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2015年7月30日 (木)

山本太郎さんの昨日の質問。

昨日の山本太郎さんの国会質問。
大きなメディアでは報道されてないけど、みゆきちゃんがかきおこししてくれました。
なんという彼女のlabor of love!!
5月のしいさんとあべさんの後方支援やりとりもだけど、この書きおこしもまた、どんどん、フェイスブックでシェアされています。

こういうことの一つ一つが、政府が大本営発表したくてもそうできない状況をつくっています。
かきおこすことも、それをシェアしてまわりに知らせるのも、みんな12条の実践だね。

参院では、少数野党にも質問の機会を、ということで委員会は45人に(そういうはたらきかけをたくさんのひとがしたのです)。
なので、太郎さんにも質問のチャンスがあるのです。
長いけどどうか読んでくださいね。

ヒゲの隊長とあかりちゃんの漫画から、こういう質問をみちびきだすとこが、さすが!です。
そして、では、原発にミサイルおちたらどうするのだ?と。
仮定、という話から、この法案自体も仮定ではないか、とつっこみ、さらに川内原発再稼働問題へと。

政府が何にも考えてないことが、くっきりうかびあがってくる質問です。

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7月29日 参議院平和安全特別委員会 山本太郎議員【生活の党と山本太郎と仲間たち】の質問の一部を書き起こしました。(文責 小原美由紀)

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山本太郎議員「我が国に差し迫った日本壊滅のリスクに対する重大なケ
ースについて、ご質問したいと思います。

衆議院で100時間を超える審議が行われましたがほぼ誰も理解してない
のでは?総理でさえもできていないのではないかと思っています。先日のテレビを見ても。

理解を深めるコンテンツとしていま、話題が盛り上がってきています、
「教えて ヒゲの隊長」。
パロディ版が本家を超えるヒット数ということで、これ、あわせてみて
いただくとたいへんおもしろいと思います。

動画の中でヒゲの隊長があかりちゃんにいっています。「実際に日本に
ミサイルを向けている国があるの知ってる?」と聞いてます。実際に存
在するんですか?

中谷防衛大臣「中国、北朝鮮、ロシア。これは我が国に到達しうる多数
の弾道ミサイルを持っております。しかしそれのみで我が国の安全に対
する脅威としているわけではない。弾道ミサ
イルののみならず、総合的な分析評価が必要となります。我が国への脅
威と見ていますが、北朝鮮が国際社会の規制要求にもかかわらず、核弾
道ミサイルの開発を継続している。核実験を通じて核兵器の小型化日本
を射程に入れる数百発もの弾道ミサイルを配備している。そしてミサイ
ルの訓練を繰り返している。我が国の具体的な都市名をあげているなど
挑発的な言動を繰り返していることを総合的に分析評価して地域国際社
会の安定に置いても北朝鮮の軍事動向は重大な不安定要因となってい
る」(紙を読み上げている)

山本議員「ヒゲの隊長「もし現実にミサイルを撃ってきたらどうする?」
あかりちゃんにきいてます。どうするんですかね?」

安倍首相「我が国に対して、弾道ミサイルが発射された場合には、自衛隊が米軍と協力しつつ弾道防衛システムによって、これを迎撃をいたします。具体的には、イージス艦とPAC3によって二段階で対応することを考えております。そのさい、弾道ミサイルが飛来する
も、我が国に対するミサイル攻撃と認められない場合は自衛隊法の弾道ミサイル破壊措置により対処することになるわけであります。 
他方、外部からの武力攻撃に該当すると判断し、わが国を防衛すると認められる場合には、防衛出動による対処する。事態の状況に応じて国民保護法との関連法令や 警報の発令や住民避難などを迅速かつ的確に行われる」

山本議員「次は、ひとことでお答えください。弾道ミサイル問題は我が国にとって重大かつ差し迫った問題であると言う認識でよろしいですか?」

安倍首相「当然、数百発のミサイルを保持していることは脅威と考えております。」

山本議員「以前、質問主意書にもそういうお返事をいただいております。
 質問主意書という制度があるんです。なにか疑問に思ったことがあれば、閣議決定として帰ってくれるといういいシステムですよね。 以前、12月に九州電力発電所 川内原発に弾道ミサイルが飛んできたらどうするのか?、と質問しま
した。弾道ミサイル攻撃等を他国等からの攻撃について、想定しているかとご質問しました。 
九州電力川内原発について他国等からの攻撃について
(中略)
政府としては、国民の生命財産を守るため、
平素より弾道ミサイルその他を想定し関係機関が連携し、各種シュミレーションや訓練を行っているということで間違いないですか?

安倍総理「政府としては国民の生命財産を守るため平素から様々な事態を想定して さまざまなシュミレーションや地方公共団体と連携した国民保護訓練を実施しているところであります。このうち国民保護共同訓練につきましては各種テロや武装グループによる攻撃など緊急対処事態を主として警察消防、自衛隊など関係機関が参加して総合的な訓練を行っています。原発に対するテロ攻撃を想定した訓練も行っております。」

山本太郎「では、おききします。川内原発が稼働中の原子炉が弾道ミサイルを受けた時、最大でどの程度の放射性物質の放出を想定していらっしゃいますか?」

原子力規制委員会田中委員長「航空機の衝突は想定しておりますが、弾道ミサ
イルの場合はまとめておりません。・・・原発が大規模に弾道ミサイルについてのそもそも 放射能が放出されるという事態は想定しておりません。・・・・(中略)川内1・2号炉の原子炉格納容器については 5・6テラベクレルと想定しております。 この値は、福島第一原発の約1000分の一以下となっています。」

山本太郎「今の答弁長すぎましたけど、ようはシュミレーションしてい
ないということなんですね 原子炉が破損した場合については計算されてないということですよね。福島の1000分の一とかいう うっすらとした基準はあるんです。でも、皆さんどう思いますか? 弾道ミサイルが着弾して原子力施設が破壊されて、福島の1000分の一なわけがないじゃないですか。そうおもえませんよね? どうしてそれを計算しないんですか?  質問主意書で以前、質問したんですよ、そしたら、『仮定の話で、答えを差し控えたい』、というお返事だった。仮定の話は答えるのは難しいということなんですか?」

安倍総理「武力攻撃事態は手段、規模の大小、攻撃パターンがことなることから実際に発生する事態もさまざまでありますから一概に判断する
ことは難しいということであります」

山本議員「そういうお答えをいただきました。でも、考えてみてくださ
い。今回の法案、中身、仮定の話ではないですか? 

A国がB国に攻撃を仕掛けた、友好国のB国から要請があり、新三要件がどうのこ
うの、これ、仮定ですよね? 仮定、想定でよくわからない、そこから
つくりあげていくのは当然だと思うんです。 都合のいい時だけ仮定や
想定を連発しておいて 国防上ターゲットになりえる核施設に対しての
想定、仮定は出来かねる、これどんだけご都合主義なんですか。

我が国をとりまく安全保障環境、著しく変化しているんでしょう?
飛んでくるかもしれないわけでしょう?ミサイル。
「中国が」「北朝鮮が」いろんな話をしているじゃないですか。10分で
到達します。

え?で?飛んできたときは?なにもできてません。
困りますね、それ、本気で守る気あるんですか?
この国に生きている人の生命財産、幸福追求権を守るんだったら
一番脆弱な施設しかも核施設に対してなんにも考えてない
逃がす方法も、1000分の一100分の一、その程度の放出量しかないなん
て、なんなんですか?意味が 分からない。続けます。」

(中略)

山本議員「テレビをごらんのみなさん、わかりましたか?ようは、前も
ってのちゃんとした避難計画などはうっすらとしか存在してないんです。
 事態の推移、原発事故があったとしても、今一番危険とされている安
倍総理安倍内閣が「中国北朝鮮からのミサイルが原子力施設に着弾した
としても」事態の推移。。要は、いちど被曝していただくって話ですよ。

・・・だれの命を守るんだ、って話ですよ、どうして真剣にやらないん
でしょうね?一日三億円近くかかる国会審議を95日間も延長しておいて
飛んでくるんだなんだといわれているミサイル。その着弾した後の最悪
のケースをなぜ想定しないんですか?国民の生命財産、幸福追求権をま
もれない、なにもやっていないに等しい。」

(中略)

山本議員「安倍総理、原子力規制委員会 はね、原発に関する弾道ミサ
イルについては関知していないんですよ。
お返事をもらっています。『 評価はしておりませんし、今後もやるつ
もりはありません。弾道ミサイルはどういったものが飛んでくるかもわ
かりませんし、どういう状況になるかも想定できませんので、今後もや
るつもりはありません。』

いま、この法案、10本のものを一本に束ねて無理やりやろうとしている
この法案、みんなの夏休みを奪っているこの法案。この法案。
どうします?? 
やっぱり、試算しなくちゃダメなんですよ。「原子力災害対策本部長」
これ、誰ですか? 総理ですよ。 委員長も勝手にできません。総理が
決断するしかないんですよ。シュミレーション、してもらってください
よ、総理。どうですか?

安倍総理「えー、シュミレーションにつきましては、先ほど申し上げま
したように、各種テロや武装グループによる攻撃など緊急対処事態を主
として警察消防、自衛隊など関係機関が参加して総合的な訓練を行って
います。原発に対するテロ攻撃を想定した訓練も行っていますが、この
原発への弾道ミサイル攻撃ですが 武力攻撃事態は、手段、規模の大小、
様々な想定がありうるものですから国民保護措置の実施に基づく方針を
閣議決定した国民保護基本方針に置いては着上陸侵攻、航空攻撃。。。
の4つを想定しておりますが、特定の量的な被害は記していないわけで
あります。弾道ミサイルにより原子力災害が発生した場合には、先ほど
お話したとおり、避難等の対処範囲を決定するとしております。」(紙
を読んで答えています)

山本議員「とにかく、答えは出せないんですよ。そりゃそうですよ。危
機管理の基本はなんですか? 「最悪の事態に備える」、これ、当たり
前です。最悪の事態に備えてない。どちらかというと見たくないものは
見ない。耳はふさぐ。でも、やりたいことだけやっていく。それがたと
え国民のリスクにつながったとしても、やる。原発を見ればわかる。安
全保障問題は、誰のため? よくわかんない。 本当に国民の生命財産
を守るつもりだったら、このミサイルが飛んできたらどうするかという
ことに対して、核施設が直撃されたらどうなるかにたいして、対策はも
うすでにできているはず。それができていない。屋内退避ですって、そ
の間に実測値測るって。なるほど。よくわかりました。」

(中略)

山本議員「 計算のしようがないということですね。で、お聞きしたい
んですよ、川内原発の再稼働、できないでしょう.政府が川内原発にた
いして弾道ミサイル、危機感を持っている。着弾した場合、この対処の
方法はほぼないんですよ。どうやって防ぐんですか?ただでさえ避難計
画めちゃくちゃなのに。 地震も。断層も広がってきている。火山も。
火山学会がおかしいと言っている。再稼働、できないでしょう?再稼働
なんてできるわけがないんですよ。お答えください。」

安倍首相「これはあの、従来から政府の立場を説明しておりますけれど
も、原子力規制委員会において安全基準をこれは、世界でも厳しい基準
でありますが、これを満たしたものから再稼働していく」

山本議員「安倍総理の規制委員会への責任転嫁で、この質問は終わりた
いと思います。ありがとうございました。」

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