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2015年11月 5日 (木)

けんじさんと、二代目ももたろうと

150107_ 昨日4日の、宮澤賢治さん紅茶の時間は、ことしで23回目。
一番乗りは、関川村のコンさんと上越のはしもっちゃん。コンさんは朝5時頃、村をでて上越に向かい、そこではしもっちゃんの車にのりかえて、という長旅でした。
コンさんたちと私、ひと月足らずで、こんどはわが家での再会に、3人ともうれしくて、きゃ〜〜〜とハグ!

この日の賢治さん紅茶には、前々から来たいと思ってらした浅田さんご夫妻や、ママの会で出逢った若いママや、けんじさんこうちゃの常連さんたちが続々と。関川村の紙芝居、というスペシャルタイムもあってか、例年より多めの参加。
けんじさん童話をみなでよみあうワークショップでは、「からすの北斗七星」に、23人の読み手役をきめました。

この作品を、けんじさんは「闘うものの、内的感情です」といっています。圧力に抵抗する為につくった作品。

大尉から少佐になった枯らすが、最後に言う言葉が、とてもこころに残りました。

「ああ、マジェル様。どうか憎むことのできない敵をころさないでいいように早くこの世界がなりますように。そのためならば、私のからだなどは、何べん引きさかれてもかまいません」
(マジェルは、北斗七星のこと)

ワークショップにつづく、律子さんのこの日の朗読は、「風の又三郎」と「ざしき童子」。ミチコさんのつくったお人形のざしきぼっこも、この場にいて、ちんとすわって、律子さんの朗読を聴いていました。

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後半は、おまちかね、コンさんの紙芝居。
村に伝わる昔話の「へふりあんにゃ」と、コンさんオリジナルの「二代目ももたろう」。

このももたろうは、戦いのための武器をもたずに、鬼が島にのりこんでいく。
旅に出る時にじいちゃんが渡してくれた、この世で最強のぶきが、鬼のこころをかえてしまう。
笑いの中に、しあわせはあり。平和もあり。しあわせとはみんなでいっぱいわらえること。
そして、平和とは、ひもじくないこと。
芋屋のさっちゃんとごんぼ屋ごんちゃんと豆屋のマメちゃん、一見たよりなさそうだったけど、なんのなんの。あとからすばらしいちからを発揮する。

コンさんの名演技でお腹のそこから笑いながら、とても大切なことにきづかせてくれるすばらしい紙芝居作品でした。

そうなんです!こういう時間を、みんなで共有したかったの。
関川村で私だけが見て楽しむんじゃもったいなさすぎる。
岩手生まれと関川村生まれの、律子さんとコンさん、そして紅茶の仲間たちが、いっしょに読む、聴く、見る、笑う、楽しむ、考える、この豊かな時間を、秋の一日、紅茶で味わえたことが、私はなによりうれしいよ。

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夜は、コンさんとはしもっちゃんを囲んで、9人で夕ご飯。
手づくりのごはんをみんなでたべれば、どれもこれもおいしい。
ここにも平和でしあわせな時間が流れる。

コンさんとの最初の出逢いが、10数年も前のクッキングハウスだったこと、
今年7月、クッキングハウスでの笠木さん追悼コンサートで再会して、夜は、シールズの国会前抗議行動に一緒に参加したこと、
できたての「けんぽうぶっく」をおおくりして、コンさんがすぐに読んで、娘さんもすぐに読んで、私のことを関川村までよんでくださったこと。

平和や憲法観を介して、あらたな人と人が出逢っていく、そのことが今という時代の私の希望だと、けんぽうぶっくにも書いたけど、まさにそうです。
これまで知ってた人とも、けんぽうや平和観を介して、あたらしい関係性をつくっていける、という意味でもあります。

そのことを、岡山や因島や浦和や川越や川口で、たびたび感じてる私だけど、この日もたしかにそう思ったよ。

夜もふけてからの、コンさんのすばなし、「大蛇伝説」。
この迫力は、もうプロの域です。こわくて、そして悲しくて。

こうやって伝えるしごと、コンさんの大事なしごと。
二代目桃太郎もふくめて、コンさんならではの、12条!!だとも、おもったよ。

コンさん、はしもっちゃん、はるばる来てくれて、ほんとにほんとにありがとう!!

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