« 東村山へ | トップページ | 戦争中の暮しの記録 »

2016年9月27日 (火)

コウケン会議って?

Photo_3 25日の出前がキャンセルになったことで行くことができたコウケン会議。
コウケン、ってなんだろ?って思うでしょ。憲法を考える、という意味の、考憲学習会のこと。

まだ30前の、桐山さんという男の方が、右でも左でもなく、イデオロギーにとらわれずに、憲法のことを調べて、彼が学習したことを発表する、という月一のこじんまりの会に、なぜか娘が初回から参加しているのです。
ちなみに前回は、娘がボン基本法のことを調べて発表したそうで、そのレジメは三宅洋平さんの手に渡り、娘はそのレジメをもとに、銀座ナルニア国でのけんぽうかふぇで緊急事態条項と絡めて語ってくれた、というわけです。

こんなフラットに憲法を学べる会って、なかなかありそでないと思う、と娘がよく言うので、私も興味津々。そこに今回、キャンセルのおかげで運良く参加できました。

*****

6回目の勉強会は、皇室と戦争放棄の論点、というテーマで、第1章の第1条と第2章戦争放棄の中の9条をセットにして考えてみる、という意外な視点でした。

今の天皇は、かつてのような権力や武力の象徴ではない。皇室と戦争放棄、1条と9条は、コインの裏表ではないのか、と。

******

この日は、「美しい日本の憲法」というDVDの短バージョン(10分)を鑑賞する、という特別おまけ付き。
初めて見れて、とても新鮮でした。総指揮は百田さん、監修は百地さん(集団的自衛権は違憲でないと言った憲法学者さん)。

中国や朝鮮の脅威、今の憲法は日本を狙う国にとって都合のいい憲法です、と、津川さんのナレーション。
憲法の生い立ちでは、草の根の憲法研究会の作った草案にも、ベアテさんにも全くふれずに、日本の文化を全く知らない素人が一週間でツギハギでつくったもの、日本らしさも伝統や文化がどこにもない、という。
憲法は国民が作るものです、と言いながら、明治憲法とあまり違わない松本草案が出されたことは何も言わない。

緊急事態条項の必要性も、このDVDの中で語られてる。3.11がやはり出ました。ガソリンや食料が買い占められて、被災地に届かず、二次災害で1600名が命を落とした。憲法にこの緊急事態があれば、これらのことは防げたはずです、という。
(この辺りは、百地さんが監修してる「女子の集まる「おしゃべり憲法カフェ」とよく似ている。ガソリンが足りなくて緊急車両が間に合わなかった、というが、この内容を、報道特集が被災地の消防署に取材、検証して、出せなかった緊急車両は一台も無かった、と)。

最後に、櫻井さんが登場して、明治憲法こそが、日本人の魂、価値観です、と。今の憲法は私たちにふさわしいものと言えないから、戦後の借り物の衣装を脱ぎ捨てよう、そして本当の日本の姿を取り戻そうではありませんか、と呼びけます。

****

感情に対して、感情でなく、どこまで私たちは今の憲法を語る言葉を持ちうるか。めっちゃ試されてるよ、私たち。

安全、をとことん求めようとすると、平和でなくなるってこと、この日はとりわけ考えさせられました。

|

« 東村山へ | トップページ | 戦争中の暮しの記録 »