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2017年12月11日 (月)

月光荘おはなし会②

月光荘おはなし会では、15歳の私がはじめて月光荘という場所にいって、目が星になっちゃった時のきもちを、真っ先に語りました。

心揺れる少女の時代に、私をちゃんと見てくれている人がいる、と確信できたこと。おじちゃんが私を、何ができるできないで決して評価せず、まるごとのBeで認めてくれたこと。
おじちゃんが心底、感心したような口調で私にかけてくれた「おまいさんは、おもしろいなあ、、、!」という言葉は、あの日から50数年たって私自身が、はじめておじちゃんに会った時のおじちゃんの年齢になった今も、私の心のなかで生き続けていること。そして何より、紅茶の時間の原点は、おじちゃんが私にしてくれたことの中にあると発見した時のおどろき。

おじちゃんのつくる月光荘新聞(お店のカタログ、包装紙にもなる)のお手伝いをさせてもらって、おだちんを頂いた時のうれしさと誇らしさ(確か千円札何枚かをちり紙につつんで、「おだちん」と書いて手渡してくれた)。自分のすることが誰かの役にたっているという、それは大きなよろこびでした。

年がいくつ違っても一緒に仕事するものとして、おじちゃんが私をリスペクトしてくれていたこと。おじちゃんの仕事への情熱、老いても心の炎もやして働く職人の魂。そういったものを、若い日の私がまじかに見れたこと。そんな一つ一つが、話しながら限りない感謝になってあふれました。

おはなし会で語ったことはほぼ、月光荘の本「人生で大切なことは月光荘おじさんから学んだ」の中におさめさせていただいた文章だけども、文字で伝えるのと言葉でじかにみなさんのお顔見ながら伝えるのとでは、やっぱり違う。こんな機会をいただいたことって、なんてありがたい。

その本には、私も知らなかったことがいっぱい。戦争中に書かれた戦争絵画は、すべて月光荘の絵の具で描かれていたこと。絵の具のご縁でおじちゃんはマッカーサーにも直に会っていること。続きを読みたい方は、どうか「人生で大切なことは、、、」のご本をよんでくださいね!(紅茶本屋さんでもまとめて取り寄せます)。

おじちゃんと私の父が同い年生まれで、おじちゃんの娘さんと私は一つ違いで、おじちゃんも私の父も、GHQのケーディス大佐と会って居たことなどなど、本のおかげではじめて知ったことでした。

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師走のいそがしい中、いらしてくださった方達、ありがとう!膝がつきそうな近さで語らせてもらえたこと、うれしかった!

何十年ぶりに会えたメディアの方や、私が本をかくきっかけをくれた橋本さん、はったんさん、金沢からもどったばかりの落合さん、小松のキルトのさよこさん、きやさん、京都紅茶のかつこさん母娘、京都にいるはずのぽこちゃん、クマ園長さん、お名前あげきれない方々。月光荘の本を作りたい!と企画を出してくれた貴子さん、それを実際に本のかたちにしてくれた産業出版センターの、もうひとりの貴子さん。

そして私の大好きな家族、まあさん、娘、娘のパートナーのせいちゃんとも一緒にこのおはなし会の時間を共有できたことが、とてもとてもしあわせでした。
本を読んだ娘が言ったこと、おじちゃんのしてきたすばらしい仕事の数々はおじちゃんの Doの部分、ママはおじちゃんのBeの部分を文章にしたんだね、と。

さよこさんが撮ってくれた写真、みんなの笑顔がいいなあ、奥にはかつこさん母娘もいて、こいのぼりはドドさんの作で。

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