« 8月6日のニュース23 | トップページ | 長崎の巨大な像のこと »

2020年8月 8日 (土)

「ちむぐりさ」オンライン監督挨拶

シネモンドさんで今日が初日の「ちむぐりさ」観てきました。沖縄テレビの番組「菜の花の沖縄日記」は何度も見ているけど、テレビとは違う作品になってた。新しい場面、構成、県知事選も県民投票も内灘もでてきて、すごく深い、いい映画になってました〜〜!

津嘉山まさねさんのナレーションもだけど、なのちゃんが自分の言葉で語るナレーション、すんごくいい。
なのちゃんの、ひとのきもちを聴く耳、聴いて相手のきもちを想像する感性。誰かの心の痛みを自分の痛みとして一緒に受け止める心ーーちむぐりさを、なのちゃんはいっぱい持っているなあ、それってエンパシーのちからでもあるなあ、と思いながら見てた。最後の歌、コシシケレリ もよかった! 映画がおわったら、拍手がわきました。

金沢にこれなくなった平良監督、オンラインでフルスクリーン舞台挨拶。山里プロデューサーも一緒に。奇しくも今日は、2年前に亡くなった翁長もと知事のいのちの日。
Img_2807
平良さん。珊瑚舎スコーレではじめてなのちゃんに会った時、物静かだけど高3とは思えない、強い芯を持ってる子だと。その女の子の目で見た沖縄。自分たちが慣らされて鈍感になってたこと気づかされて、それをスクリーン見てる方達と共有したいと思った。
山里さん。僕らが取材でインタビューしても出てこない言葉を、本音を、なのちゃんが引き出してくれた。

沖縄地方局にいて、無力感感じないことがない日々。伝えても、伝わった手応えがない。だけどゲート前のおじいおばあの姿見たら、あきらめちゃいけない、と教えられる。国際大学に米軍ヘリ落ちた時、全国のトップニュース!と思ったが、(東京から)生中継いらないと言われ、フラッシュニュースで40秒だけ。人が死ななかったんでしょ、と。涙出るくらいくやしかった。ちなみにその日のトップニュースは読売のナベツネが辞任したこと。
普天間の小学校の校庭にヘリの窓が落ちたこともそう。今ヘリが飛ぶと、危険ですよーと防衛局がいって、こどもたちが校庭から建物にはいっていく。これを伝えなくて私たちの仕事なんの意味があるのか。伝えなくてまた事故あったら、悔やんでも悔やみきれない。

なのちゃんに教えてもらったこと、知ることからはじめるってこと。平良さんも、内灘のことそれまで知らなかった。北陸中日の連載を頼んだ中山洋子さんも、記者になりたての頃は6月23日がなんの日か知らなかった。その悔しさが原点。誰かが初めて知る、その後押しをしたい、と中山さんからのメッセージ。

なのちゃんはこの映画を原点、と言ってる。辺野古と内灘、無縁ではない。中山さんの言葉じゃないけど、この映画が沖縄を「誰かが知る、その後押し」になるといいなあ。いや、きっとなると信じる。ほんとに深いいい映画だったから。珠洲生まれの少女が、沖縄にいって、また珠洲に戻り、その映画が今、金沢で、って、石川に住んでて今これ見ないともったいないって思う。まあさんは帰り道、何度もなんども、いい映画になってたなあ、よかったなあ、って言ってた。

映画「ちむぐりさ」は8日まで10:20~.15日から21日までは12:20~ 
まわりの方にもどうぞお知らせください。
写真は、シネモンドさん初のオンライン監督挨拶。会場にいる私たちの様子もみながら、シネモンドの上野さんとトークしてるとこ。お着物着てるなのちゃんは、去年9月の本の出版記念会の時の一枚。Img_1056_20200808171301 198_20200808171301

|

« 8月6日のニュース23 | トップページ | 長崎の巨大な像のこと »