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2018年10月20日 (土)

加賀のこうせんぼうさんで。

14日にお話にきてくれたベテランズのマイクさんとネイサンさん。ジャパンツアーの厳しいスケジュールの貴重なオフの日に、ふたたび石川に。ベテランズのいわば大先輩にあたる、アレンネルソンさんのお墓参りをしたくて、加賀の光せん坊さんに。

ご住職の佐野さんからアレンさんのお話にじっと耳を傾け、時に質問する、自分の心のうちを語る、マイクさん、ネイサンさん。佐野さんの言葉は、時にアレンさんの言葉であり、ご自身の言葉であり。漏れ聞こえる声から、なにかとても大切な対話をされてるのがわかる。アレンさんをまじえて、魂同士が交流してるみたいな時間、時折はげしい雷鳴もとどろいて。

暗い過去には、恥の概念が伴う。自分がやったこととは別に。自分自身が悪い人間なんだというきもち。それをオープンにしていったアレンさん。悲しみや苦悩やを自分の中から解き放っていったときに、やすらぎになる。
ごめんなさい、ってとても大事なんですよ、と佐野さん、
その意味で、日本は国としてPTSDにかかっている、ってアレンさんはいっていた、あやまっていないから。

アメリカもPTSDに病む国だ。その国からアレンさんが、凄惨な戦争を経験した日本を選んで来た、ってことはとってもリーズナブルだ、意味があるんだ、とマイクさん。

この日は、取材の人たちも何社か。
マイクさんは、ベトナム戦争の時、韓国の兵隊もアメリカと一緒になって多くの殺戮をした、9条が変えられたら、日本も米軍の指揮下にはいって、かつての韓国兵と同じことになる、と厳しい顔でこたえていた。戦争とは、mass murder大量殺人。それが帝国のめざすところなんだ、と。広島、長崎、そして大空襲。それを経験した日本の人たちこそが、リーダーシップ持って核兵器廃絶を求め、平和な世の中をつくっていく人たちなんだ、とも。

この言葉の重みを、私たちひとりひとりどこまで自覚できてるだろう。日本の人たちこそ、一番、平和の担い手になるべきなんだよ、って、マイクさん、何度もくりかえしてた。

素晴らしい通訳のレイチェルさん。ベトナム戦争とイラク戦争、二つのちがう戦争を経験した二人からこうして同時に話してもらうこと。こういうことって、ベテランズ・フォー・ピースだからできることなんです、って、レイチェルさん。

ああ、ほんとにその通りだ。時代も背景もちがう二つの戦争、だけども、どちらも嘘ではじまり、嘘だらけだった、っていう点では、まったく共通してる。きっとこれから起きる戦争だって、そこは同じだ。そのことを、私は今回、がつん、と受け止めなきゃいけない、って思ったよ、教えてくれてほんとにありがとう、とマイクさんとネイサンさんに言いました。

14日の講演会と19日のこうせんぼうさんへのお墓参りと佐野ご住職との対話の模様は、10月26日、北陸朝日の夕方のニュースのなかで10分間の特集として放送されるそうです。14日に来れた人も来れなかった人も、ぜひ見てくださいね。

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