« 大飯原発訴訟の報告by島田弁護士さん | トップページ | 処分場のこと »

2017年8月23日 (水)

繕うということ

今年の夏は小さな時間をみつけてはちくちくしました。

ゼロ(って言っても、材料はいつも姉の残した着物)から一着作る、という大物にはとりくまず、円形のテーブルセンターやスカートからエプロンをつくる、とか、スカートの裏地でペチコートを縫う、とか、厚手の巻きスカートを座布団カバーにする、そののこりぎれでバッグをつくる、とか、あまりぎれのあまりぎれでポシェットをつくる、深いVネックの服にあわせて、ちらっと見えるインナーブラウスをつくる、とか、ほころびの目立ってきたポシェットを繕い、サイズをひとまわり小さくして新品っぽくする、などなど。
178

自分で繕うと、古いものにはよけいに愛着がわきます。
そしていつも感じるけど、ちくちくは、いらいらやざわざわした心を鎮めてくれるセラピーです、私にとって。

そういえば、高畑勲さんのインタビューのなかに、ぼろぼろの平和を繕う、という言葉があった。
うん、たしかにぼろぼろだ。理想だけども、現実は。
憲法もそうだよね。強く引っ張れば、劣化してるとこから今にも裂けそうだ。

それでも私はやっぱり、平和を繕うお針子の一人でありたい。その縫い目をあとの人たちにも見てもらえるように丁寧に繕い続けたい。
全国に、お針子さんたちはいますか。

|

« 大飯原発訴訟の報告by島田弁護士さん | トップページ | 処分場のこと »