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2016年7月 3日 (日)

藤田さんのおはなしと、国連人権規約のアーティクル19

120126_ 藤田早苗さんのおはなし会にいらしてくださった方々、ありがとうございました!
おもいがけずに45名もの方がご参加。資料も足りなくなって、もうしわけないっす。参加してた方でご希望の方には、後日、コピーをお渡ししますね。

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藤田さんのお話は、まず、イギリスでの国民投票のことから。
EU「離脱」に投票したのは、主に年配の人たち。若い人たちはEUに残りたい、で投票した人たちが多かったのだけど、結果はーーー。

「若い人たちにはショックだろう、だって、他の27カ国で、学び、住み、恋愛し、働く権利を失うのだから」という言葉に、が、が~~ん。
ええ〜〜!EU離脱って、そういうことだったの?なら、そう言うてや〜!
いやいや、言ってた人たちはいたはずよ。
だけど離脱派の人たちは、それ以上に、煽る情報をながしてたんだ。

直近のEU国民投票と、これまた選挙結果次第では直近の、日本国憲法の改憲問題、決して決してひとごとじゃないって痛感した。
今この国で、私たち、煽られてないですか?
煽る、ってこと、とってもあぶない。
藤田さんのお話ききながら、いかに今の日本がおかしな、きけんな方向にすでにいっちゃってるのか、ひしひし感じたよ。

基本的人権の97条が、草案では、ばっさり削除されていること。
21条の表現の自由が、あいまい2項の付け足しで、個人の自由を、いかようにも制限できちゃうこと。
36条だって、公務員による拷問は、「絶対に禁止する」から「絶対に=abusolutely」が消されている。
そのことに、外国の人たちが、びっくり!!とんでもない人権侵害だ!と反応してる。

特定秘密保護法も何が秘密かはなはだあいまい。
来日した国連特別報告者のデビッド・ケイさんの、前任者のフランク・ルーさんは、
「公の情報は公共の財産と認識すべき。それは市民に属するのです、ポケットにしまい込んで隠す人には属さないのです」と。

第2次大戦中、人権がひどく侵害された反省から、人権は、国内問題じゃなくて、世界の関心事になった。
「情報の自由は、基本的な人権であり、国連が関与するすべての自由の試金石である」と、はじめての国連総会で決議された。
世界人権宣言の19条の自由権規約で、
「すべての者は、表現の自由についての権利を有する。国境との関わりなく、あらゆる種類の情報、及び思想を求め、受け、及び伝える自由を含む」って書いてある。

そういう視点からも、日本のメディアの問題が、海外メディアから近年とっても問題視されてる。
報ステや、クロ現や、ニュース23のキャスターが番組から姿を消したことも、記者クラブの存在(これって、日本だけなんだって!)も、もちろん高市総務大臣の停波発言も。

日本に住んでると見えないことを、いっきに藤田さんから見せていただいた。
大学の授業で藤田さんのお話をきいた学生さんたちが衝撃をうける、っていうの、すごくわかる気がする。

私たちの人権感覚、一体どうなってる?情報を得て、知ること、って私たちの大事な人権なんだよ。
秘密保護法や、集団的自衛権や、選挙の争点になってる改憲問題、この国では、私たちの人権、今すでに相当奪われてんだよ。
そうやって奪われてるのに、身ぐるみはがされるまで気づかない、みたいな感じ。

昨日のお話で私自身はそこまでかんじちゃいました。
EU離脱の結果に青ざめることの二の舞を、直近の選挙のあとでしたくない、と私は切に切に思います!

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