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2016年8月13日 (土)

FAKE 観てきました

森達也監督のドキュメンタリー、「FAKE」をシネモンドさんで観てきました。

一面からだけ語られ、つくられ、見せられる、そんな情報の受けとり方を、つい、してしまう。私自身も、また。
森さんはいつも、メディアの中立公平なんてない、といってる。
その森さんが、佐村河内守さんの自宅にふかくはいりこんで、語られなかった側からの言葉を、表情を、感情を、撮る。
その人を見ただけではわかりにくい難聴という障がいも、被爆二世という事実も、メディアは簡単に消すことができるんだ。

あんな有名な人が書いてるんだからほんとだろう。
これだけメディアがとりあげることだからほんとだろう。
報道されなかったことはなかったことにされる。

そして最後に、観てる私に向かってつきつけられる。本当の真実って、なんだ。嘘って、なんだ。

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藤田早苗さんが「どうなってるの?私たちの知る+表現、報道の自由」で話してくださったことと、
わが家でひらいた憲法のちいさな勉強会で、弁護士の飯森さんが語ってくださったことと、
この映画が描こうとしてることも、やっぱりかさなっている。

表現の自由、報道の自由、そのことによってかろうじて知ることができる。知ることは私たちの大切な人権。
国がしてることの報道も、どこまでほんとか、どこまで出してるか、隠されてるか、どこまでつくられてるか。
真実は簡単に、つくりかえられる、フィクションを信じ込まされる。

報道されなければなかったことにされる。高江も伊方も憲法をめぐるうごきも。
知らそうとしてくれる人がいて、知ろうとする人がいて、知ったら拡げる人がいて。

こわい映画だけど(スノーデンの「シチズンフォー」もそうだったけど)、「FAKE」もやっぱり観てほしい一本。
シネモンドさんではじまった「いしぶみ」も「帰ってきたヒットラー」も、見逃したくない。
なんとか時間ひねり出したい!よ。

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