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2016年10月18日 (火)

中学校で、言葉のちから

Photo_3 17日はドキドキしながら、川北中学校にでかけました。
1年生さんたちに、国語の授業のなかで、「言葉のちから」ということでおはなしさせてもらうため。
読書週間で、町立図書館と中学校とのコラボ企画なんですって。
限られた時間は45分。3クラス、それぞれのお教室にいって話しました。

私の書いた本のなかで、言葉というのがタイトルにはいってる本が3冊もあるよ。それっくらい、私にとって、言葉はたいせつなもの、きもちとつながってるもの。

きもちは、いつだってきもちにぴったりとあう言葉を探してる。
きもちを言葉にして外にだせないでいると、こころは便秘してめっちゃ苦しくなる。
中学高校のとき、私は誰にも言えないきもちを、いつも白い紙にかいておもいきり吐き出してた。そうしないと爆発しちゃいそうだったからね。

言葉には、人をぐさりと傷つける言葉も、殺す言葉も、そして、いのちを救う言葉も、何十年経っても、今の私を支え続けてくれてる言葉も、ある。
言葉ですべてを表現できるなんて思ってないけど、言葉にしないとわからないきもちってのも、たしかにあるんだよ。
その言葉は、表情だったり声だったり、みぶりてぶりだったり。言葉をしゃべれないと思われてる人にだって、そのひとの、言葉は、ある。

人は誰だって、みのたけに認めてもらいたい、って願って生きてる。だからね、言われてうれしくなる言葉を、きっとみんな待ってる。

何かすごいことした時だけにもらるほめ言葉、っていうんじゃなくてもね。あなたを気にかけてるよ、あなたのこと見てるよ、と感じられる言葉、そんな何気ない、ちいさなきもちの言葉って、もしかしたら、ピカピカのほめ言葉よりもっとうれしいかも。
ありがとう、や、それ、いいね、や、よかったね、や、一緒にいると安心するな、、そんなちいさな言葉たちが、互いのあいだを行ったり来たりすると、もっともっといいなあ。

あなたの存在をみとめる、そんな言葉たちはね、実はあなたへの贈りものの言葉なんだよ、あなたが生きている、ってことに対してのね、ささやかな贈りものの言葉なんだと思うよ。

今日の授業の中で、あなたに私から贈りたい言葉は、これです。

あなたは、ほかの誰ともとりかえがきかない。
ほんとだよ、あなたみたいな人はこの世にいっぱいいるかもしんないけど、あなたがあなたであるってことだけは、だれともとりかえることなんてできないんだ。
そんな歌をつくったから、一番だけ、歌うね。

♪誰とも ほかの誰とも とりかえっこできない
 あなたが生まれたその時から 
 ひとつっきりのいのち
 あなたが大切にされ わたしも大切にされ
 それがいったりきたり 一緒に生きること

******

一年生さんたちの、まっすぐな目がまぶしいほどでした。
すんごく真剣に聴いてくれてたよ、14の心で。目と耳と心を交わらせて。

いつもは一時間半とか二時間わくで話すことが多い私なので、時計をみいみい。授業時間内に話す、ってむずかしいね!学校の先生は毎日これしてるわけだからすごいな。1クラスだけ時間たりんくなって、歌えないでごめん。

きもちの言葉の本たちは、学校の図書館にあるので、見にいってね、ほかの誰とものうたのCDもおいてきたからまたきいてみてほしいな。

こんなコラボ企画、ほんとにありがとうございました。

 

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