2018年6月22日 (金)

くりくり30さんと

20日の紅茶&草かふぇ。無事にしらさぎも動いて、約束通りに豊田からくりくり30トリオの3人の方がわがやを訪ねてくれました。
30年前に豊田で生活クラブ生協をたちあげた時のお話。トラックで食べ物を搬送してもらうには、それだけの仲間を集めなきゃならない。
豚一頭をグループでどう分けるかも話しあい、丸大豆を使わない醤油は買わない、と表明する。買う力、買わない力、のお話もとても面白かった。
豊田で生活クラブをつくって丸30年。くりくり30の名前の由来でもあるんです。
今年9月10日によんでいただくことになってるので、うちあわせ兼紅茶探検、で3人で見えたのでした。
草かふぇは、先週した中学の道徳教科書の話、津幡図書館でも28日まで教科書の展示していて、私が見てきた感想をすこし。
平和サークルむぎわらぼうしの今月のテーマがやっぱり道徳教科書で、そのまとめが届いたのでコピーして、草かふぇのおみやげにするというシンクロ。
あとは、集まった人たちとコミュニケーションワーク。自分の紅茶歴とどうして紅茶にくるのかな、をテーマにトーク。
紅茶にきだして22年の人、15年くらいの人、数ヶ月の人、0日の人、35年の人(私だ!)。
紅茶歴、長くても短くても優劣はなし、目的なくて紅茶にきてももちろんOK.
まあさんが紅茶にいるようになって17年。悩みのない人はいないな、って思ったことと、人が変化していくのをずっと見てきた、ってあたりが、まあさんの紅茶観です。
翌日、くりくり30トリオさんは、兼六園→鈴木大拙観→21美→しいのき迎賓館を楽しんだようです。途中、県立図書館でちょびっと教科書の展示もみれたそう。地元でまた見てみるとのこと。
草かふぇで道徳教科書を学んだ週がタイムリーに教科書展示期間と重なり、それをFBに書いたことで遠くに住んでる方も関心をもってくださり、
豊田トリオさんにもそのおすそわけが行き、、、さざ波みたいに関心波がひろがっていく。
こういうことが、ささやかな12条する、ってことだ、と実感してる。
来週23日の紅茶は2時から、クッキングハウス30周年ソシオドラマのライブDVDを見ます。
30日は1時から30周年の日の対談DVD、3時からソシオドラマDVD。一回ごと、300円いただいてクッキングハウスに送ります。
娘は昨日、クッキングハウスで対談DVDをみて、家に持ち帰り、石川の私に郵送してくれます。
186 うずまきアジサイ、日々、色がつき、、、。

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2018年6月14日 (木)

新しい道徳の教科書のこと

Photo 昨日の草かふぇでは、旭さんが、来年度から石川県内で使われるかもしれない中学生の道徳の教科書について、いろいろ教えてくださいました。道徳が正式の強化になって、国の意向がもろ、教育のなかで押しつけられていきそうな恐怖を感じるよ。

そもそも、たった45分で完結するように一話一話つくられてて、自由な意見をかたりあうことも、継続しての調べ学習もないなかで、きまった価値観を、っていうのが、本来の教育と違うよなあ。

来年度から使われる、中学道徳の教科書の展示が、6月15日から28日まで、県内でひらかれてるので、私は一番近くの河北センター(かほく市七塚生涯学習センター)9:30〜19:00(火曜から金曜)9:30〜17:00(土日)に見にいってこようとおもいます。意見をのべる用紙もそこにあるとのことです。

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2018年6月 9日 (土)

草かふぇで、コミュニケーションワークショップ

186 毎週水曜日の紅茶の時間ない、3:00〜4:00の1時間だけの草かふぇは、先週の6月6日で85回目。いつもはこの時間でめったにしないこと、してみました。簡単な、コミュニケーションワークショップ。

っていうのは、政治の話をするまえに、まずは相手とコミュニケーションとりあうのが大事、とふだんから思っていて、ちかごろの草かふぇではとりわけ、政治の話じゃない、きもちのコミュニケーションの練習をする必要がありそうだな、って思ってたからです。

①のウォーミングアップは、自分の特技、または好きなことを二つ言う。(ちなみに私のは、ちいさなことをうれしがれるとこと。どこでもすぐに眠れるという特技ーーただしそのせいで失敗したこと数知れず)
②のメインは、最近のちょっとうれしいことか、またはみんなに聞いてもらいたいことを話してみる。
③の残り20分は、たった今ここにいる人たちとすごした時間のなかで感じたきもちを話す、ふりかえりの時間。

これだけ、です。人の話をよこどりしない。否定しない。何かの報告でなく、自分のきもちを話す(きもちを言葉にするって、簡単そうで意外とむずかしい)。人の話をしっかりきいてないと自分のことばで話せない。自分のコミュニケーションのくせに気づける。

なによりも、いあわせた7人で、お互いの距離が、ぐんと近くなる。あ、こんなことをうれしいと感じる人なんだね、へえ〜、最近、そんなことにはまってるんだ。今度試してみようかな。などなど、発見がいっぱいあります。

社会のこと、ふつうに話そうってのが草かふぇだけども、たまにはこんな時間もありだね、って思ったよ。何より、楽しかったっす。

*****今後の予告をあわせて。

13日の草かふぇは、たぶん、道徳の教科書のはなし。
20日は、豊田から3人の方が訪ねてくれます。ふつう紅茶とふつう草かふぇを見に。
27日は、2時から、クッキングハウス30周年のソシオドラマミュージカルのDVDをみます。(1時間半、見る方は300円)。
30日土曜日は、そのDVDの、ソシオドラマを1:00〜。
休憩挟んで、3:00〜松浦幸子さん、松崎運之助さん(映画「学校」のモデルになったもと夜間中学の先生)、西野博之さん(たまりばの代表)の鼎談を見ます。この日も300円。またおっておしらせします。

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2018年6月 6日 (水)

ちいさいおうち紅茶

落合さんちのちいさなおうちに寄せていただきました。ちいさいおうち紅茶ができてもうどのくらいになるんだろう、、?15年くらい?

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落合さんは、ちいさいおうち紅茶のほかにも、おはなしやわらべうたや絵本や賢治さんや、、、いろんな場のために、このすてきなやさしい空間を開いてらっしゃる。

そういうつながりで出会っていったひとたちと、落合さんが毎月おはなしにいってる幼稚園のママたちと、2015年の秋にお話に行った時やほかの場所で聞いてくれた人たちとが、こういう場でまたあたらしい結び目をつくる。ほんとにほんとに大事だなあ、こういう場。 

5月末にお話きいたばかりの、山崎翠さんの「絵本で感じる憲法」のご本もご紹介しました。
はまだけいこさんの「平和ってどんなこと?」も、西郷なみこさんの「だれのこどももころさせない」も、あわせて。

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2018年5月31日 (木)

27回目の、律子さんのおはなし会@紅茶

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雨のなか、紅茶の時間の律子さんのおはなし会にやってきた子どもたち。小学1年生26人、2年生4人。玄関で私は30回、こんにちは!を言ったよ。おはなし会の前にあいさつしようとしたら、一番前の子が、誰?ってきくので、「みずのすうさん、ここに住んでるよ」っていったら「きれいな名前だね」。律子さんを紹介するとまた、「きれいな名前だね」と。

この日の絵本は、「手をつなぐ」、小学一年生がでてくる「うんちっち」(だったかな)、大型かみしばいの「そらいろのたね」(ぐりとぐらを見つけて、子どもたちおおよろこび)。そして、むかしばなし。すっごく集中して律子さんのおはなしに聞き入る子どもたち。

終わったらすぐに、今度はいつある?と聞かれました、よっぽど楽しかったんだねえ。今年で27回目のお話会は、年に一度、また来年、せんだんの花の咲く頃、かな。こどもたちが出て行くときは、まあさんがみんなとハイタッチして、送り出していました。
この日はおおきくなったひとたちも、おはなし会をいっしょに楽しみました。

先週といい、今週といい、めずらしく続きましたが、律子さん、ほんとにありがとうね。律子さんちでの平和のおはなし会は7月28日土曜日です。

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2018年5月25日 (金)

コラボ紅茶!

あと5日で福島に帰る石井いづみさんと、賢治さんを岩手のお国言葉で朗読してる細川律子さんと。
いづみと賢治とりつこのコラボ紅茶の時間は、いづみさんとの別れを惜しむ方、りつこさんの賢治を聞きたい方、ふたりに会いたい方たちで満杯、40人近くでこの時間を共有しました(テレビ金沢の人たちもいれて)。
いづみさんは、この日のために「賢治さんへのお手紙」をかいて、それを紙芝居にしてよんでくれました。本邦初公開!(この日は大好きな人たちがきてるので、いつもみたいにお話するのだと胸がいっぱいで言葉にならないとおもったから紙芝居にしたの、って、いづみさん、いってた)
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賢治さん、人間は原発というとんでもないものをつくってしまいました。
賢治さん、おしえてください、どう思いますか。
7年前の3月11日におきたこと。それから原発が爆発して、はじめは寒いとこにマットをしいてカーテンもしめて(放射能をふせぐために)、特養の入居者さんたちは寒さにも暗さにも耐えたこと。
クリスマスの時のキャンドルがあったので、ろうそくともした灯りの中で、昔話、思い出話、世間話、時には笑いもでたこと。
でもその後の数日間、入居者さんたちと、長い厳しい命がけの移動を強いられたこと。施設→スクリーニング場→避難所→スクリーニング場→避難所→施設、、、。
緊張と不安で胸ばはりさけそう。
4月5月、山々が新緑に染まる。山や雲に、さけびたいきもち。
山、山、山菜取ってもいいか〜〜、水、くんでもいいか〜〜。
トンネルの外から安否を問う声。
その声がうれしい時もあれば、煩わしい時もあった。
誰かを思い出す時、自分が笑ってないと、自分の顔が晴れてないと、思い出す顔も笑ってないと気づいた。顔晴れ、がんばれ。
賢治さん、地震や津波はまた来ます。
原発が存在しなければ事故は起きない。
存在するかぎり、事故は起きます。
次の世代に残すものは、よりよいもの、美しいものでなければならないのに。
福島は復興してるというけども、、。
いのちや暮らしをあきらめることを強いる社会はおかしいですよね。
賢治さん、私は何をしたらいいんでしょう。
避難してきて、何が大切かきづいた。
福島を見直すこともあった。
いつも静かに笑っている、そういう人に私はなりたい。
あらあらかしこ。
宮沢賢治様。
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いづみさんから賢治さんへのお手紙を聞いたりつこさんは、その手紙への返事、のようなきもちで「虔十(けんじゅう)公園林」と「雨ニモ負ケズ」を読んでくれました。
けんじゅうさんのお話は、本当のしあわせってなにか、いつも気づかせてくれる大好きなお話。紅茶でこれまでもりつこさんに読んでもらったけど、昨日のはなんか特別に聞こえたな。
「雨ニモ」の最後の行は、「いつも静かに笑っている そういう人に私はなりたい」。
いづみさんとりつこさん、何のうちあわせもしていないのに、賢治さんを介して以心伝心、文字通りのすごいコラボになりました!!
いづみさんはこれから福島のおうちで、ブツブツ交換処(ぶつぶつこうかんじょ)、というのをはじめるそうです。ブツブツ、、、と、きもちを出してみる。ブツブツを聴く、うけとめる。交換処、はよろこびをまじわらせるところ、かもしれないね。
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この日は、賢治さんの物語にでてくる色を、化学実験してみんなで実際にみる、ということをしてる四ヶ浦(しかうら)ひろしさんも見えました。
賢治さんが見て美しい、と思ったものを、自分も見て感動する、そんな実験です。
実は、しかうらさんは娘の未満児保育園時代の同級生のお父さん。コラボ紅茶のおかげで私も何十年ぶりに再会できました!
185 写真は、いづみさんと能登で深くつながった「のと女(のとじょ)」の志田さんちの畑のジャガイモの花。きのうはのと女仲間もいっぱいみえてました。「11の会」の浅田さんご夫婦も。いづみさんの東京のおともだちご夫婦も。

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2018年5月21日 (月)

うすき紅茶のじかん

2月に臼杵によんでくださった奥田ふみこさん、4月の市議選で見事当選、3期目の議員さんのお仕事にはいりました。

ふみこさんは「元気力ネットワークうすき」というグループの代理人として選挙に。その総会でおはなしさせてもらったのだけど、だれもふみこさんを「先生」って呼ばない、そういう関係性がすてきでした。

築100年の古民家が、元気力ネットワーク臼杵のお部屋。4日間臼杵にいさせてもらって、その間に3回も話をきいてもらって、それからふみこさんの言ったこと。ねえ、うすき紅茶の時間、はじめてもいい?と。
もちろんもちろん、と返事しました。
めちゃめちゃうれしかったですよ。

185 それ以来、築100年の古民家で毎週水曜の午後、うすき紅茶がひらかれているのです。きもちのこと、暮らしのこと、生活のこと、困っていること、社会のこと、そういうことが安心して語れたり、相談したりできる場所、としてうすき紅茶がひらかれてることがうれしいです。

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2018年5月19日 (土)

5月3日の憲法クイズ

古くからの紅茶仲間、Kさんの仕事は観光バスガイドさん。彼女のガイドで体験した2度の紅茶ツアーは、ほんっとに楽しいバスの旅でした。
観光地にくわしいだけじゃなく、それをいかに楽しく聞いてもらえるかすごく研究してる。面白くてためになるご当地クイズにもユーモアを欠かさない。
そのKさん、一昨年の夏から紅茶ではじめた草かふぇに、来れるときには来て、憲法のこと社会のこと、一緒に楽しく学びあってきた。
家族や近い人に憲法のこと話すのはまだまだむずかしいけど、自分には自分の表現できる場所があるから、ああ、なんとかちょこっとでも伝えられないかな、ってずっと思ってたというKさん。
今年の5月3日に、彼女がバスの中でお客さんたちとしたという憲法クイズの話、先週の草かふぇでとても楽しく聞かせてくれました。

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今日は何の日?からはじまった憲法クイズは、こんなふう。
         ↓
「憲法記念日、ってことは、いったいこの憲法は何歳になったんでしょう? 71歳ですね。長生きですね。
ところで憲法には何条まであるかご存知ですか?次の4択からお選びください。
①9条②13条③103条④わからん条(笑)」
9条にも何人か、13条にも少し、103条にもぱらぱら、、とお客さんの手があがったけど、一番答えの多かったのは④のわからん条だったそうです。正解は103条。
ついでに、「13条ってすっごくいいんです、いいこと書いてあるんですよ〜、一人一人が大切でとりかえがききませんよ、って書いてあるんですね」と付け加えることも忘れない。
「では、もう一問。
この憲法を守らないといけない人は誰でしょう。次の中からお選びください。
①国民②国会議員③裁判官④安倍首相(失笑もれる)
①の国民に多くの手があがりましたが、正解は②と③と④です。
権力持ってる人は好き勝手しちゃいけないって書いてあるのが、憲法なんですね〜。
平和っていいですね、バスの旅も平和だからできるんですね〜。
新聞に「平和の俳句」っていうのがありました。
そこでみつけたのが、「平和とは 幸ある言葉 春を待つ」
こんなのもありました。「平和とは 朝がくること ほんとだよ」
ではもう一句。「平和とは 食べたり寝たり バスの旅」(笑)(これはKさんの自作です)
ではトイレ休憩です。みなさま、お疲れ様でした〜〜」
なんともお見事!草かふぇのみんなから拍手!
もともとクイズ大好きというKさんだけど、伝えたい!の「たい!」がなければこういうことしようと思わないし、勇気もいるし、ふだんの努力もいるし。
それは憲法を大事に思うきもちがつよいからこそ、なんだろうなあ。
「バスの中にはいろんなお客さんいるけど、ちょこっとでも感じてくれたり、平和のこと考えてくれたらいいな、って。でも、こんなふうに思えるのは草かふぇで学んだおかげだよ」とKさん。
この言葉に胸が熱くなる。だって、こんなふうに憲法を自分ごとにして、自分の言葉で伝える人が一人でもふえてほしくて、草かふぇはじめたんだもの。
その証拠を、まざまざと見せてもらった気がしたよ。
草かふぇは、知ったことを、どんなふうにいおうかな、いったらいいかな、とみんなの知恵を借りる場でもあります。
インプットした知識を消化吸収して、自分の言葉で表現し直す、アウトプットするって、ほんっとにむずかしい。
5月3日の前の週にKさんはやってきて、どう伝えようか、みんなと話しあいました。それって草かふぇの、うれしいうれしい使い方です。
毎週はやってない草かふぇを、伝える練習の場として、どうぞご活用くださいませ。
(あ、今週23日はとくべつ紅茶「いずみと賢治とりつこのコラボ紅茶」2:00〜のため、30日はりつこさんのちいさいひとたちのためのおはなし会3:00〜のため、草かふぇは2週連続おやすみなります)

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2018年5月10日 (木)

紅茶の時間の、現在位置確認

この前いきなり、全然知らない、遠くの県に住む方からお電話で、「紅茶の時間はじめたいんですけど、この名前つかってもいいですか」って聞かれたのです。わけをお尋ねしたら、「そちらでしているような、政治のこと気軽に話せる会をつくろうと思って」とのこと。聞いたとたん、あれ?何か勘違いされてる、って感じました。

どこで紅茶のことを知ったのかお聞きしたら、ブログをちょっと読んで、だそうです。あ、そうか、私のちかごろのブログやFBでは、憲法のこととか国会とか、たしかに「セイジテキ」な話題が多いですもんね。(それは、今黙ってると、私の望まない方向に憲法がかえられてしまいそうな危機感がすんごく強いことの裏返しでもあるのですが)

でも、政治のことを話す場として、私や紅茶のことを全く知らない人が紅茶をはじめることには、ちょっと違和感がありました。しばしその方とお話をして、では、せめて「きもちは、言葉をさがしている」と「わたしとあなたの・けんぽうBOOK」という2冊の本だけはお読みいただいて、それからはじめてくださいませんか、とお願いしました。
紅茶は家元制度じゃない(笑)から、許可するもしないも、ほんとはないわけで。だけど、紅茶が大事にしてきた部分だけはわかっていただいたうえで(それは2冊の異なる本を読んだら少しわかる)、紅茶の名前をつかってほしい、と思ったのです。

川越紅茶も川口紅茶も、今は場としてひらいてなくても京都紅茶も、そこをしっかり共有してる。今年2月に臼杵に呼んでくれて大好きになった人が、紅茶はじめてもいい?って言ってくれた時は、ほんとにうれしかった。それ以外にも、名前は違っても、紅茶の時間の芯を共有してくれてる人たちが、自分の住む街で心ひらいてかたりあえる場をつくってくれてることは、うれしいうれしいこと。

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もともとの紅茶は、いのちを一緒に育てる場としてはじまりました。子育てから出発して、絵本やたべものや、生と性、人権、自分のきもちを言葉にしていくこと、自分を認めること、コミュニケーションの練習、それと並行して、社会で今おきてることを平らに自由に話せる場として、仲間たちとともに育ってきました。とってもささやかな場だけど、35年かけてこうなった、大切な場です。

30年くらい前とは違って、今はちっともはやっていない毎水曜午後の紅茶の時間内で、一昨年の夏からは、1時間だけの草かふぇをはじめました。毎週たった1時間でいいから、社会について話す時間を確保して、憲法や政治のしくみを一緒に学び、考え、自分の言葉でそういうこと語れる人をふやしたい、と思ったからです。
午後いっぱい、じゃないとこがいいのです。毎週毎週少し、だからいいのです。

はやらない紅茶には、昔からいろんな人が出たり入ったり。時には心折れそうな人、しんどさを抱えた人、わけありの人、誰にも言えない苦しみを吐き出したくて来る人も、時にいます。そういった方たちの個人的な話を、ブログやFBで書くことはないので、表面的には、紅茶のトピックが憲法で、紅茶=政治の話をするとこ、と誤解してる人もいるかもわかりません。

でも、違うよ。
パートの帰りにお茶一杯だけ飲みに来る人も、介護の合間にちょこっと寄る人も、とるに足らないような小さなうれしい話を分け合いたくてくる人も、泣きたくてくる人も、ほっとしたくてくる人も、いる。本来の紅茶はそういう場です。意識高い系の場所ではないし、また、そうしてはならないとも思います。何気なくふらっとこれて、何気なく社会のことふつうに話せて、きてよかったな、と何気なく思えたら、それでいいな。

お電話もらった時の違和感を必死に言葉にしたら、こんなに長くなっちゃった。でも、紅茶の現在位置確認、今しとこう、て思った。読んでくださってありがとう。

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2018年5月 9日 (水)

浜矩子さんのお話おすそわけ@草かふぇ

173 今日の草かふぇは予告編通り、浜矩子さんのお話のおすそわけ。

草かふぇでいつも大事にしてるのは、他人の言葉やメディアの言葉の受け売りをしないこと。へたでも、つたなくても、自分が感じた自分の言葉で語ること。その原則からいうと、浜さんの言葉を私がいっぱい話すのは、いつもとちょっと違うのだけど、今日は、ま、ごかんべん。私が20分くらい話を紹介したあと、感じたこと、浜さんの言葉でいいと思ったこと、ここは自分とちがうな、と思ったこと、などなど、語り合いました。

今日お渡しした浜さん話のプリントをここにも。長いです!

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71回目の憲法記念日、浜矩子さんの講演「安倍改憲阻止のために」。それぞれ3つのキーワードをもとに。
①なぜ改憲阻止なのか②どうすれば阻止できるのか ③これから我々はどう進むべきか

アホノミクスで問いただすべきことは何か。ここでも3つの柱。
①根ざしてる場所は?② 正体は何?③君の名は?

私たちはどう進むべきか、にも3つの柱。
①野党はどう進むべきか ②市民はどうか ③合言葉は?

これだけじゃ完全にミステリーなので、その読み解きを。

     ↓

1.なぜ改憲阻止なのか。グローバル時代のキーワードは2つ。

①誰も一人では生きてはいけない②誰もひとりでは突出できない。

日本国憲法は、グローバル時代の正しい生き方の指針となるもの。一国主義では生きていけない現代で、生き抜く方向の先端、その3つの指針が、前文に。
①諸国民との協和②平和を愛する諸国民の公正と信義への信頼③自国のことのみに専念して他国を無視してはならない。

その例が3.11のあと、福島にあった自動車のたった一つの小さなの部品の工場がとまったことで生産停止になったこと。

2.どう阻止するか=問いただすべきことは何か。この3つを問えば倒せる。

①根ざしてる場所=私たちをどこに連れて行こうとしてるのか。

戦後レジームからの脱却。戦後の枠組みがいや、ということは?私たちを戦前、21世紀の大日本帝国に連れ戻したいのだ。それをめざしてるから改憲したい、と見据えること。

②正体は何?愛国主義者ではなくて、あいぼく主義者。僕ちゃんを愛してる。トランプも、僕がすべて。去年の衆院選は、国難突破でなく、僕難突破だった。

③君の名は?の意味は、決して敵の言葉で語らず、ということ。他人が作った言葉で会話しない。

例えば、「働き方改革」は自分たちに都合よく作り出された言葉で、経済用語でもなんでもないのに一人歩きしている。私たちがそれを当たり前に使っちゃいけない。敵が持ち出した言葉の裏にある真意を見抜く、本当の名前は何なんだ、と。働かせ方超効率、とか、「裁量労働制」は、タダ働き青天井うんぬん、とか。

本名を知られると神通力を失う。アホノミクスという名付けも、その発想から生まれた。

3.私たちはどう進むべきか。

①野党は?多党化の中の連帯、共闘を貫いてほしい。別れたからこそ仲よくできる、離婚後のカップルのように。もとのさやに納まるのはだめ。

②市民は?森を見て木を見ず。個別の提案にこだわってはいけない。たとえば、教育無償化とか、同一労働同一賃金とか、柔軟な働き方、とかならいいんじゃないか、とか。それは同士の分断をもたらす。
個別の木々の枝ぶりに目を奪われていると森を見失う。その考え方は、21世紀の大日本帝国に養分を与えるだけ。真意は、ひたすら労働生産性の向上、と心すること。

③私たちは合言葉を持とう。「闇を切り裂く光」としたい。

カトリック信者の自分、これは聖書のヨハネによる福音書からの言葉。

「はじめに言葉があった。言葉は神であった。言葉は神と共にあって、言葉は世を照らす光であった。暗闇の中で光は輝いていた。しかし暗闇は光を理解できなかった」。

神である光、言葉が光、だからこそ、敵の言葉で語ってはいけないのだ。これからは光チームと闇チームの綱引きだ。

****と、こんな感じでした。

誰かの話をきいて、それを自分なりに咀嚼して伝える作業は、また自分の血となり肉となります。いいと思うところを受け入れて、また前に進んでく。

先週のキーワードだけではちんぷんかんだった方に少しでもご参考になれば。

私の気に入った言葉は、①敵の言葉で語らず②本名を知られると神通力を失う③闇を切り裂く光、です。

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