2019年12月12日 (木)

草かふぇで、哲さんのドキュメンタリーを見ました

草かふぇで、中村哲さんのドキュメンタリー「武器ではなく命の水を」(2016年NHK制作)をみました。人数はすくなくても、みた後に語り合える時間を大事にする、それはこれからも続いていくこと。

哲さんの言葉を胸に刻む。

9.11のあと、アフガン攻撃が始まろうとする時。
「「自由と民主主義」は今、テロに報復しようとしている。瀕死の小国に世界中の超大国が束になり、何を守ろうとするのか。素朴な疑問である」

「我々は次の世代に何を残そうとするのか。生きとしいけるものが、和して暮らせる。世界の片隅であっても、このような事実を目前で見られることに感謝する」(用水路が通って水が砂漠に行き渡り、秋には米が収穫できた、その稲刈りの様子と人々のよろこぶ様子が映し出されて)。

用水路をつくること。「これは平和運動でない。医療の延長。戦してるひまはないんですよ」

米軍のヘリコプターが飛ぶ空を見上げて「彼らは殺すために空を飛ぶ。我々は生きるために地を掘る」水が引かれて、人々がよろこび、子どもたちが笑っている姿に「乾いた大地で水を得て、狂喜する彼らを知っている。これが平和の基礎である」

見た後の語り合いでは。
相手の、文化、宗教を尊重しながら、相手に信頼してもらって、一緒に汗を流す。相手の立場になること、相手を理解すること。
仕事がないから、お金のために戦争に行く、お腹いっぱいになれば、誰も戦争にいきません、というアフガンの人。水と食糧こそ、生きるすべ。
アフガンの人たちが哲さんと一緒に働きながら、自分たちにこんなことができるんだ、と知ってうれしくなっていく。自分たちにちからがあると思える、そのちからを引き出していった哲さん。
今回のことではじめて中村哲さんの存在を知った人が、中村さんが、命をかけて、身をもって、今の日本がおかしいことを気づかせてくれている、と。

揺るぎなく、武器や軍隊でないもので、と言い切れる信念、確信を、私のなかでもっともっと強く育てたい。私の中で、ガンジーさんと哲さんがいつかかぶさっている。

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2019年11月24日 (日)

今日は何の日?

23日は、能美の寺井公民館へ。「男女共同参学inのみ 高校生とともに学ぶ男女平等の交流研究会」ですって。
二部の講演会講師は上野千鶴子さん。

友人の助産師さんからお知らせいただいてて、私は早くに申し込んでたところ、当日朝になってまあさんが、俺も行こうかな、となり、早めに家を出て、紅葉どらいぶして公民館へ。早めに来て当たりでした。本日は満員、の張り紙あり。あわてて当日受付ですべりこみセーフ。

ちなみにまあさんと娘は、上野さんの卒業した高校の、まあさんが先輩。娘が後輩。

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上野千鶴子さんのお話、どの言葉もまっすぐできもちよく、めっちゃおもしろかったです。
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今度27日の紅茶では、上野さんのお話きいて感じたことのふりかえり、とりわけ、上野さんの言葉を自分に引き寄せて語り合える草かふぇができたらいいな、と思います。草かふぇは3時から。
とはいえ、聞きにいった紅茶の人は多くないので、いつものごとく、聞いていない人にもわかるように、自分が受け取ったお話のエッセンスを語る、という方式で。
 
ところで、今日11月24日は何の日だと思う?
実はね、紅茶の時間のバースデーなんです。
36年前、当時住んでいた金沢大手町の小さなマンションで、産声をあげた紅茶。初日のお客さんは2人、でしたよ。
 
宿題の締め切りが2つ迫っているため、焦りつつ朝から机に向かってて、私自身すっかり忘れてたん。今、急に思い出したので、私から言うよ。お誕生日おめでとう、紅茶の時間っ。長生きしてくれててありがとう。37年目もよろしくね。

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2019年11月14日 (木)

べんさんのとくべつ紅茶2

べんさんのとくべつ紅茶。川西から見える予定の方は風邪をひいてこれなくなったけど、なんどもべんさんをお呼びしてる方が福井から、そして藤沢からはじめての方が、きてくださいました。1911_20191114105201 1911

藤沢からきてくれたようこさんは、なんと菊地くんつながり!前に菊地くんが修行?してた藤沢の職場の同僚さん。「ほめ言葉のシャワー」を菊地くんからもらっていて、旅の途中で三重県から石川県にきてくれたんですって。ちょうど水曜日だから紅茶してるよ、と菊地くんからきいて。

ようこさん、だけど紅茶の住所がわからないなあ、と思ってたら、ちょうど旅のおともにけんぽうぶっくを持っていて、その奥付けだけを手掛かりに三重からきてくれたんです!びっくりくり、めっちゃうれしかったです。Img_1448

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べんさんはいつも、自分で車を運転して機材もすべて積み込んで、自分でセットして歌って、また車にのせて。そういうコンサートをこの40年間で5000回!
こんな歌手はどこさがしても他にいない!ということで、「週刊女性」が人間ドキュメントのコーナーで7ページのべんさん特集をしてくれるそうです。
12月3日発売の、12月17日号。コンビニでもかえます。女性週刊誌にべんさんが載るって、すんごいことだ。買って読みます!きっと紅茶で話してくれたプライベートなこともその中で話されてるんだろうな。

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べんさんのとくべつ紅茶その1

べんさんのとくべつ紅茶、たっぷりおしゃべり+ちょっぴりうた。こじんまり、と思っていたら、あとから見える方もいて、紅茶空間でちょうどいい、べんさんと出逢う、べんさんを聴く、サイズになりました。Img_1435 Img_1441
40年歌ってきたべんさん。この一年で100回のコンサートをするときめて。だからこの紅茶も、その100分の1回。

賢治さんをみならって、ほんとうのさいわいをずっと求めて、探して、べんさんは全国各地を、ひとのこころのなかを、旅してきた。べんさん、お金もうけはしてこなかったけど、それとはちがういいこと、たくさんのさいわいを、感じてきたんだろうな。
今70歳のべんさん、あと何年歌えるかわからないけど、やっぱり、こどもたちと一緒に生きることだ、こどもの目線でうたっていこう、って今あらためて思ってるって。

うたいはじめたころって、世の中にいろんなものが足りなくて、みんなで声をあげ、願いをあつめて、社会をかえてきた。保育園も学童も障がい持つひとたちがいくところもはたらくところも、なかった時代から。人類がいちばんしあわせを感じるのは、戦争が終わって、10年20年経った時、って言う人もいるんだって。
そんな話を聞きながら、そうか、なかったことでみんなが一つになれた、って部分、時代があったよなあ、と。

べんさん、これまで、たっくさんのこども、おやごさんにあってきて、時にはその子やその人の、こころを傷つける言葉を言ったり、したり、失敗してしまったこともある。何100人のこどもの代表であいさつするはずが、緊張して言葉につまり何も言えなかった子もいる。そんな時、やり直しができる機会をつくるって大事。
そうだそうだ、失敗した時、しまった、と思った時、こどもにもおとなにも、やりなおし、もいっかいトライできるんだよって価値観、大切だ。そうおもえばもっと安心して生きれるよ、おとなもこどもも。

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おしゃべりの合間に、「星めぐりのうたと雨ニモ風ニモ夏ノ暑サニモマケズのうた」、ベートーベンの第9で「9条のうた」、「自分で」「しあわせのたね」などなど。最後は、「ふるさと」べんさんのかえうたと、私の作詞の「平和のひとかけら」をみんなで。

律子さんが、ちょぴっとうた、って言ってたけど、たっぷり聞いた気がする、べんさんの歌はおはなしみたいで、べんさんのおはなしも歌みたいだから、ずっとコンサート聞いてた感じでしたよ、と。

べんさんが、ぐっと身近になった、ハッと気づいたことたくさん、って声がいくつも。べんさんが一般ピープルだってわかった、って感想に爆笑。いったいどんな高貴なひとだとおもっとったんかい!!

べんさんの歌きいて、しゃべりをきいて大笑いしながら、なんてきもちいい笑いかと感じる。人を小バカにした笑い、みくだした笑いじゃないからだよね、きっと。

べんさん、そしてマネージャーであり、川越紅茶仲間であるなみちゃん、ほんとにすてきな時間をありがとう。また、2週連続のとくべつ紅茶にも関わらず足を運んでくださった方たち、ありがとう。

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2019年11月 6日 (水)

賢治さんの紅茶の時間

今年で28回目の、細川律子さんとの賢治さん紅茶。いつものように、ざしきぼっこと一緒に来てくれました。安宅路子さんの手から生まれた、愛しいぼっこです。Img_1369
 
賢治さん紅茶の1部はワークショップ。そこにいる全員が役をきめて、賢治さんの一つの童話をよみあいます。今日の作品は「狼森と笊森、盗森」。自己申告で、森を読む人たちt、狼を読む人、百姓を読む人たち、山男を読む人、岩手山を読む人、そしてナレーター役が何人も。
 
今日、はじめてこのワークショップに参加した水口さんと中山おじさん(能登ヒバで消臭などの製品をつくってる方です)は、自分たちで読むワークショップとは思いもしなかった、と。水口さんはまあさんの眼鏡、中山おじさんは私の眼鏡をかけて、参加されましたよ!はじめての人でも楽しめるのが、このワークショップのいいところ。
何度読んでも大好きな作品、百姓たちの声、それに応える森たちの声、呼応し合うとこがとても楽しく、気持ちいい。
 
2部で、律子さんが朗読してくれたのは「なめとこ山のくま」。くまも、小十郎も、生きるためにすることをしてる。互いにリスペクトしあってる感じがしたなあ。
 
森のきもち、くまのきもち、聴きとって私たちに伝えてくれる、賢治さん。今年も、律子さんとともに、ありがとう。
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偶然だけども、今日がことしの初火入れの日となりました。Img_1368
カサブランカも毎年、この紅茶の日にいてくれます。
 
来週のとくべつ紅茶は、たかはしべんさんのおしゃべりと歌。べんさんも賢治さん大好きなので、星めぐりの歌か、雨ニモ負ケズ、うたってくれるかなあ。来週、律子さんも参加されます。

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2019年10月25日 (金)

アレックスからのメッセージ

紅茶シネマ「カンタ!ティモール」の日。
東京から参加された渡辺一枝さんが、東日本大震災の後にアレックスが寄せてくれたメーセージを読んでくださいました。

津波のことをニュースで見て、亡くなった人の骨が戻ってこないつらさ、わかるよ、と。ティモールでは20年以上もつづいた独立までの日々、インドネシア軍に殺されて、家族の骨がどこにあるかわからない、弔うこともできない人たちがたくさんいるのでした。

そのメッセージの一説から。

「たとえ仲間が10人にしか見えなくて
 対するものが あまりに大きく見えても
 いのちがよろこぶ仕事には
 亡くなった人たちも
 生まれてくる人たちも付いている
 それは1000どころじゃないんだ
 ぜったいにだいじょうぶだから
 恐れずに進んでください
  (中略)
 見えない力が 
 僕らを支えてくれたから
 どうか信じて
 進んでください」

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このカードは、たしか去年府中に伺った時に、そこの方が私になぜか渡してくださってたもの。もちろんその時は、紅茶シネマで、カンタ!を見るとは思ってなかったよ。

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2019年10月24日 (木)

たあくらたあと、ツァンパで朝食を。

昨日の紅茶シネマに参加した人には、長野発、産直泥付きマガジンの「たあくらたあ」2冊がもれなくあたりました。
一冊は、「カンタ!ティモール」の監督の広田奈津子さんと渡辺一枝さんとの対談が載っています。もう一冊には、一枝さんの連載も載っているし、巻頭に私の文章もすこし。
たあくらたあ、は、信州では「おっちょこちょい」とか「馬鹿者」とかを意味する方言。

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一枝さんが、「たあくらたあ」の編集室にお願いして、バックナンバーを送っていただくようにしてくださったのです。地元に根をはっているマガジン、書き手は地元にかぎらないけど、とても充実した、考えさせられる記事がいっぱいの雑誌です。福島のことも。一枝さんの文章も。

編集長の野池さんは、昨年私を沖縄によんでくれた「ゆかるひ」の野池道子さんのパートナーです。たくさんのマガジンを、ありがとうございました。

写真集「ツァンパで朝食を」は、写真・文とも一枝さん。チベットに魅せられて30年。ただただチベットが好きで通い続けたという一枝さんの、これまでの集大成のような大判の写真集を頂戴しました。Img_1236

「有形のモノの中に、無形の思想が潜んでいることも感じている」「便利は、欲望を道連れにしてやってくる」
あとがきの言葉に、チベットで消えてしまった光景やモノを思いながら、時間をかけてゆっくり拝見しようと思っています。

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紅茶シネマで「カンタ!ティモール」

紅茶シネマで「カンタ!ティモール」。何度見ても、その度にあたらしい深い言葉を発見します。

「悲しみは消えないけれど、それは怒りじゃないんだ」と、家族を何人も殺された人がいう。「頭の中で重いのは流せばいいんだ。涙を流せば、現実と向き合える」と言ったのはシャナナ。「怒りなどない。戦争はあやまち、大地が怒るよ」「平和は、演説じゃない、政策じゃない、暮らしなんだ」と、おじいさん。「自由は、使わなくちゃ」という誰かの言葉も。

「僕らのあやまちを大地は見ている 何が正しいかは母なる大地が知ってる」「見えなくてもいるのさ、すぐ隣にね」
おおいなる自然とのつながりを、畏れを、今、私はあの人たちのように感じていられるか、大いなるものに対して誠実に生きてるか、大地に足、つけてるか、って映画みながらずっと問われてる気がした。ましてや、ひどい水害で日本のあちこちで悲鳴が上がっている今この時に。

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この日、広田奈津子監督のメッセージと、今は亡きアレックスのメッセージをもって、渡辺一枝さんが東京からきてくださいました。私にこの映画のDVDをプレゼントしてくだった一枝さんは、なっちゃんがつくった大好きなこの映画を、紅茶の時間のみなさんといっしょに観たいのです、とおっしゃって、まだ北陸新幹線が開通しないきのう、米原経由ではるばるいらしてくださったのです。

一枝さんが言ってらした「未科学」という言葉におおきくうなづく。科学を否定しているわけじゃない。だけど、科学ですべてが解明できるとは思えない、思わない。科学でなんでもできる、という傲慢さが、逆に私たちに大事なものを見えなくさせてもいると思う。

チベットが大好きで、行ったこともあり、昔から一枝さんがチベットのことを書かれたご本をよんでいたというOさん、まさかこの日一枝さんが見えるとは知らずに参加して、あまりのうれしさにほぼ泣きそうに感激してた!

写真は、シネマ後のきもちキャッチボールタイムの最後まで残った方達と。みなさま、ご参加ありがとうございました。まりこさんと共催できてよかったです。スクリーンやプロジェクターをお借りしたアルさんにも、ありがとう。

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なっちゃん、すばらしい映画をつくってくださってありがとうございました。こじんまりとでも「カンタ!」の上映会が連鎖していくといいな、と思います。一緒に見た後の語りあいのときも大事と思うから。

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紅茶シネマ。映画の前に/

昨日23日の紅茶シネマが始まる前のできごと。

「カンタ!ティモール」は、全編にティモールの人たちの歌声、かけごえ、ワークソング、ギター演奏、と音のあふれる映画です。なのに、まりこさんも私も、音のことすっかり忘れていて!スピーカーがなければ、「カンタ!(とは、歌え!という意味)ティモール」が、無音になっちゃう!!

準備のために早めにきてくれてた、いつもスーパーお助けマンのイタさんが、すぐに機転をきかして、DVDがセットできるパソコンを同じ町内の、倶利伽羅のひみかさんまで借りに走ってくれて、それにイタさんの車にあったスピーカーをつないで。無事に映画の音が流れてきた時、ほんとに安堵しました。イタさん、本当にありがとう!そしてパソコンをこころよく貸してくださったひみかさん、ありがとう。

おかげで紅茶シネマが実現しました。バックも暗くしてほんとに映画館みたいっしょ。Img_1217 Img_1219

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2019年10月18日 (金)

麦切りとほのこころ

今日のお昼は、麦切りのぶっかけおろし。
麦切り、とは、小麦粉でつくる細打ちうどんのことを、庄内地方ではこう言うそうです。コシがつよくて歯ごたえあり、おいしかった!ワカメとすだちをそえて、つるつるつる。Img_1188

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夜ご飯は、ほのこころの新米をたいて。
どちらもおとといの紅茶に、菊地くんが運んでくれた庄内の幸。
鶴岡生協さんからの約束の贈りもの、「穂心(ほのこころ)」は、たいてみたら一粒一粒がおおきくて、艶やかに光ってて、とっても甘かったです!

鶴岡生協さん、菊地くん、ごちそうさま!!の証拠写真。
9月に庄内で逢えた方たちと、きっとまた逢いたいです。

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