2019年2月13日 (水)

「戦後はまだ、、、」と「われ問う」の草かふぇ

今日の草かふぇでは、山本宗補さんの写真集「戦後はまだ・・・加害と被害の記憶」+沢ともえさんの歌「われ問う」のコラボを、youtubeで見ました。
私のパソコンだと音量がおおきくならなかったので、写真に添えられている言葉は、私が音読しました。視聴時間は5分間 。
それでも、読んでいるだけで目がうるみました。
白黒でそこに写っている個人個人の、圧倒的な存在感。
写真と、言葉と、歌の、ちから。
youtube見てから、沢さんの歌をCDで音量大きくしてききました。
一語いちごの歌詞に耳をすませて。
オリジナルの歌の途中に、We shall overcomeがはいっているのがなんともいい。
この歌を知らない世代もいて、あの歌は何?と聞かれて、即、あの時代を生きてた私たち3人(まあさん、薫さん、私)がいきなり声をあわせて、♫We shall overcome  と歌いだす場面もあり。ベトナム戦争のころの代表的なプロテストソングのひとつだったもんね。
それから、一人一人、見た感想を語り合いました。
きのうのアルさんけんぽうかふぇに参加してくれたお母さんが、坊やを抱っこしながら、言ってくれたこと。
「私がなんでけんぽうかふぇにいったり、紅茶に来たりしてるのかなあ、っていったら、未来のこの子たちにいい社会を残したいって思ってる、からなんだなあ」
「若い人たちが、『憲法』と聞いて、え!ってひくことおおいとおもうけど、そこでひいちゃだめなんだよね、ほんとは」
「このyoutube、自分でも見ててシェアもしてたけど、今日あらためて見れて、歌詞もきけて、よかった。うん、いい企画!」
「 宗輔さんの写真、ショックだった。スウさんが言葉読んで、写真みて、音楽きいて、しみじみ伝わって来るものあった」
「写真ってすごい力あるなあ。余白の部分でこっちの想像力がふくらむ」
「孫たちの未来、どうなってしまうんだろう、すごくあやういと思ってる」
「この写真は、「個」だよな、ひとりひとりの人生。この写真と、歌の歌詞が、まさに今の時代をうたってる、すごい ぴったりのコラボだった」
草かふぇの時間に、8人でみれてほんとによかったです。
宗さんの写真と沢さんの歌のコラボのおかげもあってか、断裁されそうになっていた在庫の写真集は、あっという間に完売。増刷の運びになったとのこと。
これもほんとによかった!!
宗さん、去年の3月に信州佐久に私をよんでくださり、秋には、けんぽうぶっくのこと、平和・協同ジャーナリスト基金賞に推薦してくださったかた。ご自身も、この賞の奨励賞を受けてらしゃいます。
宗補さんが、FBに書いてらした。

「私自身、涙ぐんでしまうコラボ動画です。沢さんの歌詞力、歌唱力、弾き語り力、全てが結集されています。まだの方、この動画だけでもご覧ください。
無料公開され、再生14000回を超えています。沢知恵さんの才能のおかげです。」

「戦後はまだ・・・加害と被害の記憶」(彩流社、定価4700円プラス税)
(沢 知恵 アルバム〈われ問う〉(コスモスレコーズ、2015年)うたとピアノ 沢 知恵。)

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2019年2月 7日 (木)

昨日の草かふぇ 十勝からマンガで。

昨日の草かふぇのレジメは、これ!

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北海道十勝での「ママのためのお話会 学びの場」で語ったKさんが、憲法のこと、ママたちによりわかりやすいようにと、こんなマンガを描いて、ママたちにおはなししたんですって。Kさんにお許しを得て、草かふぇで使わせてもらいました。

たまたま3年ぶりに紅茶にみえたかたが、草かふぇって?ハーブティー飲む時間ですか?ってきいてくれたんです。そうか、こんな方がいる日なら、なおさら、このマンガで語りあうのがいいな、と思った次第。

Kさんはけんぽうぶっくを読み、去年9月帯広での私のけんぽうかふぇもきいてくれて、彼女がはじめて知ったこと、知ってよかった!って思ったことを、こんなマンガにして表現してくれたんだねえ。

自分が学んだ、というだけで終わらせない。
自分が知ったことを、ほかのひとに伝えられる人になるように。
そんなKさんのふだんの努力が、このマンガなんだ!って感動しました。

きのうの草かふぇでは、このマンガをそれぞれ手にして、読みながら、私が質問したり、付け足したり、みなさんの意見もききながら。このマンガがあったおかげで、とても充実した1時間になりました。Kさんありがとう!

このマンガは、12日におはなしにいく野々市アルさんでのけんぽうかふぇにもおみやげにしますね!お楽しみに!
おはなしタイムは10:00〜11:45です。要お申し込み。
前日までに、私にいってくださっても。

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2019年1月25日 (金)

紅茶姉妹旅

先週の今頃は、川越にいました。年に一度の紅茶姉妹一泊旅。これで5回目。川越紅茶にはなんどもいってるけど、紅茶と駅しかしらないよ〜〜ってことで、今回はじめて川越の街を旅しました。

川越紅茶をしてるジュンコさん、仲間の一人で、たかはしべんさんマネージャーのあるなみちゃん、京都紅茶のかつこさん、そして津幡で紅茶してる私。それぞれに違う人生を生きて、でも大切だと思える根っこのとこでつながっていると感じる、姉妹関係。1年ぶりにあっても、なんの距離感もなく、互いの心のうちを、思いの丈を、今の社会を、語り合える。

川越についてからのランチの場所が、「lightning cafe 」という長岡式酵素玄米のたべられるお店。我が家でも30数年前におしえてもらって、その圧力釜で玄米をたいてるのだけど、なんとそのお店が、この玄米炊き方の元祖さんの、娘さんがされてるカフェだったのでした。

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小江戸とよばれる川越の通りを、時間におわれずゆったりと歩き、ねこまんまおにぎりの香ばしい醤油の匂いに鼻をひくつかせ、優れものの胡麻あたりきを買い求め、唐辛子やさんの口上に聞き惚れ、夜は修学旅行のように畳の部屋にお布団ならべて。
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紅茶姉妹旅の観光コースには、たかはしべん事務所にべんさんを訪ねる、も入ってました!紅茶仲間のくるみの木さんのカフェでランチも。写真とってるのがジュンコさんなので、ここには3人しかうつってないけど、4人姉妹です。191_6

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2019年1月23日 (水)

沖縄の5つの市に、ファックスアクション

今日は、沖縄の5市長にあてて県民投票への参加を求めるお手紙ファックスを書く時間@紅茶ない草かふぇ、をしました。
去年、岡山でおあいしたYさんが、埼玉のおともだち3人と一緒にみえて(石川+福井ツアー最終コースが紅茶なんですって!笑)、そこにいつもの紅茶仲間もまじり、18日にもファックスをおくってる山口さんもきてくれたので、その経験もわけてもらい、わいわい沖縄のことを話しながら(これが大事!)、それぞれにファックス手紙を書きました。
おしゃべりしてからでないといきなりはかけないよねえ、となって沖縄のこと、あーだこーだ。
たとえばーー
この5市はいったいなんで参加しないの〜?
自民党公認で当選したから〜?
この市長さんを選んだ人たちのなかに、賛成であれ反対であれ、意思表示したいひとたちもいるにきまってるのに。
その権利をとりあげちゃうって、民主主義こわすことだ。
県議会できめたことを拒否しても許されるの?
憲法14条の、法のもとの平等に違反してるよ。
沖縄のひとが沖縄の未来をきめる、すっごい大事なチャンスを奪うことだね。
3割もの人が投票できなかったら、反映されない意思はどうなっちゃうの、よけいに分断されると思う。
これ、沖縄だけの話じゃないよね、こんな前例つくったら、民主主義は成り立たない。
4月の地方選で、県民投票させなかった市長にはしっぺ返しがあるかも。
逆に今、ひきかえして決断したら、ヒーローになれるかも??
意思表示する権利、投票権、人権、自分たちの未来を自分たちで選びたい。
民主主義の根幹、元山くんの決意、努力、その元山くんもデニーさんもこのままでは投票できない理不尽、
などと、このアクションを通じていろ〜んな話ができました。こんな場をつくってくれて、本当にありがとう!このアクションを通じて、また、沖縄がちかくなる、なったひとがきっときっといると思う。人ごとじゃないものね!
今日は、このアクションに14人が参加しました。遠方から来た方にも、私たちにも、一期一会で意味ある紅茶の時間をたっぷりと。

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2019年1月17日 (木)

菜の花ちゃんのお話

とくべつ紅茶で、坂本菜の花ちゃんのお話。
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菜のちゃんと同い年の19歳の若者から、20代、30代、40代〜70代まで(平均年齢が下がったのは、今日のゲストのおかげかな)、紅茶のおなじみさんとピースウォークメンバーまぜこぜで、菜のちゃんのまっすぐな言葉に耳を傾けました。一人でずっと喋るの苦手です、どんどん質問して、とのことで、菜のちゃんと参加してる私たちと、キャッチボールしながらの、あっという間の2時間半。

小学校6年から中3までは、珠洲を出て、和歌山の学校に。そこではじめて、学校って、楽しくていいんだ!学ぶって楽しいことなんだ!出る杭はうたれる、じゃない、違ってていいんだ、と大発見。
自由研究に選んだのは、平和。第二次大戦で日本がしたことを調べた。世界で今も戦争があるけど、平和のために自分ができることはなんだろう、と考えた。
なんで平和をテーマにしたかって? 家族でごはんたべながらいつも、社会や政治や、世界のこと、ふつうに会話してたからかな。

高校は、中学の時に自分たちで選んで修学旅行にいった沖縄にある高校へ。とっても小さな学校、夜間中学があって、沖縄戦で学ぶ機会のなかったおじいおばあが学びにくる、というのが決め手になって、珊瑚舎スコーレへ行くことに。

大検のための授業もあるけど、それとは別に、平和講座、紅型、焼き物、日本語、ウチナーグチの授業も。あ、三線は、必須科目でした。音楽の時間に、シンガーソングライターがきてくれたり、体育では太鼓のプロが教えにきてくれたり。
ウチナーグチの授業で「ちむぐりさ」って言葉を知った。肝が苦しい、と書くけど、心が苦しい、かなしい、かわいそう、だけではない言葉。相手が悲しんでるから、私も悲しい、というような。日本語にはおきかえられない、ちむぐりさ。ああ、違う文化があるんだ、って思った。

高3の時、自分たちで選んだ修学旅行先は、石垣島。「標的の島」をみて、離島で自衛隊配備が進んでるって、沖縄に住んでても知らなかったから。石垣島のことインターネットでみると、よくわからない人がいろいろ書き込んでた。尖閣?中国?何が正しい情報なのか、わからない、でも実際に自分が行くのが大事、自分で見るのが大事、と思う。

卒業課題は、自分とむきあって、文章で自画像を書く。今まできれいごとしか言ってなかったな、ってきづいた。珊瑚舎では9:1でも、少数の1に寄り添う。平和をつくるって、遠いことをきれいごとでいうんじゃなくて、自分が今いるここでどうしていくのかな、ってこと。

高校時代の知事は翁長さん。事件が起きた後の県民集会にも行った。そこでは自分はヤマト、という意識。みんなが声をあげて抗議している先は政府だけど、それは、沖縄の声をきいてこなかった政府を支えている私たちでもある。まわりまわって自分だって加害者なんだと。

沖縄に行って、はじめて珠洲原発のことを知った。(30年近く前の原発反対のこと、菜のちゃんはまだ生まれてない)ちいさな沖縄が身近にいっぱいある、って思う。原発反対か賛成か、地域が真っ二つになった珠洲も、沖縄と同じ。大勢の意見に流されて、小さな声は届かない。一人のことはおいてけぼり。
本土と沖縄。沖縄で言えば、本島と離島の八重山、石垣、宮古島。まるでマトリョーシカみたいに、ぱかっと一つひらけば、同じ構造。どこにでもあるこの構図は、ふときづいたらすぐ横にあったんだ。自分の近くにある沖縄と向き合わないと。

卒業してから宿の手伝いをしてるけど、自分にはまだ、これといえるものはない。でもどんな生き方したいかっていえば、きちんとした、無理のない生活したいな。自分のやり方で小さい中でやりくりできる方法がいいな、って思ってる。畑も大好き。

ほっしー(珊瑚舎の校長先生にあたる星野さんのこと)が、慰霊の日にこんなこと言ってた。平和はとくべつなことではなくて、常に考えること。たまたま隣にいる人といい時間つくるのが平和。慰霊の日だけ平和を考えても平和になりません。毎日考えて、6月23日は、その振り返りをする日です、って。

何か力になろうと思って辺野古にいったけど、なぜか力をもらってくる場所。毎日座り込みしてる人たちが、なんでこんなに明るくいられるんだろう、ユーモアもあって。それってきっと、笑ってないとやってられないくらい、苦しいことしんどいことがあったから、あるから、なんだろな。暗くしてても明日はやってくるんだものね。沖縄の人たちの続ける力は、ほんとにすごいと思う。

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菜のちゃん、沖縄をかたりながら、マトリョーシカ構造の今の社会もくっきりと見せてくれました。すばらしい語りでした。来てくれてほんとにありがとうね!!

とくべつ紅茶の最後は、士幌中央中学校の生徒憲章を菊地くんとあと3人の人に、一章ずつオンドクしてもらってしめくくり。
今日にまにあった、ピースウォーク金沢2019のチラシも、早速みんなに持ち帰ってもらいました。3月21日、一緒に歩こ歩こ!

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2019年1月 9日 (水)

してること、したいこと、私の場合。

191 お薄の時間のアンケート続き。わたしの場合。

①の、私の今してること、は、12月なかばからはじめた、白湯を飲むこと。那覇のゆかるひさんで出会った、やんばるの水野さんがおしえてくれた白湯健康法を今、ためしてみてるんです。
やかんの水が沸騰したら、やかんのふたをあけて、ファンをまわして、10分さらに沸騰させる。そのお湯をここんとこ毎日のんでるけど、調子がいい気するよ。

②の、今年したいことは、今でてる自民党の案で、憲法かえさせたくない。そのためのできること具体的には、

*「9条かえる案」のキーワードはなんとか見つけてけんぽうBook+にも書いたけど、「緊急事態条項をかきこむ案」のわかりやすいキーワードを、まだちゃんと自分のものにできてない。2月はじめに金沢にみえる永井幸寿さんのお話きいて、咀嚼して反芻して、すこしでも自分のものにしたいよ。それを伝えていきたいよ。

*憲法かえるのを決める国民投票までの間の、テレビCMの不公平なこと、多くの人にしらせたい。CMに使うお金になんの制約もないから、憲法かえたがってるお金持ちにめっちゃ有利な仕組み。それを知ってもらうために、通販生活の「9条球場」(yutube動画)のシェアをすすめる。(折もおり、今日とどいた「通販生活」の表紙は、「9条球場」でした。しかも巻頭特集は、沖縄県知事のデニーさんのロングインタビュー)

*直接的じゃないかもしれないけど、今年は去年よりもっと多くの人と一緒に3月21日のピースウォークを歩きたい。紅茶だけで会ってる人とも歩けたらいいな。ピースウォークもまた、私にとっては、平和を意思表示し、平和を表現する大事な場、チャンスなので、ピースウォーク、行こうよ、と声をかけていこう。

って感じでした。
したいことのための小さな具体的な行動、ってことは、ほかの場でもいろいろ応用の効く問いだな、って思ったよ。
みなさんの場でもどうぞやってみて。

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青いユニフォームが「 GOKEN」、白いユニフォームが「KAIKEN」です。表紙に書いてある言葉は、「日本民間放送連盟の「憲法改正国民投票のテレビCM量に関しては一切、自主規制しません」という理事会決議がとても気になります。国民投票のテレビCMはイギリスやフランスのように、「有料CM禁止」が公平でしょう。今だって「意見広告」はどの曲も禁止ですし。」と。

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お薄の時間で、してることとしたいこと。

22回目のお薄の時間、石川の1月としてはめずらしく穏やかな、雪のない日。そのせいもあってか、1時から6時まで、いれかわりたちかわり、紅茶のドアがあいて、それぞれの時間の許すなかで、お抹茶のおかわりを何杯も。

年のはじめでもあり、お薄紅茶に来たひとたち一人一人にアンケート。

①自分が今していること②今年、自分がしたいこと。そのための行動をできるだけ具体的に。その行動はちいさくていい、とにかく自分に引き寄せて考えてみる。

②の方は、たとえばざっくり、ダイエットしたい、というのだったら、自分がそのためにできそうなちいさなことを具体的にあげる。たとえばざっくり、政権交代、というのだったら、そのために自分のできる具体的な行動をあげてみる、といった具合です。

自分のもちものの整理をしたい人、心元気でいて今年のピースウォークに参加したい人、外国で学びたい人、ぷかぷかさんのワークショップ採り入れながら、いろんな人をつなげて、みんなで一緒にいられる場をつくりたい人。すてきな歌い手さんのコンサートを石川でひらきたい人、などなど。

してること、を聞くと、その人の日常生活や暮らしが垣間みえる。したいことのためにしてること、を聞くと、それぞれが、考えたり悩んだり迷ったりしながら、日々生きてる個別のものがたりがたちあがる。そのものがたり聴いてるうちに、その一人一人がいとしくなってきちゃう。

今年最初の紅茶の時間に、こんな時間がもててよかったな。
毎年、お薄を点ててくださる山崎さん、今年もほんとにありがとうございました。

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2018年12月20日 (木)

ぷかぷかさん演劇ワークショップ上映会

ぷかぷかさんの演劇ワークショップ「森は生きている」と、その本番をおさめた「表現の市場」のDVDを、昨日19日は朝から夕方まで紅茶でみました。朝、昼、夕、と3回見た人もいれば、10月には上映しなかった本番DVDの昼だけを見に来た人、自身も演劇ワークショップしてて、みたいなあ、って言って来てくれた人、など、さまざまな人が出入り自由の紅茶ミニシネマに。

ランチには、ぷかぷかさんのパンがいっぱい並びました〜〜!
ほんとにどれもこれもおいしい、生地がそもそもおいしい。居合わせた人にも一切れふた切れ、おすそわけが当たりましたよ。(え、どうして、横浜のぷかぷかさんのパンがあるん?って思うよね、そのわけはまた後ほど)

午後1時からの本番DVDは短かいので、見る前にワークショップ。
ぷかぷかさんのワークショップでおそらく毎回するのだろう、みんなでタッチ、くっつけっこのあいさつ。
自分の好きなとこでいいんだよ。人差し指と人差し指でこんにちは。膝と膝でコンコン、こんにちは。手のひらあわせてハイタッチ、こんにちは、というのもあれば、なんとまあさんの提案は、お尻とお尻ごっつんで、こんにちは。(お尻の位置高低差あるひとの場合はちょっととびあがって、ごっつん!)←こういうのしても、セクハラにならないのが、紅茶のいいとこ。

次は自分の名前を動作で表現する自己紹介。そのかたちをみんなにもしてもらう。もれなくするので、名前もおぼえやすい。印象的なアクションした人は、そのアクションでおぼえてる。たったこれだけのことなのに、笑いがいっぱいです。

それから、「森は生きている」の中の、「ころがれころがれ指輪よ」ではじまる「指輪の呪文」と、私の大大好きな「一瞬の今を」をみんなで歌って、それから上映会はじめました。こんなちょっとの時間をシェアしてから見ると、余計に楽しい。

3回目の上映がおわると5時、それからふりかえり、みんなの感じたことひとことずつ。ひとことどころか、みんないっぱい話したなあ、演劇のちから、表現することの意味。自分を解放する、ってこと。4回見た人も、何度見てもいいなあ、あたらしい発見がある、と。急かさないとこがいいねえ、待つとこがいいねえ。石川にもこういうことしてるとこがあるって知ったなあ、などなど。

先月、ぷかぷかさんのワークショップに参加した菊地くんもきて、その様子を話してくれた。誘導や無理強いがなくて、待つという姿勢。今してる演劇のワークショップは、1月に発表会のある「洞熊学校を卒業した三人」(宮沢賢治作)、原作はあれども、ワークショップの参加者さんたちと話し合いながら、あらたな物語がうみだされてくる過程も、おかげでかいまみることができました。

1812 写真は、横浜のベーカリーぷかぷかさんのすてきな看板です。アートです、店内はもちろん、ぷかぷかさんのおひるごはんのトイレも、アートがいっぱいでした。

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2018年11月22日 (木)

草かふぇで、パパラギの音読

21日の草かふぇはちょっとイレギュラーなこと、しました。
「パパラギ」という本を、全部じゃないけど、音読したよ。

そもそも、パパラギとはなんぞや。サモアの島の酋長のツイアビが呼ぶところの、白人のこと。いまから100年くらい前のヨーロッパにはじめていった酋長が、パパラギたちの生活をみて思ったことを、サモアにかえって島の人たちに語ったのです。

ツイアビ酋長の言葉が、スイスの詩人に訳されて本になったのが、「パパラギ」。1920年のこと。それが日本語で出版されたのが1980年代はじめのこと。

パパラギはからだを包む(洋服や靴の話)/私の・あなたの(所有の話)/丸い金属と強い紙(お金の話)/パパラギの時間。

今日ひさしぶりに読みながら、ほんとうの幸いとはなんだろう、と考える賢治さんのこと思ったり、どんどんお金をためこむところで、何十億ももらってて内緒にしてた人のこと思ったり、時間のところではエンデの「モモ」と重なったり。

この「パパラギ」の本にいたく感動して、何曲もの「パパラギソング」をつくっちゃった人がいる。笠木透さん作詞、安達元彦さん作曲で、笠木さん自身も歌って来たけど、CDにはまだなってなかった。
笠木さんが亡くなって4年になる今年、その歌を笠木さんとつながる人たちが歌ってCDブックをつくることになり、「パパラギコンサート」をひらくことになった。

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12月17日13:30〜東京府中駅近くのバルトホール(ル・シーニョ5F)にて。参加費は2000円。笠木さんとずっと一緒にうたってきた増田やすのりさんや、安達さん、岡田京子さん、それにクッキングハウスのみんなも歌います。私も聴きにいくことにしました。
というわけで、今日の草かふぇは、それのミニミニプレイベント!

この本にはまたべつの思い入れもあり。この本を編集した立風書房の松田はったんさんは、「パパラギ」の編集人であって、同時に、私の「ありがとうのパッチワーク」の編集人さんでもあったんです。2冊とも、同じ1981年に出版されました。

日本のフォークソング界の草分けの笠木さんは、そのころ名古屋のラジオ番組をもっていて、リスナーからの手紙でこの本を知り、すっごく感動して、番組の中で毎回少しずつ、この「パパラギ」を朗読したのですって。そこからこの本の人気に火がつき、東京よりも大阪よりも先に、名古屋の書店でこの本が売れだしたのだとか。

笠木さんと松田はったんは、同じ岐阜出身。パパラギのご縁でつながり、以後、クッキングハウスでの笠木さんのコンサートにも、亡くなった翌年の「パパラギコンサート」@クッキングハウスにも参加されてました。12月の府中のコンサートは、その松田はったんも実行委の一人です。

12月17日のコンサートのお申し込みはクッキングハウスまで。
042−498−5177

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2018年11月 7日 (水)

26回目の賢治さん@紅茶

26回目の、細川律子さんとの賢治の時間。前半のワークショップでよみあった今日の童話は、賢治さんの初の童話集のなかに収められている「かしわばやしの夜」。

中身を知らずにかしわ大王の役を志願してしまったのだけど、のっけから「じっとお月さまをながめてから、しずかに歌いだしました」ときた!うひょ〜〜!初めて読む言葉を即興で歌う、だなんて!

このお話では、登場人物のほとんどが、歌う、のです!
みんなが歌ううたには、絵描きの出す白金メタルの一等賞から、きんいろメタル、すいぎんメタル、ニッケルメタル、にせがねメタル、マッチのメタル、などなど、いろいろあり。
はじめははずかしいけども、歌っているうちにどんどん解放されてく気がしたよ。他の人のいろんな歌もきけて楽しかったな。まあさんだって歌ってましたからね!
この作品は、今で言えばオペレッタのようなものだそう。賢治さんの童話には、ほかにも音楽をおりこんだものがいくつもあります。

農学校の先生をやめて、羅須地人協会というてづくりの学校をつくり、農民をしながら、そこを足場に芸術を育てていこうとした賢治さん。羅須地人協会で、日曜日にはクラシックのレコードコンサートをしたり、演劇したり、バザーの会場にもなったり。辛く厳しい農民の生活であっても、だからこそ、楽しいことが必要なんだ。芸術が大切なんだ、それは都会の、特別な人たちのためだけにあるものではない、と。

後半の朗読の時間。律子さんは賢治さんの短歌と詩を朗読してくれました。「高原」「雲の信号」「林と思想」などなど。あ、耳に覚えがあるな、って思ったら、たかはしべんさんが「東北さいこう」のCDの中で、この詩を歌にして歌っていましたっけ。みんなでその歌を聞いたよ。

律子さんの朗読の前と後には、おくさこさんがオカリナで「星めぐりのうた」を演奏してくれました。みゆきちゃんも念願かなってやっと紅茶の賢治さんの時間にこれたね。「かしわばやしの夜」では、えかきさんの役にはまっていましたよ。

1811 写真は、賢治さんの日にいつも一緒にきてくれるざしきぼっこ。ミチコさんの作。よこにいるのは、ちゃんちゃがうまこ。今日はその短歌も読んでくれたんです。

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