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2016年7月17日 (日)

花森安治さんの言葉

7月16日の「とと姉ちゃん」より。

花山さん
ーー私は、戦争中、男には毎日の暮らしなどよりももっと大事なものがあると思いこんできた、思いこまされてきた。
しかしそんなものはなかったんだよ、毎日の暮らしを犠牲にしてまで、守って闘うものなど何もなかった。
人間の暮らしは、なにものにも優先して、一番大事なものなんだ。それは何者もおかしてはならない。たとえ戦争であっても。今ようやくわかった。
、、、もし豊かな暮らしを取り戻すきっかけとなる雑誌をつくれるのなら。

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昭和20年10月、お茶の水のニコライ堂の下のちいさな喫茶店で鎮子さんに語った花森安治さんの言葉が、大橋鎮子著『「暮しの手帖」とわたし』にこのように記されています。

ーー君はどんな本を作りたいか、まだ、ぼくは知らないが、一つ約束してほしいことがある。それはもう二度とこんな恐ろしい戦争をしないような世の中にしていくためのものを作りたいということだ。
戦争は恐ろしい。なんでもない人たちを巻き込んで、末は死までに追い込んでしまう。戦争を反対しなくてはいけない。君はそのことがわかるか、、、。
君も知ってのとおり、国は軍国主義一色になり、誰もかれもが、なだれをうって戦争に突っこんでいったのは、ひとりひとりが、自分の暮らしを大切にしなかったからだと思う。もしみんなに、あったかい家庭があったなら、戦争にならなかったと思う、、。

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160714_ 自分の暮らし、毎日の暮らしを何よりも大切にすること。
ひとりひとりの生きる、を大事にすること。
国や公よりも、個人の、ひととしての生きるを大切にすること。
それが戦争にあらがうちからになっていく。
花森さんの言葉は、私のなかで憲法13条と重なっていきます。


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