2009年11月13日 (金)

賢治さん

Photo_6 関西からもどった翌日の11日は、律子さんの賢治の時間@紅茶。今年初の、薪ストーブに火の入った日でもあり。

寒い雨の日で何人みえるかな、と思っていたけど、能登から、能美から、金沢から、高岡から、それに紅茶ははじめての金大の学生さん2人、紅茶にはよく来るけど、賢治さんのには17回目にしてはじめて来れた、というひとも何人かいて、計12人。ちょうどいい人数で賢治のワークショップ。ことしは、「どんぐりと山猫」を読む。

後半は、律子さんによる朗読で、賢治さんの詩の世界を。

今年は、6月に川口のちいさいおうち紅茶の夜の、賢治を読む会。10月の西東京紅茶では、川口のYさんが「いちょうの実」を朗読してくださり、今月末は、私が新潟三条の賢治の会にまぜてもらい、と、律子さんの賢治つながりが、なぜかたくさんある年。

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14日は、「子どもの権利条約フォーラム2009 in とやま」に、紅茶の時間のブースをだして、紅茶の本屋さんを。

紅茶のお店は12時から5時過ぎまで。@富山国際会議場。

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同じ日の14日、午前10:55~ 石川テレビの番組「アングル」で「チャンゴと侘助」が放映されます。10月に珠洲にいったとき、お茶をしによった新ちゃんちの、小学2年生のわびすけくんを追ったドキュメンタリー。韓国の太鼓・チャンゴにはまってる彼を見たいので、録画して出かける予定。

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15日は、九条の会・七尾 4周年記念として、

中村哲さん講演会が七尾で。

「医者 用水路を拓く ~~アフガンの大地から世界の虚構に挑む」

 1:30~4:00   @ワークパル七尾  (入場無料)

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2009年11月 2日 (月)

問いを投げる

隣町の母子保健推進員(略して、ボスイ、というのだそうだ!)さんたち14人が、紅茶の時間の”視察”にみえた。

といっても、ふつう紅茶の日にそれだけの人数がその目的でみえると、逆にふつうの紅茶っぽくなくなっちゃうので、水曜日でない日に、臨時紅茶を。

私が一方的にお話するんじゃ、なんだかなあ、って思っていた。みなさんがわが家に入ってこられるお顔を見たら、予想以上に、わくわく!不思議な場所!ここはいったい何?!っていう、いい感じの表情をなさってたので、「せっかく視察にみえたんですから、知りたいこと、不思議に思うこと、なんでも訊いてください。たとえば、トイレはどこですか?からはじめてもいいですよ」と、私を質問攻めにしてもらうことにした。

・津幡を選んだわけ・名前のこと、本名ですか?・紅茶はいつしていますか・どんな両親、どんな家族でしたか・どんな子どもだったの?・ブルーなお母さんが来たとき、どう接したら・自分が元気ないときは、などなど、質問がぽんぽんとびだしてきた。

答えられるものについてだけ応えているうちに、いつのまにか、問いと問いがリンクして、家族のものがたりが浮き彫りになり、紅茶のものがたりへとつながってくるおもしろさ。

あっという間に時間がたって、しまい間際に、「しあわせまわし」―― ごく最近の、ささいなうれしいことを、二人一組になって、話す、聴く、というワークをしてもらって、視察は終了。

問いは、おもしろい。投げかけられて、はて、と考えることから、思いがけないことを想い出したり、新しい意味を見いだしたり、自分の気持ちを見つめたり、確認したり。ボスイさんたちがみえたこの日も、はからずも、そうなった。たくさんのすてきな、素朴な、率直な問いに、感謝。

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Photo_2 ある週の紅茶にはじめてみえたひとと話していて、途中で、「ん?」と思ったことを、彼女に尋ねなおしたことがある。その問いのボールを、そのかたは聞き流さずに、受け流さずに、そのあとも、胸の中で何度もころがしたみたいだ。

ずっとあとから、あの日の問いに、彼女があたらしい答え(のようなもの)を出したことを知った。やっぱり投げてみて、よかった。

もちろん、問いは、かならずしも答えを要求しない。立ちどまって考えることが、きっと大事、なんだろうと思う。

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2009年9月29日 (火)

いきあたりばったり絵本をつくる

Photo カメリアーノさんの、エゴコロ開くおえかき教室 + 絵本と石けんの店・宇吉堂のミニミニ版 in 紅茶の時間。

20日の日曜日、ちょうど10人の"生徒"が集まった。渡された白い紙に、まずは、虹か、お日様か、雨・・を描く。

色鉛筆でも、蜜ろうクレヨンでも、すきなもので、すきな色で。

Photo_2 まあさんの描いた虹。

次のページは、野菜か花か、そこにあるものをよく見て描く。

Photo_3 私は、カメリアーノさんがうちの前の草むらから摘んできてくれたシュウカイドウを。お次は、この紅茶の部屋からみえる、外を描く。

信じられないくらいの集中度で、えっ、もう3時間もたつの?!という感じで、時間が過ぎた。

4ページ + しっかりした表紙がついて、カメさんが即、その場で製本してくれて、できあがったいきあたりばったり絵本は、このひとのも、あのひとのも、彼のも、わたしのも、なんてすてきな・・・!!今日、この日の、生まれたての、たからものの絵本だ。

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このところ、というか、正確には8月末くらいから、こんなきもちするの、生きてきてはじめてだよ!っていう、いろんないろんな、お初のきもち、を、いろんな場面で、びっくりするくらい、何度も体験させてもらってる。

この日も、そうでした。

いや・・・・、ほんとはきっと、毎日、そうなのかも、しんない。

だって今日という日は、毎日が、生きてきてはじめて、の日。

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2009年9月10日 (木)

秋さん

098 あら、秋さん、おひさしぶり、と思わず声にでた。

あなたに似たひとをなんどか見かけた気がするけど、やっぱりひと違いでした。すれ違ったときの、なつかしい風のにおいで、あなただとわかりました。

9月10日は、ことしはじめて、金沢で秋さんと再会した日。

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昨日の紅茶。さわこさんが持ってきてくれたいくつかのコカリナ。高い音、低い音、木によって違うコカリナの澄んだ音色に、うっとり。アメージング・グレイスや、大きな古時計や、合奏できいたらハーモニーがさぞかし美しかろう、ビバルディの四季、などなど。

保母さんしてるさわこさんは、子どもたちとのお散歩のときも、コカリナを首にさげて、よく吹くのだという。この日も聞かせてくれた♪あっるこう、あるこう、わたしはげんき~、もきっと。

9teas仲間、コカリナを注文してたけど、いつか一緒に演奏する日がくるかしら。

この日、なにげに紅茶にきたひとは10人あまり、おなじみさんも、愛知県からはじめて見えたひとも、18年ぶりのひとも、紅茶で逢うのは何年ぶりかのさよこさんも。

コカリナの演奏とさわこさんの歌のあと、9teasの3人+さわこさんとで、いしかわピース9でうたった「graduation」を、京都の順子さんがCDにいれてくれたピアノの伴奏つきで、紅茶ではじめて歌いました。

8月のあの日、グループをつくって、ひとまえで歌う、という貴重な体験をはじめてさせてもらった9teasの私たち。

こんなすてきな歌があること、知ってもらいたいなあ、という、はじめはごく個人的な私の想いと、「自分の想いは自分で表現しなくっちゃ、ね」というさわこさんのひと言と、それを具体的にあとおししてくれた順子さんのピアノ、9teasの仲間たちの存在。

それらすべてのおかげで、こんなにいい年になってからでも、こんなきもちはじめてだよ!という経験ができたこと、ほんとに感謝。「~したい」というきもちと、ほんの少しの(でもないか、かなり必要だったかもしれない)勇気。その勇気をだした、私を含む9teasに、あらためて、拍手。

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2009年7月22日 (水)

送りだす歌

Photo_7 とうとうわが家にカブトムシがあらわれた。

今や大木になった庭のクヌギ、この木の樹液はオオスズメバチだけでなしに、カブトムシの大好物らしいし、積んである薪の山にもクヌギがまざってるから、もちろんいても不思議はないのだけど。この子の勇姿だけ写して、すぐ庭に放しました。

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NHKディレクターのSさん、もう転勤の日が目の前だというのに、この日の紅茶にわざわざご挨拶にみえた。彼が「ほめシャワ」を二つのお店で見つけて、これ何だろう?って思って取材にきてくれたおかげで、あの冊子のことがローカルと全国放送とで紹介されたのだった。

いつもは静かなふつう紅茶がなぜかにぎやか、初対面のひとも多かったので、Sさんがつくったローカル版の映像を、もう一度みんなで見た。

本物のウグイスの鳴き声、紅茶の風景、BGMで流れる「Graduation」、中学校の授業の様子、それから、感謝の言葉が輪唱のように重なる場面、「ありがとう」の文字、飛び立つタンポポの綿毛・・・映像が終わったとたんに、見ていたみんなから、期せずして拍手。

時間がなく長居のできないSさんが席をたつと同時に、CDから流れてきたスーザンさんの「Graduation」。(なんとよく気のつくまあさん!)そう、この曲で卒業してくんだ、この歌で送りだすんだ、って誰かが言って、またみんなで拍手しながら彼を送り出した。

知り合って3ヶ月くらいのおつきあいだったけど、何度も紅茶に足をはこんで、映像にうつらない部分の紅茶もいっぱい感じ取ってくれた若いディレクターさん。この歌で送るのが、一番ふさわしい。私もなんだかじーんと来ました。

転勤先の東京でも、どうかいい仕事をしてください。クッキングハウスにも行ってみてね。

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この日、紅茶にはじめて見えた箕面のUさん。数年前からいつか紅茶に、と来れるタイミングを待っててくださったそうだ。

何してるひとだろう、よくひとの話が聴けて、的確に答えるひとだな、と思っていたら、紅茶の誰かが質問してくれて、謎がちょっととけた。母乳育児のサポートを、ボランティアで24年間もしてるひとだった。

彼女がお手伝いしてる団体の名前は、私も聞いたことがある。

ラ・レーチェ・リーグ日本 http://www.llljapan.org/index.shtml

日本の各地に、ラ・レーチェ・リーグの集いがあって、母乳育児をしたいお母さんたちの集いをひらいているとのこと。

Uさんの話にはネバ・ベキ(母乳で育てねば・べき)論がなくて、安心して聞けたのと、母乳に関する間違った思い込み(刷り込まれた思い込み)にもいっぱい気づけたことなど、紅茶の後半は突然、ちょっとした授業の時間になった。

居合わせた人のなかには、娘さんのお腹にいま赤ちゃんがいる人や、もうじきそういう可能性のありそうな娘さんのお母さんもいて、自分たちの世代では間にあわなかったけど、次の世代には、こんな情報もあるよ、と教えてあげたい、と思ったみたいだ。

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ラ・レーチェ・リーグの本で一番お勧めなのが、
「改訂版 だれでもできる母乳育児」とのこと。
メディカ出版発行 2,520円(本体2,400円+税)A5版 約400頁

いつか何かのご参考までに。

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2009年7月 1日 (水)

shoppeという場

09 5回目の紅茶shoppe。
最終的には18ものお店がひらきました。

開店と同時ににぎわうお店、
ランチもすんで、1時近くになればどうやらひと段落して、静かになる、というのがこれまでだったけれど、
ことしはそれからもまだまだ、お店やさんとお客さんとのあいだでいくつもの島ができ、それぞれなごやかな語り合いが続いていた。

いくつものおしゃべりの島を眺めながら、
毎週の紅茶とはまた違う空間がここにあること、
shoppeという場そのものが育ってきたこと、を思った。

年にたった一度でも、回を重ねるってやっぱりおもしろい。

年に一度だけ、ここで会えるあのお店、
あのひとのあの味、あのひとのおなじみの作品、あたらしい作品。

はじめての人がはじめてのお店を出すわくわく感。
毎年、お客に専念してます、と欠かさず来ることで
shoppeを支えてくれてるひとたちもいる。
売る楽しみ、買う楽しみ、再会する楽しみ。

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自分のお店を出すのがずっと憧れで、夕べ遅くまで、
プラ板のキーホルダーをつくっていたという女の子。

お母さんのケーキを買ってくれた人におみくじを引いてもらう、という
「おみくじやさん」をひらいた男の子は小学2年生。
なんとか自分もお店やさんをしたくて、
shoppeの前の晩に考えついて、景品をそろえて準備したそうだ。

ちいさな女の子も、男の子も、そりゃあ、おとな以上にわくわく、どきどきだったろうね。

はじめて陶器やさんをひらいた男のひとが、
帰りぎわに言ってくれた言葉、
「しあわせな時間を、ありがとうございました」。
なんてうれしい。それはほんとに、こちらこそ。

みんなのいい顔が、しあわせな時間をつくる。

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Photo 今回もみごとな裏方さんしてくれていた夫。
紅茶キッチン、と名づけたおそうざいのとり方説明やら、
冷たい麦茶おかわり係、お皿のかたづけ、その他もろもろの目配り、気配り。

ちかごろの紅茶のおおきな場面は、
彼の助けなしにはもう考えられないくらい、頼りにしてる私がいること、この日はとりわけしみじみ感じていた。

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2009年6月 4日 (木)

紅茶の時間から中学生への贈り物

Canvp9dy みどりの若葉を背景に、鳥たちのさえずりをBGMに、白山市の中学校で先生をしている越川由美子さんは、いつもどおりの自然体で(彼女のブログをよむと、始まる前はかなり緊張してたらしいけど)、この日集まった20人ほどの私たちに語ってくれた。

とくべつ紅茶「紅茶の時間から中学生への贈り物」。

お話の中心になったのは、前に受け持っていた中学生たち3人と一緒に作った絵本「なずなちゃんの笑顔」と、「ほめ言葉のシャワー」の授業のこと。

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大きな紙芝居になった「なずなちゃんの笑顔」、ゆみこお母さんのアシスタントで紙芝居を持つのは、小3のひろっち。

紅茶にきてた富山のまゆさんが、障がいを持つ娘のゆいちゃんの一番安心していられる場所は、よそのどこかではなくやっぱり自分のおうちだと気づいて、「ほっころろ~んの家」を自宅ではじめてから、「ほっころ」はまた新しい一つの、きもちの居場所になった。

ゆいちゃんの体調がとても悪くなって入院していたとき、同じ病院で、まゆさん・ゆいちゃん親子とほっころの仲間たちは、なずなちゃんとその若いご両親に出逢う。

1年と8ヶ月のいのちをせいいっぱい生きたなずちゃんのこと、お母さんの千なみさんがほんの少し語ってくれたある日のとくべつ紅茶の場で、ゆみこさんは千なみさんとはじめて出逢った。

絵本づくりのお話からも、絵本そのものからも、ゆみこさんがなずちゃんのパパとママのきもちを大切に預かって絵本にしていったこと、さりげなく、でもしっかりと、この絵本にかかわった子どもたちを守っていること、ともに育っていること、がとてもよく伝わってきた。

こんなふうに一人ひとりを大切にするきもちと意識を持つ大人が、中学生の先生をしてくれてることに、聞きながらいっぱい感謝。

絵本の最後に登場する、なずちゃんの妹のみわちゃんのページには、

「みわちゃんは、なずなちゃんの分も生きるのではなく、なずなちゃんと共に生きていくのです」と。

                  ****

「ほめ言葉のシャワー」の授業の様子は、NHK金沢版の放送をDVDで見てもらってから。

ゆみこさんはもともと、「ほめ言葉のシャワー」という言葉に出会う前から、内容としてはそれと同じことを、これまでの授業の中でずっとしてきてたのだ。

(それは紅茶にもあてはまる。昔から、一人ひとりのいいとこみつけを、紅茶はずっとしてきた気がする。その積み重ねの延長線上に、「ほめ言葉のシャワー」という新しいすてきな名前をもらって、その意味がもっと深まったと同時に、多くのひとのきもちにもふれることができたのだと思う。)

中学生たちが書き出したたくさんの、「言ってもらうとうれしくなる言葉」、「こころがよろこぶ言葉」の数々を読ませてもらった。ほほえましくて、かわいくて、きらきらしてて、みんながんばってて、おもわず顔がほころぶ。

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冬の間にきまっていた今回のとくべつ紅茶の日にち。まさにその一週間前に、この日はじめから話す予定だったほめシャワの授業風景がNHKで全国に流れる、というすごいシンクロ。

でも紅茶って、なぜだかふしぎとこんなシンクロが起きる場所なんです、と私もはじめのあいさつで言ったけど、その予想をうわまわるシンクロが起きた。

京都のおうちカフェふうさんたちと一緒に来ていた、この春、京都の大学を出たばかりの若いひとが、なんと、ゆみこさんの教え子だった!しかも彼女は、この日のゲストが、自分の中学時代の先生とはつゆ知らずに、はじめての紅茶に来て。

夕ご飯つき放課後前のこの日のとくべつ紅茶は、「授業参観のつもりできました」とおっしゃるお母さんと、娘のひろこちゃん、それぞれに、ゆみこさんから贈る感謝の言葉でしめくくられた。

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近所に住む現役中学2年生のさおちゃんが、とくべつ紅茶にも、また夕ご飯タイムにも来てくれて、いっそううれしかった。ゆみこさんはもちろん、私たちにとっても。

小1のときから6年間、毎週ここに来てた彼女にとって、紅茶はたしかにもう一つの学校だった。その学校で、一人の大人としての、ゆみこさんにもたびたび出逢ってたさおちゃん。ごはんのあとは、おとなたちが胸のうちを語り続ける横で、ひろっちと二人でこっぽり遊んでて、それもまたうれしい場面だったな。

ゆみこさん、お母さん、ひろっち、親子3世代で来てくださって、ほんとうにありがとう。こんなふうにその場を作ることのできた紅茶が、私はちょっぴり誇らしい。

この日の紅茶の時間のこと綴っているゆみこさんのブログは、こちら。

     ↓

http://koshinene.blog59.fc2.com/blog-entry-202.html#comment

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2009年5月13日 (水)

贈りものの旅

Photo ← ウワミズザクラの葉の向こうから、さしこむ朝の陽。

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13日の紅茶は、5月の恒例、律子さんの、ちいさなひとのためのおはなし会の日。

毎年、20人ほど学童の子たちがやってくるのだけど、今年はいつもより多くて、30人以上も。顔なじみのお兄ちゃんは、一年のときからこのおはなし会に来ていて、こんな場ではすっかり頼れるリーダー格だ。

この日は、はるばる津軽からtodayさんが紅茶を訪ねに来てくれた。35年の長いときを越えて、はじめてお逢いする。

私の最初の本を読んでお便りくれたときは、まだ高校生だったという彼女。私からのはがきを持参して見せてくれたおかげで、私自身、思いがけなく35年前の自分とも再会できた。

語りつくせないいろいろなことがあったろう彼女の歳月、夫さんとの今回の二人旅は、ものすごく濃くてゆたかな、贈りものみたいな旅。

思いきって出かけてきた分、心のなか、おみやげ満杯にしてってほしいな、と願っています。残りのいしかわ時間をじゅうぶんに楽しんで。

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2009年5月 8日 (金)

5月のホリデイ紅茶

5

  ↑ 4月の桜、次はお向かいの家の桃の花、そして5月にはいると藤の花。

14,5年前に友人宅から小さな藤をもらって植えたのが、どんどん大きく育って、いまではその子どもや孫の藤まで、今が満開の花のとき。

この藤の花を撮ったあと、数メートル先の桜の枝にふと目が行った。気のせいか、枝に絡まってる藤づるが動いたような。

よ~~く見た、気のせいじゃなかった、ヘビいちのすけくんだった、1メートルぐらいの!(ひょっとしたら、この写真の奥のほうに写ってたりして)

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連休最後の日の紅茶は、ほとんど県外からのひと。大阪、京都、富山、わずかに石川は小松から。

その中に、取材のテレビカメラがはいったものだから、いつもふしぎなホリデイ紅茶が、さらに輪をかけて、ふしぎな紅茶になった。

来週木曜日の14日、夕方6:00からの、NHK金沢の地域ニュースで、「ほめ言葉のシャワー」をめぐるあれこれがとりあげられるとのこと。何も知らず、たまたまやってきたひとたちとなにかしてるとこが、画面にちょこっと登場するのかも。

カメラは、ほかにも、学校の教室やおうちを訪ねたりもするらしい。どんなふうに紹介されるのか、少しドキドキするけど、楽しみです。

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2009年5月 6日 (水)

旅人になって

紅茶と紅茶、2つの水曜をはさんだ今年のゴールデンウィーク。紅茶以外の日は、夫婦でほんとうに豪華な(でもお金はあまりかかっていない)、連休の日々を楽しんだ。

30日木曜日の紅茶ミステリーバスツアーにはじまり、

金沢では2年目になる「ラフォル・ジュルネ」(熱狂の日々、という意味のフランス語)音楽祭、今年はモーツアルト ーー金沢駅前の音楽堂や駅構内、もうそこいらじゅう、約150ものコンサート、生演奏の音楽が流れる3日間。

21世紀美術館でのねむの木のこどもたちとまり子美術展

新しくなった近江町市場の探検と、ターシャ・チューダー展と、憲法の日の集い、をはしごで。

というふうに、連日、いつもと違う金沢の街で旅人になった。

それにくわえて、4日の朝には、NHKラジオ・鎌田實さんの「いのちの対話」公開収録も津幡町でひらかれ。

                 ***

そして今日が連休最終日。ホリデイ紅茶には、ふだん来れないひとがひょっこりとやってくる。先週は大阪から、今日は京都のひとが見える予定。

来週は、ふつう紅茶の途中、3:45から、細川さんのちいさなひとたちのためのおはなし会を、近くの学童の子どもたちと。その日はもっと遠くから紅茶を訪ねてやってくる、逢うのははじめてのひとも。

             *****

わが家のクヌギの樹。ただいま花ざかり。

094たった今、ウグイスをすぐ近くで聴いた。

いた、いた!目の前のクヌギの枝にとまって、鶯色、というより、まるでクヌギの木の幹みたいな渋い色の小鳥が、ホ~~~ホケキョ! ケキョ、と鳴くとき、のどをふるわすのまで見える近さで。

5月の贈りもの、まさに nature song。

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2009年5月 1日 (金)

紅茶ミステリーバスツアー

今年1月から計画をねってきたとくべつ紅茶「紅茶ミステリーバスツアー」、いよいよその日の4月30日は、朝からすばらしいお天気。

集合場所の津幡町役場に次々集まってくるどの顔も、あれれ、いつも紅茶で見る顔と、どこかちがうぞ。

いったいどこへ行くんだろう、誰と一緒に行くんだろう。「?」とわくわくがいっぱいで、この日がすごく楽しみだった、というみんな。表情が”いつも”を突き抜けて、うれしい日の子どもみたいにきらきらしてて、どのひとも見違えちゃうほどきれいだ。もちろん、今日のゲストで、このツアーのガイドをつとめる制服姿!の絹枝さんも、とってもきれい。

フロントグラスに「紅茶の時間様」と表示された黄色いかわいい観光バスに、22人がのりこんで、9時すぎ、発車オーライ。

そもそもこの企画、紅茶歴25年半の律子さんが、同じ紅茶歴をもち、バスガイドさんでもある絹枝さんに、毎年、「いつかあなたのガイドでバスに乗りたいです」と年賀状に書いていたことがきっかけ。

1月の紅茶の時間に、原始林窯のお茶碗を受けとりにきた律子さん、絹枝さん、そして雑木林のパンやさんこと章子さん、私、との間でそんな話になり、それならいっそ、本物の紅茶バスツアーを絹枝さんのガイドで実現しよう! となって、この計画がスタートしたのだった。

              ***

バスが動き出して、どこに行くかもわからないうちからもう、ユーモアあふれる絹枝ガイドの見事な話術に、はじけるみんなの笑い声。

千里浜の渚ドライブウェイで砂浜を走るバス。富来に向かう道で、絹枝さんが朗読した「坊様と腰巻」というお話は、30年近く前、私が書いた童話「つゆくさ物語」からの一編。20歳前後のバスガイドさんだった彼女は、能登巡りの観光バスに乗車する時、きまって同じ場所でこのお話を読んでくれていたのだ。

巌門の能登金剛から見る、なんと美しい、海の蒼緑色!← 36年前の夏、そのころはまだ夫じゃなかったまあさんと来た海!でもあり。

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お昼ごはんは、七尾市中島町の、おいしい手打ち蕎麦処「くき」。ランチタイムにあわせて田鶴浜の志田さん夫婦が合流することも秘密にしてたから、志田さんの友禅の下絵をずっと描いてるたかこさん、まさしく、目が・(点!!)に。

Photo

くきさんのお庭、クリスマスローズが満開。

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とくべつ紅茶の基本は、その日のゲストとしっかりと出逢うこと。だから、絹枝さんはガイドと同時に、自分の生きてきた道、選んだ仕事、紅茶とのつながり、についても語るわけで。

夢に見たガイドの仕事(私との出逢いは、そのたまご時代)、若い日の結婚、出産。仕事はもうあきらめて子育てに専念してたころ、ちょうど始まった紅茶に、二人の子連れで毎週。紅茶の仲間たちと主催した星野さんの詩画展にも目いっぱいかかわった。その後思いがけなくまたガイドの仕事につき、紅茶から遠のいた時期もあり、そしてまた、紅茶とたしかにつながって、現在に至る。

笑い声と同時に涙もあふれてくる、絹枝さんの自分語りを聞きながら、コースにあわせたガイドとしての時間配分、お客様への気配りも、さすがにプロ、すばらしいなあ!と感激した。

                 ****

ツアーの最終コースは、能登島を一巡りした後、七尾一本杉通りの花嫁のれん展へ。せんだんのおかみさんたちも、「どこからおいでですか?」「ミステリーツアーで」のひとことで、紅茶バス御一行とわかり、うれしい声があちこちであがる。

鳥居しょうゆ店では、娘さんが嫁いだときに正子お母さんが手つくりした花嫁のれん。しら井昆布店では、おじいちゃんが昆布の買い付けに行った稚内で定宿にしていたお宿の、かつてのおかみさん(七尾出身)の花嫁のれん。高沢ろうそく店では、志田さんが制作した、花嫁のれんならぬ、しあわせの家族のれん。

Cai5hjny 志田ヒロさん作の家族のれん。下絵を描いたたかこさんは、作品になったのをこの日はじめてみることができた。(携帯で撮ったので、いい写真じゃないけど、本物はもっともっとすてき)

 花嫁のれん展は、母の日の10日まで。一本杉通りの50のお店にて。つまりこの期間、一本杉通り全体が、150枚近い花嫁のれん、のストリート・ギャラリーになるのだ。

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私とともに約4ヶ月、行き先の秘密を守り通した夫も、この日でやっと、内緒のしばりから解放されて、バスツアーを心から楽しんでいた。

とくべつ紅茶のゲストになって語る、ということは、これまでの人生をふり返り、自分を深く見つめなおす作業をすることで、そのことが、今後のそのひと自身への紅茶からの贈りものみたいなものだと思う、と、彼が最後にこの日の感想を言っていた。

そう、まったく同じことを私も思ってた。おととしのとくべつ紅茶で、汗をかきかき自分を語った、今は東京で院生してる宮川くんも、それにほんの数日前、クッキングハウスできもちを語った娘も、それと同じ質の贈りものを、その場所からもらった、もらっている、のだと思う。

               ****

22人の、不思議な旅の道連れさんたち、いっぱ~~~い笑いまくり、きっと今日だけで笑いじわが10本は増えてるはず!!

中能登町から、奥能登の珠洲から、そうとは知らずに来てくれたひと、お里が富来や羽咋のひと、お二人そろっては初参加の五郎さんご夫婦。発案者の律子さん、参加者のみなさん、もちろん、ゲストの絹枝さん、やさしい運転手さん。本当にいい一日を、ありがとうございました。

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2009年2月14日 (土)

holiday紅茶

Caz6h3zz 休日の日の紅茶。一番乗りは、クッキングハウスの本「続・不思議なレストラン」で紅茶を知って、はじめて来ましたという大阪のひと。

そこに親子連れのはじめてのひとや、隣の県からバイクでやってきた若者や・・・。見知らぬ同士をかすかに結ぶキーワードはどうやら”クッキングハウス”らしいとわかる。

こんなときに登場してもらうのが、マスノマサヒロさんのなにげないひと言つき、マスノさんの20枚の写真。その中からあなたの今日のきもちに添う一枚を選んで、なにかお話して、とお願いする。

この日は二人のひとが、「咲くまでの欠かせない時間」というひと言添えの、蓮のつぼみを「今日の一枚」に選び、

あるひとは、蝉が窓ガラスにとまってる一枚+「休みながら行こう」を、

あるひとは、都会のビルの窓の明かり+「ひとりひとりが生きている」を、

あるひとは、コスモスの花びらが隣のつぼみを抱きながら、「言葉はいらないよ」と言ってる一枚を。

たとえ同じ一枚を選んでも、語られる言葉はひとりひとり違っていて、そこに○も△も×もなく、ただ、それぞれの人生のかけら(piece)をちらっと分けてもらえるだけのこと。でも、か、だから、か、とてもあじわい深いやさしい時間が流れて、私はいつもこの時間をプレゼントしてくれるマスノさんに感謝する。

クッキングハウスのあの歌、いいですよねえ、涙が出る、号泣しました、という話から、♪不思議なレストランの歌まで、歌えるひとたちで歌うことになり、ギターで夫が伴奏し・・・。私は前の日に、小学校コンサートで、クッキングハウスの吉岡さんの歌うこの歌を聴いたばかりなので、よけいにうれしいきもちがした。

   ♪不思議なレストラン 心の居場所 

     ここに いても いいのですね

と歌いながら、松浦さんの顔がうかび、メンバーやスタッフの顔がうかび、クッキングハウスの場の空気が胸にあふれ、ひとつの歌が、この場にいないひととのきもちまでつなぐ、歌できもちをshareする、と感じる瞬間。

               ****

そこに女の子が一人ではいってきて、いたずらっぽい目で私に尋ねる。「私は誰でしょう?」 確かに確かに知ってるのに、え?え~?誰だかわからない。

そのうしろから若いお母さんがはいってきたとたんにわかって、おもわずその子をぎゅっとハグ。何年ぶりだろう、3年、それとも4年ぶり?もう小学5年生なんだって。こんなに大きくなってて、目がきらきらしたすてきな少女になってて、見違えました。

逢いたくて逢いたくて、でもなかなかこれなくて、きもちがいっぱいたまってたお母さん。ならばもう一度、と♪不思議なレストランのアンコール。

はじめて紅茶にきたのは、この子が2歳半のとき、というお母さんの、ボウルいっぱいにうけとめた涙を想いだすと、今でも彼女がとてもいとおしい。

そして、いつか本当に、彼女のお母さんにお逢いしてみたい、と思う。どんなときも、どんなことがあっても、お母さんの存在が彼女を支えてきたおおきな安心だったと思うので、そういうお母さんにお逢いして一緒にお話してみたい、と思う。

世間体とか、ひとがどう思うだろう、どう言うだろう、とかにしばられず、目の前のいのちを守る、決して見捨てない、それをただあたりまえにしてきた、やさしくてつよいひとに、逢いたいと思う。

そのお母さんから送られてきた、さつま芋ともち米でつくったかんころもちと、特製の紫蘇の葉酒、ほんとうにごちそうさま。

               ****

休日の日の紅茶は、すいてるか混んでるか、どっちかに分かれる。この日は後者。

なつかしい顔、初めての顔、おなじみの顔、職場や学校が休みだからこれた顔、などなどいりまじりの不思議な時間、これぞ紅茶の身上です。

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2009年1月11日 (日)

お初紅茶

7日は、2009年になって初めての紅茶の日。1時のopenから、いつものclose時間をすこしすぎる6時半ごろまで、切れ目なく24人もみえて、暮れのしまい紅茶を越える満員御礼紅茶になった。

原始林窯のお茶碗をとりにみえるひとがいて、5,6年ぶりで顔を会わすひとがいて、富山から親子でみえたひとがいて、はじめてのひとがいて、そこにいつもの顔なじみもいりまじり。

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10月末の原始林窯展のとき、友人宅の新築祝い用に、6枚のお皿を注文した二人のひとがいた。贈りもの用にラッピングしてあったけど、見たい見たい、というみんなの熱い要望で、ご本人には内緒でそっと包みを開けました。

同じ大きさのお皿で、一枚一枚に違う絵がら、家族めいめいの名前が書いてある。あるお皿は、表が元気いっぱいの仔犬と男の子の名前、裏には原始林マークとホネ。あるお皿は、表がリスと女の子の名前、裏はどんぐり。別のお皿は、表がウサギで裏がにんじん。お母さんのお皿は、シロツメクサの絵柄に「晶子」の名前。

そこまで来た時、やはり器をとりにきていた大谷さんが、思わず声をあげた。ええ~~、そのお皿、ひょっとして○○さんちに?と。そのお皿を贈られる人と、大谷さんは前から知り合いだったんだ。4人の子どもの名前を聞きながら、あれ?あれれ、と思い、お母さんの名前をきいたところで、確信したのだった。

            ***

大谷さんがマー君とはじめたパンやさん、17年間続けてきて去年お店を閉じたけど、パンやさんをしていたことの出逢いつながりは、お店が閉じても消えたりしない。それを象徴するような、この日の紅茶の一場面。

大谷さんが注文したのは、箸を置くくぼみつきの小皿と、すこし深めのスープ皿にもなる中位の器のセット。どれにも、「雑木林のパンやさん」のしるしーーコックさんの帽子をかぶったマー君と雑木林の木々ーーが描いてある。

前々から来たかったという原始林窯展@紅茶ギャラリーにはじめて来れた大谷さんが、お店を閉じた今、パンやさんじるしの器を注文する、というのも、なんか、とってもいい・・・。しかも、その絵柄といい、器そのものといい、マー君パンやさんのあの雰囲気がそのまんま出ていて。

あらためて、原始林の二人はすごい仕事をしているなあ、って感動する。

                  ***

つながりといえば、原始林のお皿に書かれたパンやさんのトレードマークは、やはり紅茶で出逢ったかずみさんの版画の絵。

かずみさんは今は、消しごむハンコ作家として、細川さんや、川口の落合さんや、川越紅茶のジュンコさん・・ほか、多くのひとのハンコをつくり、そして、毎年わが家にもかかる「つぶやき猫カレンダー」の作者でもあって、もう長いことあわないけど、やっぱりどこかでつながって、一緒に生きている。             

そのかずみさんがいたから、私は宮川くんとつながり、彼がいたから、やがて翼くんともつながった。去年のお正月は宮川くんと、今年は翼くんと、お正月の夕ご飯をうちで一緒したのも、不思議なつながり。

Ca03t59g ← 翼くんのひざでまどろむマガ。黒豆ののっているお皿は、原始林窯の翔とマガのお皿。

宮川くんは、いま東京で行政学を学ぶ大学院生。翼くんは大阪で、ハンディを持つ人の自立を支援する事業所の副代表。どちらもめっちゃ忙しい。でもそれをかいくぐって、去年の秋には西東京紅茶に。どちらとも、10年以上のつきあいをとおして、若者が必死に生き、成長していく姿を見せてもらっている。

                ***

26年目の紅茶の時間とその周辺の日々は、こんなふうにして明けました。今年もどうぞよろしく。

今週の14日(水)は、新年恒例、これで13回目になる「お薄の時間」が1:00~、ふつう紅茶の時間枠で。

お抹茶を点ててくれる山崎さんは、「今年も台所ジャックさせてください」とお年賀状に書いてきてくれた。とんでもない、私の方こそ、紅茶お代わり入れ係をこの日ばかりはパスして、一年で一番楽できる紅茶の日でもあるのです。

100%ボランティア、なのでお抹茶何杯おかわりしてもfreeです。どなたでも。

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2008年12月31日 (水)

ことしのしまい紅茶

Ca0403dq しまい紅茶にあたる24日、いつもは静かな紅茶が、つぎつぎ訪れる新旧のなかまたちでいっぱいになった。

みんな、ことし最後の、ということで気合が入ってるのか、差し入れもはんぱじゃない。大判焼き・たい焼き・枝豆あんこのお饅頭・ふかし芋・芋けんぴ、それにたかちゃんのチーズケーキ、五郎さんのあんぱん、小矢部の畑からほりたての、青首のあたりがなんとも色っぽい大根!

大根はあんまりみごとなので、体重あてクイズにもなった。私が抱っこした感じは、翔を抱っこしたときよりはるかにずっしりと持ち重りがして、もっともっとあると思ったけど、実際には4キロ(なので、わたしは全然あたらなかった)。

              ↑ 

大根本体は風呂吹き大根+おなますに・皮はきんぴらに・葉っぱはかつおぶしとちりめんじゃこいりの炒りつけに。なおちゃん、ごちそうさま。

           ****

Photo ちょうど原始林窯のお茶碗が届いたばかりで、それを知らずに来たひとは、まるで思いがけないクリスマスプレゼントでもあたったかのような顔になる。

包みをほどくと、またしあわせな顔がさざなみみたいにまわりにひろがる。あ、わたしとおそろい。あ、それそれ、ほしかったんだぁ~、いいよねえ。その器ね、結婚のお祝いにしたんだよ。などなど。

ちなみに、私のことし求めた、青い海の波、と書く「せいかいは」のそばちょこ兼 紅茶カップは、松浦さん、ゆきさん、ゆみさん、幸さん、律子さん、章子さん、たちともおそろい。原始林さんはこうやって私たちのわがままな注文を聞きいれて、ひとりひとりの希望の器をつくる、という手間だけど、本当に幸せなしごとをしている、とお茶碗分けのたびに毎回思う。

待つのも楽しみのうち、届いた時がベストタイミングですよ、と、「ほめシャワ」の注文をくださったどなたかが書いておられたけど、まさにそう。24日にとりに来れなかったかたもどうぞ、そのきもちで年を越して、来れる時に紅茶に足をお運びください。それまでお預かりしてますから、あせらなくていいですよ。

             *****

Caio5w78 クリスマス紅茶といってもとくべつ何も考えてなかったので、前の日に娘からクリスマスプレゼントで届いた「まってる」というフランス生まれの絵本を読みました。赤い毛糸の糸が人生のたて糸、よこ糸をものすごく印象的にあらわしてる、心に静かにしみいる絵本。

あ!そういえば、これも、待つ、がテーマだ。ふしぎだね。

それから、「ことし、だれに一番、ありがとう、を言いたい?」の問いかけをして、いあわせたひとたちの、だれかへの感謝とほめ言葉のおすそわけをいただく。私の一番いいたい相手は、まず家族だけれど、今年はとりわけたっくさんのひとに、大きな声で言いたいなあ。  ありがとう!!!

                ****

大晦日の今日は、以前にもおしらせしたけど、紅茶はお休み。2009年は7日の水曜日からはじまります。

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2008年10月31日 (金)

じゃまた、2年後に

原始林窯展2日目は、紅茶の水曜日ということもあってなつかしい顔もたくさん。

雑木林のパンやさんをしていた大谷さんが、籠にいっぱい、あのおいしいパンをかかえて紅茶にやってきた。原始林窯展にははじめて。数分差ではいってきた細川さんとも、互いに会うのは久しぶりで。

この日は、東京からきたきやさんも、同じ空気のなかにいた。これまで毎回、贈ってくれるお花だけが参加してたけど、やっとこの日、本当に紅茶ギャラリーにこれたんだ。実は、彼女こそ、原始林窯との最初の結び目をつくってくれたひと。

27、8年ほど前、栃木県那須のげん・こりん夫婦が、作りためたうつわの初めての作品展を、げんさんのふるさとですることになったとき、その会場をどこにしようか、金沢のタウン誌「おあしす」に相談にいったそうだ。

当時、きやさんはその編集室にいて、私の連載ページの担当をしてくれてた。げん・こりんさんに彼女がすすめた寺町の「一稟区」という喫茶店は、偶然だけどそのころ住んでた泉野町からも近くて、感じがよくて、私もよく行ってたお店。おかげで、私はげん・こりんさんの初の作品展をみることができて、その時のうつわをいまだに使っている。

一稟区はまた、金沢でおはなしを語る人たちのおはなし会の会場にもよくなっていた。私たちが大手町に引越し、娘が生まれてからも、またなじみの喫茶店に、今度はおはなしを聞きにいっていた、というのも、思えばふしぎなこと。

いま、川口の「ちいさいおうち」で紅茶もしている落合さんが、20数年前に金沢を離れる時、お別れおはなし会をしたのも、一稟区が会場だった。落合さんも、細川さんも、その夜、そこでおはなしを語ったのだ。そのころはまだパンやさんをはじめてなかった大谷さんも、たしかそこにいたような、、。

四半世紀をこえる、つながりのものがたり。久しぶりに訪ねた場が、かわらずに紅茶がつみあげてきた同じ空気で、大谷さんはそこにいっぱい感じるものがあったみたいだ。それはわたしも同じきもちです。

長く同じことを続けてることに、ひとはすごく安心するの、というこりんさんの言葉と、それはきっとあい通じているんだろう。

今回の原始林窯展にきたひとが、げん・こりんさんとのわかれ際、まるで合言葉のごとく、「じゃまた、2年後に!」って言いあってるのが、横で聞いてて、なんか、おかしく、うれしく、しあわせな私でした。

げん・こりんさん、きてくださったみなさん、ありがとう。ご注文いただいた品は年内には紅茶に届くでしょう、また、とりにおいでくださいね。

それまであえないけど、ここをクリックしたら原始林窯の作品や、げんこりんさんたちや原始林猫たちに逢えます。

   ↓

http://www.geocities.jp/genshiringama/

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2008年10月28日 (火)

原始林窯展の時間

Caiul813原始林窯展、とっても静かな時間が流れています。

 ← 秋の花をさした原始林の花びん

Photo

Photo_2

大文字草が咲いてます

Photo_3 ちい小皿 猫シリーズです。

Photo_4 小鳥が一羽。

今日と明日、紅茶ギャラリー、いつもの紅茶もはやってなくてゆったりしてますが、やさしい器に囲まれた紅茶の時間もまた。

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2008年10月 9日 (木)

きょうどう手さぎょうしょ

Photo 先週の紅茶は、まったくの「きょうどう手さぎょうしょ紅茶」。

いのみら通信が午前中に刷り上がり、こういう日の紅茶に来たひとは、好むと好まないとにかかわらず?いのみらをせっせせっせと折っては2枚組みにする作業にかりだされる。

はじめて富山からみえた3人のかたはきっとわけもわからず、でも手だけは忙しく動かして、せっせせっせせっせ。

夫も、きゅっきゅっ、とジャムの瓶の底で紙を三つ折りにし(これがけっこう力仕事)、すぐにも封筒にいれられるよう下準備。

おかげでこの日も、紅茶の時間内に700部のいのみら組みが終了。おお助かり、ありがとうございました。

このたぐいの手作業、あんまりひとと話したくない気分できたひとにとっては、逆にすこし気が楽、という利点もあって。そうそう、話したくないときは無理に話そうとしなくてもよくて。それもまた、紅茶。

           *****

西東京紅茶が迫ってることもあり、引き続き大急ぎで発送作業。

夜にはいつもの助っ人さんが寄ってくれて、メール便のシール貼りや封筒詰めをてつだってくれた。夜もふけて彼女を見送りに外にでたら、夜風に今年はじめての、わが家の金木犀がふぅわっと香った。10月の匂い、秋の匂い。

              *****

すごいスピードで、定期購読のかたへの発送を3日でおえて、今は少しずつ、こちらから投げたボールがあちこちから還って来る happy days。

「ほめシャワ」の本のご注文もぼちぼちと。パソコンをしないかたには、これでやっと本のお知らせも出せたことになり。

Photo_2←  あけびのつるが、おおいばりのベランダ。ことしは実が少ないけど。

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2008年8月11日 (月)

森のひびき

横笛とアイリッシュハープで奏でられる「森のひびき」コンサート、

庭森のみどりに囲まれて、蝉しぐれのBGM、ときおり鳥のさえずり。瞑想のとき、を贈りものされたような、静かな静かな、とくべつ紅茶のコンサート。

福井つよきさんと、小川ゆみこさん。「森のひびき」というデュオを組んで4年、ひとのきもちのなかの、喜怒哀楽よりもっと深いところにある感情を表現したい、そう願って音楽をしているという二人。

去年のある時期、ほんとうに一日中、福井さんの横笛の調べばかり聴いていた。ほかの音楽や歌詞のある歌は、こころのなかにぐさぐさと、ずかすかと、勝手にはいってこられそうで、聴きたくなかったんだ。息が奏でる福井さんの音色に、あのときの私はずいぶんと助けられていたのだと思う。

コンサート後半、きもちキャッチボールの時間に、そんなふうに感じながら、福井さんのCDばかりずっと聴いていた、というひとが、私だけじゃなかったことを知った。

後半は、聴くひとから、私たちも声をだすひと、になった。きもちいい声を思い思いにだしながら、♪ありがとう~、ありがとう~の声が響きあって、24人の美しいハーモニーになる。ほかにも何曲か。人間の声って美しい。これもまた、息の音だ。

放課後にも思いのほか、多くのかたが残って、持ち寄り一品夕ご飯。

               ****

今回の森のひびきコンサートのお知らせは、実は6月半ばのきもちブログに一回しか書かなかった。ブログの静かな読み手さんたちから次つぎ予約の電話やメールをいただき、あとは紅茶にくるひとたちに口コミで伝えて、これ以上お知らせすると、たぶん真夏のコンサートが暑くなりすぎそうに思えて、重ねてのご案内を控えていたのだ。

結局、チラシすらつくらず、筆ペンで手描きしたきっぷを用意しただけ。そんなわけで、多くのかたにご案内そびれたこと、ごめんなさい。

連日30度を越える真夏日続き、我が家の、森のみどりのエアコンと扇風機がどこまで効くか、来てくれるひとたちのことをいつも私以上に考えている夫は連日、天気予報を気にして、雨乞いならぬ、涼しい風乞い、をしていた。

コンサートはじまってまもなくは、みんなのうちわの手が動いていたけど、ほどなくそれも少なくなり、やがてこの10日間で奇跡的に涼しい、風のはいりこむ午後になった、夕方からはなおここちよい涼風になった。

コンサートの8月9日は、ナガサキの日。私が選んだのではなく、そうなった。たぶん必然で。

福井さんがいつも言う、一人ひとりの内なる平安、自分のこころのなかの平和。その話を、この日に集ったひとたちと聴けてよかった。

映画「ビルマの竪琴」の一場面、日本の兵士が日本語で一番を歌い、イギリスの兵士が英語で2番を、3番目はそれぞれの言葉で合唱したという「埴生の宿」の曲も、この日に聴けて、よかった、、。

おいしい食事が終わり、語らいはつきないけれど、夜の放課後は9時まで、とした。その時間になると毎晩、この団地では音楽が流れる。その曲が「埴生の宿」だったこと、ゆみこさんにいわれてはじめて気づいた。

不思議なことがまだまがいっぱいあった、この日のコンサート。余韻はしあわせのおつり、みんなのいい顔を思い浮べながら、これからゆっくりと味わおう。

つよきさん、ゆみこさん、来てくださったみなさん、ありがとう。

大勢が集うとき、いつも台所かた、裏かた、で支えてくれる夫のまあさん、今日はとりわけ静かでいてくれた猫のマーガリン、紅茶はそういった家族の協力で成り立っているので、いっぱい贈ろう、ありがとうのシャワー。

         ****

Photo 福井さんのCD「祈り」「やわらぎ」、

森のひびきのCD「森のひびき」「光の森」、

いずれも2800円、紅茶にあります。

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2008年6月21日 (土)

キャンドルライト紅茶

Photo_2 今月のサタデーナイト紅茶は、夏至のキャンドルナイトと重なった。

 ← 10年ほど前に牛乳パックで作ったろうそくたて。振りかえれば、6年前のアフガニスタン爆撃が始まったときのピーススタンディングの時も、これ持っていったっけな。

ナイト紅茶は昼のふつう紅茶の夜版みたいで、おなじくはやってないけど、外が暗いのと、夕ご飯を一緒に食べるとので、やっぱり空気が昼とは違う。

6月のメニュー :

新じゃがめんたいこまぶし・ちゃんと海藻の味がするひじきと大豆の胡麻ドレッシングのサラダ・舞茸のさっといため大根おろし醤油添え・その場でつくる季節野菜のソノバデサラダ・かぶの胡麻和え など。もちよりでお刺身やしら井昆布店の昆布巻きまであって、いつもよりぐんと豪華。

初めて作ったかぶの胡麻和えがけっこういける。厚めに切ったかぶに塩しておいて、すこし水気と甘みがでたところで、すり胡麻とだしつゆと砂糖少々で胡麻和え。

Photo_3

同じ時間に、金沢市民芸術村では、100万人のキャンドルナイト。律子さんが賢治の童話を朗読。

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2008年6月20日 (金)

呼び鈴

ほとんどの家についている「ピンポ~ン」が、わが家にはない。というより、あったのだけど、かなり前にはずしてしまった。

かわりに、呼び鈴をつけた。でも、鳴らし方がわかりにくくて、ちん、としか聞こえないことがよくある。宅急便やさんがいつもお困りの様子。

2 ← で、ある時思い立って、紅茶の日に呼び鈴のところにかける小さな木のボードの裏に「ひもを下につよくひいてください」と書いたら、

次の日からは、りん!と鳴って、聞き逃すことがない。こんな簡単なこと、どうしてせずにいたんだろう。もっと早く実行してればよPhotoかった。 きっとみなさん、不便を感じてたろうに。

← ちなみに、裏返すと「ベルをならさず そのままどうぞ」と書いてあって、これが紅茶の日の看板の代わり。

呼び鈴に限らず、こんな簡単な、ってこと、ほかの場合や、人間関係場面でも、けっこうありそうだ。

やってみよ!って思ったら、してみたらいい。なんだかやりにくいな、って時はちょっと違う角度から、工夫してみればいいんだ。

完璧とか正解とかめざさなくていい。日常のささやかなスッキリ。これだって、立派な変革。

   

   

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2008年6月 9日 (月)

shoppeの一日

4回目の紅茶shoppe、無事終了。5歳から60?歳まで、20人の店長さんが風呂敷サイズのお店をだした。

shoppeは風変わりなお店、という意味。どこが変わってるかというと、

店長の数の方がお客の数より多いかもしれないことや(最終的にはいつもお客さんの数がお店を越える。今年も越えました)、

一時間前から準備にかかり、開店時間の11:00になったら、自分のお店をほったらかして、いっせいに買い物がはじまることや、

布ブローチ出すつもりが仕上がらなくて、途中だけど見てもらいたいから一応持ってきました、お店は、朝つくった皮も種もはいってるかぼちゃケーキです、というひとや、

初めて参加するひとが文字通り風呂敷をもってきてひろげたりすることや、

まあ、お店というより手作り縁日みたいな空気の、shoppe。

                *****

ひととおり買い物をして、お客さんと出逢って、ランチも食べてひと段落したころ、毎回するのが、店長紹介コーナー。初参加のひとが半分以上。

shoppeの日をどきどきしながら待っていました、子どものころにしたお店屋さんごっこみたいでわくわく、というひとのお店屋さんは、3日がかりで炊き上げたきゃらぶきとらっきょう。

イラク戦争の、戦火の中の家族を描いた映画「リトルバーズ」をモチーフに、祈りをこめて染め額にした「リトルバーズ」、鯉の滝登りの図柄の花嫁のれんなど、友禅作品のポストカード屋さんをしたのは、能登のヒロさん。

そのヒロさん友禅の下絵を描いているのが、毎回、すぐ売り切れになるチーズケーキ屋さんの店長の、たかちゃん。

言葉遊びのしおり屋さん、たとえば9条シリーズはこんなふう。9の表側は「ツタエちゃん」、裏は「タイナちゃん」。9条あって、の表は「ウレちゃん」、裏は「シイナちゃん」。伝えたいな、うれしいな、のしおりはきりりんさん作。

森にはいればそこはごちそうの宝庫。ワラビの塩漬けをもどして炊いたのや、夏ハゼのジャム、オニグルミの赤ワイン糖衣(とうごろも)・白ワイン糖衣、塩グルミ(おつまみに最高!)など、町のお店では買えない品ばかり。店主のひさえさんは、この日のshoppeに来るために、田んぼや炭焼きのだんどりを詰めて詰めて、時間をやりくりしたのだという。

彼女は、パートナーで植木屋もしてるしゃいと一緒に、うちの金沢のお里の庭を毎年手入れしてくれるひとでもあるのだけど、なりっぱなしの庭の夏みかんをぜんぶもいで、それでジャムをつくったそうだ。

友人のひさえさんからそのジャムをもらって、米っ粉のなかに入れて、パウンドケーキを焼きました、と初参加のお母さん。お店を出したいけど出すものが何もないので、いつも子どもと一緒に作るこのケーキにしました、と。

どきどきやわくわくや、何もないのでいつもつくってるものを、というあたりが、紅茶shoppeのおそらく原点だ、といつも思う。ふだんはプライスレス、当たり前に口にしたり、使ったりしているものが、shoppeの日にだけ、お値段つけて、ちょっとよそいきの顔して、誰かに買ってもらう。そこが楽しみ、ちいさな自信。

          *****

店長コーナーで、作品それぞれのちいさなものがたりを聞くと、いっぱい買ったつもりが、また買いたくなる。で、儲かった分だけ、またお財布から出てゆく、という図式なのだけど、+-=0、にはならないで、何かが残ってゆく。お店屋さんをした一人ひとりの、キャラクターや、暮らしている時間や、想いや願いのようなものが、手仕事の作品のなかにしっかりはいっているからだ。

今回の私は、紅茶手縫い屋のポット帽子となべつかみ、ビー玉アクセサリー屋にくわえて、mai worksの店長もしたので、台所かたは、すっかり夫にまかせきり。ほとんどずっと立ちっぱなしで、おかずを盛りわけたり、使ったお皿をまめに洗って、水切りかごをいつもからにしておいてくれたりしてた。

毎週のふつう茶もだけど、ほんとにどれだけ彼に助けてもらってるかしれない。会社をやめて自由なひとりのひとになって6年。今の紅茶は、彼ぬきでは考えられないくらいの、大事な存在。シャワーのように、ありがとうを降らそう。

shoppeの日が発行日の「ほめ言葉のシャワー」は、おかげさまで完売。mai worksのレターセット、シールも売り切れ。蔵書票は、まだ少し在庫あり。

同じ日、娘は西宮で「ほめシャワ」2刷目の製本を。印刷所の断裁機の調子がよくなくて、家で一枚一枚、はさみで切りそろえたとのこと。一回ごとに、製本の腕も上がってきてるよう。本は水曜の紅茶までには届きます。

            *****

予定といえば、たった今、福井幹さんから電話。

福井さんと小川由美子さんの、 とくべつ紅茶「森のひびき」コンサートが

Photo 8月9日(土曜日)午後に決定。また、あらためておしらせするけど、心待ちにしてた方、カレンダーに★印を。ちいさなホームコンサートなのに土曜の日の、しかもナガサキの日に。

ちなみに、昨日の紅茶shoppeで流れていたのも、お二人の演奏による「光の森」でした。

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2008年5月 4日 (日)

愛を伝えるしごと

一家全員の16人で来てくれた、クノキファミリー。

♪抱きしめあって小さなキス、愛をあげるとしあわせが来る

小さなきょうだいたちのかわいい歌とキュートなダンス、からはじまったこの日のとくべつ紅茶。

おおきいきょうだいたちの歌のハーモニー、まんなかきょうだいたちのかっこいいダンス、子どもたちが私の先生、というお母さんの子育ての話、一番上のお兄ちゃんのきもちの話、愛してるよ、のメッセージをいつもからだじゅうで送っているお父さんの存在感。

どんな小さな子にもその子なりの役割があって、たがいに影響しあっているひとつの家族。大切なのは、愛してるというきもちを伝えあうこと、助けあうこと、相手をおもいやること。そのことを通して、この家族は全員で、愛を伝えるという大事なしごとをしてるんだ。

               *****

どのきょうだいからも、ささいなことひとつひとつにありがとうをもらって、それがとても気持ちいい。

来てくれてありがとう、あえてうれしいよ、

今日会えてうれしかった、ありがとう!

~~してもいいですか?ありがとう。

(台所にきては)助けることありますか?

放課後の夕ご飯の後、クリスさんが言ってくれた言葉、「この場所、リラックスできて話しやすいね」は、紅茶への何よりうれしいほめ言葉。その空気は長いことかけてみんなでつくってきたものだから。クノキファミリーみたいにね。

         *****

今回は紅茶始まって以来、ゲストの数のほうが多いとくべつ紅茶になるかも、と心配し、でも、クノキお父さんが、大丈夫、私たちを招いてくださることで十分にうれしいから、って言ってくれて安心し、いざふたを開けたら、ファミリーを上回るお客さんたちが来てくれてた。

連休中にもかかわらず、来てくれたみなさん、ありがとう。心から楽しく、ゆたかな時間、共有してくれてありがとう。

          *****

メグさんが歌い、みんなも覚えて歌ったね、今も耳に残ってます。

♪あなたから 家族 ともだち すこしずつ変えよう世界を

あなたにも世界を変えることができる さあ、はじめよう

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2008年4月25日 (金)

紅茶さぷらいず

小学校の同窓会が13年ぶりに東京で。
サタデーナイト紅茶の日を一週早めてでも、行くと決めた。
中学同窓会の幹事をずっとしてる夫の背中押しもあって。
                  *******
その前の日が、川越のふつう紅茶の日であることを確認。
10時半から始まるふつう紅茶の、
ほんの少し前に、チャイムを鳴らす。
はーい!とジュン子さんの声がしてドアが開く。
その瞬間のジュン子さんを、どう表現しよう、
わけわからず、ぼお~~っと立ったまま、かたまってる、、、!
            ** 
そりゃそうだ、まだほんの十日前、出前に来たばかり、
ここにいるわけないひとが目の前にいて、
頭んなか?!?だらけになって当然。
1,2秒たってからやっと、
わあぁぁ、スウさ~ん、なんでえ~~!?
              *
こんなさぷらいずが、実はだいすき、
これまでにも、京都や名古屋で実行したことがあるけど、
友人の、かたまったのが→ほどける、
その瞬間見るのが楽しみで。
               ****
ほんとは、前まえから一度、川越のふつう紅茶にいってみたかった。
8年目にしてやっと念願が叶う。
はやらない、いつもの、でも決して二度同じことのない、
ふつうの紅茶の時間。
             ****
もちよりのお昼ごはんを数人でともにし、
(私は七尾一本杉のしら井昆布やさんの、昆布巻きで参加)
お古封筒のりさいくるをここでも実演し、
夕方までの時をゆっくりと、でもあっという間の時間を味わう。
           ****
帰り道、ほんのちょっとだったけれど、ジュンコさんが
本川越駅ちかくの、たかはしべんさんの事務所にも連れて行ってくれた。
ここでも、ええ~~~?あれぇ?この前逢ったばかりじゃない、
ずっとこっちにいたの?
                 ***
べんさんは、5月17日に開かれるクッキングハウス今年の総会の、ゲスト、
10月には石川でのコンサートもすでに決まっている。
                    ***
クッキングハウス総会のコンサートには行けないけど
(東京に近いかた、ぜひ!)
10月にはきっとまた、石川のどこかで、逢える、ね、
べんさん、なみちゃん。

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2008年4月14日 (月)

4つの紅茶

       Photo_5                                                       

 ←  庭に咲いたムスカリと、

紫金草(シキンソウ)の名もあるむらさき花だいこん。

うすいベージュのランチョンマットにおいてみた。

東京に出かける前日、娘から届いた荷物のなかに、川越と川口、というあて先の贈りもののほかに、私あてにも同じ贈りものがはいっていた。

紅茶カップを刺繍したランチョンマット。添えられたカードを読むと、川口のちいさいおうちで紅茶の時間がはじまることがうれしくてうれしくて、ちいさなお祝いのサプライズを考えたのだという。

川口で「ちいさいおうち」を開いていいる落合さんは、娘がまだ赤ちゃんだったころ、金沢に暮らしていて、はじまったばかりの紅茶にみえては、その場にいるちいさなひとたちに、よくよく絵本を読んでくださってた。そのころの落合さんを娘がはっきり覚えているかどうかさだかでないけど、その後、再会してから、落合さんは、娘の大だいすきなおとなのひとりになった。

津幡町・京都向日町・川越・川口、と4つになった紅茶の時間。ランチョンマットも、だから4枚。

それぞれの場の、開け方もさまざま、時に、月2回だったり、1回だったり、しばらくお休みしたり。川口でも、年に数回、ゆったりしたペースで。

それぞれのペースで、空気で、そこになんのしばりもない、開かれた場。ひととひとが出逢って、つながって、きもちを語れる場。落合さんのちいさいおうち自体、前からそういう場であったにちがいないのに、あらためて、紅茶、と名づけてくださることの、うれしさ、ありがたさ。

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と、ここまで書いてて気づいたけど、紅茶はほかにもあったこと。

細川さんはもうずっとまえからはなます文庫で、月にいちどの「おはなしと紅茶のつどい」を。

大津の乾さんも、おうちのじゃりんこ文庫で、月にいちどは紅茶の時間を。いただいたメールでは、紅茶の日は第4木曜なのだけど、このところ、毎週が紅茶の日のようになってしまっているとのこと。

射水の、ほっころろ~~んの家も、いもうと紅茶のような場。

名前はなんであっても、地域にひらかれた、きもちを語れる場。

こんな息苦しい時代に、それらの場で、ほんの少しでも風を感じられますように。楽に息ができますように。

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2008年4月 1日 (火)

いくつものシンクロニシティ

先週の水曜日は、どこから見てもとくべつ紅茶な、ふつう紅茶の時間になった。

この日だけはコンサートがはいっていない、「森のひびき」の福井さんと小川さん。はじめてわが家にみえて、いっしょにおひるごはん。

なにげに紅茶がはじまり、何人かがやってきたところで、すこし演奏しましょうか、と、福井さんが横笛で、小川さんがアイリッシュハープで、森のひびきのおすそわけ。去年、同じこの家でCDで聴き続けた音色を、なまで間近に聴けるよろこび。あたらしい「月の雫」や「光の森」、そして「「ジュピター」など。

だんだんひとがふえてきてーーー なんと神戸の朋ちゃん(「きもち」の本のさし絵をかいてくれた)もご両親と一緒に、七尾の鳥居醤油店のおかみさんも、とわらわらひとが集まり、もちろんこの日にこんなサプライズがあると知らないひと(わたしもふくめて!)もくわわって、ますますとくべつっぽいところへ、クノキファミリーの5人が到着。

メグさんが歌い、クリスさんがギターを、L・Jさんがボンゴ、3きょうだいの「明日にかける橋」(ほんとの題は、さかまく波、うずまく波の、トラブルだらけの川に、私はわが身を横たえて橋になろう、でこっちのほうがずっといいのに)のハーモニイがなんともうつくしい。うっとり聞惚れているところへ、福井さんの横笛がはいり、とつぜんのコラボレーションがはじまる。あんまりすてきすぎて、涙でそうになった。

いくつものシンクロが重なりあったこの日。福井さんたち、クノキファミリー、朋ファミリー、紅茶ファミリー、、、。知らない同士も、しあわせのピース(かけら)をてのひらに感じた時間。最後までゆっくりできたクノキファミリーとのハグも、身にしみてあったかかった。

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クノキファミリーによるコンサートとトーク、のとくべつ紅茶を5月4日午後にに予定しています。くわしくは、また。

森のひびきコンサートは、たぶん8月に、とくべつ紅茶にて。

27日、創作の森でのコンサートをききにいって、福井さんからのうれしいお申し出。こじんまりと、でしょうが、夏の一日、みどりの森を背景に、お二人の森のひびきを聴きましょう。

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2008年3月25日 (火)

ふつうだけど、とくべつっぽいふつう

紅茶には、毎週開いてるなんでもないふつうの紅茶と、お客様をおよびしてお話を聴いたり、コンサートしたり、やきもの展をしたり、というとくべつ紅茶とがある。

あさって金沢でコンサートをするお二人ーー横笛の福井幹さんとアイリッシュハープの小川由美子さんが、明日のふつう紅茶にはじめてみえる。

福井さんの横笛をはじめて聴いたのは、富山のほっころろ~ん(ゆいちゃんという女の子を輪のまんなかにはじまった、いもうと紅茶みたいなところ)が開いたおうちコンサートでだった。

去年、にぎやかすぎる音楽や歌が聴けなかったころ、福井さんの横笛のCDばかり繰りかえし聴いてた。笛が息の音だからなのか、きもちにやさしくしみいり、こころがおちついた。去年のコンサートのとき、直接、そのお礼がいえたこともうれしかった。

明日26日はコンサートのない日。ということで、ふつう紅茶になにげに。

それだけでも、ちょっととくべつっぽいのだけど、たった今、クノキさんから電話。明日の紅茶にいきますね、ギターも持ってゆきましょう。

クノキさんとは、去年11月、おーぷんはうす20周年に向けて、の集いではじめてお会いした。娘さんと息子さんのデュオが美しくて、クノキさんご夫婦もすてきなかたたち。クリスマスにもよんでいただいて親しくなり、今度はぜひ紅茶に、と日づけなしの約束をしていたのが、偶然にも明日になった。

福井さん+小川さん、と、クノキさんファミリーの4人、とが紅茶でシンクロする。図って(はかって)なくて、不図(ふと)、重なる。紅茶のシンクロニシティの中に身をおくふしぎ。

そんなわけで明日の紅茶は、ふつうだけどとくべつっぽいふつう紅茶です。(ややこしい)

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福井さんと小川さんの、森のひびきコンサートのお知らせ

3月27日(木) @金沢湯湧 創作の森 交流研修棟

第一回 2:00開場 2:30~ 第2回 7:00開場 7:30~

当日券 3000円 前売 2700円 

同じ棟で、マスノマサヒロさんの写真展「あめつちのしずかなる日」

小川さんの「光アート」パステル画展も。

            お問い合わせは、秋さんまで 090-6275-5602

  **コンサートのチケット代、なにを勘違いしたか、まったくちがったお代でお知らせしてしまってた。教えてもらうまで気づかなかった自分にぞっとします。ハズカシイ、、、(汗) 当日は3000円です!ぺこり!!

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2008年1月30日 (水)

マガの、ううう~~~~

なんともにぎやかだった1月最後の紅茶。

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緑の指のAさんが、また春の花の鉢植えをプレゼントしに来てくれる。ストレプトカーパス、カランコエ、オリヅルラン、など。

この前から、犬のピースも一緒。セラピードッグとしての訓練もうけてるピースは、ほんとうにおとなしくしている。深いやさしい目が、翔みたいだ。

ピースは猫のマガとともだちになりたくて、やたら熱い視線を送るのだけど、マガは、翔と違う!何者ぞ!とばかり、耳を立て、毛を立て、うう~~~~とうなり、自分の4倍はありそうなピースを威嚇する。

紅茶はがきに登場しているパッチワークのコースターは、実はAさんが紅茶20周年のお祝いに、と5枚縫ってくれたうちの3枚。縫ったときはよもやはがきになるなんて、誰も予想しなかったサプライズ。双方うれしい、こんなサプライズっていいな。

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第4週の先週は、封筒りさいくる紅茶の日。それめがけてやってきて、映画のちらしや古雑誌の一ページで封筒をつくることや、お古封筒を生まれ変わらせる楽しさを知り、すっかりそれにはまったKさん、今日は自分で作った封筒をたくさんもって来てくれた。次のいのみら発送のときに使わしてもらいまする。

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月末の紅茶は、山下兄弟のお米の届く日でもある。お兄ちゃんのシンくんが配達。今日は、ヤーコンというサツマイモに似て非なる野菜が、お米のおまけについてきた。皮をむいて、生でぽりぽり、野菜とは思えないふしぎな甘さがあり、サラダにしてよし、きんぴらによし。まだ試してないけど、てんぷらもおいしいそうだ。

シンくんは歌も歌う。今日もリクエストして、大好きな「はなみずき」と、シンくんオリジナルの「永遠のダイヤ」を歌ってもらった。

2月9日(土)には、市民芸術村の里山の家で、シンくんと丸山茂樹くん、ふたりのコンサートがあるという。6:30~8:00 1000円。Photo_2

← すてきなポスター!

20年前から山下さんちの無農薬のお米をたべてるわが家。山下兄弟の応援団員でもあるので、聴きに行くよ。2008年6月22日のキャンドルナイトにむけての、プレイベントでもあるとか。

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夫婦で、ファミリーで、ひさびさに顔をあわせた同士で、犬がいて、猫がいて、まきストーブがぱちぱち音たてて燃えて、隣にすわったひとと会話をかわして、その合い間を縫って、小6のSちゃんがいつものように宿題をして。

夫婦だけで、親子だけで、向き合いすぎると話すのがしんどいことも、他者というクッションがあって、そこの空気が安心をくれてたら、雑多な話し声にまぎれて、意外や、奥にしまいこんでたキモチがぽろりとこぼれてた、、。そんな瞬間を何度か感じた、今日の紅茶。

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2008年1月10日 (木)

お薄の時間

数えてみたらきのうでもう12回目。新年恒例の、「お薄の時間」。フルタイムではたらくYさんは、ほかの紅茶の日には来たくても来られない。この日は前もってお休みをとって紅茶にお薄を点てにきてくれる。

「私がしたいもんだから、頼んでさせてもらってるんですよ、これは私の自己表現」

それ以上でも以下でもない、等身大のボランティア。マスノさんの写真のなかに、「君のステージで咲く」という言葉を添えた一枚があったけど、この日のYさんはまさにそんな感じに咲いてて、うれしそうだ。

ちょくちょく紅茶にはきてるけど意外や、やっとお薄の日に来れてうれしい、はじめてなの!というひと。点てかたを教えてもらって、ひとにのんでもらうのがどきどき楽しいひと。小6のさおちゃんは、たぶん6回目の参加。私は毎年、さおちゃんの点てたお薄をいただいてきたことになる。

続けることで、ゆたかになってくるものってあるね。きのうは、新旧15人のお客さんが紅茶にきて、紅茶でないものを何杯もおかわりして、新しい年の時間をshareした。Yさん、ありがとう。

「ほかのひとも私みたいに、何か自分のできることで、○○の日、やらせてください、って言ってしたらいいのに、って思うんですよね」というYさん。あ、そうか、一日図書館長、とか、一日店長、みたいに?

あり、かも。あるいは、私から頼んで、☆☆さんの○○の日、っていうの、してくれない?っていうのもまた、楽しそうだ。

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2008年1月 4日 (金)

くるみ割り

年の暮れ、その日の紅茶にきていたひとたちと、くるみ割りをした。おせちの食材に買っておいたのを、そうだ、一人で割るのたいへんだし、と台所から出してきたのだ。

ぎんなん割りのくぼんだところに、くるみの殻(と言ってるけど実は種)の背骨みたいなところをあてて、軽くちからをいれる。ぱち、といい音がして、指をあてれば、ぱか、と二つに割れる。ほんの少しでも、ちからが強すぎると、グシャ、哀しい音がして、殻ごとつぶれてしまう。

ぱち、ぱか、グシャ、ぱちん。

私にもやらせて。わあ、割れた割れた。次どう、あなたもやってみる?あ、うまいうまい!きれいにまるごととれたねえ。

3歳の女の子も、むずむず割ってみたくてたまらなくなる。上から手を添え、その子の手をはさまぬよう手加減して、よいしょ!あっ、割れた割れた。

ぎんなん割りを順にまわして、一つ割れるごと、その場全員のきもちがくるみに集中する。ぱち、ぱか、の音の後に、まったく無傷の、うつくしい脳みたいなくるみの「仁」があらわれたときは、おもわず拍手。

無傷の殻もまた、うつくしい芸術品だ。誰かが、貝あわせみたいに殻あわせができるかも、といって、何人かはそれをその日のお土産にした。

ふつう紅茶でときどきとつぜん出現する、意図せぬワークショップ・タイムが大好きだ。この日のくるみ割りは、まさしくそんな時間になった。元気のないままこの日の紅茶に来て、くるみ割りをこころから楽しんでくれたひともいた。共同作業としてのワークショップの、ささやかだけど、これもまた、ふとしたちから。

                *****

割ったくるみはそのままでも香ばしくて十分おいしい。でもせっかくおせちと宣言してみんなで割ったのだから、やっぱり佃煮にした。からいりしてから、さとうと酒とみりんと米飴とほんの少しのだしつゆで、あっというまにそれはそれはおいしいくるみ煮になった。くるみ割りワークショップのおいしいおつりです(というか、ほんとはこっちが本命なのだろうけど、きもちとしては、くるみ煮のほうがおつりに思えて)。

                 ******

おつりはもう一つあった。年あけの紅茶にきた女の子が、クリスマスに彼女のおうちに来た仔犬の話をして、その子の名前が、「くるみ」だという。家族で名前を考えてるとき、近くにあの日の紅茶土産のくるみの殻があって、なんとはなしに、くるみ、になったのだそうだ。もっとも、くるみは本名で、呼び名はくーちゃん。それでもなんか、ちょっとうれしい、あの日のおつり。

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2007年11月28日 (水)

サタデーナイト

12月が近づいてくる。はやいなあ、ことし最後の月。その月の初めに

とくべつ紅茶 12月1日(土) します。

  風の吹くままカメラマンこと、マスノマサヒロさんの

       写真とことばとおはなしと音楽と。

1:30 open 2:00~5:00 @水野宅 参加費500円 放課後 もちより一品夕ご飯。マスノさんのHPは、kazesan。光と風を感じる写真たち。だいすきです。  →   http://plaza.rakuten.co.jp/kazesans/3000

どうぞどうぞいらしてくださいませ。

                    *******

ひさびさのサタデーナイト紅茶は、薪の火も入って、とっても懐かしい匂いがした。ナイト紅茶は、ひるまのふつう紅茶と、匂いが違う。夜だからこれるひともいる。土曜だからこれるひともいる。ちいさな子が3人、しまいぎわに走り回っていた。それを眺めてるおとなたちのしあわせそうな顔を見てるわたしのしあわせ。

この日の顔ぶれも一期一会。いわゆる自己紹介はしないけれど、ともともや結ともでしてるようなウォーミングアップをかわりに。この夜のお題は、紅茶つながりと、住んでる町と、「子どものころのおやつの想い出」。

こんめ、と呼んでたゆすらうめ。もも、ぐみ、いちじく、桑の実。お芋のふかしたの、井戸でひやしたスイカ、カバヤのさいころキャラメル、、、。けっこう若いひとの思い出のおやつのなかにも、こんなものがあるんだね。

ナイト紅茶で、私は玄米をたく。おかずをいつもよりは多めにつくる。一方、夫の冬場のおもてなしは、なんといっても、薪ストーブの火。これ、おいしいね~、と言われてつくったひとがうれしいように、あったか~い!って言われることが、いちばんうれしいそうだ。火は、彼の用意するごちそう。

来月のナイトは、12月15日です。

            *****

今日は紅茶で、「り・さいくる マイ封筒作り」のワークショップを。手作り封筒やお古封筒のりさいくるは、もう40年来の、趣味をこえた、私の大好きな時間。こんなこと楽しいと思うのはわたしだけかと昔は思ってたけど、いや、そうでもないみたいで。

何も知らずに紅茶にきたひとが、いつのまにか手を動かして、一緒に作業できたら楽しいな。リサイクルした封筒のほとんどは、次のいのみらをいれて誰かのもとへ。

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2007年11月15日 (木)

どんぐりと山猫

紅茶での賢治の時間の回数はそのまま、津幡で暮らした年数。昨日は15回目、顔ぶれは毎年ちがうのに、ここ数年はいつもおなじような人数で、15人。

賢治さんの37年の生涯のなかで、世に出た本は「注文の多い料理店」と「春と修羅」のたった2冊、と知ってあらためておどろく。今日の賢治ワークショップの作品は、そのうちの一冊から、「どんぐりと山猫」。

五郎さんが一郎さんのせりふを、紅茶にはじめてみえた富山のひとが山猫を、夫がどんぐりの1と2を、私は、読むたび気になってる馬車別当を、ほかのひとも全員それぞれの役になって、作品を読みあう。いろいろな声で聴く賢治の世界。窓からひろがる紅葉をバックに、秋舞台の朗読ワークショップ。

どんぐりのなかで誰が一番えらいかをきめるあらそいに困った山猫が、一郎に知恵を借りる。この場面が、いつも楽しくて大好き。

紅茶でも、毎週くるひとがえらいとか、たまにしか来ないひとはふまじめ、とか、そんなことでまったく競わない。「どんぐりと山猫」を読んだ放課後なので、いらした方に「ぶり」からはじまる自己紹介をしてもらった。

紅茶には半年ぶりの、五郎さんとYさん、そういえば半年前のその日にもふつう紅茶であいましたね、といいあう二人。1年ぶりのひと、2週間ぶりのひと、金沢→高知→金沢と住まいをかえて、5,6年ぶりのひと。能登から1年ぶりに来たちょろさんは、さかのぼれば20年前、五郎さんをはじめて紅茶につれてきてくれたひとだった。

翔を知ってるひとたちが次つぎ翔を偲んで下さり、それもまた幸せな時間。

Yさんに、あなたのくれた桜と白樺の木の間に翔のお墓をつくったのよ、という。

Kさんからは、翔の名前には羽がついていると教えてもらった。このことは、知ってたはずが、忘れていた。珠洲のキャンプ場でひろったとき、足がわるくて、だから翔るように走れたらいいな、とつけた名前だったのだ。そうか、翔は飛んでるんだ、と思ったらなんかすごくうれしくなった。

小1のときからほとんど毎週きていた6年生のSちゃんは、多分一番多く翔にあってる紅茶の子。子どもたちだけでよく散歩にも連れて行ってくれた。全速力で走ってたときに突然翔が気絶して、子供たちが真っ青になったのはもう何年前だったろう。あのころからもう心臓が弱かったのだ。

「翔はもうよろよろだったけど一所懸命生きていたね」とSちゃん。紅茶の玄関のドアに、「しょうがとつぜんおそとにとびださないよう きをつけてあけてくださいね」と翔の顔写真入で注意書きがはってあるのを、「これ、このままはずさんでおこうね」と言ってくれた。

翔に白い百合をもってきてくださったかた、お墓参りしてくださったかた、ありがとう。お墓はみなさんがそなえてくださった秋の菊たちで、朝の雨にとてもきれいに輝いている。ふかふかの庭の土のうえには、クヌギやナラのどんぐりがいっぱい落ちていた。

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2007年9月12日 (水)

9・12の紅茶

宮川くんが、9月22日のとくべつ紅茶のうちあわせで紅茶にやってきた。

不登校の子どもたちの支援、ということで話す機会は多くても、紅茶みたいに、あなた自身を語って、というリクエストはあまりないらしい。だからどう話そう、って悩む。こっちは、そうやって悩んで語ってくれるとこがいいんだよなあ、って思う。

彼と話してる最中に、「とにかく、生きるのに必死で。これしか、僕にはなくて」という言葉が何回かでてきて、ああ、これだなあ、って感じた。そう、そこのところ、聴かせてください、ぜひ。

前回の「不登校だった僕から」のとくべつ紅茶から、10年ぶりの再登場。

9月22日(土)14:00~ 水野宅

宮川正文くんが語る、「等身大の僕の、今」。

どうぞどなたでも。彼のプロフィールは、8月8日のブログに書きました。

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この日の紅茶には、小6のSちゃんもやってきて、おとなたちの話をききながら、話が一段落したころあいをみて、黙って、紙芝居の用意をはじめた。

出し物は、「おじいさんのできること」。核実験に反対します、と手描きの看板を持って町を歩くおじいさんに、つづくおばあさん、おかあさん、おばさん、、、。

これまでも何回も見せてくれた紙芝居。終わってから、「ひさしぶりだねえ、おじいさんのできること」と言うと、Sちゃん、「だって昨日は忘れちゃいけない日だから」。

そうだ。9・11だ。

6年前のその日の翌日も、今日のように紅茶の水曜日で、集まった何人かと、今、感じてることをとにかく話そう、言葉にしよう、って必死に語り合ったことを想いだす。

テロとの戦争(闘い、じゃなくて)を宣言した国に、ついてゆくぞと宣言した首相がいて。それをバトンタッチした次の首相がいて。

その首相は、給油の約束をしたけどそれがかないそうもなく、いきなりやめる、と。それが、9・11の翌日っていうのも、なんかすごい歴史の皮肉だ。

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2007年8月19日 (日)

23年目のおはなし会

ぶどう園のとなりの、細川律子さんちでの午後のおはなし会は、来た人の一話持ちよりで、その場でおはなし会のプログラムが決められる。手あそびや、すばなしや。

律子さんは毎年、この日のおひるに大なべいっぱいのすいとんを出し、おはなし会では平和の絵本か紙芝居を読む。今日は、ベン・シャーンの描いた第5福竜丸乗組員たちの絵を物語にした「ここが家だ」を。

私も毎年、戦争のお話を読む。あの日、9歳の女の子だったさかもととしえさんが見た戦争の本当、「あした また遊ぼうね」から、「ミシンの縫い目」。

戦闘機から、ネコの背中めがけて打ち込まれた機関銃の弾の「ツツツツ」が、その後、何年もたって学校ではじめてミシンをかけた瞬間に、あっ、と重なって、もうそこで手が止まってしまった、、というお話。

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律子さんのあたらしいご本、「風と光の散歩道」が出ました。賢治のお話や詩に登場する、草や木や花たちをめぐるエッセイ集。

日ごろから、ひとつの草とも、一輪の花とも、きもちを通わせあってる律子さんが、賢治の作品のなかの草木や花たちと交流し、日々の暮らしと物語のあいだを行き来する。ただ一本のなにげない草が、ひとを賢治の世界に連れて行ってくれることが、ほんとうにある。

本のなかの「やまぶどう」には、お隣のぶどう園やぶどう狩りおはなし会のことも。

一話ごとのやさしいさし絵も、律子さんの作。カラーなのがいっそう良い。

紅茶本やにあります。1800円。

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律子さんの、ことしの「賢治を読む時間」@紅茶は、

11月14日(水) 14:00~ 紅茶の時間にて。

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2007年8月12日 (日)

いろんな時間

お盆の日にも、水曜日の紅茶はあいている。

この暑いのに、京都から、おうちカフェ風さんが来てくれる。

この前逢ったのはもう去年の春だったね、京都で。

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このごろ、ゆっくりと、ときがもどってくるような感覚を味わっている。

時間には、激しい時間、おだやかな時間、熱い時間、白い時間、

苦い時間、やさしい時間、こわばる時間、寒い時間、恐怖の時間、

いとしい時間、静かの時間、夢みたいな時間、おいしい時間、、、

なんていろいろあるんだろうって実感してる。

過ぎた時間を想いだすゆとりもやっとでてきた。

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お知らせひとつ、紅茶ぶどう狩り、今年も。

 8月19日 今年は日曜日 高松の細川さんち 10時~

午後はいつものように、もちよりおはなし会。

場所がわからないかたは、9時半ころまでにうちへどうぞ、ご一緒に。

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2007年3月19日 (月)

パソコン復活

おひさしぶり。なんと4日間も!パソコンがつながりませんでした。その間、若い人に助けてもらったり、友人のパソコン借りたり。やっと今朝つながって、ほっ。

この前の詩の時間で、小泉周二さんの「あなたへ」を読みましたが、そのとき、「空気と勇気」という詩に初めて出逢いました。

       ・・・すうのが空気 だすのが勇気 

       つつむのが空気 ささえるのが勇気・・・

っていう、ここの行にとてもひかれます。

空気だって勇気だって、目には見えない。でも、あるんだ。

それを感じられる自分でいたいな。空気も、勇気も。

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2007年3月 8日 (木)

3月の雪

3月、虫たちが顔を出すころになっての、雪にびっくり。まあさんは紅茶に来る人が困らないよう、久しぶりの雪かきで汗を流しました。

若い人二人が、「不都合な真実」を見てきた帰りに、紅茶へ。そういえばうちに、筑紫さんのnews23でゴアさんを招いて、日本版「不都合な真実」、みたいな特集をしたのが録ってあったのを思い出し、さっそく紅茶で上映会。これはやっぱり本物を見に行かなきゃね、と翌日、映画を見て来ました。

ゴアさんが、本当に心の底から、みんなに、この危機に気づいてほしいこと、今すぐにできることから始めてほしいこと、それがひしひしと伝わってくる。9日までの上映予定が延長になってた。アカデミー賞を受賞したときも、これは政治的なことではない、一人ひとりのモラルの問題、と何度も言ってたゴアさん。人間として、すること、すべきことを、彼はしてるんだ。彼の仕事、私たちの仕事、みんなの仕事。

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2007年2月14日 (水)

バレンタインデー・紅茶

Photo_40 「オキナワニッキ」の追加分と一緒に、娘から、バレンタインのキュートな←チョコ。あ!!しまった、忘れてた。あわててカードだけ出す。すまんっす。このところ、日にちの感覚がちょっとずれてる私です。

今日の紅茶には、香川県からのお客様、Aさん。1月に「ボ」をとめたお話をしにきてくださった山崎さんとも親しいかたで、以前に一度だけ、ちいさなセンス・オブ・ワンダーの図書館で出会っていた方です。いろんな市民活動を、仲間たちと一緒にあかるいユーモアとユニークなアイディアですてきに展開してる方、ほんの短い時間だったけど、いろんなお知恵をおすそわけしてもらった。

この日は、われらがちゆゆの先生の誕生日とも重なり(バレンタインがバースデー!)、紅茶名物、振り付けつきの♪♪ハッピーバースデーを、いあわせた6人で歌いました。

先日の香林坊での、「フードピア おいしい、ボ いらない」街頭署名のときのちらしをもとに、ハートメンバーのMさんが700人委員会のかわいいプレートをつくろう、と材料をもって紅茶へ。

プレートの、「わたしたちは ボートピアのない 津幡町が すきです」と書かれた文字の、「ボのない」のところだけ、太くはっきり書くお手伝いや、安全ピンをとおす穴あけ作業など。ハートメンバーTさんや、外野席応援団の若者の手もかりながら、名刺よりちょっと大きいサイズの、黄色いかわいいプレートが次々できていきます。

そのあと、こんにちわー、とはいって見えたのは、とってもとても久しぶりの五郎さん!3年前にいただいたクリスマスローズの白い花が、ちょうど2,3日前から咲き始めたところだったので、よけいにうれしい。700人委員会に応援カンパをいただいて、早速できたてのプレートを胸につけていただく。思えば五郎さんとの出会いは20年前にもなる。きっかけは、志賀原発でした。以来、ずうっと紅茶の成長を静かに見守ってきてくださってる、仲間であり、人生の先輩としてのモデルでもあります。

ふつう紅茶が、先週に続いてまたまた一期一会の、しかもすっかり楽しい「ボ」いらない紅茶になってました。仲間たちとこんなふうにきもちをあわせて何かに向かってゆくこの感覚、これって確か前にも、って思ったら、そうだ、3年前の、紅茶20周年記念のたかはしべんさんコンサートの準備してたときのきもちと、似てるや、、。今回はもちろんしんどいこともうんとあるけど、決してそれだけじゃないんだ。大変なことの中に、今はまだ見えていない、大事なギフトが隠されている、そんなふうに思いたい。

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2007年2月 9日 (金)

昨日の紅茶

あらら、気がついたらずいぶんご無沙汰してました。元気です、でも時間が毎日とんでっちゃう感覚。一日ってこんなに短かかったっけ?と。

きのうの紅茶はまたまたなぜか混んでいました。能登の能都町から男女共同参画推進員のかたたちが6人でみえて、ちょうど滋賀からきてらしたゆみさんは、そういう推進員さんたちの研修会などにおはなしにゆく機会も多いかた、で、急遽、ミニミニ・セミナーみたいな時間になりました。これって、△っていうから固くるしいのね、△とか□とかいうよりも、男女共同○、と言う話ですよねえ、といあわせたみんなで、納得。

薬に頼らない病とのつきあいかたや、建築の話や、、、。今日の紅茶は、ほんとに学校みたいに多くのことが学べたなあ。それにしても、約束したり計画してないのに、会うべき人と会うべき人が、ここで出逢っちゃう不思議シンクロを、この日も何回も感じました。紅茶っ子のさおちゃんはちっともおどろかず、紅茶ってこういうことがよく起こるんだよねえ、って。

いのみら読者さんから、毎日のように、「ボ」町外署名が封書でとどきます。ほんとにありがとうございます!小松でとめたのに、羽咋でとめたのに、津幡に行ったなんて!金沢は他人事じゃない、という添え書きや、自分の町にあって、ワイザツな町になりました、というお手紙や、、。ほんとに津幡町だけの問題じゃない、ボートピアで町つくりはできないものね、そのことが多くの人に知られていっています。広島からもエールをありがと、けいこさん。FAX,すごくうれしかったよ。

オキナワニッキの追加分20冊入荷、と思ったら、予約分ときのうの紅茶でなくなってしまったので、また追加しました。

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2007年2月 1日 (木)

心の学校 2

さおちゃんが、昨日の紅茶にあらたな作文をもってきて、また読んでくれました。今回は、このブログに載せてね、っていうことなので、みなさんも読んでくださいね。ほんとにいっぱい見て、参加して、感じて、発見してるんだなあ、って思ったよ!

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  「心の学校への提出物(自分で書きたいと思ったから)」

私が1月24日(水曜日)の夜から思ったことを今から書きます。

私が思っていたことは、ここの家に住んでいるスーさん、マーさんが心の学校の校長、教頭だと思いました。でも、そのスーさんやマーさんでも、学ぶことや、初耳のこともあります。私もいろいろおどろかされることや、怒られることもあります。でも、自分なりにいろいろと心が成長してきたと思いました。

心の学校には、5年間かよっています。長曽さんに、「さおちゃん、ひとが話しているとき、待てるようになったね」といわれ、自分が無意識でなおしているということに気づかされました。そのとき、ほめられて、親にほめてもらうより、すごく、うれしかったのをいまも覚えています。

それから、心の学校に来る人は、必ずと言っていいほど、ひとつは、学んで帰っていると思いました。

これは、最近おもいはじめたことなんですが、心の学校に来る人たちは話している間に先生や生徒がいつのまにか交代していると、思いました。

こんな、学ぶこと、コミュニケーション、自分の気持ちが出せる、この心の学校こと紅茶の時間がすごく楽しいし、だーい好きです。

だから、スーさん、紅茶の時間にこられるみなさま、これからもよろしくお願いします。

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2007年1月24日 (水)

明日から関西へ。

先週に続いて、なぜかはやってる紅茶でした。小学校5年生から70おいくつの方まで。はじめての人、懐かしい懐かしい人、2年ぶりの人、1年ぶりのひと、紅茶おなじみの人、あ、それに、お米配達できてくれたシンくん。さおちゃんのおねえちゃんも久しぶりにやってきて、さおちゃんの言葉をコメントに打ち込んでくれました。

かほく市のひとが来て、自分たちの町ではボートピアをとめたのに、いったいどういうこと!?と、怒りつつ、町外署名を集めるといっていました。おとなりのかほく市では、地元も議会も賛成するなか、市長さんが婦人会のたくさんの反対の声を真摯にうけとめて、そういうものはいらない、と判断をくだしたのでした。

いのみらの発送が終わり、先に着いた方たちから、「ボ」反対の町外署名がつぎつぎ届いています、この場をかりて、お礼申し上げます。ありがとうございます!

私はあしたから関西です。あしたは京都、あさっては大津の子育て応援隊に出前。もどるのは日曜日なので、それまではここに来るのもちょっとお休み。

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さおちゃんの、「心の学校」

お待たせしました!今日の紅茶で、さおちゃんからお許しを得たので、さおちゃんの「心の学校」、全文、ここに載せますね!!さおちゃんが、前の、心の学校の文にコメントつけてくれたので、そっちも見てね。

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心の学校

 私にとっての心の学校があります。そこは、水野スウさんの家でやっている、紅茶の時間です。なぜかというと、いろいろな大人がやってくるけれどそこで、小学校などでは、学べないことが学べる、唯一の時間だからです。
 すごく小さく、時間の短い学校だけれど、たくさん心がのびられる学校です。
 これも、私だけの心の学校だけじゃありません。大人でも、いっぱい、いっぱい、学べることがあります。大人も、ちがう人の話を聞いて、学んだりすることがあるからです。
 私にとっての心の学校は小学校6年生になろうが中学校へ行こうが、高等学校に行こうが、大人になろうが、ぜったいに紅茶の時間と心になじんでいて、そう思っているので、変わることは、ぜったいにありません。

心の学校の校章は、9tea。
意味 けんぽう9条を大切にして、紅茶マークをつけたことから、9teaというのができました。

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2007年1月18日 (木)

心の学校

今日の紅茶は、はじめてのひとや久しぶりのひとがみえて、にぎやかでした。七尾や珠洲のお寺からも若いお坊さん、初参加。お菓子は、京都紅茶のかつこさんが送ってくれた紅茶のはっぱいりケーキや、金沢一おいしい!抹茶クリームいりのたい焼き、、などなど。

12人で、ポジティブニックネームと、ほめ言葉のシャワーをしました。いろんな人と何度もしてるほめ言葉のシャワーだけど、そのたんびに、あ、こんなすてきなことばがあるんや、っていつも感心する、こんなこといわれたらうれしいよなあ、って思う言葉、なかなか自分一人じゃ思いつかないもん。

   ↓

「自分を持ってるね」

「あなたの心はすてきだね」

「一緒にいたらがんばれる」

「苦労したのが報われてきたね」などなど、、、。

今日あらたに知った言葉を、また、ほめ言葉貯金箱にためておこうっと。

誰かに心からほめてもらったとき、てれくさいけど、はずかしいけど、こそばゆいけど、「うれしい」って、「ありがとう」って、いえる自分でありたいよ。悪いとこは、簡単に見つけられる。いいとこ見つけるのは、それにくらべたら難しいのです。せっかく誰かがみつけてくれた自分のいいところ、ディスカウントしないようにしないと、ね。

紅茶にいつもきてる小学生のさおちゃん、彼女の、今日のポジティブニックネームは、「さあ、行こう、心の学校へ、のさおちゃん」でした。それにもみんな、おお~~~、っていったんだけど、夕方なにか真剣に書いてるなあ、って思ってたら、最後にそれを朗読してくれました。「心の学校」という作文でした。

それによると、紅茶って、心の学校なんだそうです。小学校では学べないことが学べる時間で、すごく小さくて、時間の短い学校だけど、たくさん心がのびられる学校なんだって。さおちゃんのだけじゃなくて、おとなたちにもそうなんだって。

朗読きいてたら、うれしくって涙でちゃったよ、すご~~~い、ありがとう、さおちゃん!いっつもおとなたちの話、宿題したり、遊んだり、折り紙おったりしながら、しっかりきいてるもんね、みんな覚えてるもんね。

そう、わたしにとっても、すごい心の学校なんだよ、紅茶って。人生に必要なこと、今もここで教えてもらってるもの。今日はさおちゃんからいっぱい学びました。

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2007年1月 9日 (火)

あしたは、お薄の時間

明日の紅茶には、紅茶はでません。かわりに、おかわり自由のお薄がでます。

年に一度、Yさんがボランティアでみんなのお薄を用意してくださるのです。この時間があると毎年、初春だなあ、って。いつもどおり、1:00~6:00まで開いています。

いつもならこの時期、紅茶の午前中は雪かきでいそがしいまあさん、ことしはまだ一度もその出番はありません。「ボ」の署名をもらいに行くのも、いまのところ、こんなお天気にずいぶん助けられています。見知らぬお家のドアをピンポーン、って押すのにもようやくどきどきしなくなりました。

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2007年1月 4日 (木)

初紅茶

お正月3日は、初紅茶。あいてますかぁ、、、ってやってきた初お客は、ちゆゆの大沼さん夫婦。この日は静かな紅茶だったので、だれもいない時間には、去年から持ち越しの、よみたかったものを読みました。12月にお話にいった中学校の生徒さんの言葉たちです。

お話に行く前に、各クラスに一冊ずつの「きもち」の本の注文をいただいていたので、本の中扉にひとことずつ、違う言葉を書きました。

「一人ひとりちがう役割 あなたにしかできない仕事」

「この星に生まれた奇跡 いっしょに生きてる不思議」

「身のたけでいいんだよ、そのままの君でいいんだよ」

「昨日とちがう今日 今日とちがう明日 それを感じられるひとに」

「ひとつの出逢いから つながってゆくんだよ」

「聴くことは、きもちをまっすぐにうけとめること」

「3億のひとつ、60億人のひとり、46億年の今、奇跡の君」

などなど、11冊の11の言葉の中から、生徒さんが好きな言葉を選んで、なぜそれを選んだかを書いてくれました。へえ~~~、こんなふうに受けとめてくれたんだ、すごい感じかただ、あらまあ、そんなに深く読んでもらえて、ありがとね、って、逆にこちらのほうがいっぱいうれしくなってました。まだ全部は読み終えてないけど、これはお正月のごほうびみたいに、ちょっとずつ、ちょっとずつ、読ませてもらうことにしましょう。

夜は、ボートピアいらない、のハートメンバーたちのもちより望・念・会をうちで。暮れは、ぎりぎりまでみんなショメイカツドーに明け暮れてたもんね、で、新しい年に、忘年会ならぬ望むきもち(念)の会を。あつまった12人のうち、半分のひとは、「ボ」がなかったらこんなふうには出逢えなかったよ、知り合えなかったよ。ハートメンバーたちの誠実さ、大好きです。

*****

よく4日は、ともの時間の、初「ともとも」。テーマは、「聴くことと、反映」。相手のきもちをよく聴き、相手が話したなかで一番いいたかったこと、受けとめてもらいたかったことを、もう一度受けとめ返して伝える「反映」。これってきっとすごく高度な技術、だからすぐには上手になれっこないです。

でも、反映を意識して聴くことを続けてると、少しずつ、まっすぐに相手を聴くこともできてくるように思っています。聴くことよりも、自分だったらこうする、ああすると考えてしまう自分に気づいたり、勝手な解釈をする自分のくせに気づいたり、反映が身につくまでの間に、たくさんの、自分の話し方・聞き方、というものを知ることになるでしょう。そこがね、とっても大事な勉強になると思うな。

*****

明日は、初ちゆゆ。ちょっとめずらしいお客さんの飛び入りがある予定です。

来週10日の紅茶は、恒例、お薄の時間です。紅茶はでません、Yさんがボランティアでたててくれるお薄を、何倍でもどうぞ、の日。どうぞお越しくださいな。

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2006年12月27日 (水)

2006年のラスト紅茶

ラスト紅茶は、とても静かに時間が流れてゆきます。

先日、由美子さんの中学校に出前にいったのですが、そのときの生徒さんの感想をどっさり抱えてみえました。いちばんうれしいごほうびです。今日は由美子さんのお母さんもご一緒。夏の暑い日の紅茶shoppeに参加されて、暑さとひとの多さできっとお疲れだったと思うけど、今日の紅茶はうってかわって、静かで、ゆったりしてて。

そして、由美子さんから何よりのプレゼントをもらっちゃいました。初心者用の「ブログを作ろう!」という解説本のお古、スウさん、ひょっとしていりませんか?ってきいてくれたのです。

ちょうど、きもちブログにつぎつぎ侵入してくる無関係メールに困り果ててたところ。ページをくると、ちゃんとその対処法ものってました!サンキュ、何よりの年の瀬のお土産でした。これからはその数、減ってゆくかな。読んでるみんなだって、わけわからないコメントがつづいてたらいやだもんね。とにかく、今後は、そういうのが入ってき次第、次からこれないようにしますので。

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2006年12月25日 (月)

わたしのしたい20のこと

先週の紅茶で、たまたまいあわせた4人で、「わたしのしたい20のこと」をしました。

①15分から20分くらい時間をかけて、自分のしたいこと、大きいことから小さいことからなんでもかんでも、小さな折り紙、一枚に一個、とにかく書き出してみる。10までは書けても20となると、相当にむずかしい。ひねりだして、しぼりだして、とにかく20個。

②書けたらそれをならべて、よく眺めて、優先順位や分類わけをしてみる。ひとりでできることもあれば、できないことも、お金がかかることも、時間が必要なこともある、そうやって気づいたこと、自分の傾向や自分の今、をじっくり感じる、味わう。

③感じたことを、言える範囲で、一緒にこれをしたひとたちに話してみる。

私がこれをしたのは、実は3ヵ月半ぶりでした。後から日記で確かめたのです。でも、そのときのしたいことと、今回と、重なるのは1、2個【これは絶対に自分がしたいこと、しなければならないこと、】で、後はすごく違ってました。なんと、ボートピア関連がしたいことの半分も占めてて、うひゃ~~、やっぱり今の私の中の最重要課題なんだわあ、、とあらためて実感しました。

この「したいこと20」は、ときどきするといいです。自分を客観的にあぶりだすのにうってつけ。そして、実際にこうして書き出してみると、やればすぐできることは、ほんとにすぐ実行しようと思うもん。で、すでに3つのちいさなしたいことを、もう実行しました。これだけでもかなりすっきりしたよ、その気になればすぐできるじゃん、と。

したいことのひとつは、「ゆっくりディナーしたい」でした。昨日の、夫婦一緒のショメイカツドーのあと、無理とおもって予約してなかったけど、家にもどって知ってるレストランに電話、今からじゃもう無理?いえいえ、フルコースのお料理はもうお出しできないけど、単品なら。お待ちしていますよ、というので、ズボンとレッグウォーマーとアームウォーマーとホカロンを、ちょっとはましな服に着替えて、それ!とレストランへ直行。

というわけで、クリスマスイブの夜に、ひさーしぶりの「ゆっくりとディナー」がかないました。やっぱりこんな時間もとっても必要。

この調子では暮れもお正月もなさそうだなあ。いのみらも当分書けそうにないなあ。でも元気で動き回っていますから、心配しないでくださいね。

あさって27日は今年最後の紅茶です。

あ!と気づけばクリスマス、でした。

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2006年12月18日 (月)

ことし最後のナイト紅茶

12月16日は、ことし最後のナイト紅茶。そのお知らせをブログであらためてしてなかったので、どなたも、かと思っていたら、定刻に、おいしいおいしい昆布巻きをもって、「あれ、、?今日、やってますよねぇ」ってあらわれたYさん。はいはいっ!あいてますよー!そして偶然電話してきたぶんちゃん、今日、ナイトなんだよ、ごはん一緒にどう?で、飛び入り。意外にも、ナイト紅茶は初参加でした。ご飯がはじまってまもなく、鹿肉!のから揚げを持って現れたIさん。あわせておんなたち4人の、夜の紅茶。

今年の紅茶のテーマは、まさしくコミュニケーションだったなあ、って思う。この日も、職場での人間関係、困ったさんに対してどういう対応したらいいんだろう、という話になりました。

それって、「困ったさんというひと」が問題、なのではなくて、そのことによって困っている自分が、それを「問題」としてかかえているわけだから、その「問題」をよりよい方向にもってゆくためには、自分の対応なり、自分の考え方を変えてみるしかないんだ、と気づくまでが第一段階。気づいてからでないと、コミュニケーションの練習にはとりかかれません。相手を変えることはできない、という大原則が、自分の中にすとんと落ちることがまず、肝心。

そんな話をこの日も確認しあって、コミュニケーションは奥が深いよなあ、とつくづく思う。そのひととこれからもつきあって行かなければならない状況なら、そしてその関係性を少しでもよくして行きたいと思うなら、自分の考え方(認知)か、行動か、のどっちかを変えないわけにはいかない、このことがようやく私にもわかってきたところです。

ふつう紅茶は、20日、27日、お正月3日、というふうに年末年始、お休みなくあいています。新年恒例「おうす紅茶の時間」は、1月10日です。ナイト紅茶、1月2月は雪の夜道が心配(うちの団地は坂道)なので、毎年お休みさせていただいています。ナイトは3月にまた再 開しますね。

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700人委員会は、世話人たちの数もふえて、印刷した署名用紙に並ぶ名前もぐんとふえました。町外用の署名用紙は、今まで署名できなくてもどかしい思いでいた町外の方たちから、送ってください、取りに行きます、と勝手応援団?からの声が続々。みなさんありがとう。18日、20日の勉強会のちらしも二つの団地、合わせて600軒のおうちに手分けして届けました。

ということで、今日18日は、700人委員会が開くボートピア勉強会の2回目

「もっと知ろう、ボートピア」を、近くの野山団地の野山会館にて、7:30~。

3回目の勉強会は12月20日、ボートピア予定地から一キロの住宅地、野山団地の隣の緑が丘団地「近懇館(きんこんかん)」にて、同じく7:30~

4回目の勉強会は12月25日、700人委員会のかたがたによびかけて、経過報告もかねて(もちろんそれ以外の方もどうぞ!)、条南コミュニティプラザにて、7:30~

どの会でも、メディアや町の広報からはみえてこないボートピア話が聞けます。700人委員会のHPhttp://www.geocities.jp/child700/index.htm(このブログの、「おきにいり」の「トップページ」というところから、飛んでいけます)でもご案内しています。掲示板にも町内の方たちのご意見の書き込みがふえてきました。どうして町民にくわしい説明もなく決めていくのか、という声も多いです。

今夜の勉強会、たくさんの参加がありますように。

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2006年12月 3日 (日)

山下兄弟 とくべつ紅茶

Photo_34 さぶ~い日曜日でしたが、若い山下兄弟をむかえて、まきストーブの炎ももえて、あったかハートの紅茶の時間でした。お客さんは、小さい子もいれると30人ほど。

シンくんとレイジくんの、心に迫る独特のハーモニイ。こちらのリクエストにこたえてくれて、歌もいっぱい、トークもたっぷり。二人とも自分で感じたこと、実際にしてること、を自分の言葉で語ってるから、ほんとに胸におちてくる。説得力がある。

シンくんは以前、お年寄りの介護施設で働いて、お金を得ていた。その彼の、なんのために仕事するんだろう、という本質的な問い。モンゴルで、8ヶ月間、モンゴルの家族のなかにはいり、”遊牧”してた彼。モンゴルの人は、生きるために仕事をする。必要最小限度のお金で、最小限の荷物で。羊や牛や馬の世話、水汲み、ゲルの引越し、という仕事。羊をさばく、牛をさばく、いのちを、文字通りいただく、という仕事。生きてゆくために必要な、仕事の数々。そして、大草原の中で生まれたシンくんの歌たち、、、。

農業やりはじめて4年目の、弟のレイジくん。東京で音楽やりながら、バイトしたり、路上の人と話したり。でもある時、俺、何やってんだろ、ここで、という問いにぶつかる。ほんとにやりたいことが、見つかってなかったんだ、あの時は。保育士になろうと石川にかえってきて、畑を手伝っているうちに、だんだんおもしろくなってきてーーー。生き物が育つおもしろさ、毎日違う、毎日発見。それって、親父にやらされてるときには、感じなかったものだ。

竹の子の季節は、時間と体力との闘い。忙しいし、めちゃしんどい。けど、体がよろこんどる。当たり前な感じで、農薬使う気なかった。消費者のためにキレイな野菜、ってへんだ。毒まかんほうが、本当は消費者のためなんに。父ちゃんが、自分のできる小さなことから、ってやってきたの受けて、やっとるんやな。なんにもしゃべらん父ちゃんやけど、すげえなあー、背中で語ってる。

農業をしてゆくと決めた二人の息子たちが、父親を尊敬してることがその口ぶりから伝わってきて、それが暖かかった。彼らの親父さんとは19年のつきあいだもの、その寡黙ぶりは百も承知なので。

シンくんのオリジナルの「雨上がり雲は高く」「渡れない鳥」「いい出せなくて」「永遠のダイヤ」、モンゴルの草原で生まれた歌のひとつ、「青鬼伝説」、そして最後は、一青ようさんの「はなみずき」、何度きいても兄弟のデュオがすばらしい。

シンくんはこの歌をはじめて聴いたとき、衝撃を受けたそうだ。このひとは、つらいこともうれしいことも受けとめるひとなんや。俺はいったい、何してるんだ、モンゴルに行きたい行きたい、といいながら、行けないいいわけばかり見つけてる、、。だから、この歌は、シンくんをモンゴルに押し出した歌。歌のちからって、すごいなあ。兄弟二人とも、俺、なにやってんだ、ここで、という問いにぶち当たったあたり、二人に共通してる感性のセンサーと、行動力。

いい時間でした、若い人の話からほんとうに、学ぶよ。シンくん、レイジくん、来てくれてありがとうね!!

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2006年11月11日 (土)

14回目の、賢治の時間

津幡に越してからずっと、11月のとくべつ紅茶は賢治の時間。予定してた人たちが急にこれなくなって、それにひどい雨風。行きますよー、という声もあまりきいていなかったので、きっと静かな静かな賢治の時間、って思ってました。それが12人のひととわけあう時間になって、うん、ちょうどいいほっこりのサイズでしたね。

賢治のワークショップで読んだ今日の作品は「かしわばやしの夜」。はじめて出会う作品でしたが、歌う場面がいっぱいで、ミュージカルみたい!とっても楽しく読みあいました。

細川さんが読んでくれたのは「よだかの星」です、3年ぶりに聞きました。賢治の25歳のときの作品なのね、これが。あらためて、う~~~ん、すごいひとなんだよなあ、、。

外は冷たい雨、「永訣の朝」が聴けば聴くほど胸にしみてくるようになりました。姉が逝って、昨日でまる5年です。

賢治の時間がおわったとほぼ同時に、東京から飛行機でとんできた松浦さんが到着。ほんとうは、賢治の時間からまざりたかったのだけれど、午前中に明治学院大で、北海道浦河町のべてるの家のひとたちのお話があって、それに、メンバーさんたちと参加してからきたので、夕方にしか、津幡にはこれなかった、というわけ。細川さんをはじめ、放課後居残り組みと松浦さん、の7人で、ゆったりとナイト紅茶。

そして最後に、松浦さんからのとくべつリクエストで、細川さんによる朗読「雪わたり」。大きなあかりを消して聴く、かたゆきかんこ、しみゆきしんこ、あ~、これもミュージカルだなあ、オペラだなあ。

さあ、今日こそは早く寝ましょう、明日は松浦さんの「one step up のSST」、コミュニケーションの勉強会です。

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2006年10月30日 (月)

原始林窯展の、紅茶の時間

二日目の日曜日は、前日とまた雰囲気がまったくちがって、一人見えて、ゆったり出逢って、お話しして、お茶碗も見て、お茶の時間もして、そのかたがお茶碗を買ってかえられるとほぼ入れ違いのタイミングで次のかたたちが見え、それが何度か繰り返される、という、静かで濃い時間がながれました。

げん+こりんさんの器には、一個からでも、こちらからいっぱい注文というかリクエストと言うか、わがままが言えるのです。このかたちにこの絵をかいてほしい、これとあれのちょうど中間の大きさで、模様はこれで、と使い手の希望をいってつくってもらえます。

昨日、紅茶にはこれがデビューとなる、生後3ヶ月の赤ちゃんが若いご両親といっしょに。お父さんは自分用の大きめマグカップを予約し、それに息子たちの名前をかいてほしい、とリクエスト。どういう字ですか、ときいて、次に、いつがお誕生日ですか、ときいて、びっくりくり。同い年、同じ誕生日、同じ名前、同じ漢字の、坊やの名前いりの器を、その子のおばあさまからの注文で、げんこりんさんがつくったばかりだというのです!

紅茶ギャラリーに見えたお一人ひとりの、人生の物語を垣間見させてもらえる、しあわせと感動とで胸が満たされるような、2日目の時間でした。

Photo_21 今回の作品の中には、9のお皿もありました。こりんちゃんがいのみら通信をずっと読んでいて、9teaのことも知り、ちょうど能登のヒロさんが、友禅をしてきた自分に何ができるだろう、とかんがえて、「little birds」の染めをつくったように、こりんちゃんはこのお皿をつくったのだという。ふちどりの9、お花の入ってるカップも9、って気がつきましたか。

こりんちゃんは、そのことを私が気づくまでは、自分からはいわないひとです。だから、私が尋ねて、そうなの~、とうれしそうに言って、それで私もうれしさが倍にふくらみました。げんさんもそこがそっくり、(なので、まあさんが器の解説係をかってでてやっておりましたです、由美子さんのぶろぐにも書いてあったね)。

Photo_22 離乳食のはじまった赤ちゃんの手にちょうどの耳つきカップ、これも子育て中のおかあさんからのリクエストから生まれた作品だそうです。穴のあいた持ち手だと、指がぬけなくて、中味をこぼすことが多いんだって。もうじき姪っ子が赤ちゃんを産むので、ひとつ、買いました、犬年の赤ちゃん用に。

もうひとつうれしい話。夜にもらった電話で、この11月に式を挙げる若いカップルから。結婚の贈りものをいただいた人へのおかえしの品に、原始林窯の器を使いたいのですが、と。このブログの写真をみて、あ、スウさんちでいただいた紅茶の、あの湯呑みだ!と、ぴんと来たそうです。またまた、うれしい、がふくらみました。

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この2日間に見えたお客さんの口から、たくさん、津幡のボートピアの話がでました。町長さん、あんまりだよね、とか、はじめて知ったわ、ボートピアってそういうもんだったの?と、報道の大きな記事で、津幡町は有名?に。このまま黙っていれば、北陸初の競艇場外舟券売り場が、森林公園のすぐそばにできてしまう。中高生がはいっていけない施設を誘致して、町の活性化、っていう考え方自体が、はずかしいです。行動する時間は限られています、どうか、このこと、津幡のひとにお知り合いがいたらしらせてね。署名用紙、うちにいっぱいあります。

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2006年10月29日 (日)

紅茶ギャラリー・原始林窯展

ゲンさんこりんちゃん、3度目の紅茶ギャラリー。紅茶仲間のSさんのおつれあいさんが流木でつくってくれた看板たてに、ようこそようこそ、のwelcomeボードをおいて、家のまえにだしました。

Photo_20 土・日曜日の原始林窯展ははじめて。平日ではこれないひとたちがきてくれて、今日のお客様の数は26人でした。みんな、自分の器選びにとっても時間をかけて、こりんちゃんと話して、ゲンさんと話して、それで、だいじそう~に、「これ、いただきます」って決めるのが、いつもこの原始林窯展の風景です。

今回、二人は、25年も前に私がふたりのことを書いたエッセイを3つ、持ってきていて、それを読みながら、私はみごとにタイムスリップ。と同時に、25年前に私がこの二人に感じたきもちよさや、二人の共通のものさしなど、その人の核たる部分が、いまもやっぱり変わっていないことに、ものすごく感動しました。もちろん、枝葉は変わって当然だけど、芯の部分というか、根っこの部分は、ちっともちっともかわっていない、そのことのうれしさ。たいせつなことを見失ってない二人が、こうして心豊かに生きてることのすてきさ。

「何百年も前から続いている描く技術を、私はおしえてもらってひきついで、その末端にいるだけ、でもものすごく時間がかかるから、みんなやめていってしまって、結果的に、こういう日本の紋様を描く人がすくなくなっちゃっただけ」

「自分たちはとても(こころ)豊かに暮らしていると思う、金沢に来るのだって、お茶碗で旅費も出て、いろんな逢いたい人たちに逢えて、器もよろこんでもらえて、その上お墓参りまでできちゃって、、。でもこのうれしさって、金銭的にいっぱいありすぎちゃったら、わからない豊かさかもしんない」

こりんちゃんの言葉、言ってることとしてることがあってる気持ちよさ。ゲンさんはいっぱいしゃべらなくても、やっぱり二人のものさしはそこが似ているのです。25年前とそこが同じなのです。

Photo_19 2年前もそうでしたが、東京のきやさん、というげんこりん+私たち、の共通のともだちから、原始林窯展めがけて、お花が届くのです。今回も、なんて二人の器にあった花たちだろう、なんでわかるんだろう、って思うような、野の花のかごです。

手前に見えるカップは、左側が青海波、右側がかごめ、という、古くからある紋様。

今日きた由美子さんが、大きなすてきな写真をいっぱいいれて、原始林窯展の様子を彼女のブログで紹介してくれています。こちらをどうぞ→http://koshinene.blog59.fc2.com/

由美子さん、わがやがすってきなギャラリーに変身してました。ありがとね、うつしてくれて。

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2006年10月12日 (木)

来週は木曜日においでませ

いのみらが各地にとどいて、お便りやメールや、時には静岡からお電話、いろいろレスポンスをありがとうございます。ていねいにお答えする間がなくてごめんなさいね。

先週の紅茶はいのみら組みデー。きのうは、すっかり品切れになっていた9teaバッヂを来た人たちに手伝ってもらいながら作っていました。これで東京にもってゆけます!

と、そこへ、元祖9teaバッヂをつくってくれたMさんが、ひさーしぶりに。すごいシンクロです。仕事がお休み、という記者さんもお子さん連れで。あ、今日は水曜日、紅茶の日だ、って思い出して足を運んでくれるって、とえもうれしいのだ。

半年ぶりにきたわかいひとは、10日前に私が七尾でであったわかいひとのブログで私を見つけて、それできてくれたみたい。不思議な糸のさきっぽ。七尾の彼女は、私の9の話のなかの、いいところを彼女のセンスでえらびとって、自分のブログで紹介してました。ほんと、そういうことが、一なる声であり、一羽のハチドリなのだと思う。

いまこそ冷静でないとね、9をかえることに一番貢献したひとが、北のあのひと、ってことに、歴史を振り返ったときにならないように。

今夜の夜行列車で東京に行きます。この前もお知らせしましたが、野田三千代さんをお迎えするのは、19日、木曜日です。水曜日もあいてはいますが、できたら、木曜日にご一緒しましょう。(東京からその日の朝帰ったばかりでへろへろ、ってこともまあ、ないとは思うんですが、体力温存、水曜日ははやらない紅茶、大歓迎)

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10月19日(木) とくべつ紅茶 水野宅

海藻押し葉の野田三千代さんをおむかえして「海の森とせいめいのれきしの不思議」のお話。12:00~持ちよりランチ 1:00~5:00 ゆったりとお話&ティータイム

野田さんの海藻押し葉のアートは、金沢東山のしら井昆布店の2階、海の森ギャラリーでごらんいただけます。

参加費 500円

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2006年10月 5日 (木)

早っ!!

昨日の紅茶の時間中、3時ころに、刷り上ったいのみら通信が届きました。わ~い、待ってたよ、と早速その場にいたひとたちとで、いのみらを二枚組みにして、封筒にいれやすいよう三つ折りにする内職がはじまる。

手伝うつもりできたんだよー、というひと、知らなくてきていきなりつきあわされちゃったひと、どちらもどちらも、ありがとうさん!慣れてるひとのすばやさ、大事な話もしながら、でも手は止まらず、モダンタイムズのよう。また紅茶レギュラーのさおちゃんの、小学生ながらきちんとした仕事っぷり、私のいいかげんな折り方との差、歴然でありまする。

そして、なんとなんと、紅茶がおわる6時より前に、700部が全部、くみおわって、そのうち封筒に入れる500通はすでにきちんと3つ折りになってて。これまでも、紅茶の日にいのみらが届くことはよくあったけど、時間中にこれだけの作業が完了したのは初、です。11人くらいでの共同作業、超!スピード記録、みなさん、ほんとうにありがとうございました。

夜、手伝いに来てくれたぶんちゃんも、はやっ!とびっくり。封筒のあて名張りをいっしょにしながら、発送分のを全部、封筒に入れ終えることができました。昼、夜、ともに信じられないくらいの早業なり。サンキュサンキュ!

今日は、中にお手紙いれたり、一言添え書きしたり、でもあさってまでには、発送し終えますね。もうしばらくお待ちくださいな。

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2006年10月 3日 (火)

消える言葉、残るきもち

あらら、ここにくるのとっても久しぶりに感じます。いのみら通信、84号、書きあがりました。明日刷り上ってくるので、紅茶がまたいのみら組みの作業日になりそう!先週も、はじめてきたかたをつかまえて、いきなり、これにはんこ押してくださいます?って、いのみらの封筒の差出人はんこを、ぺたんぺたん、と押してもらいながらお話しました。いのみらはまず、東京に発送しなくちゃね、13日から上京というのに、このぎりぎり感、いつものことながら、スリルいっぱい(?)ですわ。

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おばあちゃんがわが家に来ていたこと、何回かの出前と他の宿題がいくつか重なったこと、その他、ほっとけないできごとが持ち上がったこと、などなど、いっぺんにオーケストラ状態だったので、おばあちゃんを見送り、いのみらを印刷所に出しに行き、ふわ~という開放感。かつての私ならぐわんばってその日のうちに書き込むところでしょうが、からだbankのほうが、「おきゃくさま~、お目目がへろへろですよ、今日分のエネルギー、残高すくないです、もうおやすみくださいませー」というので、素直にしたがいました。ばたんQでした。

おばあちゃんはこっちにいる間に、2回、紅茶に参加。88歳のおばあちゃんにとっては、何度説明しても、紅茶のおけいこ、なのだそうだ。確かに、紅茶の時間、ってピンときにくいよね。つぎからつぎへと、したこと、言ったこと、食べたもの、などは忘れてゆきますが、ときどき、すっごい魂の会話を互いにするときがあって、でもその言葉もすぐ忘れちゃうので、やっぱり日記にかきとめました。

あんた、誰やったかいね、うちのお嫁さん?ちっともそんな感じせんわ~、ここに来る人たちみんなのお母さんって感じやわ、そうやわ、お母さんなんやわ。私のお母さんみたいな感じもするわ。なんちゅうても、ここは不思議な場所やわぁ、ほやろ、ひとがくるっちゅうのが不思議やわ、なんでくるんかいね、みんな安心したくて来るんかいね。ほうやほうや、だってみんな、安心しとるもん、ここにいると。

ってこんな感じでことばが出てきては、消える。でもその瞬間は、そう思っている。ことばときもちの、みつけたり、つかまえたり、また逃したり、見失ったり、の不思議を思うよ。

おばあちゃんは紅茶にでるたび、その夜、スーちゃんはいいお友達がおっていいねえ、私にはおらんもん、と何度も何度もつぶやく。おばあちゃんは、4人の子どもに恵まれてるけど、友だちは、いないようだ。さださんの歌の、「人生の贈りもの」の中にでてくる、深い気持ちを分かち合うような「友」は、たぶん、いない。若いころ、激しく生きてきたおばあちゃん、自分にも他人にも厳しく、ものすごく負けず嫌いで誇り高いひと。だから、いっぱいいっぱいぶつかった、おばあちゃんと私。今はそれを、いちおう過去形で書けるのが不思議なくらい、はげしくぶつかり合い、傷つけあったと思う。私にも激しいとこ、おおいにあるもんね。

友がいる、いない、どちらもそのひとの人生の選択。私の育った家は、極端に血の縁にうすい家族だった。だから私の心の奥底に、血の縁以外のひととの関係を求める気持ちが、きっと意識しないけど深くあるんだろうなあ。そのことーー人生を分かち合う友が必要だと気づいたのは、でも、娘が生まれて、紅茶をはじめて、それからのことだったよ、それまでは一匹狼っぽく、勝手に生きていた私がいたから。

wow-net のおとまり合宿でした死生学のワークショップ、そのときも、死を考えることは毎日をどう生きてゆくかにつながってるよなあ、ってひしひし感じたのだけど、おばあちゃんとわずかだけども重なる日々をすごして、さらにその思いは強まりました。

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2006年9月21日 (木)

再会紅茶・初紅茶

まあまあ、なんとにぎやかな、新・旧・初のひとが、紅茶で一堂に会する時間だったことでしょう!

Wさん。どのくらい振りだろう、懐かしい!もう何年も前に、小杉町のおかあさんたちといっしょにふつうの紅茶にきて、思えば、それが今に続く、小杉のほっころろ~んや、結とものひとたちとのつながりの、はじまりのはじまりでした。私のしらないところで「きもち」の本も読んでいて、娘の文章がそのときの彼女の心に響いたという話をじかに聞けて、うれしかったなあ。

ちょうどお米の配達に来たレイジくん。そうそう、12月3日(日曜日)には、とくべつ紅茶「山下兄弟のトーク&ライブ」でおおいに語り、デュオで歌ってもらいます。@紅茶にて。2:00~5:00、そのあとの放課後夕食会もあり。19年間、無農薬でお米をつくりつづけてきたお父さんの仕事を引き継いだシンくんとレイジくん。彼らの、土と太陽と水と(あら、「恋するトマト」の映画の言葉みたいだなあ)お米と竹やぶと野菜たちと、がっぷり四つに組んだ田んぼと畑の日々は、シンくんがいきいきとブログ「農園日記」で綴っています。お気に入りから飛んでいってみてね。

「ま」っことまっしょうじきで漫画ちっくな「ま」さえさん・「け」ろっといやなことは忘れる「け」いこさん・みんなを「よ」しよししたい「よ」しこさん・「じゅ」んすいな目と心をもちつづけたい「じゅ」んこさん・「ゆ」めみる「ゆ」きちゃん、、と、またまたポジティブニックネームにみんなをつきあわせちゃったね。でもそれくらい珍しい顔ぶれだったので。

この前からわが家にきているうちのおばあちゃんには、フルネームのひと文字ひと文字で言葉をつくり、みんなでそれをつなげて「名前でつくるラブレター」にしあげて、プレゼントしました。

読売新聞のTさん。21年前に、紅茶のお母さんたちが星野とみひろさんの「花の詩画展」を準備する様子を、どの新聞社より先に取材して、記事にしてくれた記者さんでした。全国各地をまわり、福島を経て、再び北陸へ。福島、と聞いて、思わず、知り合い二人の名前を出すと、もちろんすでに出逢ってました。ふたりともいのみら通信読んでるひとで、かの地で同じような想いで動いているひとたち。Tさんは、ずっと「食」のことを追い続けてる人でもあって、20数年前に新竪町にあった食べものや「結」も、取材してるそうですよ、>ちょろさん、覚えてますか?

そのTさんがお仕事でかかわってる講演会のお知らせ。

読売文化フォーラムいしかわ講演会・小倉千加子さんのお話「恋愛と欲望の方程式」

10月7日(土) 午後2:00~ 石川県立音楽堂 邦楽ホール

入場無料ですが、整理券が入ります。券は紅茶にありますので、どなたでもどうぞ。私も以前、彼女のお話きいたことがあります。刺激的でおもしろかったよ。今回の題もかなり過激ですね。いま、「ジェンダー」という考え方や言葉がひどいバッシングにあってるので、よけいに聞きに行きたいな、と思ってます。

虹の祭で知り合ったばかりのめぐちゃん。さっそくalに行ったんだね。

おいしいかぼちゃケーキの作者は、10年前に出前に行った保育園の保護者さん。めぐりめぐって、お友だちが紅茶を知ってて、やっと再会。

小松のOさん。上野のピースナインコンサートではったんとも出会い、その後、はったんの書いた「長良川」読んで感動して、お友だちの分もほしくて、と時間をひねり出して久しぶりの紅茶にきたのでした。>はったん、ご本が2冊、私の元からまた旅立ちましたよ。

にぎやか紅茶のスイーツは、栗の渋皮煮・お庭のぶどう・めっちゃおいしいチーズケーキ、と豪華けんらんでした。大人数でゆっくり話ができなかった初紅茶の若いお母さんたち、またどうぞ、いつもはあんまりはやってないふつう紅茶ですので。

***

紅茶が終わってテレビをつけると「美しい国をーー」と言ってるひとが、新しい首相の椅子にすわることに。谷川さんの「生きる」の詩の中の、「隠された悪を注意深く拒むこと」を、今まで以上にしなくちゃ、とますます思う。美しい言葉には、きっと隠されているものがいっぱいあるのだ。ほんとうのことを知らせない仕組みに、まず気づかなきゃ、ね。

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2006年9月14日 (木)

にぎやか紅茶&ナイト紅茶のおしらせ

きのうの紅茶は、なんだかめずらしく混んでました。

電車で富山から来たRちゃん。お父さんとお母さんはこの前の虹の祭に二人そろってみえてましたね、初対面のお父さんだったけど、あんまりそんな気がせず、それに、私のこともいっぱい知ってくださってるような雰囲気で、うれしいでした。

介護のお仕事で、腰とか痛いんだよぅ、っていうお二人がみえたので、弟子の私がミニちゆゆの実演をして、骨盤ゆすりのあとの、首引き抜き、っていうのを3人でやってたら、そこへちょうど大沼さん夫婦が、こんにちはーって。すごいシンクロだ、つづきはもちろん、大沼さんにバトンタッチ。大沼さんも、虹の祭で田中優さんや辻信一さんのお話きいていたので、まだその余韻が残ってるみたいでしたね、聞いたことのエッセンス、どうか行けなかった人にたくさん話してね。

染と織りの宮さんが久しぶりに。「もっこす元気な愛」を、NPO地域支援センターポレポレの主催で自主上映会するので、そのお知らせをもって来てくれたのです。映画の副題は、「火の国くまもと発純愛ドキュメンタリー」。

くまもと「障害者」労働センターの代表をしてるてっちゃんこと、倉田哲也さんは、とってももっこす(いじっぱり)なひとらしい。足で運転できる車の運転免許を取るのに2年越しで挑戦、愛する美穂さんと一緒になりたいけど、はたして美穂さんのお母さん、結婚を許してくれるのだろうか、、おあとは映画を見に行ってーーー。前売り券、紅茶にあります。

「もっこす元気な愛」上映会は、9月30日(土)石川県教育会館3Fホール

昼の部14:00~と 夜の部17:30~ 昼と夜の部の間に、倉田哲也さんの講演あり。

前売 1100円(当日 1500円) 高校生以下は900円(当日 1300円)

*****

今日の津幡図書館の「詩を楽しむ」、図書館を見学に来た金沢のお二人もまざって「のはらうた わっはっは」(くどうなおこ と のはらみんな)や、前田さんがもってきた長田弘詩集を輪読しました。長田弘さんの「ファーブルさん」や「最初の質問」を、6人ほどの、一人ひとり違う声で聴く、というあたりがこの時間の醍醐味です。

今日読んだ「のはらうた」から、ひとつご紹介。

「だいちのねがい」 だいちさくのすけ

う~~~~~~~~~~んと おおきく手をひろげ

し~~~~~~~~~~っかり みんなをだきしめる

それが われら だいちの やくめ

それが われら だいちの ねがい

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そうそう、今月のサタデーナイト紅茶のお知らせがまだでした。

9月は23日  5:30~9:00 持ちより一品、手ぶら参加費は500円

10月のナイト紅茶は28日です。28・29と、二日間にわたって、紅茶ギャラリー原始林窯展しますので、げんちゃん&こりんちゃんに逢いたい方、ぜひおこしください。2年ぶり、紅茶では3回目の原始林窯です。

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2006年8月31日 (木)

15の、私のしたいこと

夏の月の最後の紅茶、何人かの一年ぶりのお顔に逢えました。夏休み、といっても実質的にはない、くらいの忙しさの中から、くるま飛ばしてきてくれたんだね。

いいころあいの顔ぶれと人数(まあさんと私をいれて6人)が、たまたま夕方に居合わせたので、ひさしぶりに「15の、私のしたいこと」をしてみました。

一人一枚の紙に、15個、自分のしたいこと、小さなことから大きなことまでーー行ってみたいところでも、部屋の掃除でも、読みたい本でも、映画でも、壮大な夢でも、チャレンジしたいことでも、何でもとにかく15個、書き出してみる。15もあるから、必死にひねりだしてかきます。時間は10分くらい、かな。

書き出したものを、あらためてながめてみて、それから、いますぐできそうなこと・時間が必要なこと・お金がかかること・ひとりではできないこと、したい、といっても実はやらなければならないこと、などに分類分けしてみる。それをまたつらつら眺めて、感じたことをかたりあう、というワークショップです。したいことのリストは、他人には見せないし、何を書いたか、いう必要もありません。もちろんいいたい人は言ってもよいけど。

自分の傾向がすごくよくわかるなあ・自分のきもち次第なんだなぁって思った・意志が必要なんだ、って感じた・子育て中でできないこと、でもしたいこと、が並んでるわ・したいこと書き出してみたら、結局は体力がそれをするのに、あるかないか、だ・自分のしたいことは、自分と家族のことだけで狭いなあ・行きたいところばっかり!行けてないことへの裏返しみたい、、などなど、そのリストを見ながら語り合いました。

このワークショップ、何年か前にWOWでしたことがあります。そのときは、20のしたいこと、だったので、もっと必死に!したいこと20個を、うんうん言いながらひねりだしたものです。時間も20分くらいかけて考えました。何年ぶりかでして見て、我ながら、あ、あの時と違う、すでに実現できたこともあるし、自分の関心がいまどこへ向かってるかも見えて、だから私自身、してみてよかった。

書き出すだけより、やっぱり書いた後の分類&感じたことを互いに言いあう時間、これが大事、ってあらためて思う。自分のしたいことの、またはすべきことの、優先順位も、おのずと整理されて見えてくるのが、いい。だから一人でするより、仲間としたほうがいいんだろうな、ひとの感じ方を聴きながら、また、自分にも還して行けるから。

15のリスト、日記に書き写しました。一年後に、これのいくつができてるかな、または前に進んでるかな。いきなりのワークショップにおつきあいくださったかたたち、ありがとござんした。

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2006年8月17日 (木)

人間交差点

お盆休みにかさなる紅茶は、やはりいつもと違うひとが見える紅茶です。はじめてみえたご夫婦。はいるまでずいぶん足踏みされたよう、そうだよね、私のこともまったくなんにも知らないんだものね。

富山のほっとスマイルの宮川くん経由で。そこで出逢ったひとたちを信じられたから、次につながる。ほんと、どこで、誰に出逢うか、って大きい。思いってきてくださったかたに、私もまたていねいに次につなげられたらと思う。

この日は、5ヶ月ぶりで逢いたかった人が、思いがけなく来てくれました。初対面のご夫婦と、すぐさまどこかに苦しみの接点を感じたのでしょう、自らすっと自分を開いて話してくれました。

長い間、悲しみや苦しみをくぐり抜けてきた先輩は、年令も事情ももちろんちがうのだけども、現在苦しんでいる見知らぬ後輩に、どうしてこうもやさしく、また適切な、言葉かけをしてあげられるのだろう、と、聞いている私のほうが胸が熱くなる。このひとにしたって、まだまだ大変な状況にあって、涙のかれることがないのに、、。

遠い近いじゃないの、自分にあうところ、自分に合うひとを見つけること、カウンセラーのとこにいって、会って、自分が苦しくなる一方だったら、あ、このひとは自分に合わないんだな、あうひとを自分で選んでいいんだな、って思えるようになったのよ、と、自分の体験と、失敗と、学んで気づいたこととを、語ってくれました。

この時間が、はじめて出逢う私たちのためだけに確保されてたことに感謝、もうちょっとでも早い時間だったら、きっと来てもこの話はできなかったね。誰も仕組まない、シナリオがない、人間交差点紅茶の、ちいさなドラマだ、、。

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2006年8月12日 (土)

里帰り紅茶

さっちゃんと、13年ぶりにあえました。初めての出逢いから20年。

紅茶の前の日に電話をもらって、「あの~、紅茶って今もやっていますか?」。旧姓をきいて、え~~~、ひょっとして、双子姉妹で紅茶にきていた、さっちゃん?!いつのまにかお母さんになっていたんですね。お里帰りの1日、3歳の坊やをつれて、今週の紅茶に。

まさしくタイムカプセル。13年前の、辰口の雑木林のパンやさんとマー君をおよびしての、大雪の日の「とくべつ紅茶」にさっちゃんも来ていて、その日はちょうど「美しい部屋」という雑誌の取材があり、はじめてお逢いするライターのMさんもいて、その日の様子は後日、雑誌に載ったので、おもわずそのページを開いて、二人でみいりました。まあさんも私も、小学生の万依も、さっちゃんも、若!でも、そのひとの持ってる芯の部分ってかわらないのかも。さっちゃんのやわらかな気持ちの空気、変わってませんでした。

しかももっと不思議なことは、この日にとどいた郵便のなかに、そのときの紅茶の様子を雑誌に書いたMさん(彼女とは今も西東京紅茶で時おり逢えてる)の、ひさしぶりの便りもあって、さっちゃんがいる、この日この時届く、このシンクロって一体何?!って思っちゃったよ。

この日、はじめてきた親子さんの5歳の男の子と、さっちゃんの坊やとはもちろん初対面。その二人の間にさりげなく、まあさんが「ウオーリーを探せ」の絵本を差しだす。それからしばらくは二人で夢中になって、ウオーリーを探していました。5歳と3歳、すっかり意気投合、頭かくして尻隠さずの、見え見えのかくれんぼも、この年代には、本当にみえないものらしい。見てるほうも、何倍も楽しみました。別れ際、先に帰ることになった5歳の彼が、3歳の彼に、玄関でおとなっぽく、「また逢おうな!」って。おそらく一期一会、だけど、また逢おうな!って。

娘さん時代から知っている人が、こうして時を経て、お子さんといっしょに訪ねてくれるって、夏休みならでは。しかも今は調布に住んでいる、というので、さっそくクッキングハウスのパンフレットと通信を。今度は東京で、また逢おうな!

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2006年8月 3日 (木)

夏の日の紅茶

梅雨が明けたら一気に暑くなりました。家のなかにいても、熱中症や脱水症状になる恐れあり。(現に、金沢に一時住んでるおいっこが熱中症になって、病院で点滴うけました)水分補給を忘れずに!

夏休みの紅茶は、いつもと違う顔ぶれです。外は暑い日でも、木々に囲まれた家の中は、みどりのエアコンがよくきいて、思いのほか涼しい。きのうは幼い子どもたちが何人か来て、紅茶学童くらぶ?みたいでした。

紅茶にくるのがはじめて、という小さい男の子たちにとても共通していることは、来て一時間くらいはすごく興奮して、ハイになって、はしゃぎます。時に、悪乗りする子もいます。天井が高いことや、木の床が、きっと子どものこころを開放させるのだろうと思う。そんなときにしかって、お行儀よくさせようとしてもなかなかむずかしい。

でも、ベランダにでて騒ぐと、翔がとてもおびえるので、私が「あのね、この翔ちゃんはうちのとっても大事な家族なの、年をとっているから、大きな声をだしたり、追いかけたり、ベランダで走ったりすると、ものすごくこわがるのね、だから、ここでは大きい声をださないでね」ってお願いすると、これは割と聞いてもらえます。

家のなかでひとしきりさわいだら気がすんだのか、子どもたち、後半は紅茶の小学高学年のお姉ちゃんたちとYさんがはじめた、臨時折り紙教室にいつの間にかまざって、落ち着いて遊んでいます。そして最後は、あ~、おもしろかったあ!!っていって、お母さんと一緒に帰ってゆきました。

こんな場面ってしばしばあって、紅茶のだれかれに、しょっちゅう助けられてるなあ、って思う。ここでも、1:1でない、場の力が働いているよ。Yさん、さおちゃん、はーちゃん、ありがとね。

***

夕方、設計のお仕事をしていたOさんが、以前の施主さんで今はお友だちのひとをつれて見えました。Oさんは、この家にはちからがあるね、アテ(あすなろ)の木の床には、ひとのきもちをよくしてくれる、いいエネルギーを引き出す、すごい力があるんだよ、ヒノキよりもパワーがあるんだよ、といつもいう。

翔もマガも、そのひんやりした床に、とってもきもちよさそうに、ゆる~く寝ころぶ。人間にもほかのいきものにも、きっとやさしく効くんだね。わたしも、この床に大の字になって寝ると、うん、とてもいいきもち。今度紅茶に来たら、あなたもどうぞ試してみてください、大の字寝。

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2006年7月19日 (水)

ただいま!と紅茶へ

3日間北陸地方に降り続いた雨で、関西からの特急が軒並み止まってるよ、と昨日、旅先にめずらしくまあさんから電話。ひえ~~~、大雨の様子はテレビで見てたけどそこまでとは(汗)、、。案の定、今朝、大阪駅についたら、北陸線は運休、と書いてある。でも念のため、と思ってたずねてみると、ラッキー!私が乗る予定のサンダーバードは動いてました!

とはいえ、徐行運転&何度もの臨時停車。で、の~んびり5時間かけて金沢に帰ってきました。おかげで、だいぶヘビーな本一冊、しっかり読破。紅茶はまあさんが開けててくれて、はじめての赤ちゃん連れのひとや、お米配達にきたシンくんたちがもう先客さんでした。

話してる途中に、今日はじめてきた人が、シンくんのこと、ええ~!!alに野菜をおろしてる、あの、有名な、山下兄弟のおにいちゃん!?とびっくりしてた。シンくん、テレながら、でもうれしそう。alのパートナーさんの元気野菜のっぽくんが、朝早くにシンくんたちのところまで、「もず農園」のとれたて野菜をとりにいってるそうです。

今日の紅茶もめずらしい顔ぶれがあつまり、まさにこの日を選んできたかと思うような、出逢いのシンクロがあり。それがいつも不思議でたまらない。そういう場面がみれたから、うん、やっぱり今日の紅茶に帰ってこれてよかった。

そして、今日の紅茶の話の流れのなかからもまた、生きてるいのちのことを想った。亡くなってしまったけど、でも一緒にあるいのちのことを想った。生きててうれしい、と感じる一瞬一瞬、それに気づきそびれないようにしよう、ってなおさら強く思った。

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夕方6時半すぎ、MROニュースの「わいわいキッズ」に先週の紅茶shoppeが。こども店長さんたち、みんないい顔してるなあ!ほんと、自分を表現するって、こんなにすてきなこと。短い時間で、shoppeの物語を感じるような、すてきな切り口の編集でした。mizuhoさん、ありがと!

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京都の帰り、西宮の娘のとこにも寄ってきました。6月に沖縄をバイクでひとり旅してきた、一冊きりの「オキナワ日記」、読んでたらわくわくしてきて、まるで自分が旅してる気分でしたよ。

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2006年7月15日 (土)

shoppe 満員御礼

ほんとにたくさんの方がご来店、でした。親子3代のお店屋さん、母と子、それぞれのお店の店長さん、最年少は年長組みさん、だったかな。お店は出さなくても、毎年楽しみにきてくれるかたたち、そして、今年はじめてきてくれたお客さんたち、ありがとうございました。

ランチのあとで、お店紹介をしてもらったら、全部で17店、ありました。3回目のバングラchaiやさん、チーズケーキやさん、はしふくさや縫い物小物やさん、初出展のアクセサリーや、玉子ボーロやさん。いつものことながら、ひとりひとりのアイディアや手の技に感心します。ちいさなたべもの、水まんじゅうとか、わらびもちとか、はったいこのおやき、とか。いろんな意味での、自分表現の場だね、そして、確かに、ひとと出逢う場だね。

スウ’s cafe の、夏野菜いっぱいの辛い辛いタイカレー、みなさん汗を流して食べてくれてありがとう。玄米ごはんが15人分くらいしかなくて、ごめんね。ちいさな笹の葉ずしは、もうすこしは多くの人のおくちにはいったでしょうか。

ことし初参加のシンくん、レイジくんは、「もず農園」というお店をだして、とれたてのほうれん草やお豆、なす、たまねぎやジャガイモを。そして、ランチのあと、ミニコンサート。ギターをひくシンくんの、ふしぎな高い声、そしてボンゴをたたくレイジくんの低めの声、二人がはもると、独特の歌声がひびいて、ほんっとにすてきでじ~んとしました。ひととようさんのはなみずきや、シンくんオリジナルの「青鬼伝説」など。

こんなきもちいい若者たちの、農業で生きてゆこうとする姿勢がまぶしいくらいで、とても応援したくなる。シンくんの8ヶ月におよぶモンゴルの話も、もっと聞きたい。いつか、とくべつ紅茶で、ふたりにきてもらって、トークいっぱいのコンサート、してもらおうって思いました。

紅茶shoppeの子ども店長さんたち、みんな、いきいきしてて、うれしそうで、ちょっぴり誇らしげで。う~ん、いいなあ、いつも見る顔とまたちがう顔。子どもたちのそんな様子を、mizuhoさんがカメラで追っていました。19日、今度の水曜日、夕方のMROニュースの「わいわいキッズ」でon air だそうです。お時間忘れなかったら、どうぞみてくださいね。

ナイト紅茶は、愛知からのchaiやさんの酒井くん夫婦、富山の八尾からの森ファミリー、そしてshoppeには間に合わなかったけど、ナイトを楽しみにきてくれたTさんと、私たち夫婦とでゆっくり夜を過ごしました。

いい1日でした。生きててうれしい日でした。ここのところ、いのちのあることって、奇跡のようにとおといことだ、と思う出来事がつづくので、こうしてたくさんの笑顔をみれる一日をすごすと、よけいに一人ひとりのいのちがいとおしいです。

*****

明日から京都に行ってきます。もどるのは水曜日のお昼ごろ。

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2006年7月14日 (金)

明日15日は、紅茶shoppe

今年で3回目のshoppe、明日、わが家で11時、openです。お店屋さんをする店長さんたちはそれより先に来て、準備をしてます。昨日まではじとじと雨で床もじとーっとしてたけど、今日の風が家中をからっとした空気に入れ替えてくれた感じ。あしたも、よい風がふく日だといいなあ。

今のところ、13くらいのお店が出そうです。今日もエントリーお申込みひとつあり。3人で一つのお店、というところもあるので、けっこう人が多くて、繁盛してるように見えるかも!?

私は、スウ’s cafeで、玄米とタイカレー(辛いよ!)と、笹の葉ずしをランチで出します。といってもそんなに大量生産するのじゃないので、一人分の量も少なめによそいます。もし足りなかったらごめんね。私は、お昼時はほとんど流し側にいることになりそうなので、スウ’s shoppeは、薪をいれる木箱のうえに、はやばやともう、こじんまりした品を並べ終えました。9teaバッヂと、9teaはがきと、りさいくる手つくり封筒、です。

まあさんが、ベランダの長いすとか椅子とかをきれいに拭いてくれたよ、なのでランチはベランダで木を眺めながらも食べられます。ただし、香取、もとい、蚊取り線香を必ずたくこと!

ランチタイムがおわったら、シンくんレイジくんデュオの、ミニミニ・コンサート、お楽しみに。

夜はナイト紅茶です、原則、一品持ち寄り。特に明日は、昼がbigなので、よるご飯はほそぼそ粗食?かも。以上、明日の予告編でした。

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大雨紅茶

おとといの紅茶は、すごい雨にもかかわらず、なんでかとてもにぎやかでした。約束してないのに、ひさしぶりにきたお寺の若者同士がめずらしく再開したり、能登から加賀からきたひとたちが一つの輪になったあとは、ちいさな2,3人のおしゃべりの”島”がいくつもできてました。

こんなおもしろい顔ぶれがそろったときは、たいていちょっとした自己紹介ゲームをします。おとといのそれは、「ポジティブ・ニックネーム」。2月のアレン・ネルソンさんの非暴力ワークショップのとき、一番最初にしたゲームです。この日の14人のうち、それに参加していた人が4人いたこともあって。

自分のいいところを見つけて、自分の名前の頭文字で始まる言葉をあてはめて、順番に自己紹介。前にいったひとの名前も呼びながら順にいってゆくので、終わるころには、みんなの名前と特長がひとりひとりのなかにきざまれます。

ニコニコにわっち→真っ赤に燃えるまあさん→夢見るゆきちゃん→心のひろいひろみさん→楽しくあっはっはのたかちゃん、というふうに。時々誰かが間違えて、真っ赤に燃えるスウさん(!)になったりするところが、また楽しい。

人が人と出逢って、いつもと違う表情になる瞬間、つかの間でもふわっとときほぐされた顔になる瞬間。そういう時間が、好きです。

***

そうそう、アレンさんといえば、おつれあいのアネッタさん、お具合を案じてましたが、今は、安心な状態でおられるそうです。

そうそう、まあさんは2週続けて紅茶にいませんでしたが、旅にでていたのです。無事にもどってきて、紅茶にいてくれる。それだけで、私がどんなに助けられてるか、安心していられるか、再確認しました、13日みたいに、こんでる紅茶の時は特に。なにせ、ひとりだったので、20センチのムカデと大格闘した時なんか、もう、ほんとにほんとに、おっかなかったんだよ~~~!(都会にすんでるひとには信じられないよね、でもここじゃ、ムカデやカメムシや蛇やもぐら、ってけっこう、ふつうの顔ぶれです)。

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2006年7月10日 (月)

今週の紅茶・土曜の紅茶

水曜日の紅茶の日の午前中、めずらしく出前がはいりました。はじめはお断りしたのですが、主催者がわのかたが、プログラムの順番をいれかえて午前にしますので、といってくださり、それでは、と。

お引き受けした後で気がついたら、ありゃ、第2週でランチの日やった、、。でもこのごろは、ナイト紅茶のほうに移行?してるみたいで、ランチは文字通りはやってないので、ごめん!とお断りして、やっぱり出前に行ってきます。超特急でもどりますので、open時間の1時ごろにはもどれる予定です(いちおう、、。)

いつもはお仕事でこれないかたが、私メッセージ・あなたメッセージを練習したい、といってこの日の紅茶にみえるので、もし、あなたが来たらいっしょに、そういう練習にも少しお付き合いくださいな。

                 *******

今週の土曜日はいよいよ紅茶shoppeです。11:00~(お店の準備は10:00より)

私のほうは、9teaはがきや9teaバッヂなど、大体準備はできました。田んぼの3兄弟、シンくんエイジくんレイジくんもきてくれるので、紅茶shoppeランチのあとは、シン&レイジ兄弟デュオの、ミニミニコンサートです。お楽しみに!shoppeは手作り品にかぎるので、彼らの新鮮野菜も、堂々文句なしの手作り・無農薬、お店に出る予定ですよ。

お客さんとしてもどうぞおいでくださいませ。いろいろなランチが出そうです。お昼はいろんな味が楽しめると思いますよ。

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2006年6月27日 (火)

豆づくしのナイト紅茶

菜の花ろうそくをともしての、6月のキャンドルナイト紅茶は、示し合わせたわけでもないのに、お豆料理が勢ぞろい。金時豆の煮豆、ピーナッツと人参・こんにゃく・昆布の煮豆、たんばぐろ(マグロのタン?と聞き違えた。丹波の黒豆をこう呼ぶそうです)の天ぷら=サツマイモのような不思議な甘さ!金沢大地のお豆腐(塩で食べます)、たきたて玄米はもちろん、小豆・大豆・黒豆・金時豆入り。極めつけは、冷たい小豆スープ、さわやかで、上品で、とってもおいしい!

小豆スープは、バタでいためたたまねぎに、やわらかく煮た小豆をくわえていったんミキサーにかけ、コンソメで味付け、牛乳をくわえて、カップに注いでから、仕上げに生クリーム少々。ーーーって、こんな感じでしたっけ?違ってたら、小豆スープ作者さん、訂正お願いしますね。

ナイト紅茶の前半は、いつも持ち寄り料理の話に花が咲きます。そしておなかがいっぱいになったあとは、たいていそれぞれの家族、自分、人生のものがたりへと話題がうつってゆきます。この日、テーブルを囲んだのは6人(うち、一人は少年)、パーソナルな話をしあう、聴きあうのに、多すぎず少なすぎずの、たぶんちょうどいい人の輪の大きさ。

一人のお母さんが娘さんのシュウカツと結婚について話すと、それを聞いていた若いひとが、自分と親との関係を語りだす。それに呼応してほかの人も語る。みんな違ってるからおもしろい。これが正解、っていうものも、これが「ふつう」なんじゃないの?という「ふつう」も存在しない。語りながら、「ふつう」にしばられてた自分にもちょっぴっと気づいたりする。

家族や夫婦の話になると、結婚観についてもたいてい話すことになります。私たちはたまたま、知り合ってから結婚するまでにいっぱい遠回りしたので8年という時間がかかったのだけど、たったの4日で、生涯の相棒はこのひと!ときめたひともいる。でもその選択はまちがってなかったと思う、というJさん。夫さんの両親ともそりゃいろいろあったろうけど、きちんと自分をまもる壁になってくれた夫さんのこと、感謝しながら語る口調がしぜんでとってもいい。何より、自分のお母さんがそういう話をほかのひとにしてるのを、この夜のたった一人の少年である彼女の息子さんが聞いてたのがいいなあ。

お父さんとお母さんの、結婚にいたるまでと、その後の物語。こういう話って、家族内でするときと、この夜のように間接的に耳にするのと、印象が違うものです。少年は、きっとこの夜、ほんの少し大人の世界の仲間入り。

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2006年6月21日 (水)

ただいま!

7泊7日の東京方面への旅から、今朝、無事にもどりました。みなさんにご心配かけてしまったけど、はい!元気になって戻ってこれました。気遣ってくださってありがとうございました!

風邪っ気、という「気」といっしょに上京したので、毎日しんしん(身と心)の声を聴きつつ、行動してました。幸い、日中の、人と逢っている時や出前の時にはちっともしんどくなくて、十分に私もその時間を楽しめたんだよ。

夜、一人になってから、今日のふりかえりを日記にかこうとすると、「あ、お客さま、もうしわけありませんが、そういう余分のエネルギー貯金の残高は本日すくのうなっておりますが、、」って感じに、しんしんが丁重に私にいってくるのです。で、その声にすっごく素直に、はいはい、としたがって、お風呂はいって寝る。日記もお掃除もほかのことも、明日できることはあしたあした~♪というふうに日を過ごしてましたら、風邪の気はいつのまにやら、、、消えうせてました。

初めての体験でしたが、気功というものを、治りがけのいいタイミングでしたこともよかったみたいです。静かな動きですが、静かな気持ちのいい汗をかけて、身体が軽くなりました。ちゆゆと通じるところもありました。

まついのりこさんとゆっくりお逢いしました。紙芝居9条をつくられたそう。秋に出前にゆくことになるかも。20数年におよぶ長いおつきあいのなかで、私のできることがあればうれしいなぁと思う。

川越紅茶へ。川越紅茶仲間でもあるゲストのQちゃんの、「わたしにとっての”伝える”という仕事」が聞きたくて参加したのです。ずっと広告の仕事をしてきたQちゃん、途中から方向路線変更しながらもいまもNPOの広報という場で、「伝える」をしています。一人称の「私」としてQちゃんが語るお話は、本当にぐいぐいひきこまれてゆくおもしろさとむずかしさと大変さと、、、。ひととひとがいて、誰になにを伝えるか、伝えたいのか、それってコミュニケーションの原点だから、わたしにもとってもためになり、心がどきどきしました。きっと、来年、紅茶にきて語っていただきます!

西東京紅茶。川越も川口も、これまでていねいにそこにいるひとたちが場を育ててきて、そこに私がでかけてゆくだけなので、私はその場のもつ力に安心して自分をゆだねてお話すればいいから、気分がとても楽なのです。でも亡くなった姉の家でする西東京の紅茶は、年に1,2回ひらくだけで、日ごろのネットワークがない中、そこにみえたひととどうやって一期一会の時間をつくりあげてゆくのか、そのおもしろさと緊張が常にある場です。

レストランの若いメンバーたちとレストランつながりのひとたち、JHC板橋というやはりメンタルヘルスにかかわるところのひとたち、ふる~い紅茶仲間、はじめてのひとたち、と、ちょうど10人。あの小さな家ではそのあたりがほどよい人の数。来てくれた人たちが、「いっしょにいい時間をつくろう、それには一人ひとりの存在や言葉がかかせない」っていうきもちで協力してくれた感じで、おかげでほんとに不思議な、いちごいちえ時間になりました。

川口ちいさいおうち紅茶は、9 tea の出前。こんなに身近に9があるって気づいてなかった、、!と絵本でちいさいおうちとつながってるお母さんが目をまんまるくされて、はっとされて。落合さんも細川さんも、なんのために自分はこどもたちに絵本をよんでいるのか、おはなしを語り続けているのか、それを芯の部分にきちんともっている。だから9の身近さもびんびんわかる。二人のことすてきだなあ、って尊敬するのもそういう部分。

あ、その意味で、レストランの松浦さんもね、きちんとわかってらっしゃるお一人。だからこその、いろんなpeaceの活動なのですよね。

レストランの話はまたあした。そろそろ紅茶の準備をすることにしましょう。この、ホームグラウンドでのふつう紅茶こそ、私自身がふわっとリラックスして、ただいるだけでいい、紅茶おかわり係をしていられる、一番楽な紅茶の時間です。

あらら、一言、ただいま、だけのつもりがまたまた長くなっちゃったね。

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2006年6月14日 (水)

せんだんの花ときいちご

クマさんは食べだめができて、寝だめもできるのかしら。まるでクマさんのように休眠中だった私、たっぷり寝だめしました。よくもまあ、こんなに眠れるものだと思うくらいに。用事のあるとき以外は、ほんのちょっとの時間でも、朝も昼も夜も寝てました。体が眠れと要求するのがわかりました。(それがわかるのは、やっぱりちゆゆのおかげだと思います。今までは無理してても、体が鈍感で気づかなかったので)

5月6月は、私のきっと要注意月なのでしょう、毎年この季節にはなにかからだの調子がくずれます。そして珍しく風邪をひきます。声帯が弱いのでまっさきにのどがやられて、電話だけだとすごく哀れな声になってしまう。とほほ、、、。

でもやっとどうにか、風邪も治ってきました。

外に出れば、栴檀のはなびらがひらひらひらひら舞い落ちて、木のしたはうっすら白くなっています。外の壁沿いに枝を伸ばしたきいちごが、3日見ない間にオレンジの実をいっぱいつけていて、両手のひらでもとりきれないほど。今日の紅茶のおやつにしましょう。

今夜の夜行で東京にいくので、しばらくここを留守します。帰ってきてからまた。

今回の東京は、出前は二つで、あとはプライベートでまついのりこさんにお逢いしたり、すてきな集まりに参加したり、というゆっくりスケジュール、無理なく過ごせそうです。

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2006年6月 8日 (木)

SSTのビデオ/詩を楽しむ

予告編どおり、SSTのビデオを紅茶でみました。10人ぐらいで、だったかな。ロールプレイをして、よかったところをすかさず言葉にして伝えるの、レストランンのメンバーたちはいっつもやりなれているので、ほんとにしぜんで、どんなに小さいいいことでもほめて認めます。自分がされてうれしかったこと、自信になったこと、を仲間たちに返しているんだな、と感じます。

いつもいうことだけど、SSTはうまい言い方を練習すること、じゃないんだよね。自分の気持ちに気づくこと、またはたったひとつの考え方しかできなくて、そのために苦しいきもちになるのなら、別の考えかたや思いかたもあるってことを仲間たちと考え合うこと、そしてその底にあるのは、仲間たちの応援をもらいながら、安心の場所で練習できること。このことがすごく大事だなあ、って。

夕方になって、小学生のさおちゃんのリクエストで、きょうもまた「こころカード」をしました。心のつく漢字から、自分の気持ちを話し合う時間、これをするといつも急激にぐ~っと深い話に発展してゆくのが、不思議だし、またそのなかでの気づきに、耳をうんと澄まそうと思うのです。

*****

第2木曜午後は図書館で「詩を楽しむ」の時間。きりりんさんの持ってきたのが鈴木重子さんの「天使のいる星で」。私がもっていったのが、おーなり由子さんの「天使のみつけかた」、すてきなシンクロでした。鈴木さんは歌い手さんとしてしか知らなかったので、この詩集のおかげで、「天使と話す」「神さまと話す」など読むことができて新鮮でした。

おーなりさんの「天使のみつけかた」のとびらの言葉、

(目に見えなくてあるもの)

視線 音楽 ためいき

声 いのち 沈黙 味 

すきのきもち きらいのきもち ・・・

と、まだまだつづくのですが、読みながら、自分たちでも書き出してみようとなり、みえないけどあるもの、のミニ・ワークショップとなりました。こんな展開も楽しい、ちいさな読書会ならでは。

詩の時間は、月に一回、いつもはあえないひととゆったり会えて、誰かの声で読まれる詩を耳で聴いて、自分も声に出して読んで、好きな詩をいとおしみながらあれこれ語る、そういう心豊かな時間です。紅茶みたいにこれまた、あんまりはやらないけど、そこがまたいいんだね、きっと。気が向いたらどうぞ、図書館での月に一度の詩の時間、のぞきにきてくださいな。  

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2006年5月28日 (日)

子どもたちが主役のナイト紅茶

昨日のナイト紅茶は、11人での晩ご飯。お母さんと一緒のこどもたち、二人の若いお姉さん・Mちゃん×2、ということでいつもの紅茶よりぐっと!平均年齢が下がりました。

初対面の子どもたちもいたでしょうが、なんかふしぎなくらいふわっとうちとけて(とにかくごはんを一緒にたべる、っていうことがとってもいいんだね)、食後は子どもたちが先生役で、おりがみの「ふきごま」(6枚の折り紙を組み合わせてつくる、ふいてまわすこま)や「ばら」、そして缶バッヂつくり。

ナイト紅茶でもしかしたら9teaバッヂつくるかも、とお知らせしたところ、Yさんが、おもちゃのバッヂつくりの道具、うちにもあります、ってこの夜、もってきてくれたのです。手描きの絵でも、写真でも、まあるく切って、バッヂの表側と一緒に機械に入れて、くりくりハンドルまわして、バッヂの裏側もいれてもいちどくりくりまわして、あらら、もうできあがり!こどもたちはみんなひとつずつオリジナルバッヂをつくって、私もマーガリンのブロマイド写真で一個、つくってもらいました。う~ん、とっても簡単、とっても楽しい!

と言うわけで、mackyさん、今後は、自分でもつくれるので、近いうちに9teaバッヂの原画(あの色合いがとてもすてきなので)をわけてくださいね。7月15日の紅茶shoppeにだすぞー。

ふつう紅茶も、ナイト紅茶も、来る人の顔ぶれで毎回毎回、雰囲気がちがう。(先月なんてお一人さま、貸切だったもんね) 紅茶という空間、いれものはそこにただある、のだけど、中味の”ひと”により、また、ひととひとの組み合わせにより、色も、味わいも、温度も、語り合いの方向も、ちがう一期一会のときになる。そこが、予想できない、人生交差点のおもしろみと不思議。

*****

昨日の昼はシネモンドに「ホテル・ルワンダ」を見に行っていたのです。100日間で100万人が殺されたというルワンダの大虐殺、その中で、自分の家族をふくむ1200数人のいのちを守り抜いた実在の人物、ルワンダのホテルマン、ポール・ルセサバギナと家族の物語。

後半の一時間はずっと涙が流れ続けてた。フツ族とツチ族、民族間のあらそい、憎しみの連鎖、民族浄化という思想のおそろしさ、暴力と暴力のはてしなさ。なによりも、大国の人間たちにとっての、いのちの価値の格差、そのなかでも人間性を保ち続ける人びと、、いろんな想いが押し寄せてきて胸がきい~んとはりさけそうだった。

ホテルでいのちの危機におびえながらも、子どもたちは歌い、踊る、その輝き。エンディングの歌の間中も、心臓ががんがん鳴っていた。

シネモンドさん、この映画、かけてくれてありがと。そして、この映画を日本でも見たい!と、インターネットで署名を集めるという行動をおこしてくれた、見ず知らずの、日本の20代の若者たち、ありがとう。「ホテル・ルワンダ」は今週もシネモンドで上映中、ぜひぜひ!上映時間は、このブログのずっと下のほう、「お気に入り」というところのシネモンドをクリックしたらわかるはずですので。

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こういう映画を見た夜の、ナイト紅茶で感じる、ひとが集うことのあたたかさ、安心して、なにげない時間をもてることのしあわせ。それってなんて貴重な、まれなことだろう。

今の私には、こういうこともまた、今の9条が世界に約束した、戦争をしません、の誓いとつながっているように感じられます。変えたいひとたちがそもそも、9をすっごい拡大解釈してるのだから、変えたくないひとたちも、9のいいとこ、もっともっと柔軟にみつけて、今の9に新しい意味をもたせていったらいいのにな、と思う私です。

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2006年5月11日 (木)

ル・レーブという百合&ブプレナム

10日は、父の26回目のいのちの日でした。昨日、金沢に出たときに、駅西の大好きな花や・セレソさんで求めた花の名前が、今日のタイトル。母のときは、スイトピー、姉のときは、カサブランカ、とそれぞれのシンボルフラワーがきまってるのだけど、父の花、っていうのはなくて、毎年、セレソさんでそのときのきもちにあった花を選んできます。

9teaの出前にいくようになって、そのときに必ず父の話もするので、このところ、父の存在を身近に感じることが多くて、それが、娘としては妙にうれしい。岸内閣のときの憲法調査会委員のひとりで、26人中、憲法改正に反対した6人のうちのひとりである父を、今、あらためて誇りに思うよ。とりわけ、9条を変える必要はない、と言い切っている父。すっごく保守的なひとだったのにね、15年戦争を体験してる父にしたら、そのことに関しては決してゆずれなかったのだろうな。

私が男の子だったら「憲一」と名づけるつもりだったという。父にとっては三男にあたるのに、それって不思議ですね、と、この前、9teaの取材にみえた朝日の記者さんに言われて、初めて気がついた。その意味でも、私はまさしく「憲法の夢のこども」の一人なのだと思う。

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今日の紅茶、人数は先週のように多くはなかったけど、また鳥肌もののドラマがあった。はじめてきた人の名前もきかず、立場も聞かず、たわいのない話をしていて、夕方になり、一人二人と帰っていって、最後に残ったもの同士が、ふともらした言葉から、同じ苦しみを共有しあう同士だったとわかって、一気に深い話に突入してゆく。

今日、このとき、「このひと」がくると誰も事前に知らずに、でも「そのひと」にふさわしいひとが、その場に居てくれることのありがたさ。場のちからに感謝する瞬間です。

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そうそう、今日、なるほどなあ、って思った若いひとの言葉があった。「あんまりがんばらないでね」って言葉、それを親から言われると、自分のちからを過小評価されてるみたいで、なんか、嫌な気分。でも近ごろは、親が自分を心配してくれてて言ってる言葉だと理解できるようになったから、頭の中の言葉変換スイッチで翻訳して受け取るようにしてるんだけどね、と。この彼女はまず、「がんばってるねえ」って言われたいんだ。がんばってる自分を認めてもらった上での、でもあんまり無理してがんばらんとね、これなら変換せずに素直に受け取れる。

がんばって、って言われていやなひともいれば、言われてうれしいひともいる。とりかたはそれぞれ。それとはちょっと違うかもしれないけど、今日の「がんばらないでね」の彼女の言葉にはリアリティがあって、また、彼女のやさしさもとってもわかって。若い人が、こんなふうに、言葉を”ほどいて”くれると、おとなは気づくことがいっぱいあるよ。

言葉はいきもの。マニュアルはない。同じ言葉をその人がどう翻訳するか、「ふつう」という言葉も、「常識」という言葉も、言ってるひとと、うけとるひととで、意味合いは違う。でもたいていの場合、一般論で語られたら、その言葉は胸まで響かないな。やっぱり「私」メッセージだな。「一般」メッセージはむなしいな。

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第2木曜の11日は、津幡図書館で、詩を楽しむ、の日。なんとささやかな読書会。でもいつも、きらりと光るものをもらって帰る時間です。1:30~ 前田さんにもきりりんさんにもお見せしたいちいさなちいさな本があります。持ってゆくね。

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2006年5月 4日 (木)

5月連休のすごしかた・2

憲法記念日の3日、まあさんは9条石川ネットの集いで金沢へ。東京の九条の会の加藤周一さんのお話や、神田さんの講談など。1700人の参加があったそうですよ!

水曜日でなければ私もそっちにいってたはずだけど、祭日でもオープンするのが、紅茶の伝統なり。思いのほか、にぎやかでした。

能登から、テツ&ヒロ夫婦、いまから9条の集いに行ってくるね!と。まあ、ほんとに来たんだあ!とびっくりしたのが、京都のおうちカフェ風さん夫婦。津幡の森林公園に来た帰りによったというちゆゆの大沼さん夫婦(あ、明日のちゆゆ、いつもどおりあるそうです)。加賀から、お母さんたち+いま高3というから3年ぶりの再会のYちゃん、いい顔してたね!そしてふだんなら仕事があってこれないひとたちが何人も。サラリーマンになって一年たったHくんも。

この日の紅茶でも、また、その人が気づかないうちに、そこにいた誰かに、元気や気づきをあげたり、もらったりしてました。今日は特に、初対面同士の間でそれが起きてたよ。

ひさーしぶりに紅茶にきたKさんは、金沢時代の紅茶から歩いて数分のところに住んでいたのです。まだ小さかった子どもたちつれてよくきてましたよね。つい先日、金沢の広坂通りを歩いてるまあさんをたまたま見かけて、紅茶のこと思い出して、ネットで調べて、「きもち」の本がでてたことやブログができてることを知って、図書館で本を探して読んでくれたのでした。

ひさーしぶりだったけど、Kさんときもちの距離感は不思議となかったです。紅茶を忘れてたわけじゃないんだけどね、って言ったけど、ううん、忘れてていいんだってば。子どもがそれぞれ育ってゆく歳月、夢中で日々がすぎていったり、暮らしに追われたり、ってほうが当たり前だと思う。その中で意外だったこと。ずっと前のいのみら通信に私が書いたまあさんの言葉を、彼女はしっかりと覚えていて、おりおりにその言葉を彼女の中で大切にしてくれていたんだって。うれしかったな。

これも私が全然意識してないこと。勝手に誰かがひろってくれたこと。あ、ここでもまた起きている、もらったり、あげたり、の循環が。

と、同時に、きっと私が意識してないところで、私の言葉や言動が、知らずに誰かを傷つけてることもあるんだろう、その人その人のどんなアンテナが何をひろうか、ってこと。

ふつう紅茶なんだけど、いろんな感情をあじあわせてもらった祭日紅茶でした。

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2006年4月11日 (火)

3人ジョイント・とくべつ紅茶

4月8日は朝のうち、カミナリが鳴って、やがて黄沙が舞って、というすごいお天気でしたが、午後にはどうやら花曇におちついて、松浦さちこさん+細川りつこさん+スウ、のとくべつ紅茶がスタートしました。能登の入り口の小さな町の、無人駅から歩いて15分、煙突から青い煙のたちのぼる紅茶の家に、遠くから、近くから、隣の県から、ようこそようこそ、集まった45人のお客さんたち。

すごいですね、そんなに遠くからくるひとが10人も。きっととても逢いたくて来てくれるんでしょう、いらしたかたたちともつながりを感じられる時間になるといいですね、と松浦さん。いつもは語り手のゲストをお迎えすればいい私だけど、今回は、語り手の一人、兼、進行役、兼タイムキーパー、なのでその分、わくわく&どきどき&キンチョー、の私。でもはじまったら、楽しくて、うなずくところがいっぱいで、しあわせで、ノンストップ2時間半はあっという間でした。

                 ******

第一部は、「3人のつながりものがたり」。それぞれの歩みは、あらかじめ大きな年表に書き出してあります。

1983年、紅茶がopen、細川さんとの出逢いはそのひと月前。

細川さんのはまなす文庫が始まったのは、その一年前の82年。お隣のぶどう畑での紅茶ぶどう狩り&文庫のおはなし会は、85年から毎年、今も続いています。

クッキングハウスを松浦さんがスタートさせたのは87年。その5年後の92年にレストランがopen、あら!津幡に越してきた年とおんなじだ!その年から、細川さんの賢治のとくべつ紅茶もはじまって、以来、毎年11月に。

松浦さんと私の出逢いは98年、翌年に松浦さんをおよびしてのとくべつ紅茶。2003年にはその2回目。そのころには、松浦さんと細川さんも出逢っていて、その年のぶどう狩り紅茶には、松浦さんも参加!

私は東京に行くたびに不思議なレストランでランチをいただき、コミュニケーションの練習のSSTにまざり、出前紅茶にもよんでもらい、この8年間でどんどん、レストランやメンバーさんたちとの距離も近くなりました。

紅茶からうまれたコミュニケーションの練習の場、ともともと結とも。仲間とともに長く学び続けてゆくためにも、時々は松浦さんにきていただいてSSTのワークショップを、と05年に2回。そう、その2回目、秋のSSTのときに、今回の3人ジョイントのアイディアが、松浦さんの口から飛び出したのでした。

つながりものがたりを語りながら、何度も胸が熱くなった。この場にいるあのひと、このひとが、ここで、あそこで、あの時、今この場にいる誰かと、つながったんだ。そして、今日がつながりのスタートのひともいる。ずっと来たかった、でも、体調やしんちょう(心の調子のことね)のかげんで来れずに、やっと今日来れた人、まったく見知らぬ人だらけの中に、思い切って足を運んでくれた人もいる。聴いてるみんなのいい顔を反映して、きっと語り手の3人も、しあわせないい顔してたと思うな!(松浦さんがいつも言うの、紅茶に来る人たちは、本当によく聴けるひとたちですね、って。この日もそれを感じたよ)

            ********

第二部は、「ひとつのキーワードで」それぞれが語る時間、共通の言葉は、「平和」。

松浦さんは、自分も呼びかけ人の一人である蓮根の会のことを。9つの穴をもつ蓮根は、その穴から先を見通せる、地中ふかくに根をはるところは、草の根の市民のちからのよう。それと戦争放棄の9条とをかけての、蓮根。平和でなくなれば、弱い立場の人ほど、さらに弱いところにおいやられます。それが予感されるからこその、蓮根の会。

毎月9のつく日のレストランのメニューには、かならず蓮根がはいります。♪ピースナイン音頭も、もちろんこの日もいっしょに歌って、踊りました!

細川さんは、毎年夏のぶどう狩り&おはなし会のときに、かならず戦争と平和に関する絵本や紙芝居を読みます。自分は体験していない戦争だけど、絵本には、経験した人のメッセージと願いがこめられている。そしてなにより、子どもたちに絵本を読んであげられるということ自体、平和なればこそ。金沢のピースウォークにも、参加しています。

私の平和は、9teaと私のピース旗のこと。9条があるから、9条を知らないで来た、と気づいたこと、自由に紅茶に集って、語り合えて、学びたいことを学び、みんなで歌えること、大声で笑いあえること、こういう暮らしそのものが、私には、9条に裏打ちされてあるものだと感じていること。

それから、今年のピースウォークのテーマの「いつもとちがう空をみよう」の歌を、一緒に歩いたひとたちと歌いました。そして、替え歌も歌いましたよ、こういうのです。

    ♪いつもとちがう時間をもとう

     きもちの糸は つながっている

     クッキングハウスと 紅茶の時間

     みんなですごせる このひとときは

     いつもとどこか ちがう ”とき”

     *******

第三部、お待ちかねの、賢治の朗読の時間

細川さんがこの日のためにえらんだお話は、「虔十(けんじゅう)公園林」。何度聴いても、岩手生まれの細川さんの、ことばのぬくみ。土のにおい。いいなあ、からだにしみてくるよ。この時間こそ、松浦さんへの贈りもののような時間。

松浦さんは、いつもいつも夢と希望をかたる、夢をえがくひとだ、って感じる。きっとそれがもう生き方になってるんだろうな。クッキングハウスのメンバーに新しくなる人にも、かならずまず、その人の希望をきくという。そして、それが実現するために、その人その人にあったどういう応援をしたらいいのかを、常に一緒に考えようとする。その希望や夢は、どでかいものでなくていい、むしろちいさな、具体的な、こういうことがしてみたい、こういうふうになりたい、それがいい。ちょっと努力したり、仲間の応援があればできそうな、そういう夢、そういう希望。

松浦さんが、細川さんの賢治を聞きたいと願い、そこから出発したジョイント計画。小さな夢を実現させるって、かかわったみんなも、思いがけないくらいのしあわせをshareできるんだ、ってこの日も思いました。

    ****

そしてラストは、3人の感想や、参加してる人たちとのきもちキャッチボール。終わりの時間が近づいた時に、手をあげたHさん。実は今日の3人に紅茶からのプレゼントがあります、と。

これまでもずっと松浦さんにありがとうのきもちをなにかで表現したいと思っていたSさん。10日前の紅茶にTさんが、これ、なにかに使ってもらえたらうれしいんだけど、とカーテン生地見本をたくさん持ってきて、Sさんがそれを家に持ち帰って眺めてた時に、とつぜんひらめいたそうです。そうだ!これで3人に大きめのバッグをつくってプレゼントしよう。3人ともよくお話の旅にでるし、きっとよろこんでもらえそう。だけど、ひとりのちからじゃつくれない、と身近な紅茶仲間に声をかけ、Tさん、Hさん、Yさん、Mさんとで、集まる時間をひねりだし、共同作業で縫いあげたもの。

ほんとは私にも内緒にしたかったんだって。でも使いやすいバッグの大きさを決めるには私の意見が必要で、おかげで私も、ほんのちょっこと、このうれしい内緒プロジェクトにかかわることができました。3人にあいそうな柄を選び、そのうえ、それぞれのバッグの持ち手のとこには、それぞれの「きもちマスコット」がぶらさがってる!松浦さんのは、レストランで売ってるれんこんペンダントと、お箸と箸置きと♪の刺繍。(私は蓮根の穴のいくつかだけ、刺繍させてもらったよ)細川さんのは、本と9粒のぶどう。私のは、9と紅茶カップをくみあわせた9teaと♪とハートの双葉。共通テーマは、ここでも9でした!

なんてあったかい、すてきな贈呈式だったでしょう!プレゼントがしたい、と希望を口にしたSさん、それにこたえて協力した仲間たち、つくってる間中、うれしい秘密を共有して、渡したときの、相手のびっくり顔を見るしあわせ。そうだ、これもまた、ちいさな希望や夢の実現なんだよね。わたしには、この贈りものそのものが、ともともや紅茶で学んできた、きもちを伝える、ということの、共同の実のように思えて、だからよけいにうれしかったです。ほんとに、ありがとう!!(松浦さん、さっそくバッグを使ってましたよ)

    

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2006年4月 5日 (水)

新学期

福井から、メディスクの若者たち。この前来れなくて、初めて会うメディスクの実行委員長さんも、きもちのいい女の子でした。

医療系の学生さんは、とかく答えを早く求めたがるひとが多いらしくて、あたまでっかちさんが多いそうで、(うむうむ、さもありなん)そんな若者たちにどう話していったらいいのか、私も模索中です。いつもと違う場所への出前は、結果的に私が一番学ぶことがわかっているので、まあ、ゆっくり、中味を考えつつ、その日の話のタネの貯金をしてゆくことにしましょう。

*****

小5と小6年生になったばかりの、紅茶常連のこどもたちがやってきました。今日はすいてるぞ、ってわかると、案の定、紙芝居の舞台をだしてきて、いくつかの紙芝居をよみはじめました。どの子も読みなれていて、ほんとに上手です。

あれ!新しい紙芝居がはいってるよ、と持ってきたのは、「二度と」です。作者は壁画家の松井エイコさん。原爆の写真と、エイコさんの絵との組み合わせ、シンプルな、でも迫力のある作品です。この紙芝居、実はきのう、まついのりこさんから「あの日の空の青を」と一諸に届いたばかりでした。そんなこと何も知らないこの子たちが、あ、これ、原爆のだ、読もうっと、といって、読み出したのです。以心伝心、みたい!

この紙芝居、以前にYさんからもプレゼントされていて、いつ子どもたちが見つけてくれるか、そのときを楽しみに待っていたのです。今日がその日だったんですね。せかさなくてよかった、って思いました。そういうわけで2部ありますので、借りたい方、ご遠慮なく。

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紅茶の終わりがけに、とってもひさしぶりのKさんが飛び込んできました。14年前、私たちが津幡にこしてきたとき、転校生の娘の担任だった先生です。2年間、たくさんの授業をともにして、転勤後は、先生とよばずに名前でよびあって、今もお付き合いが続いています。

「考えたら毎年、新学期の始まるときに紅茶にきてるわ。そしていつも、新年度学級通信の、名前のインスピレーションを紅茶でみつけて帰るんやよ、気持ちも新たにして」

へえ~、ちっとも知らなかったよ、今年は何を見つけたろう、Kさん。

年々、学校の先生の忙しさが増し、子どもと向き合う時間が奪われていってるのを知っています。先生たちの悲鳴も聞こえてきます。そんな中で、自分らしさをなくさず、今も毎日、学級通信を出し、オリジナルの授業をつくりつづけてるKさん、来てくれて、娘の卒業写真も見てもらえて、うれしかったよ、元気でいてね。

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2006年3月31日 (金)

ふしぎなご縁の手話

3月最後の紅茶の日は、春休みということもあるのでしょうか、いれかわりたちかわり、にぎやかに22人。広島から、青春18切符でKさん。手話同好会のすずらんさんは、お子さん連れで6人で。朋さんのご両親(朋さんは、もう神戸に)は、朋さんのお姉さん(朋ちゃんにそっくり!)とその息子さんと一緒に、関西のおうちに帰る途中に寄って下さいました。

2月に出前にいったすずらんさんは、私自身、とっても楽しい時間をすごしたところ。なかでもSさんがあの日、紅茶にすごく関心をもって参加してくれてたの、よく覚えています。かたことの手話と、表情と、筆談と、そしてこみいった話の時は手話通訳のNさんにも助けてもらいながら、お互いのきもち、たくさん話しました。

せっかく、こんなに初めて出逢う珍しい顔ぶれがそろい、プラス紅茶仲間もいるので、Sさんに教えてもらいながら、ひとりひとり、自分の名前を手話で自己紹介することにしました。武田さんは、武士の「刀」とたんぼの「田」さん。太田朋さんのお父さん・お母さんは、「太ーい」「田」さん。中西さんは、漢字の「中」と「地平線に日が沈む」さん。長曽さんは、「長ーい」と、人差し指でゆびさすソレ、の「ソ」さん。みんな感心して、ついでに「なるほどぉ~」の手話も覚えました。

朋さんのお姉さんは、「道」という手話で自分の名前をあらわしたんだけど、その手話、歌で覚えたそうです。後で聞いたら、なんと、たかはしべんさんの歌♪世界中の海がひとつの海なら、というのの2番の、♪世界中の道がひとつの道なら、という歌詞で覚えていたとわかって、ひええ~っとびっくり、うれしくて鳥肌たちました。大阪の子ども劇場で、何度もべんさんをよんでいたそうです。

実は、鳥肌がもう一回。11年前、金沢で県のろうあ者大会というのがあって、そこでお話させてもらった時に、私は話すだけでなしに会場の人たちと一緒に何かしたいと思って、笠木透さんの♪あなたが夜明けをつげる子どもたち、という歌に手話をつけて会場全体で歌ったのです、20人ぐらいの人には文化ホールの舞台にあがってもらって。

そう、あの時、私も舞台で一緒に歌ったんですよ、とSさん。ええっ、そうだったの?!本番の日より前にあるかたのお宅に集まって、手話を教わりながら歌の練習をしたのだけど、Sさんはその場面にもいて、一緒に何回も練習したんですって!11年たって、そのことを紅茶で知る不思議。その舞台には、紅茶の「長ーい」「ソ」さんも、先日、白山市に松浦幸子さんをおよびした手話通訳者のKさんもいたし、先日のピースウォークいいだしっぺのmilkyさんもいたし、、、。

ねぇ、こんなことがあるから、生きてるって不思議でおもしろい。長い時をへだてての再会がうれしい。

ほんとにご縁だよねぇ、、、って言いながら、教えてもらった「ご縁」という手話。親指と小指で輪っかを両方の手でつくって、片方の輪っかの中に、もう片方の輪っかをくぐらすのです。みんなに教えたくなるすてきな手話でした。

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2006年3月26日 (日)

サタデー・ナイト紅茶

午後から、加賀9条の会にいってきて、トンボ帰り。すぐに玄米の火をつけました。25日は、1,2月と雪の季節はお休みしていたナイト紅茶の日。

去年は12月初めから大雪で、12月のナイト紅茶あたりは、毎日雪情報をだして、雪の一本道だから停められないよ~車で来ちゃだめだよ~といい続け、危険を覚悟で来た二人の若い人との、静かなナイトだったので、いつにもまして待ち遠しいナイトの再開、そして夜の紅茶だから来れる、久しぶりの顔と顔とのなつかしい再会、でした。

やっと来れたよー!というmackyさんの、新しい仕事の話。去年の池田香代子さん講演会で一緒にうごいたmachamiさん、へのっこ・がーるず(辺野古の基地に反対してる、年齢さまざまの、girls)たいちょーとそのお母さん、先日のピースウォークでそのたいちょーに密着取材したmizuhoさんと、その息子さん、医科大の二人、金沢大地のおいしい豆腐を持って駆けつけたkanakitaさん(この日、はじめて、かなきーたさんの名前の秘密がわかったぞ)、それからkanakitaさんと同じ町でとれた若者(この発見にみなびっくり)と、彼の友だち、と、ひさびさににぎやかに、おいしく楽しく、夕ご飯を一緒しました。

初めて会う若者たちをしぜんに受け入れる、みんなのつくってた空気がとてもすてきだった。古いジャズにくわしい若者とまあさんが話し込んだり、はじめて紅茶にきたときは硬かった表情の若者が、楽しそうにたくさん話して、別れ際には、笑顔がいいですね、と誰かに伝えたり。

話もあちこち弾んで、閉店時間多少オーバーしちゃったけど、最後のお茶を飲んでからのあとかたずけタイムには、みんなしてお皿を洗い、みんなで拭き、私がしまい、という一連の作業がスムーズできもちよく、ああ、この雰囲気、不思議なレストランの夜のお食事会、クッキングスターのおかたずけのとおんなじだあ、、って感じて、それもまたうれしいことでした。

帰り際、車まで見送って、夜空を見上げると星がきれいで、来た人がそれぞれことなるきもちのお土産を持ち帰れたようで、やっぱり昼間の紅茶とはちがうナイトのよさ、を思いました。

お土産、といえば、仕事で超いそがしくなったmackyさん、去年までみたいにはピースの集まりや紅茶にこれなくなったので、自分の手元においとくより有意義に使ってもらえそうだから、とDVD「日本国憲法」を紅茶にプレゼントしていってくれました。

内容は、世界から見た9条。24条を書いたベアテさん、ダグラス・ラミスさん(池田さんとなかよしで、「やさしい言葉で日本国憲法」の本の解説も書いてる方)、「敗北を抱きしめて」のジョン・ダワーさん、中国や韓国のかたのお話などもでてくる、とてもいい映画です。25日の加賀の会でも、この上映会をしたのです。今後は紅茶の本棚から貸し出しできるので、どうぞ、借りて行ってみてくださいね。

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2006年3月23日 (木)

メディスクの若者たち

朝、コーヒーを入れながら、ふと気づくと鼻歌をくちずさんでる自分がいました。そう、おととい何度も何度も歩きながら歌った♪いつもとちがう空を見よう、です。

walkうちあわせの2回目に、今年のテーマとなる言葉が、熊森さん(おととしの参院選に、みどりの会議から立候補した、近江町市場のメロメロポッチ店主の、くまのもりおさん)の何気ない一言から、それ、いいね!それでいこう、いろんな意味をふくんでる言葉だものね、ときまり、そしたら誰かが、歩く時のテーマソングみたいのもあるとすてきよねえ、と言い、私も、そうだねえ、、って言って、その瞬間にふわっと自分の中に降りてきたことばをかきとめて、それがそのまま歌詞になったのです。

近江町市場で働いてるかっちゃんが、それに曲をつけてくれました。中央公園のつどいの中で歌の練習もしてから、歩きはじめました。たっくさんの、初めて会うひとたちまでが、大きな声でこの歌を歌って、なんかうれし~い、あったかな、不思議な、連帯感を感じました。

♪見あげる空はつながっている  *イラクの空と金沢の空

 *じるしのところは、 津幡の空と東京の空 だったり、 

  津幡の空と西宮の空 だったり、

  あなたの空とわたしの空、、、だったりする、、。

この歌、機会があったらまた、歌いましょうね。

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きのうは、紅茶の始まりと同時に、メディスクのみなさんが7人(内、おとな一人、お子さん二人)で、福井と金沢からやってきました。4人は、将来、医療の現場ではたらくことになる学生さんです。

金沢からきた女の子が、名前をなのるとき、目をきらきらさせてて、あれ?この目に覚えあり、って思ってたら、ピンポーン、娘と同じ保育園の同級生の、妹さんでした。この咲ちゃんとは、彼女が小3のときに一緒に広島に行ってるのです。それ以来の再会かな。うわぁ、こんなかたちで紅茶で逢えるなんて、ね!

福井、石川、富山の大学や学校で学ぶ医療系の学生さんたちが、地域をこえて集まり、実行委員会をつくって企画をたて、講演会や分科会を毎年6月に開いているとのこと。メディスクの本名は、medical scrambled egg(ネーミングもいいねっ)。『学校・学科の枠を越えて、学校で学ぶ”医学”ではなく”医療”というものをみんなで勉強していき、かつ、自己表現の場を持ち、その中で友達をたくさん作って楽しく学ぶ』という場だそうです。

彼・彼女たちの先輩にあたる金沢のお医者さんから私の名前を聞き、実行委員会で話し合った結果、6月のメディスクに、「人権」というテーマでお話にきてもらいたいと思っているのです、と先日、メールがきました。ひえ~~、医療系の学生さんたちにいったいなに話したらいいの、決める前に一度、紅茶にきてくださいな、そんな大事なこと、逢ってから決めたほうがいいと思うよ!(汗)、ってメールを返し、それで今日、彼らが紅茶を訪ねてくれた、というわけ。

どの学生さんも、気持ちのいい若い子たちでした。

学校で、医学の技術的なことや知識は学ぶけど、それだけだと本の中だけの頭でっかちになってしまう、(ほんと、そうだよね)将来的にもたくさんの人と関わっていきたいし、医療系をめざすぼくらが、人権ってなんだろう、患者さんの権利ってなんだろう、って考え、翌日の分科会で話し合うきっかけやヒントになるような話をしてほしいと思ってます、と。

なるほど、そういうことなら、教室ではない、人と人の交差点のような紅茶で気づかせてもらったこと、「わたし」を大切にすること・されること、「あなた」を大切にすること「あなた」が大切にされること、そのためにも聴くってことがどんなに意味のあることか、コミュニケーションなしには患者さんから信頼してもらえないこと、また、姉の臨終を確認してくださったときのお医者さんのひとこと、など、語れることもありそうだ。

たぶん、出前注文お受けすることになると思います。私にとっても、きっと学びの多いメディスクになることでしょう。今から楽しみにしようっと。

それにしても、9歳のとき、家族とともに8月の広島にいき、被爆された沼田鈴子さんのお話を聞き、ヒロシマのことを知り、そのときのことをよーく覚えていて、それが今の自分を育てるのにもつながってるらしい、という咲ちゃんとの、ほんと、うれしい再会でした。彼女も、委員会で私の名前がでたとき、あ!ッて思ったそうです。出逢いは、こんなふうにして、つながってゆくんだねえ。

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2006年3月16日 (木)

松浦さん、ふつう紅茶に

今日、ひさしぶりに紅茶にきたMちゃん、ええっ!とびっくり。えー、なんでここに松浦さんがいるのぉ?! 今日の紅茶には、いくつもの、そんなうれしい声があがってにぎやかでした。

きのう、白山市ふれあい福祉課主催の「街角の精神保健福祉を考える講演会ーーSST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)を知っていますか?」で石川にみえた、不思議なレストランの松浦幸子さん。なんとラッキーなことに、きのうは火曜日。で、東京に帰る前に「紅茶に寄らせてね、あしたは水曜日だから、ふつう紅茶の日でしたよね」って、よりみちしてくださったのです。

8年前にレストラン・クッキングハウスと松浦さんの存在を知って以来、とくべつ紅茶やSSTのワークショップでなんどもお呼びしてる松浦さんだけど、たしかに、ふつう紅茶はまだ一度も。ふつう紅茶にいってみたいな、のきもち、とってもわかる。なぜって、私も川越のふつう紅茶に参加したい、ってずーっと思ってて、やっと去年はじめてその夢がかなったから。

松浦さんは、毎水曜の紅茶がどんなふうな感じで進んでゆくのか、とくに、私がそこでどんなふうにしてるのか、関心がおありだったみたい。実際にはなんにもしてなくて、来るひとをみんなで迎え、それぞれが話したいひとと話し、聴き、もちよりのお菓子を味わい、時に笑い声がわき、うれしいことには、おめでとう、よかったね!の拍手がわき、時に涙で目がうるみ、そこに新しい誰かがはいってきて、私は紅茶のおかわりをいれる。手のすいてるひとがお皿を洗い、洗いながらそのひとがまた誰かを聴き、というふうに、ほんとにしぜんに時が流れ、まわってゆくだけ、そして帰ってゆくひとを、またねーって見送るだけ、なのですが。

今日の紅茶もほんとにそんなふうでした。お菓子もきょうはいろんなもちよりがあったけど、「でもそうじゃないときもあるのね」と松浦さん、そうそう、毎週、くる人もすこしずつ違うし、来る人の顔ぶれでふんいきも違う。ここでの中心は、出逢うこと、きもちを話す=放すこと、きもちをわけあうこと、時間を共有すること、なので、お菓子がふくろもののおせんべだけでも、紅茶だけ何杯でてきても、それはそれで、おせんべ紅茶としてまた心に残るのです。

松浦さんは、ふつう紅茶に何気なくいて、「なるほどねえ、こんなふうに流れて行くのねえ」って何度もうなずいてた。私も、一番大事にしている、ふつう紅茶の場を知っていただけてうれしかったなあ。とくべつ紅茶でいろんなすてきなゲストをおよびするけど、やっぱりその土台にあるのは、じみな、はやらない、毎週の紅茶だといつも思うから。

おわりがけには、最近の紅茶ではまってる「ん」しりとりを、みんなで。簡単→タンメン、とか、天真爛漫→満足感、とか、クンシラン→乱開発の○○県、というふうにだんだん高度になってくのが、毎回おもしろい。

ピンクのシクラメン→めんめんと語るお嫁さん→さんさんおひさん→三枚目のヨシダさん→さんざんでる「さん」、ということで、「さん」は打ち止めー!といったとたんに、あらぁ、つぎの「さん」がきたら、30円のいのみら通信、ていおうとおもっとったんにー、で、みな大笑い。

この「ん」しりとり、レストランのSSTのウォーミングアップでも使わせてもらうわ、と松浦さん。うれしい、うれしい。そのあと、「不思議なレストラン」の歌を、♪紅茶の時間、不思議な時間、と一部替え歌にしてみんなで歌いました。

帰り際、参加費をあわててはらおうとするので、ふつう紅茶はお代がいらないの、というと「あっ、そうでしたか、レストランだとメンバーたちも500円はらうのが習慣になってるから、つい、ね」って。ランチをはさんで、飛行機に乗るまでの3時間ほど。松浦さん初の、ふつう紅茶の日、でした。

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