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2017年12月14日 (木)

地元の中学校にお届け

Photo 地元の中学校一年生さんに、人権講座でお話に行きました。でも、
話のなかで「人権」という単語をつかったのは一度だけ。

どんなひとも、身の丈に認めてもらいたいと願って生きている、ってことを、漢字でかくと「人権」っていうのだけど、このたった2文字でいったとたん、「じんけん」が、急にどこか遠いとこ行っちゃう気がするから、私はいつも、長くなるけど、こういうことにしてるんだよ、と。

ひとは誰でも、身の丈に認めてもらいたいと願って生きているんだよ。私もそうだし、あなたもそうだよ、ほかの誰ともとりかえがきかない存在なんだよ。そのためには、私が私を大切に思うこと、あなたがあなたを大切に思うこと。
誰かから無視されたり、踏んづけられたり、ほかにいくらだって替えがいるんだよ、なんて言われたら悲しいのはあたりまえ。自分が大切にされたいのと同じように、ほかの人だって大切にされたいんだからね。その行ったり来たりが大事なの、必要なの。

秋に小学校にお話に行った時もだけど、今回ももちろん、月光荘おじちゃんの話をしました。15歳の時に出逢ったおじちゃんから、私が、わたしの存在まるごと、認めてもらえたこと。
スウさんは数学とか体育とかめちゃめちゃ苦手、だから数学と体育の点数だけで私って人間をはかられたら、私ちっともいいとこない、すごくダメな人になっちゃう。
地上から見える木の花や実だけじゃない、人間っていうのは、見えない根っこの部分があってこそまるごとの、その人なんだからね。

月光荘という場所で数日前に月光荘おじちゃんのこと話してきたばかりだっただけに、いつもより詳しく、富山県生まれのおじちゃんのこと話しました。月光荘というお店の名前をつけてくれたのが、与謝野晶子さんという有名な歌人さんだったこと。彼女が戦争にいく弟さんのことを「君 死に給うことなかれ」と詩に書いたことも。戦争の時代にそういう詩を書くってとても大変なことだった、ってことも。

国語の授業で与謝野晶子さんを習うのは2年だそうです。来年、彼女の名前が授業で出てきた時に、この日のこと、想い出してくれるといいなあ。

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