« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月31日 (日)

鎌田みのるさんの言葉 サンデーモーニングから

Photo_2 今が今、庭では栴檀の花まっさかり。
毎年、猫のマーガリンのいのちの日のあたりに咲き出すこの花。

去年の強風で、高い所の中間にある木がだいぶ折れたので、今は手の届かないところでだけ、うっすらピンクの雲のように咲いてるのをみあげるようにして、花見してます。

この写真は、まだ小屋根にのぼって花に手が届くころ写したもの。

************

31日朝のサンデーモーニング。

イラクの子どもたちの支援をずっと続けている鎌田みのるさんは、中村哲さんのように、9条の意味をリアルにわかっておられるお一人だ。9条のおかげで、危険と思われる地域でも活動ができる、と。

イラクとインド洋に派遣された自衛官のうち、帰国後54人の方が自殺。

それをうけて、鎌田ドクターの出した数字に、打ちのめされました。
アフガンとイラクに派遣した200万人のアメリカ兵士のうち、50万人が心を病み、今でも、年に250人、戦地からもどって自殺するもとアメリカ兵士がいるという。   

安倍さんが「リスクはふえないと考えている」、中谷さんが「リスク増大するものではない」、
とくり返すこの言葉の、なんと空っぽなこと。

もと海自の方が、「リスク多くなるに決まっている。なぜこのリスクを背負ってまでこれをするのか説明してほしい」と。

******

質問される大臣のほうこそ、法案があまりにややこしくて、しかもそれを一度に出して来てるから、中味が理解できていない、ゆえに、説明できない。
かんさんじゅんさんが言われる通り、集団的自衛権だけにしぼって論議してほしいです。

安倍さんたちが、ひたすら努力してるのは、この法案が戦争に関係あるとわかっちゃうと困るので(国民がそれを知ってしまったら、法案が通らない)それを隠すための、詭弁のオンパレード。

これは戦争法案である、と見抜いた人から、動き出してほしいな!

|

井戸謙一弁護士さんのお話

Photo 国をウオッチするのがメディアの仕事。

メディアは、ミディアム、権力と国民の真ん中にあって、伝えるのが本来の仕事、とおしえてくださったのは、西尾ゆうじさん。
今は、ミディアムどころか、統治機構の一部になってるとこもあるね、と。

昨日、お話をきいた井戸謙一弁護士。
金沢地裁で、志賀原発差し止めの判決をだした裁判長さん。

金沢にお話にきてほしい、という原告団からの依頼を長いこと断っていた理由について、こう話されました。
裁判官というものは、原告被告、双方の真ん中に立って公平にそれぞれの主張を聴くべき立場。
中にいるべき人間が、判決をだしたすぐあと、原告側から呼ばれて話をするなんて、それは品のないことだろう。

現在は弁護士さんとなり、3.11後はいくつもの原発訴訟にかかわっておられる井戸さん。各地で講演もされ、志賀の裁判から9年もたって、もう、話をしにきてもいいのではないかと思って、講演依頼を受けました、と。

司法の独立性につうじる、真ん中に立つ、というお話。
ああ、これもミディアム、ということだ。

中村哲さんのお話とおなじように、誠実に生きる、誠実なお仕事をする方のお話には、深い哲学があるね。

|

志位さん、後方支援とは、へいたんのこと。

今回の国会審議では、志位さんの質問が際立っていい!!みゆきちゃんがかきおこしてくれたこのやりとり、シェアの数がものすんごい!すでに5000回を超えたそうです。

後方支援、という言葉の本当の意味が、ここではっきりと示されています。
へいたん、という耳慣れない言葉だけど、これが後方支援の意味するところ。
これからは、「後方支援」と聞いたら、こうだ、と言えるようになろう!

昼間、国会中継を見れない人も多いし、報ステでも一部しか見れないわけだし、そもそもテレビを見る間のないひともいるし。
FBメディアで、大事なことこうして知らせ合うのも、不断の努力の12条すること!
美由紀ちゃん、ありがとね。

ここから、みゆきちゃんのFBをここに載せます。書きおこし部分は長いですが、どうか最後まで読んでくださいませ。戦争法案を理解するのにとても役立ちます。

6月1日の追伸*今朝の北陸中日に!!

美由紀ちゃんがそのやりとりをかきおこしてFBにアップしたものが、5000回のシェアに、と書いたけど、そのシェアをさらに更新。今は7000回に。「いいね」は1万回越え。

今朝の北陸中日の社会面で、このことが大きな記事になりました!

いい報道は、市民がFBにアップして、それをFBしてる人がシェアして、伝えあう、ひろげあう。それをまたメディアがつたえる。報道と市民の連携。

今回も、もし国会中継がなければ、国民は知ることができない。

知った人が自分から発信してまわりに伝えて行く。一つ一つが、不断の努力を普段から、の12条すること!

*******ここから、美由紀ちゃんの FBより。

『俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思ってるけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でるてか、人居なくて国会見てたら叫びそうなぐらい素晴らしい。総理は議論が出来てない。』

とか

『国会中継みながら悔し泣き。戦争法案が通りそうだから泣いてるんじゃない。こんなに重要な法案をこんなにとんちんかんなうわっつらの言葉でごまかして平気な顔してる人間を、みなが結果的に放置して好きなようにさせてることに絶望するわ…。』

とか、大事な人たちがつぶやいてるもんだから、
私ったら、私ったら、

<一部だけ、書き起こしました>

後方支援= 兵站 (ロジスティックス)

新ガイドラインでも、全部「ロジスティックス」になっています。前方とか
後方とかという概念はありません。(後方支援と言ってるのは、日本だけ)

~~~~~~

<志位議員>

これは、米海兵隊がつくった「海兵隊教本」でございます。
現在使われているものであります。

「兵站はいかに重要か。
兵站は軍事作戦のいかなる実施の試みに置いても不可欠な部分である。
兵站なしには計画的組織的な活動としての戦争は不可能である。

兵站なしには、部隊は戦場にたどり着けない。
兵站がなければ、武器は弾薬なしになり
装備は故障し、動かないままとなり、
病人や傷病兵は治療のないままになり、
前線部隊は食料や避難所や医療なしに過ごさなければならない。」

兵站の重要性について 非常にわかりやすく書かれています。

次にですね「兵站と戦争」、という項があります

「兵站は戦争の一機能であるがゆえに
兵站システムとそのシステムを作動させる部隊および要員は、
暴力および危険の対象となる。

兵站の部隊、設備、施設は、
軍事攻撃の格好の目標であることを認識することが重要である。」

先ほど総理はですね、

「兵站は安全なところでやるのが常識なんだ」、と言われましたが、
しかし、海兵隊教本には別のことが書いてあるんですよ。

戦闘部隊はいろんなところに動ける。だから柔軟性がある。
兵站というのは計画的に動かなくてはいけない。
より、軍事攻撃の格好の目標になる。
軍事の常識がはっきり述べられています。

結論です。

「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、いかなる、すべての戦争の中心構成要素である。」

非常に明瞭であります。

総理に伺います。総理は昨日本会議での私の質問に関して

「我が国が行う後方支援は他国の武力の行使と一体しないように行うも
のである。このようなことから、武力行使と一体不可分であるというご指摘は当たりません」
と答弁されました。

総理がなんと言おうと、
自衛隊が支援する米軍が

「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、戦争の中心構成要素だ」、
ここまでいっているんですよ。

相手はこういってるんですよ。
これが兵站の本質ではないですか?

<安倍総理>

たしかにですね 今、志位委員がご紹介されたように
兵站というのは重要なんですよ。

だからこそ、安全が確保しなければいけない。

つまり、兵站の安全が確保できないような場所であれば作戦行動は成り立たないわけなんです。

われわれが支援するのは、兵站の安全が確保されている場所において、後方支援をするわけであります。

食料等々を届けていく。攻撃されて奪われてしまったら、相手のものに
なるわけですから。だからこそですね

また、後方支援をしている間は攻撃に対しては脆弱である、という考え
方のもとに しかし、これもちゃんと、安全を確保しましょう、という
考え方でもあるんだろうと思いますよ。

えー、後方支援に関しては危険を回避し、安全を確保することは当然でありまして むしろ、軍事的に合法性のあることでもあると思います。

後方支援を充分に行うためにも、ま、必要なことでありまして

危険な まさに、場所に 物資をたくさん届けるというのは
敵に届けてしまうようなことになってしまうわけでありますから、

そういうところで、いわば後方支援しないということは、
常識であると、いうことは、

繰り返し申し上げてきたわけですが、また繰り返し 申し上げたいと思
う。

戦闘現場ではない場所、そして安全を十分に確保できるということを 
しっかりと見極めながら活動をおこなっていくことに、区域を設定していくことになるわけであります。

<志位議員>

総理はね、これだけ議論したのにまた、同じ事を繰り返す。
「安全を確保します」、と。

これまで「非戦闘地域」でしかやっていけないという歯止めがあった、
これを廃止する。

戦闘現場でなければ。これまで政府が戦闘地域と呼んで行ったところま
で自衛隊が出かけて活動することになる。

攻撃される可能性がある。これをお認めになりました。
攻撃されたら武器の使用をする。これもお認めになりました。

戦闘になるんじゃないか
ということを私は提起してまいりました。

まさにこれ 議論を通じてね、
自衛隊のやる後方支援は、戦闘になるということがはっきりしました。
これがこの議論の到達点なんですよ。

そしてね、兵站というのは、いま、海兵隊の教本を示しましたが、

戦争行為の不可欠の一部であり
武力の行使と一体不可分のものです。
だから軍事攻撃の目標になる。

これが世界の常識であり、軍事の常識です。

武力の行使と一体でない後方支援など
世界でおよそ通用するものではありません。

なお、
1986年のニカラグア事件に関する国際司法裁判所の判決は

兵器または兵站もしくはその他の支援の供与について、
「武力による威嚇、または武力の行使」とみなされることもあり
うる、と書いている

あらゆる兵站がすべて武力の行使でなないということがありえないとい
うことは国際司法裁判所も明記している

しかもこれまでは「非戦闘地域に限る」
「弾薬を運ばない」とか言う歯止めがあったが、

今回の法案は外してしまっているではないですか。

武力の行使と一体ではない「後方支援」というごまかしは、
いよいよ通用するものではありません。

今日の質疑を通じて
政府の法案が 武力の行使を禁じた
憲法九条一項に反する違憲立法であることは、明瞭になったと思います。

絶対に、認めるわけにはまいりません。

***

▼動画はこちら

=========

戦争法案 志位和夫議員の質問

https://www.youtube.com/watch?v=0AxtxAeVc3c&feature=youtu.be

|

メディアに意見を。もっと報道してください。

メディアに意見を!
「戦争法案、もっと報道して!」
NHK https://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html …
TBS https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/contact/3182/enquete.do …
テレ朝 https://wws.tv-asahi.co.jp/contact_to/

で、テレ朝さんに書いてみたよ。

*******

報ステを毎晩見ています。7時のNHKと比べると、NHKでカットされてる部分を報道してくれてるのが一目瞭然です。木村さん、中島さん、立野さん、いいコメンテーターさんが、論理的に、感情的にならずに、戦争法案の中味を解説してくれるのがありがたいです。

志位さんと安倍さんのやりとりは、完全に志位さんが論破していました。後方支援とはへいたんのこと、武力と一体化したもの。へいたんがなければ戦争はつづけられないこと、だからその人たちが狙われること。へいたんの役割がアメリカの海兵隊のマニュアルに載っている、と。

金沢の友人がそのやりとりをかきおこしてFBにアップしたものが、5000回のシェアに。いい報道は、戦争法案に反対する市民が、またFBにアップしてシェアしあっています。

報ステさん、どうぞ主権者の立場にたった、戦争法案の報道を、これからも。
私たちは知らされなければ正しい判断が出来ないのですから。

|

2015年5月28日 (木)

紅茶からのおしらせ 6月のこと 

6月の前に、まず5月30日(土)のこと。
井戸謙一弁護士さんの講演会 3:00〜@金沢の地場産業センターにて。
志賀原発差し止め原告団総会の記念講演として。

金沢高裁で、志賀原発2号基を運転してはならない、という画期的判決をだした方です。
誰でも聞きにいけます。

*****

150516_ 6月3日(水)紅茶けんぽうかふぇ 2:00〜4:30 
@水野宅 小さなおみやげつきで参加費300円

4月のクッキングハウスで語って来た憲法の話を、ホームグラウンドの紅茶でも。
前半は、憲法のきほんのき+憲法草案の中味を中心に。
後半は、一緒に考えたり語り合ったりの、ワークショップを中心に。

紅茶はいつもどおり1:00〜6:00までopenしてるので、早めに来るのも、遅くまでいるのも、ご自由に。当日は長野県の方も見えます。

******

6月13日(土)笠木透さん追悼コンサートinいしかわ
「笠木透からのメッセージ 
あなたが夜明けをつげるこどもたち」
開場1:00 開演1:30〜@白山氏松任学習センター ライブシアター
参加費1000円 前売りのみ 定員120名

笠木さんの歌の相棒の増田康紀さんはじめ、県内で笠木さんにゆかりのグループが、笠木さんの歌を歌います。でえげっさあ、旬、川崎草汰くん。
笠木さんの歌を学校でもよくうたってきた金森俊朗さんも語ります。
きっぷは前売りのみですので、お申し込みはどうぞお早めに。
水野もご予約うけつけてます。

*****

6月27日(土)とくべつ紅茶 
ラクガキ屋HISAこと、ひらたひさこさんのお話
「わたしの選んだゼロ地点 17歳の気持ち」
1:30open 2:00〜5:00@水野宅
参加費500円 

絵描きさんで、地元福井のFMで月に一度ラジオ番組でDJもしているひささん。3月には私もその番組で、ひささんと、原発や憲法のこと、いっぱいおしゃべりさせてもらいました。
「中学を出たら自立しようと、小学生の時から考えていた」というひさんの生きてきた道のりのお話を、聞かせていただきます。

当日は、絵本「悠衣」「光り届くあたらしい朝」など、ひささん絵本も販売しますよ。
参加ご希望のかた、お名前をおしらせくださいね。

|

きのうのふつう紅茶

先週は律子さんのおはなし会紅茶で、学童のこどもたちがいっぱいきたけど、きのうの紅茶は、なにもないふつうの紅茶。

そこにやってきた若い2人は、氷見から。4月に、病院の新人オリエンテーション研修があって、その時、私の話を聞いてくれた看護士さんたちでした。
節遇セミナー、という名の研修なので、どんなに堅苦しいのかと思っていたら、まったく期待?と違ってた。心に感じるものいっぱいあったようで、おやすみの日に、紅茶に行ってみよう!ときてくれたのでした。

超うれしい!こういうことで若い人が紅茶に来てくれること。
ちょうど昨日、哲さんのお話聞いたばかりだったので、哲さん話もできました。「パーソナルソング」の話もできました。紅茶本棚から「ペコロスの母に会いにいく」のマンガを借りて行った彼女、返しにくる時、また会えるね。

この春、国家試験に受かったかれらが、日々、地域の、主にお年寄り達にであっていく。学校で学んだことと現実は違うね。きっといろんなお年寄りがいるだろうね。
しんどい時、一人で溜め込んでこころを便秘させちゃわないで、話すことは放すこと、きもちを少しでも放してあげてほしいな。そんな時、紅茶を思いだしてほしいな。

「パーソナルソング」、友達がDVD買うそうです。いつかそれを借りて、紅茶で映画会、しましょ。お楽しみに
http://eiga.com/movie/80961/

|

2015年5月27日 (水)

中村哲さんのおはなし。

150527_ 26日夜、ペシャワール会の中村哲さんの講演会。石川民医連と城北病院主催で、対象は、医療をめざす学生さんたち。おとなもどうぞ、とのことで聞きにいけました。

前半は、今年で32年になるという哲さんの現地での活動。医者がなぜアフガニスタンで井戸を掘るのか、用水路をつくり続けるのか。
後半は学生さんたちからの質問に答えてのお話。

********

内戦と大干ばつ。多くの難民。
診療所まではるばるやってきても、診察を待つ間に腕の中の幼子が冷たくなっていく。

水がくれば、この人たちは生き延びる、来なければ死ぬ。それは確実なこと。
そういう地で、自分に一体何ができるか。それが、医者の井戸掘り。

日本の堰の技術を活かして、現地の人たちに支えられながら、恊働で、一つひとついのちの水をとりもどしていった。
沙漠に緑がよみがえると、ふるさとの村に人々が還ってきた。
人々はふたたび農業ができるようになった。
「ドクター、これで俺たちは生きていける!」と。

日本から来た、というだけで仕事がうまくいったこと、親切にされたこと、助けられたことが、数えきれないほどあった。武装勢力に守られたことは一度もなかった。

なぜならーー日本は、アフガンでもっとも知名度の高い国。
日本はちっぽけな国だけど、理不尽なことには相手が大国であっても立ち向かっていった。
それが、日露戦争。
日本は、ヒロシマ、ナガサキの廃墟から立ち上がった国。
羽振りのいい国はかならず戦争するが、日本は一度も、一兵も、派兵せずに繁栄を復活させた国。
      ↑
このあたりのことは、今や誤解でもあるが、と哲さんは言われたけど、少なくともかつては、確実にそう思われていた、私たちの国。

でも今や、株価あげるために、武器も売り、原発も売り。
もうかりさえすれば何してもいい、そのためには貧乏人にしわ寄せいっても仕方ない、という考え方は、末代まで捨てなきゃいけないことだ。
弱い国にえばり、強い国にぺこぺこすることは、最も嫌われ、軽蔑されることだ。

自分のものさしで人を裁かないこと。
日本はこうだからこうでなければならないとなったら、けんかはたえない。
悪い点あげつらって攻撃したりしない。
それは、海外にかぎらず、人間関係に共通して大事なことだね。

日本に伝わるアフガンのニュースは、政治と戦争のみ。
現実は違う。
いくさをしてる暇なんかない!
テロとか、戦争とか、そんな暇あったら、協力して、食べるもの、取りもどしていこう。

********

哲さんのお話は、以前、七尾9条の会でお聴きして以来。
今日は、9を出さずに、けれども、9の精神をいちばん深いところで、哲さんの哲学として、伝えてくださった。

何よりかにより、哲さんの生き方そのものが、なんとも、9だ!!と感じました。


|

2015年5月25日 (月)

クッキングハウス総会。べてるの家のおはなし。

121004_ 23日は調布のクッキングハウスで、年に一度の総会。

総会につづく記念講演のゲスト、今年は、北海道は浦河、べてるの家の向谷地生良さん。
クッキングハウスの総会講演としては始まって以来、という90名の参加者で超満員。

向谷地さんの軽妙な語りくちに、笑いのうずまきがたえず起こる。
幻聴さんの専門家、いますか?とクッキングハウスメンバーさんにでてきてもらって、インタビュー。まるで漫才みたいなやりとりのなかから、大切なキーワードがつぎつぎでてくる。

誰もが、苦労の専門家。
幻聴さんは悪者ではなくて、その人に大事なものを教えてくれる存在。
弱さの情報公開。
自分のことを知って、どんどん情報発信することで、人とつながる。

2001年から始まった、べてるの当事者研究。
この研究のおかげで、自分が調子わるくなるのは「なつひさお」だとわかったという、べてるメンバーの林さん。
な、は悩み。つ、は疲れ。ひ、は暇。さ、はさみしい。お、はお腹がすいてる時、お金ない時、お薬トラブルの時、と、自分を研究することでわかってきた。

一人ひとりが、病気は自分にとってどんな意味があるか、考え、研究しつつ、発見していく。治りゃいいってもんじゃないよ。
だめなとこをよくするのでなくて、その人の持ち味をいかせばいいんだ。

べてる発のこの当事者研究は、今や、東大の新しい学問領域にまでなってしまった。

自分のちからで絶対にやめられない、と思った時に、回復がはじまる。
やめたい、と思うことをやめないと、やめられない。
自分一人でがんばるのはもう無理だ、そう思うと、そこからはじまるものがある。

病気のひとたちの健康さと、病気でないひとたちの不健康さ。
あ〜〜もう無理!この仕事、自分に向いてない!と絶望を味わった方がいいよ、
いい意味であきらめたり、もうだめだと思えた方がいい。
一人でがんばって間違いなくやってこうとすると、病気になるよ。

********

べてるの本はこれまでに何度も読んでるけど、生のお話はやっぱりいい。
講演会から参加した娘にも、うなづくとこいっぱいあったみたい。
なにせ、私とちがって、まじめで四角い頭の子なもので。

つづいて、おいしいごちそうつきの交流会。
すばらしいプレートを用意してくださったクッキングハウスのみなさん、ありがとう!

交流会では恒例、メンバーさんたちの一芸大会。つぎつぎに歌ってくれます、クッキングハウスオリジナルの歌の数々。

実は私からも、ひとつ出しもの。
4年前、3.11のすぐあとのおはなし会のとき歌って以来、ひとまえではあまり歌うことのないあの歌。♪foe the first time in my life 生きてきてはじめて。

娘が生まれた時のきもちも、
兄が突然逝ってしまった時のきもちも、
あんなきもち、はじめてだった。
あなたと一緒にいる時のきもちも、そうだよ。
今日という日ともね、お初に出逢うよ。
きっと毎日が、生まれて、そして死んでいく。
二度とない今という時、あなたと一緒にいるんだよ。

っていう歌。
順子さんのピアノとタクさんのギターと、順子さんのハモリの歌声入り伴奏付きで歌わしてもらいました。

|

高校のクラス会

Photo 先週金曜日、高校のクラス会が六本木で。高校のは18年ぶり。同じ大学のは5年ぶり。大学のクラス会であってないひととは、つまり18年ぶり、そしてもっともっとぶりの人も大勢!

220人くらいの卒業生のうち、もう22人が亡くなっている事実。生きて、多少、元気でなくとも、からだのどこかが痛くても、こうしてこの場にこれてあいまみえることができるって、ほんとにすごいことだ。

水野さんっ!どうしてるの?何してるの?今も、え〜どこだっけ、金沢に住んでるの?元気そうだね、雰囲気かわらないからすぐわかったよ。などなど。遠くに住んでる私にはそんな声がいっぱいかかる。

私のしてることの説明はむずかしいけど、「このところね〜〜、安倍さんのせいでめっちゃ忙しくてね〜〜」っていうと、まずけげんな顔をされるので、「私さ、安倍さんのしてることに黙ってられないもんだから」と続けると、私もよ、私も!って声が次々でました。なんのこと?ってひとは、うれしいことに一人もいなかったぞ。

大好きだった高校一年の時の先生にも、これは!とピンときた同級生にも、いのみら通信や、ほめシャワや、13条のうたCDなどなど、持って行った分、全部おみやげとして渡せた。どれもこれも、私の平和の名詞です。

その日は、なんとクラスをとびこえて4次会までのこって、小学生だった私にも、中学だった私にも、もちろん、高校、大学での私とも再会したよ(汗!)そんなことあったん!(汗っ)ってことをいっぱい思いだして、脳のひきだしがぱたぱた一斉に開いた日でした。

私の家族がみんなの目からしたら、やっぱりとても不思議な家だったこと、あらためて実感。そして私自身も不思議な存在だったんだなあ、ってことも。

150525_ びっくりしたのは、大学の時につくった詩集を、まだ多くの人が捨てないで持っててくれたことでした!

私が「書く」ことをはじめた原点とはいえ、今読み返すと、ああ〜〜穴があったらはいりたいくらい、ハズカシイ、、。

|

戦争法案3回目のシール投票

24日、またまたシール投票。戦争法案に関しての3回目の投票です。ピースウォーク金沢の仲間たちと。

150524_ おとといの夜、東京から真夜中にもどり、やはりシール投票することになったんだと知って、前回も使ったでっかい看板&ボードの名称のとこだけ修正して、それ持って香林坊へ。
昨日は金沢にお泊まりしたまあさんも駆けつけてくれて。

「自衛隊の戦争支援拡大に 賛成  反対  わからない」シール全国投票は、全国で60カ所実施。その最終日が昨日で、金沢もこの投票にまざりました。
全国の結果は、27日に国会に届けられるそう。新聞でも発表されるはずですから、どうぞご注目。
https://www.facebook.com/events/844000882304559/

結果は
自衛隊の戦争支援拡大に
賛成        13
反対      123
わからない    57
合計193票となりました。150524__2

ディズニーイベントに参加してた親子連れさんが結構、投票してくれました。
お子さんに自分で考えさせようとしてるお母さんもいたし、夫さんと自分の意見が同じとわかって、意外な表情していた妻さんもいたよ(夫さんが先に「反対」のところにシールを貼ってた。普段、家庭内ではこの話、してなかったのかも)

中学生くらいの男の子が、賛成シールをはって、意見を聞かせてくれる?と聞くと、「日本が置いてけぼりになるから。平和のためにすることでしょ?」と。別の方は、「中国があんなだから!」

また別の中学生は、兵士(自衛隊の隊員さんのことだよね)が死ぬ可能性あるけど、それでいいんだろうか、とうんとうんと考えてから、反対シールをはっていました。

自分はもとじ(もと自衛隊にいた、という意味ですって)。国のために、どこに行くのも当たり前。と応えてくれたお父さんも。
(あ、でも、もとじ、だからこの方はもう行かないわけですが)

行かないおっさんたちが決めることがおかしい、という高校生たちの意見はすごく真っ当だなあ!!

賛成票はすくないけど、その方は自分の考えをもってる。その考えを知って、それに自分はどう応えるか。投票の場は、そこで長々論議する場ではないけど、とても考えさせられます。

国や安倍さんの説明をそのまま信じてる子もいるし、へいわあんぜん、こくさいへいわせいん、という名に、なんとなくいいこと、と思ってる子もいるし。

******

26日から国会審議いりするこの法案。

国民にていねいに説明して理解をもとめていく、と総理も官房長官もいいますが、去年7月の集団的自衛権行使の閣議決定、アメリカで日米ガイドライン改訂、オバマさんに約束、日本にもどって法案提出、閣議決定、国会審議、って、まったく順序が逆でしょう!?

そのことにおかしい、と声をあげることが国民主権の意味。
不断の努力の12条、普段からしてこうね

|

26日夜、中村哲さん講演会

明日26日の夜、ペシャワール会の中村哲さんが金沢でお話をされます!!

城北病院の主催です。7:00〜@金沢学生のまち交流館。
ラブロのあったとこの裏側。3月に、金森さんとSASPLのアキくんのお話きいたとこね。

第二部は学生たちと哲さんとの時間ですが、7:00からの講演はだれでも聞きにいけます。

参加ご希望のかたは、主催者までお申し込みくださいね。

http://jouhoku-hosp.com/jh/wp-content/uploads/2015/04/2602a4f7580f79c294875eedcc512d59.pdf

|

2015年5月24日 (日)

日曜日、シール投票

23日の真夜中近く、石川にもどってきました。
クラス会やクッキングハウス総会の話はまた追って。

150524_ 東京では、こんなパンフをもらってきましたよ。
4月のクッキングハウスおはなし会に参加したrieさんがわざわざ六本木までとどけにきてくれたのです。

2日の留守の間に、みゆきちゃんが日曜の計画をすすめてくれていました。
私も参加します。
全国のシール投票と連動しての、これ!です。
お時間許す方。どうぞいらしてください。
投票しにきてくださるだけでもうれしいです。
このパンフもすこし持って行きます。

*****
<>24日(日)シール投票することになりました!<>

自衛隊の戦争支援拡大 賛成?反対?全国投票 
http://kokyuh.exblog.jp/

現在3月6日から5月24日まで、全国60ヶ所で取り組まれている全国投票
に加わります!

24日(日)11:00~12:30
金沢市広坂二丁目 いしかわ四高記念公園前(時計台のところ集合)
主催・ピースウォーク金沢
https://www.facebook.com/pwkkanazawa2015

|

2015年5月22日 (金)

23日の元気日記

東京にいく前にメールをチェックしたら、MIZUHOさんから彼女の番組のおしらせが届いてた!
私は上京中でみれないので、明日23日3:00〜MROの元気日記、まあさんに「録画しといて!」の置き手紙して、今からでかけます。

みなさまもぜひ見てね!

******MIZUHOさんより

以前、「げんき日記」で紹介した
発達障害のこどもを持つ親子の話の続きです。
どうかみなさまにお知らせください。
困ってる親子がたくさんいると思うので
よろしくお願いします。
発達障害の少年達を長年取材したものです。
二人は今年春に卒業しました。
普通の心優しい少年達です。
いったい何が生きづらいのか、
彼らの行動をつぶさに見てると、
見えてくることがありました。
彼らと母達の葛藤の中に、
すべての子育て、人育てに通じる答えがありました。
生きづらさを和らげるヒントでもあります。
ぜひ、ご覧頂きたいです。
MRO北陸放送
5月23日土曜日午後3時から1時間
「生きづらさの理由」

|

2015年5月21日 (木)

クラス会とクッキングハウス総会へ

140527_ 明日、あさって、と東京です。
高校のクラス会+クッキングハウスの総会。
この二つの日が重ならず、しかも離れず、というのが何ともありがたいこと。

クラス会ははじめてじゃないけども、とにかくひさしぶり。

長く石川に住んでいることもあるし、学校時代のともだちとのつきあいはほとんどなしにこれまで来たので、みんな、あれからどんなふうに生きてきたのかな〜、という想いで、いっぱい。
そして、その人がどんな人生を歩いてきたにしろ、生きてることを、こうして逢えることを、たがいによろこびあいたいよ。

「紅茶の時間」をしてること知ってる人も少しはいるかもしれないけど、ほとんどのひとは、高校時代の私のイメージからは、今の私がしてることを想像できないだろな。
紅茶?おはなしの出前?いのみら?ほめシャワ?コミュニケーション・ワーク?さらには、13条のうた?紅茶けんぽうかふぇ?
なぞなぞだらけ(笑)。

明日もやはり、姉の着物をほどいて、ちくちく縫い直した服を着ていこうと思います。姉のこと、覚えてる人もきっと何人かいるでしょう。

|

あすわかさんの解説パンフ

一年後か一年半後の、憲法改正発議にむけて、目にみえるかたちでどんどんうごきだしています。
昨日は有楽町で、自民党による改憲の街頭宣伝。改憲マンガもくばられました。

その近くで、あすわか弁護士さんたちがつくった、改憲マンガの解説パンフをくばった人たちもいました。その中の一人は、4月のクッキングハウスに話をききにきてくれたrieさん。

とにかく中味を知らないことには、憲法をかえる/かえないに、意見のもちようがありません。全日本おばちゃん党の谷口真由美さんも、まず知憲、とおっしゃってます。

6月3日の紅茶けんぽうかふぇも、憲法を知ってもらう(改正草案もふくめて)ことが中心の内容になります。

rieさんが、あすわかの解説パンフを送ってくださることになったので、これもその日のおみやげにできることに!
rieさんも12条いっぱいしてる人です。

|

2015年5月20日 (水)

芽が出た!今日は律子さんのおはなし会l紅茶

150520_ クヌギの木から新しい芽が出てる!!
暮れに、woodjobのおじさんに、大きくなりすぎた枝を思いきって伐ってもらって、でもそのあと、そこから芽がでるのかなあ、と心配してた。
今朝、まあさんが、あ!出てる!と発見して、夫婦でよろこびあいました。

********

今日20日は、紅茶恒例、「ちいさなひとたちのためのおはなし会」紅茶。
細川律子さんの、てあそびやわらべうたや紙芝居やむかしばなし。
3:45〜こ一時間ほど。
近くの学童のもりもりクラブの子どもたちがことしもやってきます。
もちろん、かつて小さかったひともどうぞどうぞ。

紅茶はいつもどおり、1:00からあいています。
おしまいをいつもより少し早めて、5:50には締めたいと思いますのでご協力よろしく。

|

丁寧な説明。

名古屋のバンドエイドこと坂東弘美さんのがま口塾ブログ
http://gamaguchi-jyuku.seesaa.net/
と紅茶なきもちブログは、ほんとによくシンクロする。
バンドエイドが、私たち、感覚双子?!っていうくらい(笑)同時に同じことかいてたりする。
うん、まさに、平和と戦争への周波数が、酷似してるんだ。

安保法制のシール投票を金沢でした時の、賛成票を投じた人たちの意見、
・中国せめて来たらどうするのよっ!日本だけじゃだめなの!
・アメリカと仲良くしないと日本が生き残れない(中学男子)
・いざという時、やっぱり自衛隊がでていかなきゃ。徴兵制も国がきめたら、しょうがない(中学男子)
・自分のことは自分で守らないといけないと思うから。

これを紅茶のブログで読んだバンドエイドが、「こういうことこそ家庭で論議すべきこと、こういう質問に私たちがどう、丁寧に返して行けるか」ってがま口塾ブログで書いていたけど、まさにまさに。

それに私としたら、安倍さんが会見でいった、
「日本が、戦争にまきこまれるようなことは、絶対に、ありえません」
にも、自分の意見を持って反論したいと思う。

アメリカその他の国がしてる戦争のお手伝いに、後ろの方(後方支援)にしたって自衛隊が武器もっていけるようになる「国際平和支援法」。
行くのは現在、戦闘現場じゃないとこだよ、というけど、そこはあした、戦闘現場になるかもしれないとこで。
そこに武器持っていく日本の自衛隊の隊員さんは、当然、戦争にまきこまれるわけで。
そこが危険になったらすぐに退避させます、と安倍さんは言ったけど、そんなことできるわけないと思う。
(先日、金沢にみえた柳沢協ニさんも、そういってらした)

木村草太さんが報ステで、
「私たちは戦争を知らない、というけど、知ってますよ。今、世界のあちこちで現に戦争しているでしょ、私たちは知ってるんですよ、戦争を」
と。これにも通じる話です。

日本国内で戦争していなければ、日本が戦場になっていなければ、私たちは戦争を知らない、ということにしていいのか。
自衛隊の人が中東かどこかの戦争で殺し殺されても、それは私たちとは関係のない戦争なのか。
「日本が巻き込まれることは絶対にない」と安倍さんがいいきったこと、
そこには、外国の戦地で戦死するかもしれない自衛隊のひとのいのちは入っていない、ということ。

1800人の自衛隊員がすでに殉職しているのです、と安倍さんは言ってた。
でもその中に、戦争に巻き込まれて戦死した人は一人も居ない。9条が、殺させなかった。他国の人も、自衛隊の人のいのちも。



|

2015年5月19日 (火)

桐生悠々展

130807_ 「桐生悠々展」。

シール投票のあと、映画をみてから、車をとめてあった柿木畠あたりをまあさんと歩き、用水ぞいを散策し、その時ふと、あ、たしか今、ふるさと偉人館で「桐生悠々展」してたはずだと思いだしました。
(21世紀美術館のとなりの、石川県知事さんちを歌劇座にむかうように曲がってすぐの右手に、偉人館があります)

石川生まれ、反骨のジャーナリスト、信濃毎日新聞主筆、個人誌「他山の石」を発刊、というキーワードぐらいでしか知らなかったけど。

「言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である」としながらも、最期まで言い続けたひと。
彼は、1941年12月にはじまった太平洋戦争の、数ヶ月前に病いで亡くなっているから、あの戦争は知らないのだった。

言いたいことを言うのは権利だが、言わねばならないことを言うのは義務。

今のこの時代に、この言葉をあらためて知れてよかった。

もっとくわしく知りたい方はこちらを。
http://maechan.sakura.ne.jp/war/data/hhkn/17.pdf

|

「パーソナルソング」という映画のこと

戦争法案のシール投票のあとに見にいった「パーソナルソング」、
音楽がひとになにができるか。
自分の好きな音楽を聴いたときの、おとしよりたちの目の輝き!よろこびの表情!おもわず踊りだすからだの動き!とってもとてもよかった。

予告編はこちら。https://www.youtube.com/watch?v=PyQYbH7bTVU 

香林坊シネモンドで、22日今週金曜日まで上映してます。19:15〜。

おとといの勉強会であった人に、まちがって夕方時台の上映時間をおしえちゃった。ごめん、夜の7時台でした。これならお仕事のあるひとも見にいけるかな?ぜひ!

******

この映画を薦めてくださったのは、クッキングハウスの松浦さん。
春に、白山ミントレイノのオルゴールセラピーにお連れした時、この映画のことをはなしてくださって、機会があれば、って思ってたのです。
どちらも、音楽とひととの、深〜〜いつながり。

|

2015年5月18日 (月)

大阪の住民投票

橋下さんの大阪都構想、きのうの大阪市民による投票で、反対が賛成をわずかにうわまわって否決されました。
賛成、となれば来年あるかもしれない憲法改正の発議の時にも、橋下さんの影響力が大きかっただろうと予想されていたので、すこしだけ安堵。

IWJさんからのメールで、京都大学の藤井さんのお話が紹介されていました。
今後の憲法論議にも関わってくることだと思います。都構想の住民投票も憲法の国民投票も、おそらく図式は似ていると思うので。

*******IWJさんメールより。

「なぜ大阪都構想に反対なのか分からない」とするネットの声多数! 藤井聡さんが岩上さんのインタビューで解説してくれています!

66.83%という高い投票率で終わったこの住民投票ですが、結果が出てからもネット上には、「なぜ反対なのか分からない」「大阪終わったな」「なぜ改革を止めようとするのか」などの声が散見されます。

朝日新聞と朝日放送の出口調査によると、実は年代別では、70歳以上のお年寄り以外は全ての年代で、都構想「賛成」が「反対」を上回っていました。特に「賛成」した人が多かったのは20代(61%)と30代(65%)で、次いで40代(59%)、50代(54%)、60代(52%)でした。70歳以上が「反対」61%で賛成を上回ったことが、僅差での否決につながりました。

若者から中年層では、都構想は賛成が多数だったのです。これでは、今後も否決に納得のいかない人も多いのではないでしょうか。そこで、なぜ都構想に多くの人が反対したのかを、改めて振り返る必要があります。

「都構想の実現で大阪全体がダメになる」と断言したのは京都大学大学院工学研究科教授・藤井聡氏です。15日(金)に岩上さんのインタビューに応えた藤井さんは、「二重行政の解消で4000億円もの削減ができる」としていたこの構想が、実は「初期費用600億円で効果はわずか1億円しかない」というとんでもない税金の無駄遣いであることを指摘しました。

さらに橋下市長が、在阪テレビ局に対し「藤井を出演させるな」という趣旨の文書を出したことや、Twitterで藤井さんを「小チンピラ」と罵倒したことなどを明らかにしました。そして、「こういう感覚を持っている人たちが、大阪だけでなく、日本全体の与党になったらと思うと、非常に恐ろしい」と語りました。

・維新の党の「圧力文書」で言論封殺に晒された藤井聡京大教授 それでも「都構想は『人災』だ」と断言! 岩上インタビューで大阪都構想の真っ赤な「ウソ」を暴く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245602

しかし維新の党が与党になる以前に、すでに「こういう感覚を持っている人たち」が与党の座についていますね。集団的自衛権や安保法制によって日本を「戦争できる国」に作り変えようとするため、「日本人の命と平和」「中国や北朝鮮やイスラム国の脅威」を感情論で煽りたて、矛盾だらけの根拠で上辺を取り繕い、その欺瞞や嘘を指摘する人が現れようものなら、テレビ局に放送法を使って脅しをかける…。橋下市長と安倍政権、そっくりです。

今回の住民投票は、自民党にとっては今後の憲法改正の国民投票の「前哨戦」だという見方もあります。そう考えると、雰囲気だけの感情論と矛盾だらけの根拠、メディアへの露骨な圧力の結果、お年寄り以外の支持は掴んだのですから、安倍政権としてみたら一定の手応えがあったかも知れません。

「多くの人がその中身や問題点をしっかりとは理解しないまま」に投票が行われるという状況が、憲法改正という国家・国民の未来をガラリを変える一大事にも生み出されたら、これほど怖いことはありません。

「熱狂」ではなく、「冷静」によってこそ民意は示されるべきだと個人的には願っています。そのためにも、なぜ今回、反対の声が多くあがったのか、その理由をこのインタビューで再確認していただければと思います。

「大阪都構想」に関する記事は、昨日17日まで会員以外の方にもフルオープンにするとお知らせいたしましたが、本日までに延長いたします! 都構想問題が抱えていた矛盾、欺瞞、危険性を、この機会にぜひ、知っていただければと思います。

|

2015年5月15日 (金)

5月の詩の時間

Cab5r7oa 図書館で月に一度の、「詩を楽しむ時間」。年に何回か、町内の中学2年生たちがわくわくワーク(職場体験)で図書館にはいり、詩の時間にも参加します。

長田弘さんが亡くなられたばかりでもあり、この日は彼の詩をよもう、と詩の仲間たちは思ってた。でも中学生たちが参加するなら、よみやすい詩集もあったほうがいいな、とも思い、昨日は10冊を超える詩集が、詩の時間のテーブルにならびました。

長田弘さん、金子みすずさん、やなせたかしさん、小学生の詩をあつめた「こっち向いておかあさん」や「ちょっとだけパンツをはいてとなりのトイレに行きました」などなど。

4人の中学2年生、やさしい詩もよんだけど、長田さんの「世界は美しいと」や「人はかつて樹だった」や「幸いなるかな 本を読む人」の詩の本にも手をのばして、声にだしてよんでくれた。
読めない漢字や、むずかしい言葉は、教えてもらいながら、長田さんの哲学的な詩も、いくつも読んだ。

そうなんだね。こっちが、やさしい、わかりやすい、を先に選ばなくたっていいんだ。全部がわからなくたって、感じればいいんだ。

やなせたかしさんの「おとうとものがたり」では、戦争で死んだ弟さんへの想いをいっぱい感じる詩もあった。

こんなふうに次から次へと順に、ぴんと来た詩を声にだして読んでいく、って、学校じゃしないこと。私たちいれた8人で、およそ60もの詩を読みましたか?おとなの私たちにとっても、新鮮ないい時間だったよ。

|

今日のシール投票報告

安保法制、閣議決定翌日の、シール投票。

はじめに、あすわかの徳田弁護士さんによる、安保法制のミニミニ青空勉強会を、立ったままで聴く。
なるほど〜、えーそれも?これも?と10+1の法案の中味がおぼろげながら見えて来る。自衛隊の出ていくところ、することが、こんなにもふえて、変わっていこうとしてる!

そのあと、シール投票を2時ころまで。この安保法制に、あなたは、賛成?反対?わからない、の三択で街行く人たちに貼ってもらいました。

150515__3 今日は、ピースウォーク仲間もたくさん駆けつけてくれたおかげで、おとといより多くの人に声をかけることができて、大きなボードがシールでうまりました。
きのうの安倍さんの会見やその後のニュースを見たも多くて、さすがに、おとといよりは手応えある反応。

背広姿の男のひとが、黙って「反対」にシールを貼る場面が、何度も。これは今までにないことでした。
ひとりのおじさん、「(反対に)一枚じゃ足りない、もっともっと貼りたいくらいだ、もう、問題外だ!」と。

とりわけ今日は、たくさんの中高生が参加してくれたのがよかった。中味まではよくわからないなりに、関心もって話も聞いてくれて。

投票結果は、賛成16 反対129 わからない92 でした。

真剣に考えながら、反対、のシールを貼った中学生の女の子が、「もったいない、いのちが、、」ともらした言葉が、胸にくいこみました。

賛成の数はすくなくても、その人たちは、「意見」を持っている(ようにみえる)。
・中国せめて来たらどうするのよっ!日本だけじゃだめなの!という女のかた。
・アメリカと仲良くしないと日本が生き残れない(中学男子)
・いざという時、やっぱり自衛隊がでていかなきゃ。徴兵制も国がきめたら、しょうがない(中学男子)
・自分のことは自分で守らないといけないと思うから。

かんちがいしてる人も、安倍さんの言葉を信じてる人も、この中にいるなあ、と思
う。でもシール投票は、不特定多数のひとの声をきくこと、世論を感じさせてもらうこと、シール投票を通して関心を持ってもらうこと、が目的だから、こちらの意見をおしつけることは、しない場。
率直な意見を知り、それに対して、自分はどう返していったらいいのだろう、と自分なりに考える、そういう宿題を、今日ももらったシール投票でした。

参加してくれたみなさん、手伝ってくれたみなさん、ありがとう。
みんな、ちいさな12条を、今日もしたね!

|

ふたたび、シール投票

今日15日、ふたたびシール投票します。

きのう閣議決定された安保法制(10本まとめていっぺんに、というのと、あたらしい法律ひとつ)に、あなたは?yes/no/わからない、でシールをはってもらいます。

150515_ こんな看板とボードをつくったよ。
これるひと、駆けつけてね!150515__2

5月15日(金)12:00~ 徳田隆裕弁護士の青空教室(10分程度)のあと~14:00
場所☆いしかわ四校記念公園(もと中央公園)入り口付近(時計台のところ)
主催/ピースウォーク金沢

|

今日もシール投票します。

閣議決定後の安倍さんの会見、見ました。
「日本人のいのちと平和な暮し」の連発、大安売り、オンパレード。

そして、なんというデジャブ!

「アメリカの戦争に巻き込まれるのではないかと不安に感じる人もいるかもしれない。そういう方にはっきりと申し上げます、そういうことは、絶対にありえません。」

「放射能のことで不安な方もいるかもしれない、でも、let me assure you.Fukusima is under control」って、世間にお約束していたね、オリンピック招致のスピーチで。あの時と全く同じ文脈だ。

こんな説明で、そうか、こういう法律作ろうっていうのか、私たちのいのちと平和な暮しを守るためなのね、って理解する(?)人がいるとしたらーー。

********

というわけで、明日も、1+10本まとめての戦争立法に関しての、シール投票します。

閣議決定した翌日なので、おとといの設問とはすこし違えて、
14日に閣議決定された安保法制に、あなたは、yes/no/わからない、でシールをはってもらうことにしようとおもいます。

5月15日(金)12:00~ 徳田隆裕弁護士の青空教室(10分程度)のあと~14:00(予定)
場所☆いしかわ四校記念公園(もと中央公園)入り口付近(時計台のところ)
主催/ピースウォーク金沢

集れる方、どうかかけつけてくださいまし~~!

|

2015年5月14日 (木)

ダキシメルオモイ 紅茶での最終日

香林坊でのシール投票から、もどって、紅茶をあけて。
ダキシメルオモイの最終日、見たくて、と迷子になりながらいらしてくださった方達、ありがとう!

今日の午前中、小松の勝光寺さんに、紅茶でひと月余り展示したダキシメルオモイたちを、お届けしにいきます。みさなんからいただいたカンパもおもちします。

小林さん、ありがとうございました。

最後の最後に駆けつけた方の感想がとてもうれしかったので、ここでもシェア。

このKさん、小林さんが紅茶用のファイルにおさめた、避難した方たちのメッセージを、残らず朗読してくれました。
最終日にふさわしい、心にしみるエンディングでした。

**********ここから、Kさんの感想です。

そして、今日紅茶での最終日。閉店ぎりぎりで到着。見せていただきました。

お部屋に入ると、目の前に飛び込んできました。直接見る画布に書かれた等身大?の絵は、やさしさより、力強さを感じました。

何より、描かれた方たちを、駆け寄って抱きしめたくなる絵でした。お母さん、お父さんが、子どもさんたちをどんなに強く強く抱きしめていることでしょう。

「ハグ」という言葉をよく耳にしますが、「ハグ」という響きは軽々しく聞こえます。「ダキシメル」ということは、そんな軽いものではない。息が止まるほど、ギューッと、力いっぱい抱きしめて離さないということ。

この絵は「ダキシメル」意志を感じました。理屈ではない親の思い。子どもたちの命は、私が護る。体を張って子どもを庇う必死な「オモイ」を見ました。向こうが透けて見えるような、ムシロバタのような、画布なのに。

ありがとうございました。mさん、Iさん、ありがとうございました。

*******

150429_ なお、小林さんのダキシメル、のポストカードは紅茶にまだありますので、ご希望のかた、おわけできますよ。

|

シール投票しました。

昨日の11:00から、びゆううう〜〜〜っ!ていう強風の中、ふっとばされそうになりながら、みゆきちゃんたちとシール投票しました。

こんなリニア並の法制定のスピードに、はい、中味ちゃんとわかってます、説明できます、というひと、実はいないでしょう。作ってるひとたち以外は。

主権者である私たちを置き去りにして、憲法も置き去りにして、こんな重大な法律がすいすい通って行く。置き去りにされてることにすら、多くのひとが気づかないうちに。それが問題じゃ!

シール投票、明日15日にもします。12:00〜2:30ころまで。場所はおなじく香林坊もと中央公園時計台下。私も、遅刻するけど、行きます。
急な呼びかけにもかかわらず、集ってくれたピースウォーク男子のみなさま、ありがとう。ブログでこれしてる、としって、駆けつけてくれたかた、ありがとう。

*********ここから、みゆきちゃんの報告をシェア。

台風の名残ですごく強い風の中、シール投票、無事終了しました!

今回は、「知っている」「知らない」の基準を
なんか、ニュースで聞いたことがある、というくらいではなく、
「どんなものか人に説明できるくらい」=「知っている」としました。

だから、シール投票してるわたしたちも、ほぼ「知らない」でした。

特に、「平和安全法制整備法案」は11日に出てきたばかりのニューフェイス。
ふたつの法案の全文は191ページあるとか。

弁護士さんも、新聞記者さんも
これから読む、って言ってらっしゃいましたので・・、
「知っている」方、  …超スゴイ!

街ゆく人との生の対話、反応はやっぱりすごいおもしろい。


「知らなーい」とシールを貼った女子高校生三人組に

「じゃぁ、こんな名前の法案【国際平和支援法】、どんなイメージ?」と聞くと、

「えー、なんか、よさそう。」
    ↑     ↑
   まさに!  ココ、大事なトコ!  許せん(-"-)


ほかにも、テレビで聞いたことがあるという女性は
「災害救助も含め、海外で子どもたちを助けるための法律」。

「国際的な復興支援とか・・?」

「平和をぉ、応援する―」と、法案の名前とにらめっこして考えてる中学生。


ちょっと上級編な女子は、
「【平和安全法制整備法案】と聞いて、どう思います?」

「・・・うさんくさい。」

     わかってらっしゃる(^_^;)


この法案の名前はさっぱり聞き覚えがなくても、

「安倍さんが 夏までに必ず成立させる、ってオバマ大統領と約束してきてた・・」というと、

「ああ~~~ん!あれか。」っていう人が多かったですね。


関心がないのかと思いきや、どんどん新しい難しい言葉で書かれた法案が閣議決定されては強行採決されて決まっていくさまを、おそろしく見ているけど、自分が投票した人は当選しないし・・いったいどうしたら・・ という胸の内を、言葉を選びながら ぽつぽつと 話してくれた通りがかりの自転車の女性。


「あーしっとる! かくだいかいしゃく や!」と言った中学生男子。(かいしゃくかいけんのことかな?)

「ホルムズ海峡でぇ、機雷を除去して、安全にする」

ニュースみてるんだねぇ。

きみらだってまもなく、国民投票の選挙権を得ることになるんだものね。


とにかく『なんか 怪しい人たち。。。( 一一) 』と思って、遠まきにシールを貼らないで通過される方たちにも、

「明日14日に閣議決定、15日からの国会で審議されまーす」ということはお知らせしてきました。


正式な調査でもないので、結果の数字はさして重要ではないのですが
圧倒的に「知らない」人が多いという結果になりました。

明日は閣議決定のあと、首相の会見があるそう。
主権者であるすべての国民に納得のいくような説明を、
ぜひしていただきたいです。

私たちもたいへんですが、勉強し続けなきゃいけませんね。

|

2015年5月12日 (火)

シール投票。

140321_ みゆきちゃんと話していて、なにもせずにいられんよね、ってことで、急ですが、今から国会にだされようとしてる安保法案について、知ってるか知らないか、のシール投票をすることにしました。

金沢香林坊のもと中央公園時計台の下に明日13日、11時前に集合。12:30くらいまでするつもり。もしお近くの方いらしたら、ぜひ。
私は、わがやで週1にしている「紅茶の時間」が1時からのため、その時間までぎりぎり参加します。

 質問はシンプルに、この二つ。

☆国際平和支援法  知っている  知らない
☆平和安全法制整備法案   知っている  知らない

どちらも、去年7月に閣議決定された集団的自衛権の行使を実際にできるようにするための、いくつもの法案がまさにこれから国会にだされようとしてるのです。

なんの説明もなく知らされてもないことが国民主権にも反する、ということで。(もちろん憲法にも)

できれば15日金曜日に、も一回。

|

へいわあんぜんほうせい、って。

あんぽ10法案を一本化して、閣議決定。その後、国会に出す、と新聞に書いてある。

自衛隊をいつでもどこでも、他国がしている戦争の後方支援にだせるように、永久の法律にかきこむことを、よりにもよって、「こくさいへいわしえんほうあん」と名づけるなんて、思ってもみなんだ。

戦争立法に他ならない、いくつもの法律の改訂版を、ひとくくりに束ねて「へいわあんぜんほうせいせいびほうあん」と呼ぶなんて、想像もしなんだ。

「せっきょくてきへいわしゅぎ」にしたって、そうだ。
もともとの意味とは全く違う使い方で、濫用されている。

日本人が「へいわ」に弱いことを知ってて、わざとこの言葉、らんようしてる?
「せんそうほう」にはアレルギーがあっても、へいわならあんぜん、だよね、って?

もしも「平和」に人格ときもちがあったなら、
本来の「へいわ」さんは、著作権侵害だ!って怒るのではないのか。
そんな意味で私をつかってほしくなんかないぞ!と。

国民をおきざりにしたまま、アメリカと勝手に約束してきたあべさんが、今も私たちをおきざりにしたまま、戦争できる法律をつくろうとしていることに、私はきちんと怒りたい。

今、一体どれくらいの日本人が、この平和安全法制整備法案について、理解しているだろうか。人に語れるほどの知識をもっているだろうか。はなはだしい説明不足。国民主権は、どこへ行ったんだ。

いや、その前に、自分たちが国からおきざりにされているとそもそも気づいてもいない、としたら、そっちのほうが、うんとうんと問題だ。

******

150511_ 人間のひきこもごもと関係なく、こんなに美しく咲いてくれてる、玄関のオダマキ。

|

2015年5月11日 (月)

アーサー・ビナードさんの言葉

10日、小杉平和9条の会がおよびしたアーサー・ビナードさん講演会へ。

町のホームセンターで当たり前に銃が売られている国、拳銃で撃たれないで生きる権利すらない国で育ったぼく、というところからはじまったお話。

個人レベルでの銃の所持と、国レベルの武器の所持と使用は、無関係じゃな
い、互いに支え合っている。いまや戦争が公共事業となってしまったアメリカでは、もうそれが手放せない巨大な袋小路状態だ。ひと時代遅れの武器は、言い値で日本に売れる
わけだし。

アメリカは戦争をずっとしてきた国と思われてるけど、真珠湾以来、宣戦布告はしていない。すべて集団的自衛権=collective defense、の名のもとでしていること。
朝鮮戦争だって、朝鮮「動乱」、つまり、「ポリス」アクションだった。それにあわせて日本にできたのが、「警察」予備隊。二つの言葉の見事な合致!それが自衛隊になったのだよね。

ビナードさんが25年前に来日して、日本国憲法をはじめて知ったのは、湾岸戦争の時の新聞にたびたび登場した「憲法」とか「9条」という言葉だったという。
ビナードさんとも親しい小森陽一さんが、去年の憲法の授業で、世界中のふつうの人たちが、あの時、日本には憲法9条
っていうのもがあるんだ!と知ってしまったことの意味はとても大きい、と話してらしたけど、アーサーさんもまさにその時、知った一人だったんだ。生きてる憲法のすごいちからを、アーサーさんはあの時、体験したのだ。

9条があるから自衛隊を海外にだせない、とブッシュの要請をことわった日本の首相。あの時、9条はたしかに一つの歯止め、区切り、線引き、になった。その歯止めや区切りは、別の見方からは、切れ目とよばれる。

小森さんの授業でも、「この、切れ目のない、ってことが集団的自衛権行使容認のキーワードなんですよ」と何度もいってらしたけど、ビナードさんの話ともぴたりと符合する。

今、アベコベ首相がしていることは、まるでドラえもん。どこでもハヘイドア。
切れ目のあることがあたかもすごく悪いことのように、「切れ目のない/切れ目なく」を連発している。
自衛隊、警察、海上保安庁も切れ目なく。アメリカと日本の切れ目なく。アメリカ軍とも切れ目なく。
だけどもそれは、アメリカの国防総省=department of defenseの、公共事業の下請け軍になることだ。だってアメリカと日本のちからは対等じゃないから。

今の憲法はGHQのおしつけだという論に対しても、イギリスのマグナカルタやアメリカやフランスの憲法を例に
出して、そのどれもが、権力をしばるために、歴史の英知として、権力がやっちゃいけない区切りを定めたこと。その意味ですべての憲法がおしつけです。数百年の人間の英知をおさめたものです、と。
Photo

ビナードさんのおしまいの言葉がほんとにすとんとおちた。
憲法は文章じゃなくて、概念。
守るか守らないか、でなく、やるかやらないか、それが問題。

うん、うん。
概念の憲法の、その空洞を充たしていくことこそ、私たちは不断の努力でもってしていかなくちゃならないってことなんだ。

|

柳沢さんの言葉

9日の、金沢弁護士会主催の集団的自衛権行使に反対するシンポジウム。
パネラーのお一人、柳沢協二さん(もと内閣官房服長官補)の最後の言葉が、一番ずしんときました。

どうやればこの問題を国民的議論にできるか、とよく訊かれるという柳沢さん。それがわかっていたら、こんなことになってないことを前置きした上で、

「実感でものをいわなければいけない。
イラクで(自衛隊員が)一人も死ななかったのは、ほんとうにラッキーなことだったのです。
もう二度としたくない。

今、こういうことを言っておかないと、亡くなる方にもうしわけない。
中東から棺が帰ってくる国になりたいですか。
わけのわからない戦争で、無駄死にや犬死にをさせたくない。

自分の言葉で、自分の腹に落ちる言葉で、言わなければならない」

小泉政権で、イラク戦争に自衛隊をおくることに直接関わった方の、この言葉のリアルさを、伝えて行きたいです。始まったものをとめることは、もっともっと難しいのだから。

|

2015年5月 8日 (金)

改憲まんがのこと

来年の改憲発議を視野に、自民党憲法改正推進本部が5万部刷ったという改憲まんが、正式には、「ほのぼの一家の憲法改正ってなぁに?」を発表。(4月28日)。

ここから読めます

http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenoukaisei_manga_pamphlet.pdf

憲法の専門家じゃない私が読んでも、はあ?いえいえ、それは違うでしょ。え?違う違う、とおもう箇所があるある、いっぱいありすぎる!

なにより、このマンガを読むと、自分がとってもばかにされてるみたいで、いやな気分になりました。

今日8日付けの北陸中日新聞の「こちら特報部」にも大きく取り上げられていて、それを目にした方も多いかもしれませんね。

この改憲まんがに関しては、早くもいろんなひとが解説しています。

この方のもとてもわかりやすかったです。
渡辺輝人 弁護士さん(京都弁護士会所属)の、「自民党の改憲漫画から「押しつけ憲法論」を考える」
http://blog.goo.ne.jp/ai…/e/1e3cbb4e902c124335b26db9996aa259

*********

あすわか、こと、明日の自由を考える若手弁護士の会でも、3回にわたって、解説しています。その1回目がこれです。

http://www.asuno-jiyuu.com/2015/05/blog-post_4.html

先日、自民党さんは
憲法マンガ「ほのぼの一家の憲法改正ってなぁに?」の
制作発表記者会見を行いました。

https://www.jimin.jp/news/activities/127630.html

全64頁の大作!このマンガは、憲法改正の必要性や
憲法改正によって社会がどう変わるのかなどについて
理解が深まっていくストーリーなのだそうです。

そうなのか~と思って読み進めていくと、「ちょっと
待ってちょっと待って」とツッコミどころ満載(>_<)

とゆーことで~~、今日から連載でツッコミ入れて
いきます(ビシッ)!入れずにはいられない!


まず、このマンガは今の憲法の「古さ」を強調します。

憲法が約70年前にできたことから、登場人物が
「ケータイもネットもなかった時代の憲法で今の
社会についてこれるのかしら?」とつぶやいています
(「江戸時代ですかっ!?」なんて合いの手まであり
ます)。そして、「現行憲法が今の時代とかけ離れて
いる」と断言して、ほのぼの家を不安がらせています。

でも「ちょ、ちょっと待って」!

憲法は国のあり方を定める根本法なので、簡単に変え
られると困るんですね。だから、憲法は一般の法律
よりも改正要件が厳しくなっています(これを「硬性
憲法」っていいます)。

それだけに、憲法は時代の変化にも合わせられるよう、
フトコロ深~く作られています。憲法13条で幸福追求
権が定められていますが、約70年前には考えられて
いなかった新しい人権は、この13条で保障されると
考えられています。プライバシーの権利なんかはその
典型ですね。

環境権だって、13条で保障されるという考え方もあり
ます。漫画の中に「環境問題についても書かれてない
なんて今の憲法ってエコじゃないのね!!」ってセリフ
がありますが、決してそんなことはないのです。

もちろん、環境権について明記しているわけではないので、
はっきり書き込んだ方がいいという考え方もあるかもしれ
ません。じゃあ、当の自民党はどう考えているかというと、
4月29日の記事に書いたとおり、環境権について定める
気はないようです。

http://www.asuno-jiyuu.com/2015/04/blog-post_29.html

マンガに書いてしまうほど「環境問題は大事だよなぁ」
って本気で思っているのであれば、今の憲法を改正しな
くても十分環境問題に取り組めますよ、自民党さん!


あと、約70年前にできた日本国憲法が、実は世界の
最先端をいく憲法だってこと、皆さんご存じですか?

3年前の憲法記念日、「日本国憲法今も最先端 米法学者
ら188カ国を分析」という記事が朝日新聞に掲載され
ました。この記事によると、日本国憲法は、世界で主流に
なった人権の上位19項目までをすべて満たす先進ぶり
とのこと。分析した米法学者は、「65年も前に画期的な
人権の先取りをした、とてもユニークな憲法といえる」と
話しています。米国の法学者から最先端と褒められる日本国
憲法、もっと誇りに思ってもいいのではないでしょうか(*^_^*)

ただ、この記事は一方で、「憲法の内容が、現実の政治に
どれほど反映しているかは別問題」だとして、日本は女性の
社会進出がほかの先進国と比べて鈍いことや、9条の「解釈
改憲」が重ねられて自衛隊の創設や海外派遣などの政策が
積み上げられてきたことを取り上げています。
(政治家が憲法のセンスについていけてないってことですね!)

憲法の古さを問題にするより、最先端の内容を備えた憲法に
ついて行けていない現実の政治の「古さ」を問題にすべきで
はないでしょうか、ね、自民党さん!

…と、憲法の「古さ」、というテーマだけでずいぶん長く
ツッコミ入れてしまいましたので、続きはまた明日!

(というふうに2回目、3回目と解説はつづいていきます。
あすわかのHPからどうぞ)

|

2015年5月 7日 (木)

9日と10日、聞きにいきます。

明日9日土曜日、「憲法と未来のかたち〜〜集団的自衛権行使容認で、日本の未来はどうなるか〜」というテーマで、集団的自衛権に反対するシンポジウムがひらかれます。

1:30〜4:30@香林坊教育会館3階ホール 主催は金沢弁護士会

パネリストは柳沢恭二さん(もと内閣官房服長官補) 半田滋さん(東京新聞の論説委員) 枝野幸男さん(民主党議員衆院議員) 飯森和彦さん(ピースウォークをいつも応援してくださってる、金沢弁護士会の去年の会長さん)
こちらは、無料、予約もいらないそうです。

********

150417_ 10日は9条平和小杉の会主催の、アーサー・ビナードさんのお話ーアメリカの「ピース」と日本の「平和」を聞きにいきます。

9条の小杉の会は、紅茶つながりのひとたちがメンバーがんばっていることと、毎年、すばらしい方を講師によんでくださるので、出来る限り聞きにいっています。

去年の講師が、9条の会事務局長の小森陽一さん。お話聞きにいったその場で、どうか憲法の授業をしにいらしてくださいっ!とお願いして、去年の12月に金沢でお話していただいたのでした。

参加費は1000円、前売りなら800円(水野にご連絡くだされば当日でもきっぷおわけできます)。

*********

日々、この国のかたちが、永田町の一部のひとたちだけで、私の願う方向と違うところへともっていかれようとしている。

今の最新状況を、この方たちがどうとらえているのか、とくにアーサーさんの、するどい切り口の詩人の言葉で、今がどう表現されるのか、2日連続で、ききにいくつもりでいます。
学び続けたいから、自分に出来ることを、少しでもふやしたいから。

|

紅茶けんぽうかふぇ

たいへんなことが起きようとしてる。
14日に、戦争法案が閣議決定される!?!
内閣の一部のひとたちだけが国をうごかしてしまう!

今日6日付けの西日本新聞に。
  ↓

自民、公明両党は24日の安全保障法制に関する与党協議で、政府が提示した関連法案11本の主な条文について議論し、特に異論はないまま事実上了承した。

戦争中の他国軍を後方支援する恒久法「国際平和支援法」に基づく自衛隊派遣では、例外なく国会の事前承認を必要とすることで正式合意した。

 与党は関連法の全条文に関して、5月11日に正式合意する方針。
その後、両党の党内手続きを経て、政府は同14日に閣議決定する予定だ。

日米両政府が4月27日にも合意する新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)と併せ、日本の安保政策は大きく転換する。(後略)

*******

5月5日の北陸中日新聞。
見開きページ全部つかって、澤地久枝さんと、あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)メンバーの竪 十萠子さんとの対談が載っていました。

大きな見出しに「憲法は国民を縛るものではなく、権力に歯止めをかけるものです」とあります。

あすわかメンバーの竪さんたちは、憲法ママカフェをひらいては、おかあさんたちにわかりやすく改憲のことや集団的自衛権のおはなしをする活動をつづけています。
参加したおかあさんたちが、知らないのは怖い、もっと知ってもらいたい、と次のカフェを企画する側になってくれるそうです。

半世紀の年の差をこえて、今の憲法を大切に思って響き合う、澤地さんと竪さんの熱い想いが、紙面から伝わってきました。

********

そうなんです、先に、知ってもらうことをしないと。

知らないうちにどんどん大事なことが決まっていって、え〜!知らなかったよ〜〜、聞いてないよ〜〜、こんなに自分たちに関係あることだったの?と後から知るのって、悔しいし、悲しい、と思うんです。

6月3日のふつう紅茶枠内の紅茶けんぽうかふぇも、そんな学びの場の、ささやかな一つになりますように。
4月のクッキングハウスなどでお話させてもらったようなこと、紅茶でもかたります。自民党がだしてる改憲草案の中味もどうか知ってくださいね。
(紅茶はいつもどおり1:00〜6:00open。けんぽうかふぇは2:00〜4:30ころまで)

弁護士でも憲法の専門家でもない私だけど、私なりに知ったこと、学んだことは、伝えていきたい。知ったひとから順に、ひろげていってほしい。
そういうことも、12条の不断の努力を普段からすること、だとおもっています。

写真は、わがやのさくらんぼ(食べられないけど、一つ一つの色がなんともかわいらしいのです)。150506_

|

2015年5月 6日 (水)

笠木さん追悼コンサート

150422_ 去年12月になくなられた笠木透さんの追悼コンサート
「あなたが夜明けをつげる子どもたち」が、
6月13日、白山市の松任学習センターライブシアターでひらかれます。
1:00会場 1:30~4:00 参加費は1000円。

笠木さんがのこしてくれたメッセージ(私自身は、終わらない宿題をうけとった、って感じてるけど)を、笠木さんゆかりの石川のひとたちと、歌でつなげていく、という石川らしいコンサート。

出演は、笠木さんの歌の相棒ともいえる雑花塾の増田康紀さん、
笠木さんと出会ったことから生まれたフォークグループのでえげっさあ、
同じく、歌のサークルの旬(サワコさんもしゅんのメンバーだよ)、
そして、川崎草汰くん。

第2部では、金森俊朗さんが、笠木さんの歌を6曲くらい、読み解きながら紹介してくれます。
私は、笠木さんが紅茶のラストコンサートで歌ってくださった曲の中から、ずっとこころにしみてる一曲を紹介させてもらいます。

お席は120席。前売り券のみですので、お申し込みはどうぞお早めに!
水野のとこでもご予約うけたまわっています。

|

連休最終日

昨日5日は、ラフォルジュルネ金沢音楽祭の最終日。
「ビートルズ・オン・バロック」というプログラムが楽しかった!

イエスタデイやミッシェルやイエローサブマリンやヘイジュードなどなどとバロックを”結婚させて”(編曲の池辺晋一郎さんがそう表現していた。バッロクの曲のどこか一部分がビートルズの曲とそっくりなのを探し出して、それを融合させて)聴かせてくれました。
なかでも、let it beとパッフェルベルのカノンとの融合が、すばらしい。

クロージングコンサートは、交流ホールが満々席。
チェンバロや、古楽器の演奏や、井上さんの指揮によるオーケストラアンサンブル金沢によるミニコンサート、最後は会場いっぱいに響き渡るハレルヤコーラスが圧巻。

*******

150415_ 連休最終日の今日6日、金沢から朝もどってきて、今はゆったりと紅茶をあけています。
藤の葉、アケビの葉が風に揺れてる、みどりのおうちギャラリーで、小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」をごらんくださいませ。

続きを読む "連休最終日"

|

2015年5月 4日 (月)

ダキシメルオモイ 13日まで。

この2週間ほどのみどりの伸び具合はものすごいです。
雑木林のみどりも日々、濃くなります。

藤の葉の伸びは特にめざましい。
藤の花も、日の当たる場所のは、もういくつか咲き出しました。

あさって5月6日は振替休日とかで祭日なれども、紅茶はいつもどおり
1:00〜6:00まであいています。

150504_ 小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」は13日の紅茶の日までです。どうぞ見にいらしてくださいね。カンパもよろしく!150504__2

写真は、玄関先の植木鉢にさいてるオダマキとミヤコワスレ。

|

ラ・フォル・ジュルネの日々

今年の連休は、ラ・フォル・ジュルネ金沢、「熱狂の日」という名の金沢の音楽祭に、夫婦してほぼ毎日かよっています。

今年のテーマは、バロック。今から300年も400年も前の、教会や宮廷での音楽が、今もこうしてひきつがれて、今の私が聴くことができる。すごいことだよなあ。

バッハやヘンデル。音楽にくわしくない私だけどもなじみの曲もいっぱい。いくつも演奏会のハシゴができるので、一つの曲をいろんなアレンジで聴ける。オーケストラアンサンブル金沢のでも、学生たちのオケのでも、チェロとフルートとハープだけのでも。

石川の音楽堂のパイプオルガンの演奏は、2人の方のを聴いたけど、すんばらしかった。あの荘厳な音色のオルガンにつながってるパイプの数は、みえないところのもふくめて5千何百本もあるんだって!!

音楽がからだにしみていく時間。いつもとちがう時間。いっぱいからだにとりこんで、栄養にしよう。これも私の、愛をたやさない方法、のひとつ。

*********

150503_ok 連休中は、金沢駅周辺に車で行く気にならないので、毎日、七尾線にのって行く。
歩く道々、くさや花やカエルとおしゃべりをかわしつつ。
旅立つ準備いつでもOKさ!のたんぽぽたちとも。

|

2015年5月 3日 (日)

そうだかずひろさんの言葉

5月2日の北陸中日「こちら特報部」で、想田さんのコメントが紹介されていた。

国民は衆参の選挙で、自民党の憲法無視の提案に、消極的ながらお墨付きをあたえているということを自覚しないと、と。

「国民自身が憲法を軽視して、自民党の提案を黙認して来たことをまずはみとめること、そこから出発しないかぎり、有効な手だてはみつかりそうにない」という厳しい指摘は、耳にここちよくはないけど、ほんとのことだと感じるのです。

○○はひどい、野党がだらしない、と、ひとのせいにする前に、自分はちゃんと憲法をいかしてきたか、権力に憲法をまもらせるための不断の努力、12条をしてきたか、って、自らに問わないといけないんだ。

12条することをかつてはさぼっていた私だったと認めます。認めた上で、自分のできることをしなくちゃ、ってますます思うのです。

***********

想田 和弘さんの言葉
  ↓
新聞記者の方から「いまや憲法が事実上停止したような状況ですけど、何か打つ手はありますかね」と聞かれたので、「できることはほとんどないと思います」と答えました。

「憲法が事実上停止したような状況」は、残念ながら多数派の主権者によって容認ないし黙認されているからです。消極的支持かもしれませんが、要は民意に支持されているのです。日本の政治体制はまだいちおうデモクラシーですから、「民意」がそうならどうしようもありません。

したがって、われわれにできる数少ないことといえば、いい加減「安倍首相は主権者の意思を無視している」という認識と話法を捨てることだと申し上げました。安倍首相によるデモクラシーの破壊が、主権者の容認ないし黙認ないしネグレクトのもとに進んでいるのだという厳しい現実を直視するのです。

だってそうですよね。安倍自民党に三権分立や立憲デモクラシーに対する敬意が欠けていて、むしろそれを破壊しようとしていることは、自民党改憲案が公表された3年前から分かっていることです。それに「ノー」を言う機会は、少なくとも国政選挙だけでも3度あった。でもそれらのどの機会でも「ノー」の声は少数派でした。秘密保護法の強行可決や集団的自衛権容認の閣議決定、メディアの統制など、僕から言わせれば「暴挙」としかいいようのないことがあっても。

今回の米国議会での演説内容や日米ガイドラインの合意も違憲行為ですけれど、残念ながら、それを厳しく問う声はそれほど強まらないのではないかと感じています。主権者の多くは、彼の行為を容認しているように感じるからです。

私たちは、そういう「認めたくない現実」を認めることから出発するしかないのではないでしょうか。

|

2015年5月 1日 (金)

アメリカでの演説

安倍さんの演説の全文和訳をよみました。
なんと美しい情緒的な言葉で、ひとを一見、いいきもちにさせる、まやかしの言葉の行列だろう!きもちわるくて、吐きそうになった。

その内容は、国民のわたしたちだけでなく、国会をも無視して、勝手にアメリカに約束していることだらけ。
安保法制という名の戦争立法も、まだ国会に正式にだされてもいないのに!

自衛隊はいつでもどこでも、地球の裏側までまいりますよ。
米軍の来ない時にも、自分で行きますよ。
機雷掃海もいたしますよ。
そこまでしてはじめて日本は世界の大国の仲間いりできるんですもんね。

って安倍さんはアメリカでいったのだ。

ホルムズ海峡で機雷掃海、ってことは、戦争状態に入れり、ってことだと私は思う。

74年前の12月8日に、ラジオからそのような放送がながれたのではなかったんだろうか。それ聴いた国民は、えっ!って思ったろう。戦争は秘密のうちにはじまるから。

総理大臣がこんなふうに、国を私物化していいわけないっ!
私たちの国を売り渡していいわけないっ!
私たちは、もっともっと怒ろう。

************

安倍さんは演説の時に、アンチョコみながら話してたんだね。
かわしまひとしさんの文を、シェアさせていただきます。
このかた、去年の夏、集団的自衛権のことできちんと発言しておられたことを思いだす。

    ↓

自衛隊が世界中の戦争に参戦することなど、日本の国会ではまだ審議にかけられてすらいない。歴代の自民党政府ですら、明かな憲法違反だとずっと言い続けてきたはずのことを、アメリカまで出かけていき、得意げに笑顔を振りまきながら約束してくる安部首相のアメリカ議会演説(4月29日)。

今朝のニュース映像で見せられて、あまりにも恥ずかしく、また腹立たしく、ぼくは吐き気を催した。政府発表の日本語全文をガマンして全部読んだら、ほんとうに気持ちが悪くなった。一国の独立や主権や憲法が、こんなにあっさりと他国に売り渡されてしまっていいものだろうか?

首相が読み上げるカンニングペーパーの映像がさっそく公開されている。(顔上げ拍手促す)などと、卑屈にアメリカに媚びを売るさもしい演技の入念なト書きまで入っている。ヒトラーも、演説の声色や身振りがもたらす効果には異常なほどの気を使い、ナルシズムに浸りながら、ドイツ国民を破滅の戦争へと導いていった。同じ道を歩まされるのは絶対にごめんだ。

ぼくたちは戦争に反対する。平和主義によって切れ目なく戦争を進めるなどと、このひとの使う日本語は、徹頭徹尾狂っているとしか思えない。(2015年4月30日)

今日の琉球新報社説は、議会演説前日4月28日の日米首脳会談について。自国・沖縄の民意を一顧だにせず、アメリカで「民主主義」を語る首相の姿勢を、「政治の堕落」と厳しく批判している。

____________

◆◆砂上の日米同盟 人権と民主主義の無視だ 敵意に囲まれ持続は不可能(琉球新報 社説 2015年4月30日)

 日米同盟強化をうたえばうたうほど、よって立つ基盤のもろさが目立つ。まさに砂上の楼閣だ。
 安倍晋三首相がオバマ米大統領と会談し、「日米同盟は格段に強化されている」と述べた。米軍普天間飛行場の辺野古移設について、翁長雄志知事の反対は伝えたというが、「辺野古移設を唯一の解決策とする立場は揺るぎない」とも強調した。沖縄の民意など無視するという宣言に等しい。
 だが沖縄の反対こそ「揺るぎない」ものだ。民意を顧みぬ政府への憤りは臨界点に達しつつある。強い敵意に囲まれた基地が機能できるのか。両政府はその脆弱(ぜいじゃく)な基盤をこそ直視すべきだ。

◆言葉と逆の現実

 それにしても奇妙な光景だった。両首脳の交わす言葉の一つ一つが、見事なほど言葉とは裏腹の現実を照らし出していた。
 安倍首相は「自由、民主主義、人権、法の支配など基本的価値の上に立つ日米同盟」と口にした。
 だが辺野古をめぐる現実はどうか。つい先日まで漁師が自由に航行できた海は突然、法的根拠もあやしい「臨時制限区域」なるものが設けられ、民間人は閉め出された。キャンプ・シュワブのゲート前では昨日まで歩けた範囲に突然、線が引かれ、一歩でも足を入れた途端、後ろ手に拘束する。航行や歩行の「自由」はあっけなく奪われたのである。
 名護市長選でも知事選、衆院選でも辺野古移設の推進・容認派は全敗し、反対派は完勝した。にもかかわらず移設工事を強行しようとする政府は、「沖縄には民主主義を適用しない」のであろう。
 例えば他の地域で知事や市長が反対する中、原発建設を強行できるだろうか。他府県では到底できない行為を沖縄に対してだけなすのは、差別と呼ぶほかない。
 新基地を建設するか否か、沖縄には口出しできないとする態度は、沖縄の人々には自分の土地の将来を決める権利もないということである。これで「民主主義、人権など基本的価値の上に立つ」などと、よく言えたものだ。
 「法の支配」とは、処罰するか否か、統治者や権力者が恣意(しい)的に左右できない公平性を意味する。だが辺野古では前述のように「制限区域」なる勝手な線引きも政府の思うがままである。サンゴの破壊が明らかでも、環境保護を所管する県の立ち入り調査は認めないが、工事の船は自由に往来する。このどこが「法の支配」なのか。皮肉なものである。

◆「唯一」は日本だけ

 ただ、共同記者会見の内容は注意深く見た方がいい。日本政府は「辺野古移設推進で両首脳が合意した」と盛んに宣伝するが、オバマ氏は「辺野古」の単語を発しておらず、「在沖海兵隊のグアム移転を進める」と述べただけだ。米側が辺野古を最上と考えているかどうかは分からない。「唯一」と叫ぶのは日本側だけである。
 首脳会談でオバマ氏が尖閣を「日米安保条約5条の適用対象」と述べた点も誤った解釈が横行している。まるで尖閣のために米軍が中国と戦争するかのように言いなす人がいるが、幻想だ。
 第5条は両国がそれぞれ自国の憲法の手続きに従うとうたう。米国憲法は「戦争宣言」の権限は米議会にあると定める。開戦するか否か議会が決めるのだ。5条を適用するというのは「議会に諮る」という意味にすぎない。そして、東シナ海の無人の岩のために米国の若者が血を流していい、と議会が考えるはずはないのである。
 翁長知事が緊急会見し、首相が辺野古移設の意思を示したことに「遺憾だ」と述べたのは当然だ。辺野古という「固定観念」から一歩も出ようとしない政府の態度はまさに「政治の堕落」である。
 知事は訪米して米国世論に訴える考えも示した。賛成だ。日本政府の頑迷固陋(がんめいころう)は病的だが、知事の言う通り米国は「いろんな考えを吸収しながら意思決定をする」からだ。繰り返し訴えるほかない。

|

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »