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2018年3月11日 (日)

見えない彼女、という一人芝居

ダキシメルオモイ @芸術村の最終日。

183_2 奈良井さんの一人芝居が、ダキシメルオモイ の絵にかこまれるなかで。
演じる奈良井さんのうしろには、なにも描かれていない、ダキシメルオモイ の麻の布がおかれている。
何も描かれていないけど、見る側はその布にあらわれるこころの変化の像を感じてる。

「見えない彼女」は、先月木のおうちで1回目に朗読で聴いた時と、今日2回目にお芝居として見た時とは、ものすごく感じたものが違ってた。
脚本を書かれた小川こうじろうさん、東京からダキシメルオモイ の分身(ご自分とお子さんたちの描かれている)に会いにみえた小川かよこさんと私、そして会場にお見えの方達と、アフタートーク。

ざわざわするきもち、もやもやした感覚、さみしい、孤独、赦されたいきもち、蓋をしたい、見たくないきもち、抱きしめられたいきもち、ダキシメタイきもち、、、いろんなきもちを感じ、言葉にしあい、言葉にならないきもちもその場で感じあう、という時間。それを3月11日のこの日に、ダキシメルオモイ の絵の前で、絵の中の空間で、共有できたこと、すごく心に刻まれてる。

ありがとう、ダキシメルオモイ を描いてくれた小林さん、みえない彼女の脚本を書いてくれた小川こうじろうさん、演じた奈良井さん、そしてこのダキシメルにかかわってるみんな。

私は今回の2回目を見た時に、なぜだかわからないけどふっと、パリのテロのあと、パリの広場で目隠しをした若い男の人が、自分の足元に「私はイスラム教徒です」と書いた紙をおいて立ち、その彼をいろんな年齢の男女がつぎつぎ抱きしめていく、あの光景をふっと思い出していました。
  ↓

https://www.huffingtonpost.jp/2015/11/19/muslim-asks-parisians-to-hug_n_8607002.html


120名以上が亡くなったパリ同時多発テロからわずか数日後、パリのレピュブリック広場にイスラム教徒の男性が立った。

彼は目隠しをしており、そばには2つのボードが置かれていた。

1つには「私はイスラム教徒です。人々は私のことをテロリストだと言います」、そしてもう1つのボードには「私はみなさんを信じています。みなさんは私を信じてくれますか? 信じてくれるのなら、ハグしてください」と書かれていた。



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