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2018年12月29日 (土)

貝と言葉のミュージアム

12月3日。辺野古の海に行く前に、どうしても連れて行きたいとこがあるの、とゆかるひの道子さん。

大浦湾の、辺野古の対岸、瀬嵩浜の「貝と言葉のミュージアム」という私設資料室。ミュージアムが開くのは限られた曜日だけときいていたので、中にはきっとはいれないけど、瀬嵩浜には行ってみようね、と真砂の砂浜に案内してくれた。浜に入る前には、神様にごあいさつしてから。

その瀬嵩の浜からは大浦湾を仕切る、埋め立て予定地のオレンジ色のフロートもみえる。

海岸には、ゆりあげ貝(波でうちあげられた貝のこと)が、それはそれはいっぱい。貝の帯とよばれる、ほんとに帯のような模様が砂浜にできていた。遠くにひとかげが見えた。道子さんが見つけて走って行く。なんとその人がミュージアムをされてる方でした。

私の指先に乗る、どんな小さな貝にも個別の名前があって、それぞれが一人前に成長した大きさで、それぞれに豊かな物語があることを教えてもらう。

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特別のご厚意で、貝と言葉のミュージアムを見せていただくことができた。
貝は、人間よりもずっとずっと先輩で、地球に誕生したのは5億年ほど前。古い世代からあたらしいものへと、瀬嵩浜のゆりあげ貝たちがそこに順にならべられていた。5億年から今まで、って気が遠くなりそうな時間。

1812_6 瀬嵩浜はなんとも豊かなバイオダイバーシティの海だそうだ。ああ、この言葉、デニーさんも辺野古の海のことをそう言っていたな。
貝と言葉のミュージアムの方は、貝のおはなししかなさらなかったけど、この豊かな海をどんなにか愛してらっしゃることが、痛いほど伝わったよ。

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帰りにいただいたゆりあげ貝通信1号には、
「貝と言葉のミュージアムは、渚と人をつなげる芸術空間として、貝の灯りをひそかに灯し続けていきます。その灯りがいっそう確かな光となって、瀬嵩浜の漣のようにキラキラと人びとの心に広がって行きますよう、渚人のみなさまと共に歩んで行きたいと思います」
と書かれていました。

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