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2016年11月 1日 (火)

見せたいもの

留守してもどって、ただいま〜〜というと、まあさんが家からでてきて、ちょっと見せたいものあるんだ、こっち来て、と私を家の外の道に連れて行く。

あらまあ、いっぱい散ってた落ち葉がきれいに掃除されてる。道路に伸びすぎてた藤の枝も、きちんと切り揃えられてる。

そのことを見せたかったのかと思いきや、まあさんが、ほら、と指差した先に、ちいさなちいさなスミレの花。
ね、こんな季節に咲くスミレ、って初めて見たよ、と、まあさん。161031_

ああ、こういうことって、こういう場面って、幼い私と母との間で、何度もあった。
母が庭から大きな声で私を呼ぶので、なあに〜〜?とそこまで行くと、そこに咲いてる花を私に見せたかっただけのこと。

でも、ただこれだけのことが、私には母からの贈りものだと、いまだに思えている。ちいさなうれしいや、びっくりや、ちいさなwonderやちょっとしたしあわせを見つけて、よろこぶこと、よろこびあうこと。

それとまったく同じことを、私の母を知らないまあさんが、している。そして、こういうひととだから、40数年も一緒に暮らしてこれたんだと思う。

今の私の暮らしは、ほんとに二人三脚。外に出ることの多い私は、彼がサポートしてくれてないと、とても今のようには動けない。
今月はとりわけ県外出前旅の多い月。それに伴う本の発送作業など、どれくらいまあさんに助けてもらってることだろう。そこにいわゆる夫役割、妻役割をあてはめたら、私の心はこんなに自由でいられない。

まあさんの存在に感謝しつつ、一つ一つの出前をつつがなく。無理せず体調ととのえて、今月を無事にのりきろう、と思う月の初めです。

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