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2018年6月18日 (月)

道徳の教科書

津幡図書館で展示中の来年度の中学道徳教科書を見てきました。
全部をたんねんに読み切れたわけではないけど、出版社によって、傾向の違いは読んでいくとそれなりに感じ取れます。
日本教科書の中2の教科書は、いきなり「14歳の責任」からはいります。
悪いことしたらこんなになるんだぞ、と脅しているよう。
パールハーバーの打ち上げ花火の話の間に、突然、別コラムのようなかたちで安倍首相のホノルルスピーチが挿入されてる。
美しい詩のような言葉満載だけど、そこに、なぜこういうことが起きたのかも、一言の謝罪も、なし。「和解の力」という題にも違和感ありすぎ。
この社の教科書で一番問題に感じたのは、巻末ページで、求められる22の徳目(たとえば、国を愛する心、伝統を重んじる心、といった徳目)のすべてに、それぞれ自分はどこまでできているか、1〜4までの数字で自己評価させるところ。
空気をよんで、先生ののぞむ数字を書く子もいるだろうし、空気をよまずに正直に書く子もいるだろうし。
徳目の押し付けや、やたらと偉人をとりあげてるのが気になる社のもあれば、人権やリスペクトアザーズという異文化についての文章をとりあげてる社もありました。
日本や日本人のすばらしさばかり強調しているページを読むと、外国からきてる子たちはどう感じるかなあ、というのもとても気になったよ。
ここに並べられた教科書はすべて検定合格済みのもの、
この中のどれかが、石川県内の中学校で、来年から実際につかわれるのです。
お近くの展示を見にいって、是非、あなたの意見をかいてきてほしいな。

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