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2017年4月 3日 (月)

教育勅語を教材に?

教育勅語を、道徳の教材としてつかうことまで否定するものではない、と、閣議決定した内閣の答弁書。
親孝行とか兄弟仲良くとか、いいこともいってるではないか、と菅官房長官が答えていた。

いやいや、そういうことなら、教育勅語をつかわなくても教えられるでしょ。
木じゃなくて、森をみなくちゃ。
教育勅語のいちばんの本質は、いったんことあらばすすんでその身を天皇の為に捧げよ、です。

日清戦争の年に生まれた父。その4年前に明治憲法と教育勅語がだされている。
だからこそ、20歳の徴兵検査で丙となり、兵役免除を非常に屈辱的に感じた父がいたのです。

明治政府のここんとこの英訳がすごくわかりやすい。
should emergency arise, offer yourselves courageously to the State;
(緊急の一大事が起きた時は、勇気をもって、あなた自身の身をこの国に差しだすべし)

ここを隠して、親孝行のとこだけ示すのは、ずるいやりかたです。

そして、これは、教育勅語による教育をよし、とする人たちが、今現在、いっぱいいることのあらわれです。
だからこそ、その人たちが応援して、森友学園があそこまでいけた。
豊中市議さんが追求しなかったら、もうあの小学校は開校していた。

政府が閣議決定することで、だんだんこれに慣らされて行くのが恐ろしい。
道徳の教科で子どものこころに点数をつけ、学校で銃剣の使い方を教えようとする、これからの教育。

「美しい日本の憲法」というDVDの一部を見た時、あきらかにそれは、明治憲法の精神を取り戻そう、といってるのだと感じました。
今、この国は、そこへ向かおうとしているのですか。

今、幼いお孫さんをもっているおじいちゃん、おばあちゃん。これは、お孫さん達の未来に関わることだと思います。

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