名曲が10曲はいったCD付き(税込み880円)は、とてもリーズナブルでうれしいお値段。141215_

予約したけど、雪道やご都合でなかなかとりに行けないけど早く聴きたいな、という方へは、送料ご負担でよければお届けしますので、ご希望の場合はご連絡くださいね。

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peaceにつながる+12条の実践

Photo 一年のふりかえりをした時、
「そのほかにも、peaceにつながるいろんなアクションに参加したなあ」と書いたけど、たとえばーー。

秘密保護法の勉強会や、3月のpeacewalk金沢や、5月、上野での「女たち いのちの大行進」や、夏には秘密法パブコメの書き方勉強会やガザの募金、秋から冬には、鎌仲監督のお話会、SASPLの若者たちの秘密保護法反対デモライブ中継をメロポチで見る、などなど、、、。

金沢のコハラ美由紀ちゃん(もうりっぱな大人の、すてきな女性なのだけど、彼女が小5の時から知ってるものだからつい、いまだこう呼んでしまう)が、実にタイムリーにいい声かけをしてくれるので、参加できる時には一緒に。

8月に「わたしの12条宣言」を書いた時、「誰かの、peaceにつながる呼びかけにこたえる。誰かのしてるpeaceがいいな、って思ったら、応援する。一緒に行動する。それも12条するってこと」とも書いたけど、その「誰か」が、美由紀ちゃんだったことも多い。

国のしてることをちゃんと見てて、おかしいことにはおかしいと、いやだと思うことにはNo!と声をあげる、不断の努力を普段からすること=12条するってこと。

おおきな行動でなくても、一人ひとりが普段から戦争と平和について考え、憲法をもっと学び、憲法を自分の言葉で語っていく。それも12条するってこと。

そうやってpeaceのささやかなpiecesをつなげていこうよ、の願いをこめて書いた12条宣言だけど、その12条の実践が、来る年にはきっともっともっと必要だね。

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12月初めにあった、小森陽一さんの憲法の授業。その準備を中心になってしたのは、これまでpeacewalkやカマレポカフェなどでつながって来てた人たちとつくった小森学級生徒会。

子育て中の若いママたちも多くて、全員で顔合わせてミーティングするのはむずかしかったけど、逢える時に逢える同士でうちあわせ。あとはFBのMLを共有して連絡をまめにとりあい、それぞれが自主的にうごいて、そのチームワークがすばらしかった。

先日、その小森学級生徒会のうちあげをした。
ほぼ全員が奇跡的にその日に集れて、ふたをあけたら、大人の数よりおさなごたちの方が多かった!

めっちゃしあわせでおいしい時間を共有しながら、美由紀ちゃんと二人、「ね、ここにいるみんな、考えてみると、あの3・11がなかったら、出逢えなかった人たちだよね」と語りあってた。
この日の生徒会の中の何人かは、関東から移住して来た人たちでもあり、このうちの3人は、朗読劇「空の村号」の演じ手でもあって、だからよけいに、平和と原発と福島といのちとが、濃い〜〜くつながってる気がしたんだ。
根っこはきっと同じなんだと思う。彼女たちと出逢えて、ほんとうにうれしい。

Cacrct8q おさなごたちの笑い声も、ママ達の笑顔も、今という時代の、暗闇のなかでみつけた希望。この希望の灯を、消しちゃなんね!だよね。

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2014年12月28日 (日)

足湯たんぽ

おとといまで別府のカフェむすびのさんの2階にかざられていたキルト「ちきゅう」。
そのキルトをつくった安宅ミチコさんのおつれあいさんに、このひと月余り、とても助けられました。

ご自宅でカイロプラクティックの治療院をひらいてる安宅さん。
前にも何度か治療してもらったことはあったけど、今回は、椎間板ヘルニアによる座骨神経痛のため、はじめて本格的な患者さんになって、11月半ばからまじめに治療に通ったのです。

はじめはとてもイテテテ、、、でしたが、ていねいな治療を何度もしてもらって、タマネギの皮を一枚一枚めくるような速度で、徐々によくなっていき、それをまた一緒によろこんでもらえるのが、すごくうれしかった。

神経痛になる仕組みもくわしく教えてもらい、からだはなんと精巧緻密にできているのだろう!けなげに働いてくれてたんだろう!と感動しきりです。

冷えには十分気をつけること、中腰の姿勢を長く続けないこと、など今後の諸注意をいろいろもらいましたが、その中でもめっちゃ役立っているのが、これ。足湯たんぽ。
141228_

そういえば、「通販生活」で写真だけ見たことあった気がする。でもあまりにふしぎな不格好さで、買おう!とまでは至らなかったしろもの。

実際に安宅さんがこの足湯たんぼにお湯をいれて持ってきて、私に試させてくれました。
靴下はいたまま、両足をいれて、しばしの間、試してみるとーーうひょ!足首まですっぽりとおおって、足元からじわぁ〜〜とあったか。
その時はまだ片足が痛くてしびれている時だったけど、足を湯たんぽに入れてる間は、痛みがすこしやわらぎました。

この湯たんぽ、潜水服の生地でできていて、3〜4時間はあたたかさが持続する由。家にもどって早速注文。表紙が例の、「憲法の空語を充たすために」を紹介してる、2014年秋号から、商品番号をさがして。

これが、大当たりの商品でした。今はまったく足は痛くないけど、パソコンの前に座る時(たいてい長時間になる)、もう手放せない、もとい、足放せません。

12月6日、小森さんの授業のあと、わが家をおとずれた因島のいんのしまいさんも、うちでこれを試して納得、同じものを注文して、今現在も使ってるそうですよ。
足腰が冷える方には、特におすすめです(って、別に私、「通販生活」のまわしものじゃありませんからね!)






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この一年

130130_ なんて忙しい一年だったろう、去年の3倍くらい動いてた気がする、後半はとくに。
一年の終わりに、私自身の記録のためにも、ちょっとふりかえり。
県外の出前と、とくべつ紅茶を中心に。

2月 三条へ「いのちの未来の語りあい」

3月 名古屋の空色曲玉さんへ

4月 小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」展@紅茶/認知症カフェ@紅茶
    調布のクッキングハウスと練馬のキャンディケイトとつくばのアトリエコモさんへ

5月 律子さんのちいさなひとのためのおはなし会@紅茶

6月 浅田さんのおはなし会@紅茶
   京都のあゆみ助産院へ/左古サンバさんとのジョイント紅茶で京田辺へ
   14周年の川越紅茶へ家族で

7月 三条へ、浅田さん夫妻と

8月 ぶどうがりおはなし会

9月 大阪市教育センターと大阪の子ども情報研究センターと豊中子育て支援センターへ
    カマレポカフェ「カノンだより」@紅茶
    クッキングハウスの松浦さんをおよびして、2日間のコミュニケーションワークショップ

10月 上伊那で「いのちの未来の語りあい」連続出前紅茶と駒ヶ根へ
    6回目となる原始林窯展@紅茶

11月 律子さんと、宮沢賢治の時間@紅茶
    笠木透さんと雑花塾コンサート@紅茶(笠木さん、最期のコンサートに)
    豊中子育て支援センターへ連続出前講座
    学校保健学会で教育講演/別府へ出前紅茶
    朗読劇「空の村号」上演@紅茶

12月 小森陽一さん、憲法のとくべつ授業
    オルゴールコンサート@紅茶

7月は小松のちょっと出てみよっさコンサ―トへ、10月は京田辺のしずくコンサートへ。
8月、「わたしの12条宣言」を書く。
10月は、12条宣言を書くきっかけともなった、稲城のひらお保育園の園長さんに会いにいって、平和のちいさなおはなし会紅茶。

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そのほかにも、peaceにつながるいろんなアクションに参加したなあ。

去年12月の特定秘密保護法や、防衛装備移転計画という名の武器輸出禁止の枠はずし、7月の集団的自衛権の閣議ケッテイ、12月の衆院選挙、原発再稼働への意欲、沖縄へのあからさまなしうち。

ーーと、この国が、独りよがりの独裁者の指揮下、どんどん戦争する国へとつきすすんでいってること、私たちの知る権利が知らないうちに奪われてくことに、とても黙っていられなくて。知ったことは、言葉や文字で伝えずにおれなくて。

黙ってなかったことで、伝えたことで、動いたことで、これまで知らなかった人たちともあらたにつながれた、この一年に、私はやっぱり感謝したい。

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141203_ 自分への愛をたやさない、と去年の大晦日に宣言したように、逢いたいひとにはエイヤッと逢いにいきました。

ちくちくちくと針と糸をうごかし、おだやかなこころで手縫いの服もよくつくりました。

紅茶31年記念に、「カノン」を奏でるオルゴールの小箱も、思いきって、自分と紅茶への贈りものにしました。

それでもちょっと、からだへの愛が足りなかったようです。そまつにした分、からだがちゃんと反応しました。11月半ばから、腰と足がイテテテ、、、。椎間板ヘルニアによる座骨神経痛というのをはじめてやりました。

信頼できるひとの治療のおかげで、オルゴール療法にも助けられて、今は元気になった年の暮れです。
来年は、からだへの愛も、たやしちゃだめだめ〜〜と、肝に銘じました。貴重な教訓でした!

 

 

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『憲法の「空語」を充たすために』

141217_ 「通販生活」2014年秋号の表紙が、すごく気になってた。
「目からウロコ本、第一位はこれだ。通販生活・選」として、内田樹(たつる)さんの、『憲法の「空語」(くうご)を充たすために』という本の紹介が、そのまま表紙になっていたから。

たまたま友人が一冊もっていて、貸してもらって読んだら、ぐんぐん読めて、これがほんとにおもしろい!

神戸女学院大学文学部の名誉教授で、武道家でもある内田さんが、今年の5月、兵庫県憲法会議の集会で講演した内容に、あらたに加筆したのがこの本。
この方独特の思考回路と語り口による、憲法の突っ込み方、切り口が新鮮で、具体的な話し言葉が腑におちて、そうだったのか!ポイントが、あちこちに。

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この講演の後援を、神戸市と神戸市教育委員会が拒否した、というところから内田さんの話ははじまってる。
憲法を守らねばならない義務を負う公務員(日本国憲法第99条)が、どうしてこうも簡単に、憲法を大事にしないでいられるのか、憲法を軽んじていられるのか。なによりそのことを、問題と思わない公務員自身やマスコミが問題。いや、もっと大声でおかしいと言わない私たちこそ、問題だと。

いったいどうして日本国憲法はこんなにも軽いのだろう。
「私が最高責任者だ」とか、集団的自衛権の閣議ケッテイとか、アベさんはあきらかにさまざまな憲法違反してる。アベさんにこうも侮られてる憲法って、いったい何だ。

そのキーワードが、憲法のはじまりの言葉、「日本国民」にある、と内田さんは言う。
憲法の制定当時、この憲法を引き受ける生身の主体としての日本国民は、まだ存在していなかった。

だからといって、この憲法には意味がない、と言いたいのではない。今の憲法を70年守り続けて、空文でないものにし続けてきたのはまぎれもない、戦後の日本国民だと内田さんは言う。

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憲法とは、あるべき国のかたち、方向性をきめるためもの。
だからその時点では、どの国の憲法であれ、まだ「空語」にすぎない。

そのカラの部分を根気強く、充たしていくための、現実のものにしていくための、動機付けが、日本人にはどうして欠けていたのだろう、と内田さんは考える。

それはこの国が、戦争にひどい負け方をしたことと関係があるのではないか。
負けた後に国を再建していくための、足がかりになるような物語を、この国自身はなにも持っていなかった。その意味で、アメリカが憲法制定の主体にならざるをえなかった。でもそれをもって、押しつけ憲法だ、と今の憲法を軽んじていい理由にすり替えていいわけではない。

負けても負けても、勝っていると言い続けたかつての日本と、最悪の原発事故が起きた後のことを何も考えていなかった今の日本と、アベノミクスで世界に経済進出していく、積極的平和主義だと、この道しかない、と言ってる今の政府と、その、変わらない無責任さが、この本を読みながらおそろしいほどに重なっていく。

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2012年に出た自民党憲法草案は、今の憲法と比べて、きわめて人間的。つくった人の顔も欲望もみえる。その意味では、主体がある、と内田さん。
民主制が嫌いで、独裁的な政治をしたくて、株式会社的な日本をつくってお金儲けしようとしてることが、ありありと読める。

個人の人権をせばめて、13条の基本的人権も、21条の表現の自由も、「公共の福祉に反しない限り」という言葉が、「公益および公の秩序に反しない限り」に書き換えられている。

第2章のタイトルの「戦争放棄」は、「安全保障」にかわり、「自衛隊」は、「国防軍」になっている。

もっと大きな違いは、この憲法を守る義務を負うのが、99条の「天皇、大臣、国会議員、公務員」から、102条の「すべて国民は、この憲法を尊重しなければならない」に変わっていること。つまり、国に私たちがしばられる。私たちの自由や権利が制限されて行くのが、自民党の考える憲法。

この草案で、いちおう主語のふりしている「日本国民」とは、政治をする側が想定した、こうあるべき日本人、のこと。今の憲法の「主権在民」とは全く違う。

そのことがすっきりとわかるこの本「憲法の空語を充たすために」、とりよせました。分厚くないので、すぐに読めます。
憲法改正とむきあうことを視野にいれて、私たちがどう、今の憲法の空語を充たしていけるか、考えるとてもよいテキスト。900円+消費税。紅茶本屋にあります。

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2014年12月27日 (土)

大晦日の日の、FM N1(えふえむ・えぬわん)

098 5年近く前、ほめシャワがご縁で知りあい、おいそがしい旅行会社のお仕事の合間に、ときどき紅茶にもよってくださる田中千博さん。(遠くの出前紅茶に飛行機で行く時はいつもきっぷをお願いしてます)

ある日の紅茶でひょんな話から、学生時代にもう笠木さんの歌を知っていて、ご自分でも好きで歌っていたことが判明。
おととしのいしかわピース9フェスではじめて、ナマ笠木さんと出逢い、ナマ歌も聴き、2ショットも撮って、感激してた田中さん。
なので、11月の笠木さん紅茶コンサートには一番乗りで予約してくださってました。

田中さんは、石川県野々市(ののいち)の地域FMで番組をもってらっしゃるのですが、大晦日にオンエアする分の収録を終えた後、笠木さんが亡くなられたことを知ったそうです。
大晦日の番組に、なんと、笠木さん特集をご自分で組んでいたのですって!

「オンエアは大晦日の13:30から1時間番組です。
笠木さんの40年前の歌声や朗読も放送します。笠木さんが「デコ坊よ」という歌を子供と一緒に歌っているのですが、笠木さんは子供そっちのけで張り切って歌っています。
えふえむエヌワンのインターネットHPからでも聴けますので、よかったらお聴き下さい」と田中さんより。

私もこの日はパソコンで、そのラジオ番組をきこうと思っています
http://fmn1.jp/netradio.html

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 wood job

Photo_2 この地に移り住んで、来春で23年。
庭の東側にあるクヌギの木は、越して2年目くらいにアースデイで小さな苗をかって植えたものだから、たぶん20数歳。

だいぶ大きく育ってというか、育ちすぎて、強い風の日などはごうごう大きく揺れながら、うなりごえをあげていた。

ちょうど向かいの雑木林に、森林組合のおじさんが里山保全のために時々はいって伐採作業をしているので、まあさんが相談してみた。
「そうだねえ、ここまで伸びたらすこし伐ったほうがいいなあ、なんならワシが伐ってやろうか」という話になり、たまたまお天気のいい日だったこともあって、その日のうちに、その場で、クヌギの木を伐ることとあいなり。

この方、お年は70歳越えておられるだろうか。木を伐る仕事はもう50年以上してきて、その4分の3は、山の中で高い木の上に登っていたという。

「高い木の上は、ず〜っとはるか遠くまで見通せて、そりゃあきもちがいいぞ。地上だとどうにもおちつかん、木の上がやっぱり最高だなあ」

といいながら、わが家の脚立をのばして、身軽にするするする、あっというまにクヌギの木の高い枝の先までのぼり、その枝に繩をかけておりてくる。
まあさんがその繩の先を、雑木林の杉の幹にまわして、結んで、待っている。

おじさんは、クヌギの木と話しながら、一階の小屋根のすこし上あたりでクヌギを伐ることに決め、めぼしをつけて、チェーンソーで、ぐいぃ〜ん、ぐいぃ〜ん、と刃をいれていく。

チェーンソーで、右からと左からと、刃を入れる。その角度も深さもきっと微妙に計算しておられるんだろう。
途中まで伐ったところでやめて、その少し上に横の切り込みをいれ、「よ〜し、ひいていいぞ〜〜」と下の杉林にいるまあさんに合図する。

一人のちからじゃ足りないらしい。おじさんもまた杉の木のところまでいって、男二人で繩をひっぱる、ひっぱる。クヌギと男たちの綱引き。

みりみりみり、、、音がしたと思ったら、すぐに、ぱきっとさらに大きな音がして、堂々たる木がみごとに、めざした方向に落ちて行く。

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年の暮れ、思いがけなく目の前で、すばらしいwood jobを見せてもらうことができました。

20年もののクヌギは、とてもよい薪になるので、再来年はわが家のストーブで燃えていることでしょう。伐った所からは、また新芽が伸びていくでしょう。

しろうとではとても刃がたたなかったクヌギの伐採。
まあさんはそのお返しに、チェーンソーもって雑木林にはいり、森林おじさんの伐採作業を、ほんのすこしお手伝いしています。

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この国の向かおうとしてるところ

Photo 27日の東京新聞。
津波のことを真剣にかんがえようとする人は、首になるよ、とおどされていたことが一面に。

辺野古の移設に反対する沖縄には、振興予算を削るという。
武器輸出する会社には、支援金を出すという。
ハイロのあとには原発をリプレイス、という。

この国の方向性は、こんなにもみえやすい。
ひとよりも、いのちよりも、経済経済。世界に経済進出していける国に。
世界に自衛隊をだしていける国に。
つまりそれがアベノミクスってこと。

アベノミクスが牽引しようとしてるこの国の未来に、無関係なひとなんていない。そうときづいたら、今からでもそれをおしとどめようとするが、一人、また一人とふえていってほしいと、切に願うよ。

朗読劇「空の村号」に出てくるせりふを思いだした。
矢をつくれと命じる人がいる。矢を作る人がいる。その矢を売る人がいる。その矢でうて、と命じる人がいる。
命じてる人は、誰だろう。

*******2014年12月27日東京新聞「筆洗」より

 物理学には「エネルギー不滅の法則」という根本的原理があるが、
この国の政府には「プロジェクト不滅の法則」なる神聖な原理があるらしい

▼日本原子力学会長や科学技術庁次官などを歴任し、わが国の原子力行政の中枢を担った人物は、原子力ムラの内々の集まりで、かつてこう語ったという。
「日本ではプロジェクト不滅の法則というのがあってですね。いかにおかしくても死なないと」(NHK取材班『原発メルトダウンへの道』新潮社)

▼おととい政府があらたに公表した福島第一原発事故をめぐる調書を読んでいて、いささか感情が動いた。
経済産業省で耐震安全審査を担う担当官は、専門家が指摘する津波の危険性を議論するよう提案していたという

▼だが、ある幹部から「その件は原子力安全委員会と手を握っているから、余計なことを言うな」と命じられた。人事権を握る別の幹部からは「あまり関わるとクビになるよ」とまで言われたそうだ

▼なお十二万人が避難生活を強いられる現実を前に、この幹部たちはいま何を感じているだろうか。
原発を再稼働させるだけでなく、廃炉される原発の建て替えまで検討しようとする原子力ムラの姿勢から、痛恨の念は伝わってくるだろうか

▼彼らの「プロジェクト不滅の法則」の前では、故郷を奪われた人々のうめき声など、さして意味もない「現象」なのだろうか。

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クリスマスイブ紅茶

111230_ 2014年最後の紅茶の時間は、ちょうどクリスマスイブの日。
前の週が大雪だったこともあり、ことしのラスト紅茶、ということもあり、日ごろの仲間たちがつぎつぎ紅茶にやってきました。

ことしの「わたしのおおきなニュース」をそれぞれに。
大切なひとを亡くしたこと。
家族がふえたこと。
二番目の、三番目の、孫が生まれたこと。
エイヤッと冒険して県外紅茶に参加したこと。
今は重い病気の兄が、幼かった自分にどんなに愛をそそいで育ててくれたことか今、実感してること。

この一年の、うれしいや、悲しい、を、ふりかえって言葉にして仲間とわかちあうこと。
それって、たぶん、紅茶のだいじなとこ。

6月からほぼ毎週、紅茶にきてるMさんがこんなふうに言ってくれた。

「自分にとっての一番大きなニュースは、紅茶にくるようになったこと。

ことしはいつもの年よりずっと、とくべつ紅茶の多い年だったらしいけど、ふつう紅茶ととくべつ紅茶、両方知って、ふつう紅茶に、いろんなひとがいろんなところからやってきて、きもちを話せること、はじめてあった人ともなにげなく話せること、それがすごいなあ、って思った。

それと、笠木さんのコンサートで、笠木さんが、“下手でも、いいものはこの世にいっぱいある”っていってたことが、とても心に残ってます」

Mさん、紅茶をこんなふうに感じとってくれてたんだねえ。しずかな紅茶で二人で話す時に私もなんとなく感じてたことだったけど、ひとまえで、こうやって言葉にしてくれて、こちらこそとってもうれしい。

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11月生まれの紅茶は、32年目にはいりました。

いまだに、紅茶って○○です、とひとことで簡単にわかるように、私は人に語れない。
紅茶の意味は、来る人がそれぞれに見つけて、私に教えてくれて、へえ〜そうなんだぁ、ふぅ〜ん、そうなん?と、私がそれを受けとめて、今に至ってます。
クリスマスイブ紅茶で、また、Mさんに教えてもらいました。ありがとね。

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2014年12月26日 (金)

笠木さん、ありがとう。

141109_ 22日、笠木透さんが亡くなられた。11月9日の津幡紅茶でのコンサートが、怖れていたけど、ほんとうに最期のコンサートになってしまった。

あの日、車から、歩いてわが家の階段をのぼった笠木さん。
重ね煮のお汁をお替わりしてた笠木さん。
ずっと椅子にすわりながらでも、語る太い声にちからをこめて、座長としてコンサートを指揮し、しゃべり、歌った笠木さん。
下手でも、お金にならなくても、いいものはこの世にいっぱいある、と言ってた笠木さん。
こころから、戦争はいやだと、平和こそが大事、と、揺るぎなく、いい続けた笠木さん。

紅茶でのコンサートを笠木さん自身、ほんとによろこんでくださってたことを、川崎さんからも、クッキングハウスの松浦さんからも聴いてた。
「津幡のコンサートはほんとに心に残ったなあ、スウさんによろしく伝えておいてくれ」と川崎さんに、「津幡のコンサートの時、スウさんはえろう泣いとったぞお」と松浦さんに、メッセージを託してくださってた笠木さん。

コンサートの日のこと、今、もう一度読み返してみた。

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141109__3 直腸がんを手術して、ウンコブクロをさげることになった。なんなんだ、これは!こんなん生きてる気がせんじゃないか!ってはじめは思ったけど、つけてるうちに、何とふしぎなもんで、今や、いとしいもの、ひととして高い次元でウンコブクロを見るようになった。それを記念してつくった歌が♪ウンコブクロ。

笠木さんの歌のことばは、まさにこんなところからも生まれてくる。
生きていて、うれしいこと、悲しいこと、理不尽なことへの怒り、あたらしい発見、感動。
心に本当に感じた、思ったことを、歌詞にして、その想いを語るからこその、この説得力、迫力。それは大きな病いの後も、ちょっとも変わらない。

そしてなにより、戦争はいかん、という強い強いきもち。
集団的自衛権の行使は、どんな理屈をもってきたってだめだ。理屈じゃない、だめなものはだめだと、いやだいやだと、まるでだだっ子のようであっていい、いかんいかん、と、叫んで抵抗し続けるしかないんだ、と、♪戦争はあかん。

大病のあとつくった今年の歌♪命 この悲しいもの。(笠木さん詞・鈴木さん曲とボーカル)

 ある日 この星にやってきて ある日 この星から消えていく
  生まれたものは 死んでいく この平等だけは 信じてもいい
 わずか80年ほどを 夢中に生きて 誰もみんな 消えていく

 命は はかない それぞれに美しい
 命は 悲しい 涙とよろこびの花束だから

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そうだ、この歌のところで、さらに私は号泣したんだった。

20年前の夏と、今年の秋と、同じ紅茶の場で、笠木さんの歌を聴いてる私。

その20年の間に、何度も笠木さんの歌を聴いた。石川のいろんな会場で、ピース9フェスティバルで、クッキングハウスで、クッキングハウスお誕生日の記念コンサートで。
その20年だけじゃない、半世紀にわたって、いろんな人とともに歌い、歌をつくり、歌を育て、私もいつか気づかぬうちに歌の種をわけてもらっていて、、、。

12月6日、笠木さんの77歳のお誕生会があったそうだ。
笠木さんは病院から参加。その時の様子を、松浦さんが伝えてくれた。
 二次会で、笠木さんが急に、「歌うぞ〜」といって、「これが世界の終わりだとしても」を歌いだした。増田さんがギターを歌にあわせ、その場のみんなも歌った。

♪これがすべての 終わりとしても 明日があるなら 自由を求め

 自由を
求めて 歩き続ける たとえ路上に 行き倒れても

 行き倒れたわたしを越えて 君は行くだろう ああこの国で

 この国、としか言えなかった 私の国、とは言えなかった

 言えないことも 言わないことも わたしの人生 素晴らしかった

 素晴らしかった きみに出逢えて あるがままに これがすべて

 これがすべての 終わりとしても 明日があるなら 自由を求め

1983年の笠木さんの歌というけど、今、この歌詞を書き写してるだけでも泣けてくるので、その場にいて、一緒にうたっていた人たちの想いはどんなにどんなに、、、だったろう。

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141109_cd 笠木さんの最期のコンサート、という貴重な贈りものをうけとった紅茶の時間。それは贈りものであると同時に、笠木さんからの宿題でもあると思う。

終わらない宿題、私も私なりに続けて行くよ。
笠木さんのメッセージを引き継いで、自分の言葉にしていくよ。

笠木さんの歌を、これからも歌って行くよ。「私の子どもたちへ」「あなたが夜明けをつげる子どもたち」「不思議なレストラン」「海に向かって」「君は君の主人公だから」「豊かな青い海」、まだまだまだ、、。歌うたびに、そこに笠木さんを感じるよ。

うまずたゆまずあきらめず、と「平和の暦」の歌詞にあるように、おかしいことにはおかしいと、いやなことにはいやだと、意思表示して行くよ。
笠木さんがいい歌だといってくださった「13条のうた」を、これからも歌って行くよ。

おおきなおおきな存在の、笠木さん。あなたのようなひとをほかに知りません。
出逢えたことそれ自体が、贈りものです。本当に本当に、ありがとう。




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2014年12月19日 (金)

あひるの時間

2011214 内灘町もと教育長の西尾ゆうじさんが、来年4月の県議選に立候補されること、もうご存知の方も多いでしょうね。私も応援団の一人です。

内灘駅近くにある「GO!GO!にしお事務所」では、毎週木曜日の3時からと、夜の7時半から、「GO!GO!あひるの時間」としてどなたでもどうぞ、と場をひらいているとのこと。
きのう私も、そのあひるの時間に行ってみました。

リラックスした雰囲気の中で、西尾さんが教育長時代にどんなことをしてこられたか、くわしくお聞きすることができて、ますます、こういう柔らかな心とゆるぎない理念をもった方に、県議会にはいってほしいなあ、って思いが強くなりました。

河北郡の選挙区は、内灘町と津幡町。この二つの町から、二人の県議を選びます。
とはいえ、津幡町の人には、西尾さんがどういうお仕事してこられたか、どんな方か、知る機会はなかなかないよね。

そこで、1月21日の紅茶では、西尾さんにきていただいて、西尾さんってどんなひと?っていう時間をつくることにしました。

その人がどんな人か、どんな立ち位置か、どんな哲学もってるか、いのちについて、平和について、原発について、集団的自衛権について、憲法について、どんな考えをもっている人か。そういったこと、知りたいよねえ。

新聞記事だけじゃわかんないよ。
自分の目と耳で確かめるって、大事なこと。

その日の紅茶が、西尾さんとそこに集った人たちとのジョイントトークの時間になるといいな。内灘の人も津幡の人も、来てくれるといいな。1月にはいってまたお知らせしますけど、どうぞカレンダーに記しつけておいてくださいませ。
河北郡以外のかたもどうぞいらしてくださいね。

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2014年12月15日 (月)

スイスオルゴールの本withCD

141215_ オルゴールの本、ミントレイノの高田さんにお願いしていたのが届きました。

オルゴール療法の説明もくわしく書かれていて、本の中に、スイスオルゴールの曲が10曲はいった(どれもいい曲ばかり!)CDがついています。

先週の紅茶でご予約された方、どうぞ紅茶にとりにいらしてくださいませ。

多めにお頼みしたので、ご予約なくても、お分けできます。
税込みで、一冊880円、というとってもリーズナブルなうれしいお値段です。

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終わったけど、もう、はじまっている。

選挙はおわったけど、おわってないものがた〜〜っくさんあります。
原発再稼働のことや、集団的自衛権のこと、特定秘密保護法のこと。
閣議ケッテイや、いったん通った法律も、憲法を決して越えない。
だからまた、はじめましょう!

それにしても、沖縄の選挙の闘い方、すばらしかった。!!
県知事選に続いて、小選挙区では、一人の自民候補も勝たせなかった。
党派の壁をこえて、県民の意思が生きる選挙戦をつくりだしたね。

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140321_ 来年3月21日、金沢ではまたピースウォークします。
金沢のは、その日だけのイベントじゃないんです。ある意味、年間とおして、PWしてます。

特定秘密保護法の勉強会を開いたり、鎌仲さんの映画をみたり、ハンナアーレントの映画のワークショップを共催したり、つい先日の10日も、SASPLデモ@官邸前のライブを近江町市場内のメロメロポッチで見たり、と。

持続する意志。考え続け、行動する意志。

金沢PWの一人であることは私の誇りです。

これまで見てるだけだった人も、来年はどうぞ、一緒に「する人」になってください。
PWの一つ一つが、国に憲法を守らせる不断の努力の、12条することだと、私は思っています。140321__2

******** みゆきちゃんがFBでこうよびかけてます。
  ↓
「ピースウォーク金沢2015」をたちあげます!
2015年3月21日(土・祝)ピースウォーク金沢2015 行います!
☆まず、ここに集まろう☆
12月24日(水)12:10~ 武蔵が辻 金沢弁護士会の「秘密保護法・集団的自衛権に反対する街頭宣伝」 があります! 市民の皆さんも、いっしょに応援しましょう~!!

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ちきゅうキルト@別府のここちカフェむすびのさん

まあさんの会社時代の後輩の藤井さんが、いまだけお仕事で大分にいらしてて、14日に別府までいって、この写真を撮って送ってくれました。

そう、鉄の輪と書いて「かんなわ」にある、ここちカフェむすびのさんのお二階に飾られてる、キルト「ちきゅう」です。

キルトの下には「ちきゅう」の物語と、このキルトをつくったミチコさんの想いを書いた文章も、拡大コピーしておいてくださってるのが見えました。

藤井さん、ありがとう。むすびのさん、ありがとう。

クリスマスまでここにかざられてるそうです。クリスマスの日には、三味線のコンサートもこのむすびのさんであるのですって。ちきゅうと三味線のコラボ!

あら〜〜なぜだか90度角度が違うけど、顔を90度曲げて、見てくださいね。

141214_

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2014年12月13日 (土)

小森さんの、2冊の対談集

小森陽一さんの朝の授業から一週間。小森さんからもらった憲法の大切な言葉が、今も私の中をめぐってます。

141204_ 授業の日にならべた2冊の、小森さん対談集「
記憶せよ 抗議せよ そして生き延びよ」と「しかしそれだけではない」(どちらもシネフロント社)は、当日、あっと言う間に完売してしまいました。

ほぼ徹夜して二冊ともよみましたが、これがめっちゃいいご本で。
小森さんが、映画・演劇人と、憲法や9条について縦横無尽に語り合ってるのですが、中学生の時に、「自分は言葉で行こう!」と決心した小森さんならでは、です。一つ一つの作品を深ーくよみこんで、想いを蓄積して、それを言葉で対談相手にぶつけるので、お相手の一人ひとりから、とってもいい言葉が還って来る。

戦争で生き残った自分を、後ろめたく思うきもち、申し訳ないと感じるきもち。そのきもちの向き、というか、方向性が大事なのだ、と語り合う場面があります。
そのきもちにふたをしてとじこめてトラウマにするか、それともそれときちんと向き合うか、だ、と。

この言葉は、3・11の後にも通じる言葉だし、今の状況に対してだって言えること(未来にもうしわけない、といったような)だと思う。

あの日ほしいけど買えなかった、という方もおられて、シネフロントさんからとりよせることにしました。ご希望のかた、知らせてね。

対談集1の「記憶せよ〜」は、井上ひさしさん、黒木和男さん、渡辺えりさん、ジャンユンカーマンさん、井筒和幸さん、高畑勳さん、班忠義さん、山田洋次さんとの対談がおさめられてます。(1800円)

対談集2は、9条の会10周年記念の発行でもあり。
加藤周一さん、井上ひさしさん、いわさきちひろさんたちのことを、語り合っています。対談のお相手は、斉藤とも子さん、桜井均さん、海南友子さん、ヤンヨンヒさん、降旗康男さん。その人生としごと、戦争、ヒバク、在日などなど、(1600円)

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2014年12月12日 (金)

SASPLデモ@官邸前

おとといのオルゴールコンサート@紅茶、の夜は、近江町市場のメロポチへ。秘密保護法に反対する学生たちSASPLのデモ@官邸前のライブ中継を見たくて。

彼らの10月25日のデモ@渋谷を、やはりメロポチで見ていたので、保護法が施行される日の10日の夜は、東京まではいけなくても、一人でじゃなく、家でじゃなく、せめてそのデモ映像を生で共有したかった。美由紀ちゃんやpeacewalk金沢の仲間たちと一緒に。

テンポのいいラップのリズムに乗せて、
民主主義って何だ/tell me what democracy looks like/民主主義って何だ/this is what democracy looks like

ひとしきりコールが続くと、SASPLの誰かがスピーチする。終わるとまたコール。そして次はまた別の若者がスピーチする。話し終わる時は、堂々と自分の名前を名乗って「○○は、特定秘密保護法に反対します」と。

SASPLのスピーチを聴いていると、この一年、彼らがこの法律と憲法について、どれだけ真剣に勉強したかがすっごくよくわかる。一年間、自分の中にいっぱいインプットした知識を、デモの中でアウトプット、自分の言葉にして、次々、外に出して行く。

デモクラシイは僕らの側にある/ここが民主主義の最前線/政治に関心持たないことは今の体制にyesということ/この一年の、狂気じみたスピード/憲法読んだらわかる、明らかにおかしいでしょ/言葉を武器に、知識を盾に、無関心と闘っていこう/自らの権利と自由のために立ち上がることは恥ずべきことじゃない/おかしいことにノーという自由は許されている/問いにもう逃げない/意志を言葉にしよう/知ることができない社会になったらどうなるんだろう/自分の頭で判断することができない、この法律は凶器です、秘密が明らかになるのは最長60年後/

何度もくりかえされるコールの中に、こういうのがあった。
「いうこと聞かせる番だ、俺たちが/いうこと聞かせる番だ、俺たちが」
一見、乱暴で、生意気に聞こえるけど、これ、SASPL訳による、「主権在民」ってことだよね。

政治家や権力を持つ側が主権をにぎって、好き勝手してはいけない。それが憲法の本質、だからこその主権在民、と私は思ってるから、この言葉、ほんとにすとんと腑におちた。

こんなのもあった。
「!say 国民、you say なめんな」
マイクを持つ人が「国民」というと、みんなが「なめんな」と返す。
「こくみん なめんな」「こくみん なめんな」

たしかに、主権者であるはずの私たちは、ほんとになめられきってて、何度でも何度でもだまされ続けてきてる。
今回の選挙でもまだだまされるのかい?
争点はアベノミクス?権力者がいうわかりやすい争点に、したがう必要なんてない。

学んだ人は、もうだまされない。SASPLの彼らも、だまされない。

集団的自衛権のこと、賛成の意見は114分流して、反対意見は77秒しか取り上げなかった放送局は、この選挙をどう伝えているだろう。同じことがおきてないかな。隠された悪を注意深く拒むひとで、私はありたい。

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メロポチに集った人もつぎつぎマイクをもって、スピーチした。弁護士さんも、若いお父さんも、お母さんも、バーのマスターも、メロポチの熊野さんも、あ、私も。

スピーチのうまいへたは関係ない、大事なのは、学んで、考えて、自分の言葉を持つってこと。意志を言葉にするってこと。それがちからになることを、SASPLの若者たちが示してくれてる。

141212_saspl 写真は、SASPLの言葉を集めた冊子の中から。とってもすてきな、彼か彼女かの、12条宣言。「不断の努力」

選挙にいって投票することは、12条をする、ってことの、一番わかりやすい例だね。

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2014年12月11日 (木)

オルゴールコンサート@紅茶の時間

10日、オルゴールコンサート@紅茶の時間。

白山ミントレイノの高田悦子さんが、はるばるていねいに持って来てくださった、たくさんのオルゴール。

141210_ 大きな共鳴箱の上に大きなオルゴールの箱をのせて、ディスクをとりかえながら、次々に澄んだきれいな響きを聴かせてくださる。
ちいさなオルゴールの小箱からは、「カノン」。中くらいの箱からは、高音の響きが夢のように美しい「カンパネルラ」。そして、「アダージョ」や「月の光」などなど。

30分くらい、続けてオルゴールを聴いていると、からだや足がぽかぽかして、ふわっとしてきて、なんだかうとうときもちよく眠たくなって来る。
オルゴール療法を今年、何度かうけたけど、その度、私もこうなる。

「本当に眠ってしまっても、からだはちゃんと聴いていますからね。
人の耳には聞こえない高周波の音が、脳幹を刺激して、血流をよくしてくれるので、それであったかくなったり、眠くなったりするんです。
聴きはじめて、中には痛みを感じる方もいますが、それはからだが、弱いところを自分のちからで治そうとしていること。
排泄作用もうながすので、トイレに行きたくなる方もいるかもしれませんね。涙する方もいらっしゃいます」

「オルゴールは、一人ひとりの感性で聴くもの。きっとそれぞれに反応が違うと思いますが、ミントレイノでこういうことをはじめてからというもの、みなさんのいろいろな反応や体験を聴かせてもらって、私の方こそ、オルゴールのもつ不思議なちからを日々教えていただいている、というのが正直なところなんです」と高田さん。

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認知症のお母様の介護をすることになって、母娘ともども介護地獄に陥ってしまった時、文字通り、高田さんのいのちと魂を救ってくれたのが、オルゴールの響きだったこと。
お母様のためにと「カノン」の小箱を買ったけれど、ほんとうは、介護うつになっていた自分のためだったのかもしれません、とおっしゃる。

お母様がカノンの小箱にあごをあてて、聴き終わった時にはもう、表情がまったくやわらいでいたこと。
童女のようなその表情と、「ありがとう、ありがとう、いい音楽やね」という言葉にどんなに救われたか。その時、高田さんは号泣されたそうです。

でもその一瞬後には、うってかわってオルゴールをはげしく拒否するお母様。
それでもオルゴールを遠くにおいて鳴らして、また鳴らして。
何度も何度もそういうことをくりかえし、だんだんお母様のきもちが落ちつくようになり、、。

やがて、高田さんもお父様も、オルゴールがあればきっとなんとかなる、きっと大丈夫、と思えるようになってきて、こころに余裕が生まれ、やっとその地獄のような日々からぬけだすことができたのだそうです。

高田さんは、介護は鏡のようなもの。こちらに余裕ができれば、相手にもやさしくなれますよね。あのままだったら、本当に私が、母を殺していたかもしれなかったんですから、と。

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きもちキャッチボールタイムのあと、この日参加した人が一人ひとり、おおきな共鳴箱の中に頭をいれたまま床に寝て、頭の上からオルゴールの響きが降って来る、骨伝導(こつでんどう、空気伝導ではなく)のきもちよさを体験しました。

カノンの小箱を胸に抱いて横たわる人。小箱にあごをのせて聴いてみてる人。
おしまいに、ストリートオルガンを自分で演奏してみるという楽しい体験も、ほとんどの人が味あわせてもらいました。141210__2

高田さんは、お母様との苦しい日々の後に、こんなすばらしい贈りものを得られたのだなあ!
お話の間中、高田さんのオルゴールへの愛情がひしひし伝わってきて、それもまた、私の胸をあったかくさせてくれていました。
この日、参加した18人+4人のちいさなひとたちも、きっとそのこと、感じてたと思う。

この日は、高田さんがお持ちにならなかった、オルゴール療法の説明とオルゴールのよい曲ばかりの入ったCDつきのご本、とてもリーズナブルなお値段なので、紅茶で多めに取り寄せることにしました。
入荷したらまたお知らせしますね。

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114分と77秒

114分 VS 77秒。この数字、なんだと思います?

NHKのニュースウォッチ9で集団的自衛権行使容認に関してとりあげた回数は、22回あったそうです。その中で、賛成の意見をこのニュースで流した時間=114分。批判的、もしくは反対の意見を同じ番組内で流した時間=77秒。

は?と一瞬、耳を疑った。77分でなくて、77秒!?

12月10日、金沢に講演にみえた、元NHKディレクター、池田恵理子さんのお話にでてきた数字。元NHKの同僚が、ニュースウォッチ9をウォッチして数えたのです。

批判の意見は、どれだけ縮小されたか、矮小化されたか。
「慰安婦」問題も然り。
今回の選挙戦報道の、少なさ、白熱のなさ,突っ込みの浅さも然り。
これと同じことがおきてる気がする。

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池田さん共著のご本「NHKが危ない!」を今、読んでいます。このタイトルの真意は、知る権利が奪われる、私たちの民主主義が、今、危ない!という意味 。
メディアの役割は、戦争をさせないこと、と池田さんは、この夜、何度も言ってらした。

2000年のETV「女性国際戦犯法廷」に政治介入して番組の中味を変えさせたのが誰だったか、決して忘れてはいけない。
「記憶の暗殺者」に引きづりこまれてはならない。
作られた”世論”に誘導されないために、自分の意見を持つために、学ばないわけにいかない、って思う!

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2014年12月10日 (水)

栴檀の実の、クリスマスツリー

10日、よく晴れた水曜日。
紅茶では2:00からオルゴールコンサートです。先週の日曜から、まあさんがせっせっせっせと雪かきをしてくれたおかげで、雑木林沿いにもお車がとめられます。土日のすごい雪に、除雪車の通った後の雪の山に、水曜はどうなることやら、と思ってたけど、まあさんにまたまた感謝です!

彼が家のもの雪すかししてくれたので、うちの駐車場の真ん前にも,オルゴールをもってきてくださるミントレイノの高田さんのお車は、ここにとめていただきましょう。

141208__2 写真は、7日の朝、雪の重みで折れた栴檀の枝。いつもはたか〜〜い屋根の上にある木が、こんなに低く見ることができます。

きいろっぽい丸い実は、せんだんぼうず、と呼ばれていますが、その一つ一つの実に朝露がのっかって、赤や緑や金色に光ってまたたき、さながらクリスマスツリーのごとし!!

私のガラ系携帯写メールではまったくそこまで映らないけど、ホントはため息でそうなくらい、きれいでした!

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21美さんに、クリスマスバージョンのほめシャワ。

141208_ 21美ミュージアムショップさんに、「ほめ言葉のシャワー」のクリスマスバージョン封筒つきのを、先日納品してきました。

21美ショップさんに納品分のほめシャワには、この秋から、rescued paper(本来は古紙として捨てられてしまう紙を、救出して使う、という意味)ーー雑誌やカタログなどのきれいなグラビアページで一枚一枚、ミニ封筒を手作りして貼っていますが、今回おさめたのは、それのクリスマスバージョン。
これは、12月25日まで。もちろん、いつもの手作りバージョンも並んでおかれているので、お好きな方を選べます。

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きのう、東京のmai worksあてに、学芸大付属中学の先生から、ほめシャワのご注文あり。メッセージ欄に、「ベトナムのタオさんからお土産でいただきました」とのこと。

娘は、ベトナムのタオさん、who???となって、一体どうしてベトナムの人がほめシャワを持ってらして、しかもそれをおみやげにしてくださったんだろう、と、私に、はてなの電話。

タオさん!
そう、11月に金沢でひらかれた学校保健学会の懇親会でお会いした、美しいアオヤイ(彼女の住んでいる地域では、アオザイのことを、アオヤイ、と発音する由)のよく似合うすてきな女性、タン・タオさん。フエの学校保健センターのセンター長さん。
タオさんは翌日、私の話(教育講演、というのだそうです)を聴きにきてくださって、それをお隣にすわった筑波大
の安藤さんが通訳してくださり、話の後にひらいた紅茶本やさんで、ほめシャワを何冊もお買い求めくださったのです。

ああ、そのうちの一冊がそんなところに飛んで行ったんだ。タオさん、ありがとう!ほめシャワは、ほんとにしあわせものだねぇ。

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2014年12月 9日 (火)

明日10日の夜は、メロポチへ。

麻生さんの、6日松本での選挙演説にあぜん。
企業はもうかって利益を出している.利益をだしてないのは、経営者に能力がないか、運が悪いかだ、と。 
7日の札幌市での演説では、社会保障にお金がかかることに関して、高齢者が悪いようなイメージをつくっている人がいっぱいいるが、子どもを産まない方が問題だ、と。

安心して産んで育てられない社会構造が問題なのに!産まない方が問題?
もうからないのは能力のない経営者が問題、と同じ論調。

今度の選挙、このままこの道を行っていいのか、ってこと。
弱い立場の人は活かされず、戦争に行かされる、ってかんがえるとほんとうにぞっとする。

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明日10日、紅茶でのオルゴールコンサートのあと、近江町市場内、メロメロポッチにでかけるつもりです。

11月にもメロポチでみた若者たちの映像(10月25日@渋谷)、明日は、そのSASPLの若い人たちが、秘密保護法反対でデモ@官邸前するのを、ライブ中継して、メロポチでみんなで見るのです!
夜7:00〜 参加費はワンドリンク付きで800円。

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2014年12月 8日 (月)

12月10日、オルゴールコンサート@紅茶

あさって、紅茶でオルゴールミニコンサートします。 雑木林の脇に車をとめられるよう、まあさんが、昨日、今日と雪かきしてくれてます。

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141203_ 12月10日(水) 紅茶の時間内、とくべつ紅茶で、オルゴールセラピストの高田悦子さん(ミントレイノを白山市から委託されて運営されている)にきていただいて、 オルゴール療法の説明と、スイスオルゴールによるミニコンサートをひらきます。

2:00〜5:00まで 参加費500円。

オルゴール療法のこと。
私は今年になってはじめて知ったのですが、以来何度か高田さんのお話とオルゴールを聴く機会があり、 またミントレイノで実際にオルゴール療法も何度かうけてみて、たしかにからだによい作用があることを実感しました。

人の耳には聞こえない、低周波から高周波までのスイスオルゴールの響きが、脳の血流をよくしてそれぞれのもっている治癒力を高めてくれるそうです。 詳しくはどうぞ高田さんのお話をきいてみてくださいね。

ミントレイノは、12月から春まではおやすみ期間となるので、紅茶でぜひオルゴールの響きをミニ体験してみてくださいませ。
参加ご希望のかたはできるだけお申し込みくださるとありがたいです。

水野までのお電話は、076−288−6092

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6日の日の、愛をたやさない。

2014127 7日の朝、めざめてびっくり。さらなるどか雪!
7日が授業の日だったら、来れない人もおおかったろう、空に感謝。写真は、6日の朝と7日の朝。雪の量がちがうよね。
こっちが6日の朝の雪。2014126

6日は、授業を終えた小森陽一さんを駅にお見送りした後、いんのしまいさん(広島県の因島から、小森さんのお話を聴きにきた今井さん。何度も私を出前紅茶によんでくれてる人です)とまあさんと、ランチしてからいったん津幡にもどって、やはり授業を聴きにきてた津幡の長曽さんとわが家で合流。
雪ふりしきる庭を眺めつつの臨時紅茶。こりゃちょっと因島では見られない風景。

そういえばいんのしまいさんは、9月、大阪でのこじょうけんの出前紅茶の時もきてくれてたけど、個人的な時間はまったくもてなかったので、ゆっくりと語り合うのは、今年初かも。12月すぐの大雪も、語り合う時間も、ますますいちごいちえ、と思う。

そんなんで、夜はいんのしまいさんと、小森学級よくがんばりました&はるばるよくぞ来てくれました、ということでおんな二人のごほうびデート。

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私も忙しかったことし一年をふりかえり(ってまだ終わってないけど、この秋のような忙しさでは多分ないはずなので)、いろんな人にいっぱい支えられた年だったなあ、としみじみ思った。

去年のおおみそかに、今年の私のキーワードは「愛を、たやさない」にしよう、と宣言したけど、それを意識して一年ここまでこれてよかったよ。

これは言葉だけ聞くと、まわりやみんなへの愛をたやさない、みたいに聞こえてすんごい博愛主義とおもわれそうだけど、どっこい。この矢印は、自分への、愛です。自分を大切にすること、自分をいとおしむこと、自分のきもちを尊重すること、っていう意味での、愛です。

なぜってね、大きなちからにあらがうって、とってもとてもエネルギー消耗することだからね、使うだけだど疲れ果てて枯渇してがさがさになっちゃう。

だから、自分を大切にするきもちをたやさない。大好きな人たちからやさしいきもちをもらう。逢いたい人に逢いにいく。仲間とかたりあう。なんでも一人でぜんぶしちゃわない。しごとっぽいものでも、仲間たちとそれをわけあう。親しい人と楽しい時間をすごす。美しいものを愛で、美しいものを聴く。大切なひとを大切にする。

そういう全部が、愛をたやさないってこと。私にとっての。
このことはもう何度もかいてきてることだけど、あらためて書くとまた意識できるからね、書くのだ。

12月6日はその意味でも、朝から晩まで、私のなかに愛がたくさん充電された日でした。

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マスキングテープ入れをいんのしまいさんからもらったので、わが家のラインアップをいれてみました。141208_

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2014年12月 7日 (日)

小森陽一先生の朝の授業その報告

2014126 12月6日、小森陽一さんの朝の授業の教室には、この冬初の大雪という厳しい天候の中、続々と、年齢層もさまざまな生徒さんたちが集まってきてくれました。
あとで数えたら、110数人もきてくださってたようです!
長文ですが、これなかった人のためにも、とまとめてみました。

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小森先生の授業は、9条をめぐる戦後の日本の歴史をきちっとおさえながら、今日現在までを一気に。
それはまるでジグソーパズルのピースが、一つ一つ埋まって、つながっていくような、緻密で、そして実に明快なお話でした。

なぜ突然の選挙か、と思われてるけど、実は、7月の解釈改憲閣議決定に国民の反対が多かったことと、関係おおあり。
直後の世論調査で、7割が、9条こそ大事、といってるのに、それはマスメディアに載らず、ネットで小さく出ただけ。
でも、その反対の多さゆえに、法案をすぐには出せなくなった。で、そのことを表立って問う間を持たせず、今、選挙しようとしてる。

閣議決定はしても、法案をとおさなければ、そこに「切れ目」が生じる。

レジメの資料にのってる閣議決定の全文「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」は、ちっちゃい字で、やたら長くて。

ーー見ただけでもう読む気なくなるでしょうが、でも、これ、大事な証拠物件ですからね。ここんとこだけ、「あらたな3要件」だけは、しっかりと見てくださいね、
と、これまでとの違いをくっきり説明してくださる。

「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず」、の「のみならず」の後に続く、「我が国と密接な関係にある他国に対する〜〜」の語句で、自衛隊の出かけて行ける範囲をいかようにもひろげていける。それが、切れ目のない、ってこと。

閣議決定された7月1日が、実は自衛隊ができて60回目の誕生日の日だった、というのも、歴史的にみて、ぞっとするほどブラックな相似形だ。
今の政権の中心にいる人たちの、おじいさんからの3代に渡る世襲の害もすごくリアル。

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湾岸戦争の時、ブッシュに要請されても自衛隊を海外に出さなかった(出せなかった)海部さん。それはもちろん9条のしばり。
それによって、日本は憲法9条ってものを持ってるんだと、世界中のふつうの人が知ってしまった。この意味は、ものすごく大きい。
自衛隊の行くところが非戦闘地域なんです!と小泉さんにいわしめたのも、9条のしばり。
そういうしばりが、ところどころに「切れ目」を生じさせてるんだ、って実感した。

先生からの質問。
ーー去年12月、特定秘密保護法が通った後の、クリスマスまぢかの物騒なプレゼントを覚えてますか?あれ、たった一年前だけどもう忘れちゃったかな。
南スーダンにPKOで行ってた自衛隊が韓国軍に一万発の銃弾あげてきちゃったでしょ。あれは憲法違反だよね、置いて来ちゃいけないものだった。
こういう場面でそのつど、9条がひっかかってくる。それが、切れ目、ということ。

ーー日本版NSC、国家安全保障会議ができて、その初仕事がこれでしたね。閣議決定だけで、武器輸出禁止の原則をすばやく変えてしまった。ごく少ない人数だけで、国家の大事なことを決めるようになっていってる。自民党の憲法草案では、戦争になったら全部閣議決定していいことになっているしね。

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9条の会の歴史についてもあらためて学べました。

2004年の発足時、9条の会はほとんどニュースにもとりあげられなかった。当時は、憲法変えた方がいい、が65%。変えなくていい、が20%だった。

2007年にはその割合がせめぎあって、2008年には15年ぶりに、変えなくていい、が、9条を変える、をうわまわった。この年は、イラクへの自衛隊派遣は憲法違反、との名古屋高裁の判決が出た年でもある。それは、世論の転換があったから。

先月の沖縄県知事選挙では、オール沖縄で闘って、新しい知事を選んだ。本土とは違う選挙のやり方で勝ったというのは、草の根のちからがこれだけ強ければこうなる、と証明していることです、と。

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それにしても、小森先生は、戦後70年の歴史のポイントの日を、○○年○月○日、としっかり日付までおぼえている。

ーーそれは記憶力の問題じゃなくて。なにしろ9条の会ができてからのこの10年、土日祝日と、毎週どこかでこういう事しゃべってるからね、忘れる間がない。っていうか、しゃべり続ければ、忘れない。
だからみなさん、おおいにしゃべりましょう。記憶を保持するためにも、草の根をひろげるためにも、近所と、まわりと、対話しましょう。一人NHKになりましょう。

141204_ 先生は、「父と暮らせば」の黒木和男監督との対談の中で、「9条の問題を、自分の人生の中心にすえて生活するようになってしまった」と。
「映画 日本国憲法」のジャンユンカーマン監督との対談の中では、「言葉を本当にちからのあるものにできる日々の運動を、どれだけやっていくかということが問われてると思 う」と語ってらっしゃる。

私たち一人ひとり、語る言葉をもつこと。そのためにもこの国と憲法の関係を歴史的に知っておくこと。すんごく大事だ!

授業は真剣で、熱くて、しかも内容は深刻な事態なのに、なぜか笑いもいっぱい。
あ!とか、そうか!とか、気づきながら、考えさせられながら、元気がでてくる。世論を完全に無視することはできないんだな。私たちもただ無力じゃないんだな。

「切れ目なく、自衛隊をどこへでも」をあちらが狙ってるなら、こちらはその「切れ目」を保持していくことが大事なんだ。殺し殺される、の関係に入っていくかいかないか、今が瀬戸際なのだから。

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小森先生、中味の濃い、言葉のちからを感じる、すばらしい授業をありがとうございました。
取り寄せた3冊のご本、シネフロント社の対談集1と2、それと「あの出来事を憶えておこう〜2008年からの憲法クロニクル」 は、すべて完売しました。

朝の雪道、生徒になりにきてくださった方々、ありがとう。
朝の授業の始まる前の短時間で、むぎわらぼうしのみなさんも、紅茶のおかあさんも、9条の会いしかわネットの方たちも、机や椅子のならびかえ、資料を手早く組む作業、いっぱいお手伝いしてくださって、ありがとうございました。

そして、夏から一緒に準備してきた小森学級生徒会のみなさん!
それぞれの得意なことやできることが違ってて、だれもが自主的にはたらいて、そのチームワークが見事でした。本当にありがとう!

生徒会の中にはちいさな子どもたちを持つ人も多く、それでも当日も、受付や本屋さんなど、いっぱいはたらいてましたね。
こんな授業を若い人たちが関心もって聴く、そのことがすてきなことです。あらかじめ先生にお届けしていた生徒会からのたくさんの質問項目にも、授業の中でたくさん応えてくださってましたね。

そうそう、授業のはじめに小森先生が、小さな子どもの泣き声はなぜか場を和ませてくれるね、子どもは未来だものね、といってくださって、ありがたかった。赤ちゃんを抱っこして聞いてた人はもうその言葉でどんなにほっとしたかしれない。教室の空気もふっとやわらなくなりましたね。

先生はお昼すぎの特急はくたかで魚津へ。講演のあと、富山空港から羽田へ。
今日7日は子ども9条の会全国大会で浦和で一日、お話されてるはずです。

6日にともに学んだこと、まわりに話そうね、ひろげようね。それが先生へのお返し、と思います。

     

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2014年12月 4日 (木)

ちきゅうのキルトが別府のむすびのさんに。

きのう、別府のれいこさんからお電話あり。

ちきゅうキルトは、私が出前紅茶にうかがったあと、紅茶の会場にもなった国際交流会会館で一週間、いろんな方々(23日の紅茶にこられなかった、別府大学の先生たちとか、留学生さんとか、ほかの方達)にみていただいたあと、市内のすてきなすてきなカフェで、クリスマスまでかざってくださることが決まりました!  

141124_ そのカフェは、ここちカフェ「むすびの」さん。
11月24日に、おいしいランチをいただいたお店です。ランチ前にはお二階を貸し切りにさせていただいて、別府紅茶を主催してくれた、別府ごみ仲間のみなさんたちと、小一時間ほど、「ともの時間」のワークショップもさせてもらった、築100年の、もとは医院だったという建物をいかしてるカフェです。

うれしいなあ、また知らない方達にもみてもらえるし、別府を観光でおとずれるかたの目にも、ちきゅうのキルトにふれてもらえますね。

むすびのさん、どうかクリスマスの日まで。ちきゅうをよろしくお泊りさせてくださいませ。ミチコさんもよろこびます。さっそくミチコさんのおつれあいさんにお知らせしました。

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ここちカフェ むすびのさんのHPはこちら。

http://www.musubino.net/

ランチも、別府の温泉をいかした料理法で、おいしかったです!はものホイル焼きも、さんまのトマトソースチーズ焼きも、他では味わったことなかった。141124__2

お店の一階のコーナーには主に地元作家さんの陶器や、手作りの小物作品がいっぱいおかれてて、今回はうれしくてこのお店で大人買いしました(ってか、別府の行きも帰りもほとんどお金を使う機会がなかったので)。

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141124__3 写真は、24日の朝、別府湾からのぼる朝日。お宿からちょうどばっちりみえました。朝7時すぎ。
北陸より、遅い日の出でした。

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オルゴールコンサート@紅茶の時間+愛を、たやさない

12月10日(水)
紅茶の時間内、とくべつ紅茶で、オルゴールセラピストの高田悦子さん(ミントレイノを白山市から委託されて運営されている)にきていただいて、 オルゴール療法の説明と、スイスオルゴールによるミニコンサートをひらきます。2:00〜5:00まで 参加費500円。

オルゴール療法のこと。
私は今年になってはじめて知ったのですが、以来何度か高田さんのお話とオルゴールを聴く機会があり、 またミントレイノで実際にオルゴール療法も何度かうけてみて、たしかにからだによい作用があることを実感しました。 141127_

人の耳には聞こえない、低周波から高周波までのスイスオルゴールの響きが、脳の血流をよくしてそれぞれのもっている治癒力を高めてくれるそうです。 詳しくはどうぞ高田さんのお話をきいてみてくださいね。
高田さん、とてもおだやかで、やさしい強さをもったすてきな方です。

写真は、先週訪ねたミントレイノの、メタセコイアの紅葉。

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141203_ 実は、紅茶の時間満31年のごほうびに、と、思いきってスイスオルゴールの小箱を購入したのです。 曲目は、パッフェルベルのカノン。
毎晩枕元において、寝る時に。昼間は体の痛む部分に小箱をあててセラピーにつかったり、しています。

今回の購入を機に、くわしい説明やさまざまな使い方を教えにきてくださるというので、それなら紅茶の時間内に、とお願いしました。
そしたら高田さんの方から、ちょうど12月でもあるし、ミニコンサートもひらきましょうね、といってくださって、今回の運びに。

ミントレイノは、12月から春まではおやすみ期間となるので、紅茶でぜひオルゴールの響きをミニ体験してみてくださいませ。 参加ご希望のかたはできるだけお申し込みくださるとありがたいです。

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紅茶はおおみそかはおやすみ。初紅茶の1月7日は新年恒例の「お薄の時間」。お抹茶何杯でもどうぞの日。お気軽にお越し下さい。

師走のあわただしい日々、どうかご自分への、愛をたやさないよう、おすごしくださいませ。


愛をたやさない。この言葉は、去年のおおみそかに自分に宣言した言葉です。
おおきなちからにあらがうのにはすごくエネルギーが必要。 出す一方では自分自身が枯渇してしまうので、これまで以上に、大好きなひと、もの、ことを大切にして、逢いたい人に逢いにいって、うくつしいものをいっぱい聴いて見て、 そういう一年にしよう、ってこころに決めたのでした。

おもいきってオルゴールの小箱を求めたのも、そのひとつです。オルゴールの音色は紅茶にくるひとたちにもいくらでもおすそわけできますしね。

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小森さんのご本たち

12月6日の小森陽一さんの朝の授業「憲法の本当の役割」。おもうしこみが日々ふえて、うれしいです。そろそろ机のあるお席はうまりましたが、椅子だけの席ならまだありますからね。どうぞおもうしこみくださいませ。

小森さん授業のレジメもとどいています。真っ先に選挙の項目がありました。

小森さんのご本もとどきました。

141204_ シネフロント社の、小森陽一対談集その1では、井上ひさしさんと「父と暮らせば」と原爆で生き残ったものの想いと9条についてかたり、黒木和夫さん、渡辺えりさん、山田洋次さんなど、映画演劇人らと語り。

対談集その2「しかしそれだけではない」(9条の会10周年記念)では、「父と暮らせば」の舞台で娘役を演じた斉藤とも子さんと。海南友子さんんとはいわさきちひろのことを、ヤンヨンヒさんとは在日のことを。桜井均さんとは加藤周一さんがなぜ9条の会に取り組んだのかを。降旗康夫監督とは、「少年H」や「ホタル」にこめた想いなど。

聴き手が小森さんだからこそ聞けるお話がいっぱいです。

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いとうせいこうさんの「一羽の鳥について」

いとうせいこうさんのHPです。選挙前にぜひっ読んで、みんなにひろげてくださいませ。どんなに投票率が低くても、勝てば、民意を得た、というのですから。

お金持ちのためのアベノミクスに目をうばわれないで。昨日の報道ステーションでも、安倍さんは、今度の選挙で集団的自衛権の信を問う、と言ったのですよ!それをひきだした古館さん、ありがとう!

「9党首に聞く」の特集番組、NHKのもニュース23のも、安倍さんにやられっぱなし。とくにニュース23はさながら、朝まで生テレビをみるようで、いかにも選挙がばかばかしくなってしまう、投票にいきたくなくなるような内容でしたので。

一人の一票、投票にいくことは、いちばん現実的な、12条すること。憲法が保障する国民の自由と権利は、私たち国民が不断の努力で持って、普段からまもってなきゃなんないのです。

いとうせいこうさん 「一羽の鳥について」 http://politas.jp/articles/213

長いですが、ぜひ読んでいただきたいので、ここに。

自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。
だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。

私は何度かそういう選挙を見てきた。

デモも同様である。

「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。

その時、世界は何かしら変わる(ただし根本的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わる前の世界から見た有効性の基準は必ず「古い」から)。

がらりと世界が変わることもある。それはほとんど次元の移動のようだ。今生きている世界から別の世界に、人は突然接続する。私は決して疑似科学を語っているのではない。
これが選挙の謎なのである。

代議制の、つまり多数の者が少数を選び、選出された者に政策をまかせるシステム、すなわち民主主義の厳密な数学、ないしは物理学がこれである。

多数の者が少数の権力者に影響を与えるわけだから、それはデモの謎でもある。

渡り鳥は飛び立つ時間をあらかじめ知っているのではなく、みんなで行きつ戻りつするうち突然旅に出る

私が変わると「私たち」が変わる。
私が行かない投票には何千万人かが行かない。
私が行く投票には何千万人かが行く。

特に浮動票と言われる「私たち」は渡り鳥のようなものだとイメージしてもいい。渡り鳥は飛び立つ時間をあらかじめ知っているのではなく、みんなで行きつ戻りつするうち突然旅に出る。

その時、どの鳥が出発を決めたか。
最後はリーダーが決まってくるとしても、飛ぶ群れの起源を遡ればどうなるか。
「私」という一羽の鳥が、としか言えないのではないか。

ある種の「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているのだ

さて、もしもあなたが「私たちが変わったところで政治家が変わらないのだから意味がない」と思うなら、それはそれである種の「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているのだと私は考える。

国民が「政治不信」になればなるほど、組織票を持つ者が好き勝手にふるまえる。

むしろ無力なのは選挙に落ちるかもしれない政治家の方だということを思い出して欲しい。

選挙期間というのは「無力」さの逆転が起きる時間なのであり、結果を決めるのは例の「私たち」以外にない。
つまり「私」以外に。

その時「力」はどちらにあるか。
あなたにある。
これが選挙というものの恐るべき、スリリングな本質だ。

******転載ここまで。

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2014年12月 3日 (水)

8日、池田さん。10日、SASPL

Photo 12月6日、小森陽一さん。12月8日、池田恵理子さん。12月10日、ふたたびSASPLー特定秘密保護法に反対する学生たちのデモライブ、と、12月にはいってからの金沢で、たてつづけにすごい企画がつづきます。

6日は、秘密保護法が国会を無理矢理通って一年目の日。
8日は、73年前に太平洋戦争がはじまった日。
10日は、特定秘密保護法施行の日。
しかもこの3日とも選挙戦の真っ最中。

戦争と平和について考え、行動しだすと、どうしてかくも忙しいんだ!でもそれっくらい、平和をつくっていくって、てまひまてまひま、かかることなのだと思う。「うまずたゆまずあきらめず」この言葉は、笠木透さんの歌う「平和の暦」の中の歌詞だけど、ほんとにその通り。

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「戦争をさせない石川の会」主催の、12月8日講演会のおしらせ。
戦争・「慰安婦」問題・メディア
─歴史の真実に向き合うために─

お話しくださる池田恵理子さんは、もとNHKディレクター。いまは「「女たちの戦争と平和資料館」(wam)」の館長さんです。として運営に携わっています。日本で唯一、「慰安婦」の被害と加害の証言や資料を集めたミュージアムです。
20年余り前、エイズメモリアルキルトの取材で、何度も金沢にみえました。とってもすてきな方です。

講師:池田恵理子さん(女たちの戦争と平和資料館館長)
・日時:2014年12月8日(月)18:30~20:30
・会場:金沢市文化ホール 2階大集会室 (金沢市高岡町15-1)
・資料代:500円
・主催:戦争をさせない石川の会
    ( 金沢合同法律事務所気付 )

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12月10日のは、これです。
私たちの未来のために、ライブハウス「メロメロポッチ」に集まろう!
「民主主義ってなんだ?」~SASPLの秘密保護法抗議行動を生中継!~

昨年、国民の大多数の反対を押し切って強行採決された特定秘密保護法
が、12月10日、施行されます!

金沢では、10月25日、渋谷で2000人を集めてデモを行った
SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)の
首相官邸前抗議行動を生中継!
http://saspl1210.wix.com/students-against-spl
https://www.facebook.com/events/738796262881888/

そして2015年3月21日(土・祝)に予定されている
ピースウォーク金沢2015にどうつなげていけるか、話し合えたらと思い
ます。

日 時・2014年12月10日(水)19時~
場 所・メロメロポッチ  http://meropochi.web.fc2.com/
参加費・ワンドリンクつき800円
連絡先・TEL/FAX 076-234-5556(メロメロポッチ)

主 催・ピースウォーク金沢実行委員会
WEB http://pwkanazawa.com/
FB https://www.facebook.com/pwkkanazawa2014



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小森さんの授業まであと4日。

141123_ 寒波襲来っ!きのう、あわててタイヤをスノウに換えました。おとといより気温が一気にさがって4度。気温だけなら12月にはなんてことない寒さですが、昨日のは強風暴風つきなので、からだにはもっと寒く感じました。
みなさん、風邪ひいてませんか、冷えが腰にきてませんか。大事に大事に。

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いよいよ今週土曜日の12月6日です。
東大大学院教授で9条の会事務局長の小森陽一さんをお呼びして、
朝のとくべつ授業「憲法の本当の役割〜平和の中で生きているということ」。
9:30〜11:30 @近江町市場内 近江町交流プラザ4F集会室です。

授業をお願いした時点では予想もしなかった展開、なんと選挙戦まっただ中とは!
この選挙、本当は何が問われているのか、きっちり語っていただきましょう。

受講料は1000円。お席が残りあとわずかとなりました。
ご連絡は水野まで tel:076−288−6092

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2014年12月 2日 (火)

別府へ

11月23日は、別府へ。

141123_ 24年前に原発の話でよんでくれた人たちが、満31年の、今の紅茶の時間のこと、憲法のこと、原発のこと、話したいことを話に来てほしい、と、出前紅茶の場を用意してくれたのでした。主催は、30年前からつづいているという市民グループ「ごみ仲間」のみなさん。
今回の別府にも、ミチコさんのキルト「ちきゅう」が一緒です。

原発やら、憲法やら、こういうめんどくさい?ことにずっと関心をもちつづけて、いまさえよければいいじゃん、とは思わない人たちが遠くの地にもちゃんといて、こうしてふたたびまた繋がれる。そのことがとてもうれしい。

この日は韓国からの留学生さんも参加してくれてて、ワークショップ「大切のリレー』の時の読み手さん役もしてくれました。
お茶の時間には、スリランカからの学生さんが、シナモンとジンジャーいりの、それはおいしい紅茶をいれてくれたよ。

「ちきゅう」は、ほぼひと月、別府に滞在します。今は別府大学の国際交流会館にかざられてるはずです。23日に見れなかった方も、どうぞ見に行ってくださいね。

23日には、大学時代に出逢った友、染めの作家さんでもある京子ちゃんが佐世保から。ごみ仲間のれいこさんの妹のけいこさん親子とお仲間が、広島から。
その人たちもまじっての夜ご飯のかおぶれは、まさに一期一会、一瞬一会の時間。
生きて、元気で、それだけの年月ののちに再会して、食事をともにできるって、もはや奇跡に近いことかもしれないもん。

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141124_ 141124__2 翌日は、温泉の湯気立ちのぼる町をすこし歩いて(写真は、足蒸し湯)、「むすびの」という、築100年のもとは医院だったというすてきなカフェで、ランチ。

むすびののお昼ごはん前の一時間あまりは、カフェの二階で、ごみ仲間+佐世保の京子ちゃんと、コミュニケーションワークショップ「ともの時間」をすこし。

ワークショップはいつもウォーミングアップからはじめるのだけど、この日のそれは、「自分の名前の中の、しぜん探し」。

私の名前の中には、スウっとした「風」があり、ひらやまさんの中には「平らな山」があり、京子ちゃんの中には「みやこ」があり、まゆみさんの中には「まゆ」があり。
それぞれが探し出した名前のなかの自然をつなげて、最後にひとつのストーリーをつくる。

この日のそれは、
「海の藻は、ゆらゆら魚たちのゆりかご。
 平らな山のつらなりを、馬にのってかけぬけていって、
 みやこにつくと、そこにはしゅうしゅうと湯気をたててる温泉がある。
 まゆを紡いだ絹をそめ、毛糸をそめ、そこにここちのよい風がすうっと吹き抜けて行くよ」という物語でした。

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2014年12月 1日 (月)

鎌仲さんの2日間@金沢

11月28日と29日、鎌仲ひとみ監督in金沢。

141128_ 28日は近江町市場内のメロメロポッチで、春に公開される新作映画「小さき声のカノン」の本編にはおさまりきらない映像を見てから、鎌ちゃんのお話。

この夏、金沢にお話にきてくださった荒木田岳さん(福島大学の先生)とそのご家族、そしてうのさえこさん一家(さえこさんのおつれあいさんは、福島大学の憲法学の先生でいらした方。原発震災のあった年、福島大学の一年生に鎌ちゃんのとくべつ授業をプレゼントした先生でもある)が登場するスペシャル映像などを見ました。

翌29日は、北陸学院大学で、鎌ちゃん特別公開講座。
新作の予告編をまじえながら、鎌ちゃんがイラク戦争の劣化ウラン弾の被害を伝えようと、自主制作の映画をつくるようになったherstoryを一気に。
核三部作をつくった後に起きた、原発震災。今回の映画作りの原点には、なんとしても、子どもたちを守りたい!という想いがとても強いこと、びんびん伝わってきました。

2日間、鎌ちゃんハシゴをした人も多かったけど、私もその一人です。

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メロポチのお話でも、北陸学院でのお話でも、鎌ちゃんがいってらしたこと。
原発震災後、重大な決断をして、避難した人たちは、全体からみればごくごく少数。その人たちの選択も、その後にも、もちろんそれぞれ大変なものがあるのだけど、「小さき声のカノン」本編のなかには、それらをあえていれなかった。

震災後、一体どうしていいかわからず、迷って、揺れて、大変であっぷあっぷしてる人たち、それまでは考えないですんできたことに否応なく向きあわざるを得ない現実に迫られた人たち。そういう人たちが、実際には圧倒的な大多数。
その人たちの声を、ていねいにていねいに聴いていった鎌ちゃんが、それらをどうしても今回の本編のフイルムにおさめたいと思ったこと。

2日間、つづけてお話聴いて、映像もみて、鎌ちゃんのいわんとすることが、なんとなくわかってきた気がします。

それぞれが必死にもがいて、考えて、学んで、つながっていく中で、自分はいったいどうしたいのだ、をつきつけられ、そこから、一人ひとりの小さな意思/意志が、芽生えて来る。その芽生えの瞬間をじっと待って、待って、その瞬間をとれたと思う、という鎌ちゃんの言葉。

3年と3ヶ月の歳月をかけ、日本各地とベラルーシにも何度も足を運んで取材し、そのフイルムの長さは600時間におよぶという。鎌ちゃんはそれにどれだけの想いをこめて、厳しい編集作業にむかったことだろう!

それにしても、ベラル―シと日本、国の姿勢の違いに、愕然とします。国として、チェルノブイリ後の今も、子どもたちの保養プログラムを実施しているかの国。国としてなんの手もうっていない日本。未来をになう子どもたちの健康が、こんなにも粗末にされているのだ、この国では!

「小さき声のカノン」の公開は来春。東京についで、金沢シネモンドでの公開もすでに決定しています!ぜひぜひ、見よう、みんなにもすすめよう!

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