2021年8月26日 (木)

アンネのおうちからの贈り物

この夏、紅茶の時間は「アンネ・フランク・ハウス ものがたりのあるミュージアム」というすばらしいご本のプレゼントをいただきました。
それはまたどうして? 物語の始まりは7月末、高槻に住む友人の志水紀代子さんからこんなメールがあったことから。
(追手門学院大学名誉教授の志水さんとは、もう20年のおつきあい。大学で私がお話する機会をつくってくださったり、志水さんがゼミ生さんと一緒に紅茶にきてくださったことも。そして長年のいのみら読者さんです)。

志水さんのお友達で、高槻にお住いの高木洋子さん(NPO法人グローバルプロジェクト推進機構)。このたび、オランダのアムステルダムにある「アンネ フランク ハウス(『アンネの日記』に関する展示記念資料館)から、高木さんのこれまでの活動に対して、資料館の図録(クロス張り 縦32.5cm横25cm 厚さ3㎝弱 日本語版)100冊が寄贈されたとのこと。
ついてはこの100冊をどのようにしたら、渡された一冊一冊がよく生きることになるだろう、と高木さんから相談をうけた志水さん、ありがたいことに真っ先に私を思い出してくれたそうです。


大きさやページ数は知っていたけど、本物のご本は、想像していたよりも、ずっとずっとずっと、貴重な、大切な、ご本でした。
それは本の厚みだけでなく、中身の厚み、内容の濃さ、奥深さ、ていねいなつくり、という意味で。
ページを一枚一枚めくると、まるで本当にアムステルダムにあるアンネの隠れ家をお部屋ごと、場所ごと、訪ねさせてもらってるような臨場感、リアリティがあって、同時に、アンネをめぐるいろいろな人のものがたりも詳しく知ることができて、なんとすばらしいご本を、「紅茶」のようなささやかな場所にいただけたことか、とすごく感動しました。
プレゼントへのお礼は、この本をひらいてみんなで読んでいるところの写真を撮って、高木さんに送ること。
各地から送られてくるだろう写真たちを、高木さんがアムステルダムのアンネのおうちに送ってくださるそうです。

紅茶はコロナのこともあって、ますますちっともはやっていないけど、何人かの新旧の紅茶仲間に声をかけたところ、これだけの仲間がやってきてくれました。
38年前に紅茶をはじめた時からの仲間もいれば、大手町時代からの紅茶によく来てた人、この2〜3年紅茶によくきて、社会の話をしあっている人もいます。
一人一人、アンネの本を手にもって、その重みを感じ、ページをひらき、写真を見、感動をともにしました。
まあさんが、高木さんに送るためのみんなの写真を撮ってくれました。その時だけマスクをはずして無言で、ね。
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本を囲んで写真を撮った後、この日は互いに初対面の人もいたので、順番に自分と紅茶つながりの話をする自己紹介タイム。
アンネのおうちからの贈り物のおかげで、それはそれは豊かな、この夏最高の、最幸の、紅茶の時間になりました。
コロナの夏にもかかわらず、アンネを介して、新旧の仲間たちと確かに出逢うこと、出逢い直すことができて、あらためて高木さん、志水さんに感謝。
志水さんからのお声掛けの時、紅茶みたいな小さな場が大事なご本をいただいていいのか、ってちゅうちょしたけど、志水さん、高木さんとのメールのキャッチボールを通して、思いきって頂戴することにして本当によかったです。
私からは5つの文庫の名前をおしらせして、すでに同じプレゼントが届けられています。
かほくの細川さんのはまなす文庫、川口の落合さんのおはなしとおんがくの小さいおうち、仙台の松尾さんのまつお文庫、豊橋の渡辺さんのまどか文庫、大津の乾さんのじゃりんこ文庫。
どの文庫もだいすきな人がしていて、豊かな活動している場所です。おそろいの本持ってるのもうれしい!
お礼のメールと写真を高木さんにお送りしたら、とってもよろこんでくださって、紅茶で撮った、本をひらいてみんなでこっちをみている写真を、高木さんがオランダ大使館にご挨拶に行くときに持って行ってくださるそうです!

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2021年8月 2日 (月)

うれしい質問が栃木から


5年前の夏だったか、栃木からはるばる紅茶を訪ねてくれた若いママがいました。FBで繋がっていたけど、先日久々にメッセージあり。
月いち憲法勉強会を続けてて、これから平成24年の自民党改憲草案を知って行こうと思ってるけど、参考になりそうな本とかありますか、紅茶での草かふぇはどんな風にしてるんですか、といううれしい質問。
以下は、そのママにお返事したようなことです。ほかの方にも参考になるといいな。こんなことも
につながることかな、と思って。
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草かふぇというのは、16年参院選後にはじめた、毎週の紅茶で1時間だけしてた草案勉強会のこと。でも去年春のコロナ頃から、もともとはやってなかった紅茶がさらにはやらなくなり、来る人のきもちにしても草かふぇどころじゃないだろな、と、以来、草かふぇお休み状態が続いてます。もちろん、やってきた誰かが草かふぇ的な話したいとなれば即、その場が草かふぇになったりもするけど。

草かふぇをどんなふうに進めてきたのか、ってことはメロン本こと「たいわけんぽうBOOKぷらす」にかなり具体的に書いてます。ご参考になれば。

H24年ってことは、2012年版自民党改憲草案のことね。これについては、サクラ本こと「わたしとあなたのけんぽう BOOK」でも書いてるけど、もっと知りたいのであればどんぴしゃりのがあります。

太郎次郎社エディタスから出てる「あたらしい憲法草案のはなし」(800円)。紅茶の草かふぇでもこれをずいぶんテキストがわりに使いました。1947年に文部省が出した「あたらしい憲法のはなし」に、文体もイラストも似てるけど実は、ってあたりと、編集のセンスがすごくいい。第1章「憲法を変える理由」から読みだすと、頭ん中???になること請け合い。この冊子を作ったお一人がサクラ本を読んで、「これがぼくの12条するです」って送ってくださり、とてもよかったのでたくさん取り寄せました。在庫まだあります。

もっとも、いま自民党がしようとしてるのは2018年の改憲4草案の方。それについてはメロン本で書いてます。この4草案が出たのでメロン本を書かざるを得なくなったの。でもだからって、2012年草案を学ぶのが無駄ってことは決してありません。この草案には自民改憲の本音がバッチリ書かれてるからです。

今が今、最も気をつけなきゃいけないのは「緊急事態条項」です。2012年のと比べて、2018年版は見た目ソフト、そのぶん歯止めが何もないから、実はかえって危険。権力が好き勝手できちゃう。
だけども、コロナでこのワードがすっかり”日常語”になり、この言葉への免疫が多くの人にできちゃった。感染おさまらないのは国民が言うこと聞かないからだ、憲法にこれがないせいだ、って、緊急事態条項を憲法に入れるべきって声がでてる、むしろ人々の側から。権力にしたらなんて好都合な状況でしょう。

オリンピック後の選挙は、その意味からもすんごく重要。金メダルの数でこれまでの政治がちゃらにされてはかなわないよ!って思ってます。

あわせても一つ情報。今年5月3日は鹿児島にお話にいきました。その時のアーカイブYoutube(90分)あり。一般公開してないけどご希望のかたにURLをお教えしています。もちろん無料。
個人で、または何人かでおうちのパソコンで見て、ちいさな学習会をした人もいます。見てみたい時はどうぞおしらせください。

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2021年7月23日 (金)

酒井くん@紅茶

21日の紅茶に、久々、酒井くんが来てくれた。
今はパートナーと那智勝浦でくらしてる。
パーマカルチャーをしたくて移り住んだ土地。
当時はパーマネントagriculture、永続的な農業、を意味する言葉だったらしいけど、今は永続的な文化、という意味なんだって。農に限らず、家も暮らしも含めての。
実のなる木を色々植えて、将来はフォレストガーデンに。
畑もあり、バラ園も育て、古民家を改築しての暮らし。
お土産は、酒井くんとミツバチといろんな花がコラボしたハチミツ。
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秋には銀杏がたくさん取れるそう。
罠を仕掛ける資格も取って、時には鹿や猪を地元の仲間たちと分け合うんだって。
酒井くん、体いっぱい使うからか以前よりスリムになって若々しいね。
元気でうれしいです。
紅茶のテーブルの上にある、上下自在の電灯は、彼がかんがえてくれたもの。

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2021年6月17日 (木)

鹿児島ミニミニ上映会

昨日の紅茶で、憲法記念日の鹿児島アーカイブ、ミニミニ上映会。自分のスマホではみれない、っていう紅茶仲間が一人、見にきてくれました。集中してみてくれて、ああ、断片的に知ってる話でもこうして通してみると、全部つながってるのがわかるね!と。
紅茶がはじまった38年前を知ってる人だから話のなかに、彼女の存在も含まれてるわけで。

終わりがけにきた人は、当日、鹿児島で生配信したのを家族で見てくれた人で、「分かる言葉で話すとごまかしがきかないね」って。
どゆこと? 
「難しい言葉で話すとよくわかんなくてもなんとなくごまかされちゃうけど、分かる言葉だとそれはない。わかってないと、わかる言葉でかたれない」
さらにあとから補足で「専門用語とか難しい言葉で話して相手が理解できないとしたら、相手が理解する能力がないせい(自己責任)にできる。伝える気持ちが違うなーって思った」と。


なあるほど、ねえ!!最高にうれしい言葉でした。

 

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2021年6月10日 (木)

9日の詩の時間@紅茶

昨日9日、紅茶での詩の時間。
外は暑い日だったらしいけど、三方の窓を全開にして、吹き渡る風を感じながら、ホトトギスやウグイスやキジバトやシジュウカラ、、、たち、森の音楽隊の演奏をBGMに聴きながらの読書会は、涼しくてほんとにきもちよかったです。

茨木のり子さんの詩を読むひと、自作の詩を読むひと、たくさんの詩のなかから吉野弘さんを読むひと、私は、HISAさんが5歳のおこさんのつぶやきを書きとめた詩と、長田弘さんの「最初の質問」と、笠木透さんの「芯をはずすな」を。

きりりんが持ってきてくれた倉本聰さんの「古木巡礼」から「戦争好きの人類へ」を、いあわせた6人で群読できたのも、よかったなあ。
木々が語っているのを、倉本さんがかきとめたんだね、きっと。
自然が発する言葉を聴き取って、人間語に通訳してくれる人が、いま、とても必要だと思う。

まどさんの詩は、また今度、よみましょう。
来月の読書会は図書館で、かな。
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写真は、紅茶のテーブルをかざっていた、八重のドクダミの花。

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2021年3月13日 (土)

能登の巨大風力発電計画の話を聞いた

能登に住むたやよしこさんが、今、能登に計画のある風力発電の話を、紅茶にしにきてくれた。

原発にかわる自然エネルギー、ということで風力発電におおいに期待していた私だけど、10年ぐらい前から、大きな風車がまわることで低周波や騒音による健康被害の話がさまざま聞こえてきて、すごく気になっていたのでタイムリーに話がきけてありがたかく、うれしかった。
よしこさんは能登中島に移りすんで10年目、霊水とよばれる水に恵まれ、その水源下流の田んぼで、ご夫婦してお米を作っている。
4年前、輪島の産廃に反対し、その時の大変さを体験してただけに、風力の計画を知った時も、知ってしまうとまたああいうことに、と、当初すぐには動けなかったよしこさん。
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だけどこれって能登全体の話。七尾市、志賀町、門前、穴水、、と尾根伝いに、9つの事業所による能登の風力発電の整備計画。ぜんぶ合わせると154基。
中能登で自然栽培してる仲間たちが気づいて、大変なことになってる、と動き出した。
よしこさんが暮らす地区のもあわせ、熊木川の中流域から源流にいたるまでずらりと59基を建てる計画。
実は、よしこさんの住む在所の1キロから2キロの間に、彼女が移住する前からすでに10基の風力が建っている。
在所の会合で、新しい風力発電計画のことが議題に上がった時、今ある風車で困っている人たち、音がうるさくて夜眠れないという人たちのいることがはじめてわかって、この計画に反対の決議が出た。
60軒が暮らす在所で、それってすごいことだ!と思う。きっとそれまでは、そんな不調は自分だけかも、って思ってた人もいたのだろうな。
高齢者の耳は低周波音をひろいやすいともいうし、個人差もあるし、風向きにもよってまだらに症状がでるから、これまではそういう声が在所の集まりに出なかったのかも。
今、よしこさんの近隣にあるその風力は一基が2000kw。計画されてるのは13基で一基が4300kw。4事業者の計画あわせると59基となれば、さらなる健康被害を心配するのは当たり前と思う。
大きな風車を運ぶために林道の木々を伐る。高さ約190mの風車の支柱の杭を、地中に深く打つ。
業者は、工事中の水の汚濁のことしか言わないけど、地下の水脈も影響を受けるだろう。
熊木川は近年、予想外の大雨でひんぱんに氾濫しているから、土砂災害も気がかり。
牡蠣養殖の盛んな七尾湾にも熊木川の水は注いでいるから、漁業への影響は?
能登は渡り鳥の繁殖地。鳥が通る尾根伝いに風車がずらりと建てば、鳥も寄らなくなるのでは。
世界遺産の能登の里山里海のはずが。。
能登は、風力の強さからしてかならずしも適地とはいえないそうだけど、
東北、北海道にはもう風力が建ちすぎていて、まだそれほど建っていない地方山間部の尾根が集中的にターゲットになってるらしい。
それにしても、どうして能登にこんなに多くの巨大風力の計画?
それは国がさだめた「固定価格買取制度」という仕組みのせいらしい。
2020年12月までに認定申請されたものは、その電力をその後20年間、高く買ってもらえることが保証されているのだって。
(そのお代は、消費者の電気代に含まれることになるのだけど)
となれば、CO2を減らす、温暖化防止といった耳あたりのいい言葉を前面に出して、
風力発電がエコビジネスという名の、ビッグビジネスチャンスになってる構図がみえてきたよ。
しかもその事業者のうしろには外資系投資会社がいるという話も。
ーーってなってくると、原発にかわってほしい再生自然エネルギーのはずが、この構図下での巨大風力発電計画は、むしろ「原発的」(利益最優先、今さえもうかればいいという価値観を表すスウ語)ともいえるんじゃないかな、と思えて来る。
この日の紅茶には、門前に「のとりん」という風車(輪島門前市民風車 2000kw 一基)を建てた永原さんもみえてた。
永原さんたちは、原発にかわる電力を自分たちでつくりたいと、有志でお金をだしあって風車を建てた。
建てる前には鳥の生態も詳しく調べ、水源や湿地帯には建てないとした。
今も地元の人たちとお祭りやスポーツ交流を毎年続けていて、住んでいる人たちにも喜ばれ、健康被害などはこれまで聞いたことがないという。
私は、すべての風力発電に反対しようとは思わないけど、少なくともこの「能登半島中央部に位置する、七尾氏(中島町)・志賀町・穴水町における、巨大風力発電4事業計画」には反対の気持ちでいる。
経産+環境大臣、石川県知事、七尾市長、志賀町+穴水町の町長あて、この計画の白紙撤回を要望する署名に名前を書いたのとあわせて、
意見書も書いてみようと思う。
虫ケ峰風力発電と志賀風吹岳風力発電事業、この2つが出している「環境影響評価方法書」への意見書の締め切りは3/24なので、まだ出すのに間に合う。
すでに被害の声の出ている地域から、しっかり聞き取り調査をしてくださいと要望しようとも思ってる。
よしこさん、お話にきてくれてありがとうね。
能登の風力発電計画、気になる人はまた紅茶で話そうね。
意見書かいてくれるひとがふえたら、それだけ大きな声になるからね。

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2021年2月20日 (土)

紅茶のチャチャチャ

津幡図書館の詩の読書会仲間で、紅茶仲間で、しおりアーティストで、その上、替え歌名人のきりりんさんが、こんなすってきな「紅茶のチャチャチャ」を作ってくれました。メロディは、「おもちゃのチャチャチャ」です。

1番から5番まで、改訂版にはおまけの6番まであり、ふつうの紅茶やおうすの時間、草かふぇのこと、賢治の時間のこと、とくべつ紅茶のこと、そして原始林窯展のことまで、みごとに紅茶を表現してるのに感動します!
きりりん、すばらしいプレゼントをありがとう!みなさんもよかったらくちずさんでみてね。
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♫*紅茶のチャチャチャ 紅茶のチャチャチャ
  チャチャチャ 紅茶のチャッチャッチャ
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 毎週水曜 1時から 紅茶の時間 はじまるよ
 おいしい紅茶飲みながら みんなでお話いたしましょ
 *(くりかえし)
 
 きょうはお薄の時間です 山崎さんのお点前で
 おいしいお抹茶いただいて みんなで新年のごあいさつ
 *(くりかえし 最後は) お薄の時間 チャッチャッチャ
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 きょうは草かふぇ 3時から 社会のできごといろいろや
 憲法のこと 話しましょう どんな意見も大歓迎
 *(くりかえし 最後は) きょうは草かふぇ チャッチャッチャ

 きょうは賢治の時間です 細川さんのお話で
 宮沢賢治に出会えます ワークショップも楽しいよ
 *(くりかえし 最後は) 賢治の時間 チャッチャッチャ
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 きょうはとくべつ紅茶です ゲストの貴重なお話や
 楽しい音楽聴きながら すてきな時間をご一緒に
 *(くりかえし 最後は) とくべつ紅茶 チャッチャッチャ
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 2年に一度の作品展 原始林窯のお二人の
 すてきな器に出会えます どうぞみなさん いらしてね
 *(くりかえし 最後は) 原始林窯です チャッチャッチャ

 コロナ下で、ますますはやってない紅茶だし、草かふぇもその時々の顔ぶれで突然はじまったりもするし、去年は原始林窯ができなかったけど、そうそう、これぜーんぶが紅茶だね。
1月の大雪で延期したお薄の時間は、3月17日の紅茶の時間でいつもどおりしますよ〜〜。どうぞどなたでも。その時にみんなで歌えたらいいね。

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2021年2月10日 (水)

「子どもの権利と新型コロナ」を輪読したよ。

先週の紅茶では、絵本「子どもの権利と新型コロナ」の3刷り改訂版を、5人で声にだして輪読しました。

声に出して読むとよけいにいいね。
改訂版は、ほんとにしんぷるでやさしい日本語になってて、より読みやすいです。

ワークブックの位置も向かって右側に配置されていて、うん、より、書き込みやすくなってる。おばあちゃまからこの絵本をプレゼントされた5歳の女の子が、さっそくここに絵をかいてくれたそうです、うれしいな。その子だけの大切な絵本になるね。
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2刷りの時は、「今、私たちの生活に起きていることはどんなこと?」だったのが、改訂版では、「今、子どもたちの生活に起きているのはどんなこと?」になっています。

ほんのすこし言葉をかえただけでも、心に響き方がずいぶん違うものだな、って読み比べてみて思っています。
絵本、紅茶にもありますよ。どうぞ手にとってごらんください。

 

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2021年1月28日 (木)

にぎわったよ、27日の紅茶

27日の紅茶、雪がだいぶとけて、車がとめやすくなったこともあってか、ひさびさににぎわいました。

きりりんさんがつくってくれた「紅茶のチャチャチャ」(おもちゃのチャチャチャ、のかえうた)を歌ってみたり。
5番まであるんだけど、1番はこんな感じだよ。

♩毎週水曜日1時から 紅茶の時間がはじまるよ
 おいしい紅茶を飲みながら みんなでお話いたしましょ
 紅茶のチャチャチャ 紅茶のチャチャチャ
 紅茶の時間 チャチャチャ

ちなみに2番はお薄の時間 3番は草かふぇ 4番は賢治の時間 5番はとくべつ紅茶、ってなってます。きりりんさん、名作詞家!

そのあとは、日曜日に小松の称名寺さんからいただいた「焼けあとのちかい」を7人で輪読したり。
一人一人違う声で、一冊の絵本を読む。あらためていい絵本だなあ、って実感したよ。

 

絶対に正義は勝つ 絶対に神風は吹く 絶対に日本は負けない 絶対に、絶対に、、、、
だけど、東京の大空襲を経験して、日本が戦争に負けて、この世に絶対なんてないんだ、と知って、僕はもう二度と 絶対、という言葉をつかわない、とやけあとでちかった、半藤かずとし少年。
だけども、一回だけ、絶対、って言葉をつかうんだ。いわずにはおれないんだ。「戦争だけは、絶対に、はじめてはいけない」

今日のみんなで読めてよかったな。プレゼントしてくださった五六ご住職さん、ありがとう。

 

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2020年12月31日 (木)

2020の最後の日に

人と人の距離を遠ざける、時には引き離す、新型ウイルス。だからこそいつも以上に、人とつながるってことしたい、確かにつながっていたい、って思った一年。
#離れているけどつながっている
をキーワードに5月いっぱいを、24年前に出した本「出逢いのタペストリイ」のプレゼント月間にしたのもその一つ。400冊の本を毎日発送しつづけながら、つながりを再確認したり、あらたな糸を結んだりした。
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誰もこない週もあったけど、紅茶の時間はずっと続けてあけてこれた。1月には例年通りのお薄の時間、2月には、「ピースウォーク金沢20年のものがたり」のとくべつ紅茶。
その後はコロナのひろがりで、延期したとくべつ紅茶はいくつもあったけど、それでもちいさな集まりは続けた。きりりんさんの栞ワークショップ、図書館が休館中の自主・詩の時間、紅茶も会場になった松浦幸子さんとのSSTコミュニケーションワークショップ、賢治の時間、そして先週の草文化人類学の「ふつうに食べる」を考える、など。
そのあわいをつなぐ、ふつう紅茶の静かなお寺のような時間に、いまふりかえれば、来る人以上に、救われていたのは私たち夫婦だったんだと思う。時には個人的なきもちの話を、時には社会や政治の話を、涙や笑いや怒りや悔しさをわかちあって。

クッキングハウスでのおはなし会も2度の延期を経て、3度目の正直でいくことができた。みなさんとなまで、一瞬の今、の時間を共有して、言葉だけで伝えるんじゃない、表情や笑い声やうなづきあいやその場の空気と共鳴しあって伝わっていくものが確かにある、と思えた。
今年一年、厳しい状況の中で、つながってくださった方たち、本当にありがとうございました。年のおわりに、この歌をあなたに贈らせてくださいね。

♫誰かが きっと誰かが ちゃんと見ている
 いっぱいいっぱい泣いて また歩き出したこと
 あなたの笑顔が 誰かを元気にしてること

 誰もが そう 誰もが しあわせになるために
 生まれてきたんだ この星で おなじ今を生きる
 あなたはとくべつなひと わたしもとくべつなひと
 一人ひとりちがうことが 不思議ですてきなこと

 一人はとてもちっぽけ 何もできやしないと
 思うなら手をつなごう 一緒に生きていこう
 誰もがきっと一人じゃ 生きてはいけないのさ
 だからねえ、手をつなごう 一緒に生きていこう
    「13条のうた ほかの誰とも」より

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