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2020年3月31日 (火)

禁止にしてほしい?

コロナを食いとめるのに外出の自粛じゃだめだ、禁止にしてほしい、という町の声が、とくに若い人からの声が、テレビでよく拾われる。いっそ国から緊急事態宣言を出してほしいといわんばかり。

おとといのサンジャポで、太田光さんが「でもぼくは安倍さんに命令させたくないんだよね〜」って言ってた。彼は、緊急事態宣言の力の大きさ、怖さをわかってるから、きっとそう言ったんだろう。

国民の側から、緊急事態宣言だしてよ、というなんて、権力者にとって、なんて都合のいい、扱いやすい、楽な国民だろう。
いったんだしてしまえば、緊急事態条項を憲法に書き込もうという改憲案のハードルなんて、あってなきがごとし。ヒットラーがワイマール憲法の中の大統領緊急令を使った時、一体誰が、のちのナチスの政治を想像しただろう。

学生時代に読んだエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を思い起こしている。自由になりたくて、自由になったはずが、自由でいるのは不安で、国家や多数派に依存したくなる、自分から何かに隷属したくなる、それは自由を手放すことでもあるのに。

志村けんさんが亡くなった。身内の誰も近づけない、看取れない中で、亡くなったと聞く。志村さんがもし、自分のお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんだったとしたら?
長いことテレビで親しんできた人の突然の死に、コロナとの距離が一気に縮まった人もいるかもしれない。
若い人の感染も次第に明らかになってきたよ。コロナに直接間接問わず、関係ないひとはもはやいないんだね。

そこでだ、自分が自立した個の人として考えるか、行動するか、主権者になるか。それとも、隷従者になるか。今ならまだ、選べると私は思う。

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写真はおとといのちくちく。丈詰めをしたワンピースの裾と、やはり丈詰めした赤いワンピースの裾と、あとは着物のハギレで、ミニポシェット。

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