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2017年1月16日 (月)

父が家出したわけ

2014126 昨日に続いて、今日もさぶさぶ〜〜!!
風邪ひいてませんか〜〜?

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志願者数一位といわれる明治大学が、日経や朝日に、大きな広告を。
「人権と平和を探求する明治大学。軍事利用を目的とする研究・連携活動の禁止」

うれしいな、父も明治大学卒なので。

法律家になるにはここだ、と刈谷からこの学校だけをめざして家出した父。

20歳の徴兵検査で丙、となり、お国の役に立てない自分はなんて情けない、恥ずかしい人間だ、じくじたる想いで、そんな自分が田舎でこんな事務仕事してる場合かっ!と弁護士を志して家出したのだという。1930年代の話です。(明治大学はもともと、法律家を育てる学校だった、と聞いたことがある)

もちろんめっちゃ貧乏なので、新聞配達しながら学校にかよい、栄養不足にくわえて勉強しすぎて、司法試験のころには結核になってしまったくらい。

私からするとalmostレジェンドみたいな父だけど、いま、あらためて父の歴史をみつめると、すっごく複雑なきもちだよ。

お国のお役にたつことがなにより尊いこと。なのに、甲乙丙の丙は兵役免除。にっぽんだんしとしては、それが悔しくて不甲斐なくてーーという当時としてはあたりまえの価値観の中に、父もいたのだ。
丙、だったおかげで、兵隊にならず、弁護士になれた、とも言えるのだけど。

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役に立つ、って、いま、逆説的にひとつのキーワードだ。

役に立つ人間、役に立つ学問。誰のために役に立つことを、誰から求められてるのだ?ここ、みきわめんと。

自分の存在がなんか、誰かの役にたってる、社会の役に立ってる、って感じるのはうれしいきもち。でもその気持ちを、逆に、利用される場合だってあるんだ。

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