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2018年5月25日 (金)

コラボ紅茶!

あと5日で福島に帰る石井いづみさんと、賢治さんを岩手のお国言葉で朗読してる細川律子さんと。
いづみと賢治とりつこのコラボ紅茶の時間は、いづみさんとの別れを惜しむ方、りつこさんの賢治を聞きたい方、ふたりに会いたい方たちで満杯、40人近くでこの時間を共有しました(テレビ金沢の人たちもいれて)。
いづみさんは、この日のために「賢治さんへのお手紙」をかいて、それを紙芝居にしてよんでくれました。本邦初公開!(この日は大好きな人たちがきてるので、いつもみたいにお話するのだと胸がいっぱいで言葉にならないとおもったから紙芝居にしたの、って、いづみさん、いってた)
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賢治さん、人間は原発というとんでもないものをつくってしまいました。
賢治さん、おしえてください、どう思いますか。
7年前の3月11日におきたこと。それから原発が爆発して、はじめは寒いとこにマットをしいてカーテンもしめて(放射能をふせぐために)、特養の入居者さんたちは寒さにも暗さにも耐えたこと。
クリスマスの時のキャンドルがあったので、ろうそくともした灯りの中で、昔話、思い出話、世間話、時には笑いもでたこと。
でもその後の数日間、入居者さんたちと、長い厳しい命がけの移動を強いられたこと。施設→スクリーニング場→避難所→スクリーニング場→避難所→施設、、、。
緊張と不安で胸ばはりさけそう。
4月5月、山々が新緑に染まる。山や雲に、さけびたいきもち。
山、山、山菜取ってもいいか〜〜、水、くんでもいいか〜〜。
トンネルの外から安否を問う声。
その声がうれしい時もあれば、煩わしい時もあった。
誰かを思い出す時、自分が笑ってないと、自分の顔が晴れてないと、思い出す顔も笑ってないと気づいた。顔晴れ、がんばれ。
賢治さん、地震や津波はまた来ます。
原発が存在しなければ事故は起きない。
存在するかぎり、事故は起きます。
次の世代に残すものは、よりよいもの、美しいものでなければならないのに。
福島は復興してるというけども、、。
いのちや暮らしをあきらめることを強いる社会はおかしいですよね。
賢治さん、私は何をしたらいいんでしょう。
避難してきて、何が大切かきづいた。
福島を見直すこともあった。
いつも静かに笑っている、そういう人に私はなりたい。
あらあらかしこ。
宮沢賢治様。
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いづみさんから賢治さんへのお手紙を聞いたりつこさんは、その手紙への返事、のようなきもちで「虔十(けんじゅう)公園林」と「雨ニモ負ケズ」を読んでくれました。
けんじゅうさんのお話は、本当のしあわせってなにか、いつも気づかせてくれる大好きなお話。紅茶でこれまでもりつこさんに読んでもらったけど、昨日のはなんか特別に聞こえたな。
「雨ニモ」の最後の行は、「いつも静かに笑っている そういう人に私はなりたい」。
いづみさんとりつこさん、何のうちあわせもしていないのに、賢治さんを介して以心伝心、文字通りのすごいコラボになりました!!
いづみさんはこれから福島のおうちで、ブツブツ交換処(ぶつぶつこうかんじょ)、というのをはじめるそうです。ブツブツ、、、と、きもちを出してみる。ブツブツを聴く、うけとめる。交換処、はよろこびをまじわらせるところ、かもしれないね。
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この日は、賢治さんの物語にでてくる色を、化学実験してみんなで実際にみる、ということをしてる四ヶ浦(しかうら)ひろしさんも見えました。
賢治さんが見て美しい、と思ったものを、自分も見て感動する、そんな実験です。
実は、しかうらさんは娘の未満児保育園時代の同級生のお父さん。コラボ紅茶のおかげで私も何十年ぶりに再会できました!
185 写真は、いづみさんと能登で深くつながった「のと女(のとじょ)」の志田さんちの畑のジャガイモの花。きのうはのと女仲間もいっぱいみえてました。「11の会」の浅田さんご夫婦も。いづみさんの東京のおともだちご夫婦も。

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