« とくべつ紅茶コンサート ほっとらいん+しずく+多美子さん | トップページ | はじめて国会前にいった人から。 »

2015年7月13日 (月)

小森陽一さんのお話@福井

小森陽一さんのお話。去年6月、小杉9条の会で、12月に金沢に憲法の授業にきていただいて、そして昨日、九条の会北陸ブロック交流会@福井。

小森さんのお話聴くといつも、歴史を巡るジグソーパズルのピースが、ぱちりぱちり、と埋まっていく気がする。
戦後70年の節目となる今年、自衛隊も憲法も、歴史の中でどう位置づけられてきたかを検証する作業。

55年体制がはじまってからの38年間。ほとんど毎年、年中行事のように、自衛隊の動ける範囲が拡充されてきてた。
それでも、9条がそのしばりになることをはっきりと示したのが、湾岸戦争。アメリカからどれだけ要請されても、自衛隊を海外に出せなかった。星条旗の旗の横に、日の丸がはためくはずと、世界中が思っていたけど、その旗はあがらなかったんだ!

イラク戦争に、アメリカがどうしてもイギリスを巻き込みたかった理由を昨日も。このお話、11年前に九条の会・いしかわネット発足集会の時に小森さんから聞いて、しっかり覚えていた。
イラクの持つミサイルは、イギリスには届いても、アメリカまでは遠すぎてとても届かない。その友達が攻撃されるかもしれない、それを、アメリカはイラク戦争開戦の理由としたんだ。
あの時、小森さんに質問した。今の9条がある限り、日本は集団的自衛権は使えないんですよね。答えはもちろん、そのとおり。
今だって、本当はそうなんだよ。使えないはずのものを、完全にねじ曲げてるのが、安倍さんだ。

武力攻撃が予想される事態、を、攻撃とみなして、開戦の理由にしてしまえる。
いつでも、どこでも、あらゆる軍事行動に米軍とともに参加できる法制。それが、今の安保法制だ。

九条の会が2004年にできて、20008年には、15年ぶりに、憲法変えない、という人が、変える、を上回った。
そういう世論の後押しを受けて、イラクに自衛隊を派遣したのは9条違反である、という判決も出たのだった(装備品を運んでるはずが、実は武装した米兵をたくさん輸送していたことがばれて)。

******

分科会には、女性たちの活動を語る場に参加。
ある町にできた9条の会の話。勉強会に参加したある人が、安保賛成という意見をいったところ、参加してた他の人たちが次々反対意見をぶつけたらしい。あとからその人が、自民党の町議だったと知って、あちゃ〜、これじゃとても9条の会にお名前出してもらえそうにないなあ、と思い、それでもおそるおそる後日その方のお宅を訪ねてお願いしたら「あの日はたくさんまなばせてもらいました」といって、町内にくばるちらしに名前を連ねることに賛同してくれたという(拍手!)。

同じ部会に参加してらした小森さん、「九条の会もまったくそれと同じ。何人にも断られながら、やっと名前を書いてもらえるという会が多い。え!この人が書いてくれたの?という驚きは、安心感にも通じる。よびかけ、よびかけられる、そういう動きの中で、世論が変わって行くんですよ。いや〜、この話聞けて、今日は僕も勇気をもらったなあ」と。

迫力ある小森さんのお話に、私も、一緒にいった福井のSさんも、いっぱい勇気をもらったのです。小森さんのこの言葉が、だからなおうれしい。
声をかけ、かけられ、勇気をもらい、勇気をあげる。そんな行ったり来たりの12条が日本中におきていって、世論が変わっていくんだよね。

安保法制の潮目が変わったのは、6月4日に憲法学者が違憲だと意見したこと。専門分野の違いを越えた学者や研究者たち(小森さんもその一人)が同じような声明をだし、その数は7月にはいって9000人を越えたという。
シールズの若者たちのうごきも、またあらたなうねりをおこしてる。
テレビニュースでは、ママたちの会も今日、発足したという。
強行採決したら、議員生命があぶないよ!って世論を、それぞれがつくること!

**********

委員会採決が予定されてる15日は、金沢弁護士会、ピーステント、若いママたちの会、などと合流して、私も香林坊に行きます。
水曜だけど、こんな非常事態なので、津幡の紅茶をとじて、移動臨時紅茶でpeaceスタンディング、またはピースすわりんぐしてます。
2:30〜5:30まで香林坊の四校記念公園あたりにいるので、どうぞ会いにきてくださいね。できれば意思表示のボードなども持って。

しかもこの日は、55年前に岸内閣が退陣した日。
去年7月。集団的自衛権行使容認閣議ケッテイの日は、自衛隊ができて60年目の日だった。安倍さんはどうやらヘンに記念日にこだわる人らしい。そんなことで、国の重大な決定をしてほしくないんだけど!

150711_ 今日は、金沢が日本一?暑かったのかな。わが家のすずしげなあじさいをおひとつどうぞ。

|

« とくべつ紅茶コンサート ほっとらいん+しずく+多美子さん | トップページ | はじめて国会前にいった人から。 »