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2017年9月11日 (月)

22世紀に残すもの 渡邊智恵子さんのお話

9日のイベントの後半は、渡邊智恵子さんのお話と菅沼さんとのミニ対談。

智恵子さんはオーガニックコットンの「アバンティ」社長さん。2010年にNHKプロフェッショナルにとりあげられたとき、プロデューサーが智恵子さんにつけたネーミングが「社会起業家」。社会問題をビジネスによって解決する人、という意味だそう。

せっかくそういう名前をもらったら、それに恥じない生き方をしようと決めた智恵子さん。3・11のあとの6月に石巻の大指という漁師さんの町にいった。(智恵子さんをそこに連れていったのが、今回のイベント主催者の一人で、智恵子さんを師と仰ぐ赤坂友紀さん。もう一人の主催者は、コッカイオンドクのみゆきちゃん)

大指の集会所にあつまったおばちゃん、おばあちゃんたちに仕事作りを提案した智恵子さん。「グランマのクリスマスオーナメントづくり」。アバンティのコットンで、手縫いで、クリスマス飾りをつくる手仕事。「男並みに働いてきたんだよ、こんなごつい手で縫いもんできるかねえ」と口々にいってた漁師のかあちゃんたちが、やがて、針と糸を手にかざりものをつくりはじめる。笑顔が生まれる、それが仕事になっていく。

パワーのある声、おおきな笑顔。するどい直感とこれまでの経験から、今、ここ、から始められることは何か、アバンティとして手伝えることは何か、をすかさず見抜いて実行していく智恵子さん。すご〜〜い人だけど、えらそうにしないとこがなお素敵なひとでした。

智恵子さんと親しい菅沼さんが金沢に転勤になったこと、智恵子さんが別の講演で金沢にみえること。この機会をすかさずキャッチしておふたりのトークの場をつくってくれた友紀ちゃん、みゆきちゃん、ありがとう!

「22世紀に残すもの」の映像、どうぞごらんください。
その時私はもういないけど、未来が想像できれば「今」が見えてくる、という言葉。インディアンのひとたちが、7世代先のことを思って暮らしたような生き方を、私も見習いたい、残したい。あとたった83年で22世紀だもんね。

智恵子さんの声には、ちからがあります。大きい、って意味だけじゃなくてね、ひとの心にとどく、ひとのこころを動かす、ひとを励ますちからのある声。それって、智恵子さんがほんとに思ってることを言葉にして声にだしてるからだって、思う。

多くの人から、そのパワーはどこから?と聞かれる智恵子さん(わかるわかる)。そうか、自分の元気ってあたりまえじゃなくて、奇跡なんだ。ならばこの元気を人のために、世の中のためにつかおう、って思ったんだって。使命は、いのちを使う、と書く。そんなふうにいのちをつかっている智恵子さんなんだね。出逢えて、うれしかったです。

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