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2015年3月 8日 (日)

3月7日の、奥田アキくん+金森俊朗さん

Photo きのう、奥田アキくんと金森俊朗さんとのコラボトーク。

前の日のメロポチでの話とはまたうんと味のちがう、アキ君の内実に迫るお話だったぞ。金森さんがこの若者に、今聴きたい、と思う事からはじまった2人のトーク。

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中学時代の一年半を、自分で望んで行った八重山の鳩間島ですごしたアキくん。 ゆったりのんびり島暮らし、やさしいおじいおばあに囲まれて、ではまるでなく!

人口50人の島で、物事決めるときの会議は、まるでけんかしてるかのよう。互いの意見をぶつけあう。泡盛はいってるからなおのこと。厳しい自然のなかで、自分たちのちからで生きてく、ってそういうこと。それ見ていて、社会には、自分も参加しなくちゃならないって思った。 問題がつぎつぎおこるのが社会。その問題を、どうにかしなきゃならない、ってこと。

秘密保護法に反対したのは、単に、情報隠すのはだめだ、ってことじゃない。だって、その前から、多くのことが秘密にされてきてた。原発のことだって。それが3・11でものすごくはっきりしたでしょ。そもそも、それ以前から秘密にされて来てたことを、ちゃんと知ろうとして来たか、ってこと。
知らなかった、考えてこなかった、自分は、それ、もうやだ、ってこと。

SASPLのデモ。
わたしたち、おれたち、っていって話すのと、オレは、ぼくは、私はこう思う、っていって自分のきもちをしゃべるのとでは、全然ちがう。伝わり方が。響き方が。 ききながら、あ!それ、オレのきもちだ!今、オレが言われてる気がする、って感じるのは、あとのほうだ。そうやって言葉が普遍になってく。
(そうだよなあ、「我々わぁ〜〜」で言われると、一緒にしないでくれる?私、そう思ってないし、って言いたくなるよね)

だけど一年間、こういうデモつづけてきて、最後のスピーチのときは、「ぼくたちは」って言ってた。それまで仲間たちとしてきたことで、「ぼくたちは」といえたんだ。

当事者になる、って重たいこと。当事者の痛み苦しみ、お前にわかるのか!って言われたら、知らんってしかいえない。
でも、そのうえで、たった一人の人間として、たとえば、ヘイトスピートとか、差別だめでしょ、って。
この国に生きてる一人として、憲法に照らして、おかしいことはオカシイと言っていい。
お前ら学生だろ!知ってんのか!とよくいわれるけど、ピアスのお兄ちゃんが、「戦争反対」って言ったっていいと思う。誰もが「当事者」になっていく、なるべきって思う。

金森さんが、「9条が変えられるとすると、奥田くんたちは徴兵制の対象年齢だよね、そんなこととかも考えてる?」ときいた時の、アキくんの言葉。

9条がsasplで論点になったことはまったくないです、これからは、経済徴兵、って思ってたほうが、リアリティある。 今の危機感は、憲法そのものがおかされようとしてること。
民主主義はまちがえることがある。その最後のとりでが、憲法って思ってるけど、解釈改憲とかで、憲法そのものがぶっ壊されようとしてる、そこへの危機感です。

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聴きながら、うん!ってうなずくとこ、いっぱいあった。
主権在民、って感覚をがつん、と獲得した若者たちが、憲法を目安にして、はっきりと堂々と、おかしいことはオカシイと、いやなことはいやだ、と言ってる。

そのことが憲法を充たすこと。
こうやって憲法をどんどんつかっていかないと、憲法はカスカスになってっちゃう。

人権、って言葉はもはや記号めいてるけど、アキ君の話ききながら、一人ひとりが自分らしく生きる、相手を尊重する、そういうこと保障してるのが、憲法にうたわれてる人権なんだ、ってますます思ったよ。

この日の最後は金森さんのリクエストで、「13条のうた」の一番だけ、歌いました。「すべて国民は、個人として尊重される」で始まる13条です(歌っちゃう司会、ってのもマレだね)。

 ♪誰とも ほかの誰とも とりかえっこできない  
   あなたが生まれたその時から ひとつっきりのいのち  
   あなたが大切にされ わたしも大切にされ  
   それが行ったり来たり ともに生きること


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