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2018年5月 9日 (水)

浜矩子さんのお話おすそわけ@草かふぇ

173 今日の草かふぇは予告編通り、浜矩子さんのお話のおすそわけ。

草かふぇでいつも大事にしてるのは、他人の言葉やメディアの言葉の受け売りをしないこと。へたでも、つたなくても、自分が感じた自分の言葉で語ること。その原則からいうと、浜さんの言葉を私がいっぱい話すのは、いつもとちょっと違うのだけど、今日は、ま、ごかんべん。私が20分くらい話を紹介したあと、感じたこと、浜さんの言葉でいいと思ったこと、ここは自分とちがうな、と思ったこと、などなど、語り合いました。

今日お渡しした浜さん話のプリントをここにも。長いです!

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71回目の憲法記念日、浜矩子さんの講演「安倍改憲阻止のために」。それぞれ3つのキーワードをもとに。
①なぜ改憲阻止なのか②どうすれば阻止できるのか ③これから我々はどう進むべきか

アホノミクスで問いただすべきことは何か。ここでも3つの柱。
①根ざしてる場所は?② 正体は何?③君の名は?

私たちはどう進むべきか、にも3つの柱。
①野党はどう進むべきか ②市民はどうか ③合言葉は?

これだけじゃ完全にミステリーなので、その読み解きを。

     ↓

1.なぜ改憲阻止なのか。グローバル時代のキーワードは2つ。

①誰も一人では生きてはいけない②誰もひとりでは突出できない。

日本国憲法は、グローバル時代の正しい生き方の指針となるもの。一国主義では生きていけない現代で、生き抜く方向の先端、その3つの指針が、前文に。
①諸国民との協和②平和を愛する諸国民の公正と信義への信頼③自国のことのみに専念して他国を無視してはならない。

その例が3.11のあと、福島にあった自動車のたった一つの小さなの部品の工場がとまったことで生産停止になったこと。

2.どう阻止するか=問いただすべきことは何か。この3つを問えば倒せる。

①根ざしてる場所=私たちをどこに連れて行こうとしてるのか。

戦後レジームからの脱却。戦後の枠組みがいや、ということは?私たちを戦前、21世紀の大日本帝国に連れ戻したいのだ。それをめざしてるから改憲したい、と見据えること。

②正体は何?愛国主義者ではなくて、あいぼく主義者。僕ちゃんを愛してる。トランプも、僕がすべて。去年の衆院選は、国難突破でなく、僕難突破だった。

③君の名は?の意味は、決して敵の言葉で語らず、ということ。他人が作った言葉で会話しない。

例えば、「働き方改革」は自分たちに都合よく作り出された言葉で、経済用語でもなんでもないのに一人歩きしている。私たちがそれを当たり前に使っちゃいけない。敵が持ち出した言葉の裏にある真意を見抜く、本当の名前は何なんだ、と。働かせ方超効率、とか、「裁量労働制」は、タダ働き青天井うんぬん、とか。

本名を知られると神通力を失う。アホノミクスという名付けも、その発想から生まれた。

3.私たちはどう進むべきか。

①野党は?多党化の中の連帯、共闘を貫いてほしい。別れたからこそ仲よくできる、離婚後のカップルのように。もとのさやに納まるのはだめ。

②市民は?森を見て木を見ず。個別の提案にこだわってはいけない。たとえば、教育無償化とか、同一労働同一賃金とか、柔軟な働き方、とかならいいんじゃないか、とか。それは同士の分断をもたらす。
個別の木々の枝ぶりに目を奪われていると森を見失う。その考え方は、21世紀の大日本帝国に養分を与えるだけ。真意は、ひたすら労働生産性の向上、と心すること。

③私たちは合言葉を持とう。「闇を切り裂く光」としたい。

カトリック信者の自分、これは聖書のヨハネによる福音書からの言葉。

「はじめに言葉があった。言葉は神であった。言葉は神と共にあって、言葉は世を照らす光であった。暗闇の中で光は輝いていた。しかし暗闇は光を理解できなかった」。

神である光、言葉が光、だからこそ、敵の言葉で語ってはいけないのだ。これからは光チームと闇チームの綱引きだ。

****と、こんな感じでした。

誰かの話をきいて、それを自分なりに咀嚼して伝える作業は、また自分の血となり肉となります。いいと思うところを受け入れて、また前に進んでく。

先週のキーワードだけではちんぷんかんだった方に少しでもご参考になれば。

私の気に入った言葉は、①敵の言葉で語らず②本名を知られると神通力を失う③闇を切り裂く光、です。

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