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2016年12月25日 (日)

1990年の、かざぐるまの本

2012120 「まわれ、かざぐるま」
1990年の本。それをちかごろ娘が何度目かに読み返してるらしい。

紅茶の時間がはじまって3年後くらいのクリスマス紅茶のあと、ちいさな我が家のマンションに集まった子育て中のお母さんたちに、私が、ねえ、紅茶のみんなで、国家秘密法のこと、考えてみない?ってよびかけてるページがある。(183ページ、「いま生きているということ」の文章の中で)

この法案、その後もなんども手を変え名を変え、だされては廃案になった。でもとうとう2013年に、特定秘密保護法、っていう名前で国会を通ってしまった、その前身みたいな法案。

26年前の本のなかでも、この法のこと、「肝心の、何が秘密かはヒミツ、というところがくせものなんです」って、私、書いてたんだ。その時、そこにいたお母さんたちが私のよびかけにこたえてくれたおかげで、その後、日をあらためて勉強会したり、集いをひらいたりできたんだ。

社会のこと、ふつうに話そう、暮らしのことだもの、のきっかけを作ってくれたのは、チェルノブイリの原発事故とばかり思ってたけど、その前にこれもあったんだったね、と再発見しました。

書いといてくれてありがとう!って、あらためて娘に言われたけど、いやいや、読み返してくれてありがとう、ですだ。

書いてしまうと自分じゃ忘れちゃうこともあるから(おおいにあるのだ、わたし)、たまに読み返すのもいいね。子育てと紅茶の始まりの本なんだけど、ただそれだけの本ではなく。

もっとも、この本はもう在庫がなくなってひさしい。読みたいひと、紅茶の本棚から借りてくださいね。本の表紙を飾っているのは、ミチコさんが発案したかざぐるまフレンドシップキルトの写真です。110809_

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