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2017年7月 3日 (月)

カンタ!チモール

Photo 7月はじめの日、豪雨の中、「カンタ!ティモール」を観に松任へ。

歌声と、子どもたちのきらめく瞳と笑顔がいっぱい。でもその国の歴史には、国を愛し、ティモールの文化に誇りを持った勇気ある人たちの、おびただしい血が流れてる。

♪ぼくらのあやまちを大地は見ている
何が正しいかは大地が知っている
世界中の声なき声のために歌う

青年アレックスが歌うこの歌は、戦火の中で生まれた。

資源豊かな小さな島、ティモール。近くの海に油田がある。
太平洋戦争時には日本に占領され、戦後独立したものの、次はインドネシアが軍事侵攻。東ティモールが火の海になり、3人に1人が殺されたという。

本当の敵は、インドネシアを支えた周辺の国々だった。その中にしっかり日本もはいっている。いや、国際的な非難がおこり、インドネシアへの軍事支援を他の国々がやめた時、その穴埋め分の多大な増資をしたのが、日本だったんだ。

ゲリラとして戦った人たちは、捕虜になったインドネシア兵に、どうして自分たちが戦うのか、そのわけを話して聞かせた。拷問をせず、無傷のまま、インドネシアに返した。インドネシアの兵隊たちもまた、理屈のない戦争に行かされ、コマにされているんだ、と。

1999年、軍が撤退し、2002年、東ティモールは独立。

平和はお金で買えない
平和は演説じゃない、政策でもない、
平和は暮らしそのもの、自然のちからを敬いなさい
そうすればみんなつながっていくよ

2012年に作られたこの映画。
今の時代と、とっても深くつながっている。

生協の平和グループ、PACE( パーチェ)さん、いい映画をみせてくれてありがとう!

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