2019年10月18日 (金)

麦切りとほのこころ

今日のお昼は、麦切りのぶっかけおろし。
麦切り、とは、小麦粉でつくる細打ちうどんのことを、庄内地方ではこう言うそうです。コシがつよくて歯ごたえあり、おいしかった!ワカメとすだちをそえて、つるつるつる。Img_1188

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夜ご飯は、ほのこころの新米をたいて。
どちらもおとといの紅茶に、菊地くんが運んでくれた庄内の幸。
鶴岡生協さんからの約束の贈りもの、「穂心(ほのこころ)」は、たいてみたら一粒一粒がおおきくて、艶やかに光ってて、とっても甘かったです!

鶴岡生協さん、菊地くん、ごちそうさま!!の証拠写真。
9月に庄内で逢えた方たちと、きっとまた逢いたいです。

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2019年10月17日 (木)

庄内からお届け

昨日の草かふぇ。遠くから、びっくりするような人が。菊地くんです。おかえり〜〜!!と、紅茶で迎えます。

庄内鶴岡から車で6時間あまり。鶴岡生協さんからの穂心(ほのこころ)の新米をお届けに、って?!!あんれまあ!!
(9月に鶴岡におはなしを届けに行った時、そういえば、新米できたら送ります、って言ってたような記憶が。。。)

菊地くん、野々市のアルさんによってから紅茶についたのが、ちょうど草かふぇのはじまる3時。で、急遽、菊地くんプレゼンツ、9月2日の「ほめ言葉のシャワーから平和へ」in鶴岡をつくっていくまでのおはなしと、その翌週に鶴岡生協さんでしたふりかえりの会、「9月2日をふりかえってみっかい」のおはなし、という草かふぇになりました。

そして、菊地くん自身の、鶴岡→沖縄→石川→藤沢→鶴岡、のお話もきかせてもらった。彼が、本当にしたいことは、大好きで大切にしているダンスを通しての、ダンスと福祉のコラボレーション。これって、きくちオリジナルスタイルふくし(一人ひとりが大切にされて、うれしい、幸せなきもちになれるような。そういうふくし)。そのなかに横浜のパンやさんのぷかぷかさんや藤沢のさんわーくかぐやさんで学んだこと、修行したこと、も、きっといっぱい入ってるんだと思う。

菊地くん、はるばるお届け、ありがとうございます!!鶴岡生協さん、ありがとうございます!

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山形の銘菓、からからのお菓子もお土産の中に。黒砂糖の味のおせんべい、ぱりんと割ると中からたのしいおもちゃが現れるんです。紅茶仲間のKさんが観光バスのお仕事で山形にいくと、お土産にかってきてくれてたので、旧知のお菓子なり。Img_1181 Img_1179
きのうはそのKさんも紅茶にきてて、あ!あの、「バスガイドさんの12条」のガイドさんですか!と、菊地くんにしっかり判明しました。(注:メロン色「たいわけんぽうぶっく+」のp173に、バスガイドさんのお話がでてきます)

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2019年10月 9日 (水)

リンクしていく草かふぇ

先週の草かふぇでは、グレタさんをとりあげた番組を見て、フリートーク。彼女の特性についてもかたりあったよ。

今日の草かふぇではグレタさんのしてることともリンクするSDGsのこと。ちかごろよく目にするけど、それが単なる記号になってちゃもったいない。世界がこの先も存在し続けられるために世界はかわっていかなきゃなんない、そのための17の目標(持続可能な開発目標、っていうとなんか硬い感じ)が、えすでぃじーず。

17の目標を一つ一つほどいていくと、中には自分に身近なのもある。その目標がばらばらではなく、リンクしあってるようにも思えてくる。グレタさんが訴えている「気候変動に具体的な対策を」は13番目にでてくるけど、その次の「海の豊かさを守ろう」も、その次の「陸の豊かさを守ろう」も、7番目の「エネルギーをみんなに、そしてクリーン」も、つながってる。
「質の高い教育をみんなに」も、「ジェンダー平等を実現しよう」も、「平和と公正をすべての人に」もつながってるし。

なんて話をしてるとこにたまたま登場したMさんは、まさに今、自分の仕事でSDGsにとっくんでるとこだそうで、今日の草かふぇとみごとにシンクロした。

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明日は金沢21世紀美術館を会場に、気候変動に関しての講演会がひらかれます。ドイツ在住の環境活動家の谷口貴久さんを招いて、ヨーロッパでの環境保護のデモに参加して感じたことなどの報告や参加者たち同士の語り合いがあるとのこと。これもまた、SDGsの実現のためのひとつ、なんだね。10:00から。参加は無料。
明日は用事があって参加できないけど、来週火曜日は「持続可能な社会」をテーマに、コスタリカ研究家としても知られる足立力也さんのお話を聞きに行こうとおもってる。こちらは柿の木畠のもっきりやさんで2時から。参加費1000円。

足立さんのお話きいた翌日が紅茶の水曜日なので、来週の草かふぇではそのおすそわけが少しできるかな。

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2019年9月28日 (土)

アーサーさんのふりかえり草かふぇ

25日の紅茶では、アーサーさんのお話のふりかえり草かふぇ、をしたよ。8人中、アーサーさんの話を聞いてない人が3人。この日のポイントは、その人たちが、なるほど、そういうお話だったんだね、とアーサーさんエッセンスのおすそわけを受け取れるかどうかが、鍵。
Img_1127 23日アーサーさん講演会で印象的だったことを口々に出しあってみたらこんなふうになったよ。
 
・マスクをかぶるということ
ケニヤから帰ったばかりのアーサーさん、おみやげのオウムのマスクかぶって、こうやって語るの心地いいな。かぶって何か語る、ということを僕はずっとしてきてる。104歳のドームの語りを聴きたいと思った時、僕はドームになってその言葉を聴きとる。14の遺品に僕はなりすまして、僕がそのものたちの言葉を通訳する。持ち主たちはもう語れないから。文学ってそういうことをすることだ。(そうやって生まれた絵本が、「ドームがたり」や「さがしています」なんだね)
 
・紙芝居との遭遇
日本に来て足掛け30 年、湾岸戦争の時。日本語年齢が子どもと同じだったから、図書館で絵本ばかり読んでた。そこに出てきた不思議な箱、それが紙芝居だった! どこでもありそうなのに、これが日本独自の文化だったとは。
僕が小説を書かずに、絵本や紙芝居に向かうのは、読者との距離もあるし、理屈でなく感じることで、そもそもこれってなんなのか、本質を考える入り口に立つことができると思うから。(ここで、アーサーさんによる「ちっちゃいこえ」の上演)
 
・ヒロシマとナガサキ
原爆は戦争を早く終わらせるために正しかった、とアメリカで教わったことがインチキだったと広島に行ってわかった。かつての僕は見抜くだけのレンズを持たなかった、他人事だったから。ヒバクは今もさせられている、終わりのないヒバクをさせるためにやってる。
広島と長崎の原爆とは、黒電話とスマホくらい技術の差がある。ナガサキのはプルトニウムだ、原子炉だ。でもみんながそれに気づかないように、ヒロシマに先に落としてそっちをクローズアップさせた。イメージ戦略で得策だったから。ナガサキには人間の形をとどめた浦上天主堂の石像があったのに取り壊した。歴史の抹殺だ。建物だけが、原爆の証拠品になっている。
 
・原爆の図
15点の原爆の図に、建物はない。すべて生き物だ。1950年、まだプレスコードが引かれていて原爆を伝えられない時にも、二人の画家が表現力を駆使して書いた原爆の図は、掛け軸として持ち歩かれた。見つかりそうになったら一人が一本ずつ、くるくる巻いて人力で運んだ。ゲリラアートだ、路上アートだ。そうやって発禁処分にならずにすんだ。
 
・紙芝居の可能性
90年の歴史ある紙芝居は、古いどころか逆に新しいメディアだ。電気もいらないし、どこにだって持ちはこべる。演じ手によっても、かわる。舞台というハード一つあれば、ソフトは次々入れ替えられる。原爆の図の編み直しができて(「ちっちゃいこえ」の絵はすべて原爆の図からとられている)、昔の国策紙芝居を見るレンズにもなる。テレビとか他のメディアができないことを繰り広げられる。
 
・内部被曝について
日本の噺家から教わった、名刀ムラマサの話。あまりに斬れ味が良すぎて斬られてもすぐには何も感じない。「鼻唄三丁矢筈斬り」と言われるくらい、鼻唄歌いながら三丁ほども歩いたあたりで、ウッと倒れ込む。
それと同じで、セシウム入りのものを食べても美味しいと感じるだけですぐには何ともない。時間がたってから、細胞が少しずつやられていく。問題は、現場を押さえられないから事件にならない、責任を取らせることができないことだ。東電の幹部3人が無罪判決を受けたように。
「鼻唄三丁〜」の言葉を中高生たちは知っていた。「ワンピース」にでてくるそうだ。こんなところから僕らは、本質を見抜く。先人たちがつくりあげたものを表現力を生かして、子どもたちの未来を守りたい。
 
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すこしはおすそ分けできたかな。生アーサーさんは鋭い言葉のナイフを縦横無尽に駆使して話すから、会場で聴いてる時は大笑いしてあっという間に時間がたつ。その日はこっちの頭ん中まとまらないでごちゃごちゃ。2日後の草かふぇでみんなの言葉をもちよったら、私自身の頭がずいぶん整理されたように思ったけど、そうか、これもまたアーサーさんの「はなうたさんちょうやはずぎり」じゃん!って思ったぞ。
この日、言葉もちよりしてくださった方たち、ありがとござんした。
 

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2019年9月20日 (金)

はんどうさんのお話のアンケートから

9/18の、おりライこと、はんどうたいきさんのおはなし会「檻の中のライオン」@紅茶の時間のアンケートから、いくつかを紹介させていただきます。
 
・難しいことを優しく、優しいことをおもしろく、おもしろいことを深く。そう感じるお話でした、知り合いの弁護士さんに話そうと思う。(70代)
・内容は2回目ですごくわかりやすかった。学校教育に任せられないのがよくわかった、知る機会を持てるかどうかは大問題!檻の外のみんなは仲良くしようよ、って本当に思う。吠えまくってる人見ると、言ってることはわかってもげんなり。上手にコミュニケーション取れるよう勉強していきます。(40代)
・中高生に話していただくととてもよい内容だと思った。お話の仕方も楽しいので若者に受けると思います。(70代)
・天賦人権説のこと初めて知った。異なる個性が一緒に生きていくために法律があるということ。(50代)
・目からウロコ!改憲したがってる自民党に不安を持っている。騙されない知識を若い人たちにも広めたい。(70代)
・憲法に守られていることを意識することなく生活できている。主権は私たち、と気づいてない人が多いと思う。知って・考えて・行動する。未来の暮らしを守るためにも憲法の意味を考え、人に伝えられるようにならないと。(50代)
・広く伝えることの大切なこと、あらためて肝に入れた。
仲間内での言い合いはやめよう、方向は同じなのに方法が異なるグループ間での。
たとえがわかりやすい。知人に話す時に役立てたい。(70代)
・みんなに聞いてほしい、特に現職の教員に!「普段の努力」足りないと反省。スウエーデンの教育、広めたいです。
テンポいい話し方、楽しかったです。(60代)
・ライオン=権力者 オリ=憲法。そうだったのか。
知らない人が「ちょっと来い!」と言われてついていくか?じゃあ警官だったら?という説明がとてもよくわかった。(70代)
・憲法ファイル見ながらお話きかせていただいた。ユーモアたっぷりのお話のおかげで憲法がだんだん身近になった(60代)
・心の底から実感。子や孫のため、楽しい話し方で伝えていきたい。(70代)
 
写真は、ミニチュア檻の中のライオンを手にして、うれしそうなはんどうさん。この日参加されてたNさんの娘さんの、手づくりのおりライ。よくできてる!!と感心しました。Img_1104

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2019年9月18日 (水)

おりライさん@紅茶の時間

おりライこと、弁護士はんどうたいきさんの憲法のおはなし。今日の紅茶が、377回目のお話会!!12泊13日の出前旅の、まだまだ途中だそう。
テンポ良い憲法のきほんのきから上級レベルまでの、ほぼノンストップのお話。今の憲法と自民草案をみくらべつつ、主権者の私たちと国との関係が、草案だと順番が逆になっちゃってることがよくわかる、あっという間の3時間でした。Img_1100 Img_1107 Img_1108
右とか左とかいう以前の、共通の前提としての憲法の話。相撲だって土俵の中でするもの、というルールがある。だけど今の政権は、その共通ルールとしての土俵がこわれてる状態。ライオンにたとえられる権力が、憲法という檻の中から勝手にでてきて、檻を檻ともおもわず、周りをうろうろしてる状態。それでもまだそのことに気づいていない人がいっぱいいる。その危機感からの、はんどうさんの熱いトーク。
 
私たち全員の共通点はなんだろ?私たちはみな同じ人間として生まれた。一人ひとりが人間らしく生きていきたいね。そこが一番の基本となる13条。(おりライのお話は、何度も何度も、この原点にたちもどる。なんのために憲法があるのかを忘れないために)
 
憲法の中にたくさんの、○○する自由、がでてくるのは、前の憲法ではそれらが認められていなかったからだ。心の中は自由だよ、誰と結婚するのも自由だよ。今、数多くの自由が書き込まれている理由、以前はその自由が権力によって侵されてきたからだ。
 
今の憲法にはない緊急事態条項を、政権はかきこもうとしてる。緊急の時なら、ライオンは檻からでてもいいよ。いつがその時なのかは、ライオンが決めるよ。これじゃ檻がないのも同じだよ。この一か条だけで、檻そのものを台無しにできる。
災害対策のために必要ですよ、とライオンはいうけど、大災害を経験した地域の弁護士会はそのためならいらない、とはっきり言ってる。
 
9条に自衛隊を書き込む案。今の9条にはもともとアクセルがない。自衛隊は戦力じゃないとずっと言い続けて来たから。でも、今の自衛隊はもう違う。自衛隊というアクセルをとりつけるならブレーキもつけなきゃいけないはずが、「法律の定めるところにより、その他の統制に服する」としか書かない。これって、一見ブレーキあるように見えて、実はない。時の政権、つまりその時々の運転手次第、運転手に丸投げ、ってことになっちゃう。
 
「檻の中のライオン」、全国の中学校の公民の資料に、9ページにわたって紹介されている。全国の進研模試にも出題されたとか。受験にもでるかも!Eテレで小学生向けの番組「社会にドキリ」でも、ライオンのキャラクターが使われてる。
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はんどうさん、出前旅の一つに紅茶でお話くださって、ありがとうございました。2度目だけど新鮮におききしました、時事問題もいっぱいあって。
高さん、何から何までありがとうございました。チラシを作ってくださった山口さんも、本屋さん係のYさんも。
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「檻の中のライオン」、紅茶本屋に少々あり、1400円。今日のお話会でもれなく当たったおりライの憲法クリアファイルは、憲法全文がおりライイラストつきで載っていて、200円。こちらも紅茶本屋にあります。
 

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2019年9月13日 (金)

消費税のお話のおすそわけ草かふぇ

9/11の草かふぇは、奥迫さんが聴いてきた斎藤貴男さんの消費税のお話の、おすそわけ。草カフェで話してみない?ってお願いしてから1週間。奥迫さんが持参した斎藤さんの本には付箋がいっぱい、お話の復習もしたのだろうな、そしてこんなわかりやすい「消費税手づくり年表」まで用意してくれてた。
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1989 3%で導入
1997 5%に
2014 8%に
2019 10%へ
消費税がつくようになって丸30年、あるのが当たり前って人が、今はもう4割もいるんだ。
 
消費税、みせかけは公平中立、実質は弱いものいじめの、とんでもなく不公平な税。零細企業や個人事業主がどれだけひどい目にあってるか、立場の弱い人ほど自腹切らされてる。こんなに滞納率の多い税は他にない。
それでいて、輸出いっぱいしてる大企業にはすごくお得な消費税。輸出還付金がもどってくるから、トヨタ日産キャノン本田などなどのふところは痛まない。痛み覚えるのは中小れいさい企業やフリーではたらく人、100円の品にも税を払わなきゃいけない個々人。
 
広く公平に誰からもいただく税ですよ、そのお金は社会保障のために使うんですよ、ということではじまったけど、実は今、そのお金の多くが、大企業の法人税をさげた分の穴埋めに使われてる(そのこと、山本太郎さんも言ってたね)。
 
10月から消費税10%に上がるけど(これまでは7、8年の間隔があったのに、今回はたった5年であがる)、上がらないものもある。軽減税率のややこしいしくみ。新聞は据え置きであがらないことになって、報道がこの増税への批判に口をふさいでしまった。
キャッシュレスがお得、とかいうけど、それは監視社会をますます助長する。目先のことで本質を見誤らないこと。
正規社員を減らす方向が加速して、ますますワーキングプアを増やすことに。ますます破産も増えるだろう。
 
2015年に消費税導入して、でも4年後にやめた国も現実にある。それがマレーシア。今のところ、もどしたことの弊害はでてないそうだ。
 
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奥迫さんのおすそわけのおかげで、大きいところがもうけて、下を踏みつける構図、世の中の主人公は大企業、ってからくりが、いやってほど実感できた。
 
選挙の時に、暮らし、経済、景気、をよくしてほしいから、政権与党に入れる、入れたって人、いっぱいいると思う。その投票行動が今の政権を長期安定させてきたわけだけど、その一票が実は、経済よくするどころか現実に自分の首をしめ続けてるってこと、たっくさんの人にがつんときづいてほしいよ。
 
奥迫さんが一生懸命、自分の知ったことを、誠実に、平らに話す努力をして、私たちに伝えようとしてくれたこと、ほんとに感謝。こういう伝えあいと学びあいが、草かふぇの本来の役割だ、ってこの日もすごく思った。そのことちゃんと思い出させてくれて、ありがとう、奥迫さん。
 
ふりかえれば、ベテランズ・フォー・ピースのおすそわけ草かふぇも、「主戦場」の感想シェア会も、アーサー・ビナードさんプレ自主企画の小野ちゃんのお話も、みな、草かふぇのすてきな使い方だね。23日のアーサーさん講演会の翌々日の紅茶の時間では、アーサーさんのお話聞けなかった人のための、おすそわけ草かふぇしようと思ってるよ。講演会に行ってない人にわかるように話す努力をすることは、まわりまわって、自分の一番の学びになる、って思うから。

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2019年9月 8日 (日)

鶴岡お土産話しの草かふぇ

鶴岡からもどった翌日が水曜日。この日は出前旅のお土産話ししようかな、と行く前に書いてたこともあり(忘れてたけど)、草かふぇタイムは、鶴岡の出前の2時間半を、1時間以内で再現、というのにチャレンジしてみました。
 
紅茶のことも憲法のことも、おなじみの人たちなので、話をショートカットしても伝わる。でも、鶴岡に行ったわけと、私のあらたな発見と、すてきな時間の話は、はしょれない。そしてほめ言葉のシャワーのワークで、鶴岡のみなさんが折り紙に書いてくれた、言われてうれしかった言葉を一枚一枚、リレーでよみあげることも。
 
うめの〜!(おいしい!)
おっ母、俺、おっ母の子でよかったよ。
そげ がんばらなくていいあんねが〜〜(何かをしなくっちゃって焦ってた時、夫から)。
お母さんと誰かと比べることはできない、お母さんを嫌いになれない。
生きることを選んでくれて 本当にありがとう。
また、親子になろうね。
40年前、身長140センチの私。「小さいのは体だけでいい、心まで小さくなるな、今のままでいい」といわれたこと。
おじいちゃんの最後の言葉。「よく 来てくれたね」
実家に遊びに行くと、母が「今日はぽっかりもちもろだ〜」とよろこんでくれること。(ぽっかりもち、とは、思いがけなくおいしいものをもらったり、すてきなことがあった時にいう言葉)
86歳の母が、私に「おまえがいてくれて安心だ」と言ってくれた。
20代の時に父に言われたこと「家の中にいる時まで気を使わなくていいよ」
話したくなかったら、話さなくていい。
お父さんとお母さんの子どもでよかった。
「あ〜〜あ〜〜」(障がいのあるお子さんが、お母さんにむかって話しかけた言葉だそうです)
ママ、ばあば、ママのこと好きだって。(離婚して、母にすまないと思っていた時、わが子がいきなり母に電話して、「ママのこと、好き?」って聞いて、その答えがこれだった、とワークのあとで教えてくれました)
ケガをしたのが、お母さんでも妹でもなく俺でよかった。(この言葉は今から10年前、3人でバトミントンをしていた時に妹の振ったラケットがお兄ちゃんに当たった時、当時10歳の息子さんが言った言葉だそう)
言葉が思い浮かばなかった。ペロペロ(と、舌の絵が描かれていて)うちの犬がペロペロしてくれてうれしかった(お話会が終わった後で女の子がそっと折り紙を渡してくれました)
 
全部はご紹介しきれないけど、鶴岡のみなさんが書いた言葉、8人で順に読みあったおかげで、お土産話し草かふぇがとてもいい時間に。私にとってはなによりのふりかえりタイムになったよ。平らに話す練習もまた、12条することの一つ、と確信できたのがうれしかった。
 
199_20190908174401 この日のお菓子は、新潟関川村のコンさん手づくりの草餅。たっくさんヨモギがはいってて、お餅が黒くみえるほど。たっぷりのあんこも甘すぎずとってもおいしい。来た人全員、半分こずつ当たりました。文字通りの、ぽっかり餅もろた〜です。
 
我が家の小さな朝顔、この1週間、毎日咲いてます。199_20190908174501

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2019年8月15日 (木)

菜の花の沖縄日記の草かふぇ

なのちゃんのご本が、思いがけずになのちゃんから、紅茶の日にとどいた!
ありがとうがいっぱいです。
すてきな菜の花色と空の色、いや、海の色かな、の表紙。
帯の言葉はアーサービナードさんっ。
一人の少女が沖縄に分け入り、発見していく記録。僕もそのプロセスに参加できた、と、ビナードさん。

北陸中日連載中はよんでいたけど、後半、新しい文章も。そしてなのちゃんが通った沖縄の珊瑚舎スコーレのおとなたちとの対談も。

「菜の花の沖縄日記」 へウレーカ 1600円プラス税。
みずみずしい感性がまっすぐな言葉で綴るこの本、多くの人に読んでもらえると嬉しいな!

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お盆の日の紅茶。37度の予報がでていたし、どなたも見えないかも、と思ったら、草かふぇのはじまる3時前にNさん親子が。あらまあ!!このお暑い中、ようこそようこそ。
娘さんに紅茶でお会いするのははじめてだけど、2、3年前の憲法のおはなし会にお二人で来てくださってた。おじさんたちの多く参加してた場に、最年少の若い人がいたのでとても記憶に残ってる。
 
草かふぇで何しよう、ってきめてなかったけど、若い人の初の参加なら、きっとこれ!と、午前中に、菜の花ちゃんから届いたばかりの「菜の花の沖縄日記」を読むことにしました。
 
読む前に、菜の花ちゃんのことーーなのちゃんが生まれるずっと前に、珠洲でお宿をしてるお父さんと出逢ったこと、沖縄の高校にいってて、今はお宿を手伝ってるなのちゃん、高校にいる間に見聞き感じたことを新聞に連載してたのが本になった、1月にはなのちゃんに紅茶の時間でお話ししてもらった、などなどーー少し説明。そして、本の目次から自分のすきなページをひらめきでえらんで、それを読む、ということを、Nさん親子とまあさんと私、の4人でしました。
 
一章の「沖縄日記」から、戦争は、人を守らない/どうすれば自分ごとにできる?/アンテナを張って自分の場所で生きよう。私の選んだのは2章の、「沖縄を離れてからも」の中から、あなたもわたしも無力じゃない。これは長い文章なので、4人で輪読しました。
 
4人の輪読タイムに、突然雨がふりだして結構な雨音、雷も何度か轟き、それでもセミは鳴き、かたわらの扇風機の風の音もする、その中で、なのちゃんの言葉を読む、一人ひとりの違う声。
 
一つ読むごとにそれぞれ、感じたことをいって、最後に全体のふりかえりをして、ちょうど1時間。そのころにはもう雨も上がり、という不思議な時間でした。
 
文章、とっても読みやすいです、自分のこと、として考える、考え続ける。15歳から19歳までのなのちゃんがそこに。
あなたもわたしも、の文章(これは新聞連載にはない書き下ろし)にはシンクロするとこがいっぱいあってーー三上さんの言葉、コスタリカ、ガンジーさんの言葉ーー読みながら胸が熱くなったよ。
 
なのちゃん、いいご本をありがとう。来年は沖縄日記が映画になるんだね!9月10日のお祝い会、まあさんと参加させてもらいます!
「菜の花の沖縄日記」坂本菜の花著 ヘウレーカ はどこの書店からも、ネットからも注文できます。
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「菜の花の沖縄日記」出版記念トークイベントは、9月10日6:30~8:30 @北陸中日新聞社2階ホール(金沢駅西本町2-12-30)
沖縄のテレビ局がつくった同名の番組の上映もあります。
参加は無料ですが、前もってのお申し込みが必要です。
東京本社の中山洋子さんにメールで お名前と電話番号を添えて。お申し込みは前日までok.
nakaym.y@chunichi.co.jp

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2019年8月 7日 (水)

「ドームがたり」の草かふぇ

セミ大合唱の今日の紅茶は、暑くて誰もみえないかなあ、と思っていたら、汗をかきかき、Nさんがきてくれました。月光荘おじちゃんの弟さんのお孫さんです。おもしろくって、話しやすくて、楽しい方。こどもとゆっくりむきあってる先生なんだろうなあ。
 
今日の草かふぇ、何にしましょうかね。8月6日の次の日なので、これ、読んでもいいかしら、一緒に読んでいただけますか。
といって、アーサー・ビナードさんの「ドームがたり」を、Nさんと1ページずつ読みました、それをまあさんが聴いています。
 
名前が次々かわっていった建物だったんですね。
チェコのヤン・レツルさんが設計したこのたてものは、はじめは広島県物産陳列館とよばれ、次に陳列所になり、やがて産業奨励館となり、それから原爆ドームと呼ばれ、世界遺産の登録名では広島平和記念碑という名前で呼ばれる。
アーサーさんの手にかかると、ドームが人間っぽくみえてくる。ちいさな生きものたちのいのちを、ドームがいとおしんでるみたいにみえてくる。
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夕方になったら、さおりさんがけんぽうぶっくわけてくださ〜い、と来てくれました。3年前にアルさんのけんぽうかふぇで話をきいたんですって。今回ゆっくりサクラけんぽうぶっくを読んで、なんってわかりやすいんだ!!と感じて、サクラとメロンをお友だちにも知らせたいと思ってくれたんだそうです。189_20190807195501
 
タネを蒔き続けていると、いつかどこかで芽を出すことがある。それを信じて、せっせと、しこしこと、タネを蒔く。いまどき、希望はすぐ見つかるようなとこにはなくて、掘ってやっと見つかる、くらいの希少なもの。それだけにね、希望のタネがちょこっと芽を出すと、余計にうれしい。さおりさん、ありがとう。

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