2019年10月 7日 (月)

松浦さんとコミュニケーションワークショップ@えがお

10月6日、松浦幸子さんとのコミュニケーションワークショップ@かみあらやクリニック内えがお
この日はクッキングハウスで日常茶飯事的にしているコミュニケーションの練習、SST(ソーシャルスキルズトレーニングの略)のワークをいっぱいしていただきました。
 
心の病気をもっているメンバーさんたちがどんなことで不安になり、苦しんでしまうか。それをそのメンバーさんを責めずに、どんな考え方したら楽になるか、ほんとうはどうしたいのか、何をいいたいのか、いいたいことをどう伝えるか。そんなクッキングハウスでの実際をまず教えてもらい。
次に、この日参加した人たちが、自分のまわりの人間関係でこうなればいいなあ、と思っていることがあれば具体的に出してもらって、それをこの日の課題にして、松浦さんがSSTのワークに組み立てていく。
 
職場での、夫婦間での、親子の間での、よくある場面を具体的に話してもらい、松浦さんがいくつか質問しながら、それぞれの課題を明確にしていく。
あなたが本当はいいたいことは何だろう?それが見えてきたら、それを「私メッセージ」で伝える練習。上から目線の、相手を責めるような「あなたメッセージ」ではなくてね。
どんなコミュニケーションにも、適切な時と場所が必要なので、それをいつ、どこで、どんな状況で言う?
 
相手を変えることはできない、がSSTの大原則。自分がこれまでにしてみて効果なかったやり方ではない方法で、試してみる。その方法が一人じゃ思いつかないからこそ、こんな練習が必要、ってワークしながら実感していく。
 
コミュニケーションは一人じゃできないから、夫や親や職場の人の役を誰かにしてもらって、ロールプレイで練習してみる。自分でできそうに思えなかったら、はじめは自分の役を誰かにしてもらって、それを見て、学んで、次に自分がするのでもいい。
ロールプレイをしている時、周りの人はよく見ていて、短いロールプレイが終わったらすぐ、その人が努力してやってみてよかったところを具体的に伝える。
 
昨日は7人のSSTワークを松浦さんがしてくださったけど、それを見ているうち自然と、大事ないくつものことに気づいていく。
夫に、〇〇に、こう言ってほしいこうなってほしい、と思っていたけど、その相手に対して、自分は「あなたメッセージ」ばかり言ってきてたなあ、とか、相手のいいとこをちゃんと言葉にして伝えるって大事なことなんだなあ、とか、相手をよく聞かずに途中で口をはさんでいたりしたなあ、とか。
そして、松浦さんが相手に寄り添いながら、その人の話を交通整理し、願いを聞き出していく、今この場でできることを提案していく、その姿勢からも気づくことがたくさん。
 
勇気をだして自分の話をしてくれた人たちにも(それは弱さの情報公開でもあるし、出してくれたからこそ、課題になった)、相手役をしてくれた人にも、見てていいところを認めてくれた仲間にも、感謝するきもちが、自然とわいてくるSSTの学び。決してハウツーではない。学べば学ぶほど、深くなる、だからこれからも学び続けたい、ってこの日も思ったことでした。
 
長野から参加したゆうさんがコカリナで「ふるさと」を演奏してくれたので、私も返歌として、「平和のひとかけら」を「ふるさと」のメロディで歌ったよ。
 
♪きもちいつも言葉に あなたと語りあう
 涙も笑顔もわけあってきた 平和のたね 蒔きつつ
    知らないこと学んで 平和のひとかけらに
    こころの自由もとめて 一歩まえへ、あなたと
 つないだ手のぬくもり 今もわたし はげます
 平和の糸を紡いで あすへ渡すギフトに 
 〔リフレインで、ゆっくりと)平和のたね 蒔きつつ

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10月5日 松浦さんとのコミュニケーションワークショップ



10月5日 クッキングハウスの松浦幸子さんとのコミュニケーションワークショップ@わがや。

 

この日のテーマは、「弱さに寄り添うということの意味」。

実をいうと、「よりそう」というワードに、ずっと抵抗感持ってた私。あまりに軽々しくいろんなとこで度々使われるので、それって言葉で言うほど簡単なことじゃないよ、って想いがずっとあって。

 

この日の学びはまさにそこからスタートした。「簡単によく使われるけど、寄り添える人になりたいと思うと、そんなに安易なものではなく、相当に苦しいものです。つらい人に寄り添いたいと、きっとこの方法がいい、とこちらの想いが先行してしまうと、かえって相手に緊張や恐れ、不安を与えてしまいます」と、松浦さんの用意してくれたプリントにありました。そうか、松浦さんもそんな気持ちだったんだ、と知る。石牟礼道子さんや賢治さんの言葉も紹介しながら。

 

「相手を尊重しているかと自らに問いかけながら。そこに存在する現実に寄り添って。こちらが聞き手になることが大切」というのを聞きながら、ああ、これって、13条のことでもあるかもって感じた。

 

誰かに寄り添ってもらった、と気づいた体験をペアになって語るワーク。ああ、私あの時、あの人にあんなにも寄り添ってもらっていたんだなあ、って、語りながら、その時のこと想い出してきもちがあふれてきた。ペアの相手は、私の話を、注釈も解釈もせず、ただ、ただ、聴く。そんなふうに聴いてもらうという体験もまた、寄り添うってどういうことかを感じるひとときなんだ、きっと。

 

途中で、マインドフルネスの瞑想もしたよ。今、ここ、自分の呼吸に集中して、ほんの数分の瞑想。あたまごちゃごちゃしてて、あのことこのこと考えてたら、きもち上の空でマインドレスになっちゃう。その心では、とても誰かに寄り添うことはできない。

マインドフルネスは、「今、心」と書く「念」だと思う、と松浦さん。クッキングハウスでも、メンバーさんたちとこのマインドフルネスの瞑想をたびたび実践してるとのこと。

 

この日紹介された、ホームレスや野宿の人に寄り添う精神科医、森川すいめいさんの本、「漂流老人ホームレス社会」もぜひ読んでみようと思った。すいめいさんはその本の終章で「今は、弱さを誇りに思う。人は弱くあればいいと思う」と書いている。

 

最後に、この日感じたことをひとこと、和紙の折り紙に書いて一人ひとり読みあげるシェアリング。

私は、「寄り添う、はbeだ。何かしてあげるでなく、ただそばにいるように、ただまっすぐに聴く。mindfulnessもbeだ。mindlessの心じゃ聴けない」と書きました。

 

持ち寄りの豪華なランチ、この日もまあさんが裏方を一手にひきうけながら、この場に、寄り添ってくれていました。

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2017年11月 4日 (土)

「流転」中筋さんのギャラリートーク

中筋さんの写真展「流転 福島チェルノブイリ」@21世紀美術館市民ギャラリー。昨日の憲法の講演会を聞きに行く前までぎりぎり、お話きいていました。

明日最終日にも、1:00〜中筋さんのギャラリートークあります。

中筋さん、会場をあちこち歩いて、ていねいに説明してくださいました。いかに「現場」の空間をつくるか、チェルノブイリと福島を見る人に感じてもらえるか、自分ごとして見てもらえるか、そのことをとても考えて、この空間をつくられたんですね。

福島からの高圧電線は全て南へ南へ。つまり、東京へ電気を送るため。個人で生きてるつもりでいても、インフラからみれば、いくつものチューブをからだに差し込まれて、生活してたのだ、と。

ギャラリートーク、たっぷり1時間以上あります。お時間都合つく方、その時間にいくと、一人で見てるとわからない部分も、見えてきますよ。ぜひ!

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2017年7月20日 (木)

松浦さんとワークショップ@home

ここ10年あまり続いている、石川での松浦幸子さんと学ぶコミュニケーションワークショップ。今回はSST北陸大会の翌日、わが家で開きました。

松浦さんと出会って20年近くになるけど、合歓の花咲くこの季節におむかえするのははじめて。ワークのはじまりに松浦さんが「合歓の花咲けば」(笠木透さん作詞)を歌ってくださって、それに気づいたよ。

12人参加のうちの半数が、松浦さんに会うのも、ワークもはじめての方たち。ということで、松浦さんがクッキングハウスの話を織りまぜながら、午前中は、自分のきもちを皆の前で言葉にしてみるウォーミングアップ的なワークをいくつも。

胸につけてる、呼ばれたい名前の名札のわけを、ひとりずつ順に。松浦さんの名札の「さっちゃん」は、若くしてお孫さんのうまれた松浦さんが、お孫さんにそう呼んでもらいたいと思った名前であること。
私は、「スウ」という呼び名が生まれたわけについて。
受付したとき何気に自分で書いた名札からも、言葉にしてみるとそれぞれのものがたり。

今の気分を、自分を主語にして、シンプルに言葉にしていってみる「気分調べ」。クッキングハウスでも毎日、仕事始めにスタッフとメンバーさんとでしています。

伝える相手を誰か一人あたまに思い浮かべて隣に座ってる人にその人になってもらって、自分のきもちを言ってみるワーク。
夫さんにだったり、子どもにだったり。言葉にしてみたことで楽になったり、こんなこと考えてたんだ、ってきづく場合もあれば、これは実際には言わない方がいいな、とわかることもある。言葉にしたからこそ、見えること。

あんしん言葉のリレー。クッキングハウスに来る人はなんらかの不安をかかえてるひとが多いので、松浦さんは態度でも言葉でも、その人に安心感をプレゼントしたい、といつも努力してるそうです。
どんな言葉をいわれたら、あなたは安心なきもちになるかな。
だいじょうぶだよ、そのまんまでいいよ、なんとかなるさ、十分やれることをやったからね、などなど。

どのワークも、自分で考える、言う、と同時に他の人のするのを見て、社会学習してる。こういうことの積み重ねで、クッキングハウスのメンバーさんたちは日常茶飯事、学んでるんだよね。

177 おひるはもちよりランチ。お肉さながらのテンペのフライ、黒部のます寿司、炊き込みおにぎり、お漬物など。私は定番の玄米とガブリドリと、ひき肉となすのカレー、先日紅茶仲間にもらったじゃがいもでポテトサラダ。

午後は、より個人的な課題を出しあっての、濃い時間。
印象的だったのは、この人にはどんな働きかけをしても変わる可能性がない、と思ったら、そこにいつまでも固執しないで、こちらの視点を変えること、と松浦さんがきっぱり言われたこと。
SSTは希望にむかって、よりよく生きるためのもの。自分の、より大切な人の、限りある時間、限りあるエネルギー、大切にしないといけないんだ。

松浦さんの、とことん相手を認める態度、聴く姿勢、相手のいいとこを見つける努力、安心をプレゼントできるよう、今も修行中です、という謙虚さ。今年もまた、たくさん学びました。

一人一人のふりかえりのあと、最後はクッキングハウスの仲間の作った「紫陽花の花」を松浦さんが歌ってくださいました。

今この時、庭で咲いてる合歓ではじまり、あじさいで終わったこの日のワークショップ、松浦さん、ご参加のみなさん、ありがとう。
そして、いつも水まわり裏方さんをしてくれるまあさん、本当にありがとう。暑い日だったけど、時折吹きぬけてくれた緑の風にも、感謝。

松浦さんに次に逢えるのは、クッキングハウス30周年のお祝いの日の12月22日@調布かな?

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2016年12月13日 (火)

ありがとうのミニレター

今日は小杉に行ってました。10年前から月に一度、コミュニケーションの練習を仲間たちとしてるのです。

耳へんに、十四の心で聴く練習や、自分の気分や気持ちを言葉にする練習や、自分のものの見方や、自分で気づいていない自動思考のくせに気づくとか、話しているうちに整理されてく自分の感情に気づくこととか。この場から私がもらっているものはたくさんあります。

今日はウォーミングアップの時間に、今年一年をふりかえって、感謝状をあげたいひと何人にでも、ありがとうのミニレターを書く、ということをしました。その中にかならず、自分へのありがとうレターももいれること、として。

いざ書き出したらね、なんだか楽しくなってきて、次から次へと、いっぱい書きました。
今年、星になった人にも書きました。
私を遠くまでの出前によんでくれた人たちにも書きました。
私のからだをいつもメンテナンス治療してくれてる人にも、まあさんにも、めんどくさいとこいっぱいある娘を少しもめんどくさいと思わずにそのまんま受け止めてくれてる彼女のパートナーにも、自分でいろんなとこに学びに行ってはそのおすそわけをくれる娘にも、顔のみえるたくさんの仲間たちにも、書きました。
あ、私をこれまで守ってくれてるけんぽうさんにも、書きました。

161213__3 ありがとうを贈れる人がこんなにいっぱいいるよ。
みんな一生懸命に生きてる、ってこと、感じながら書いたよ。

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2016年11月23日 (水)

けんぽうのお届け旅

明日24日から、豊橋→姫路→高松→松山、という連続出前紅茶の旅にでかけます。もしご都合がつきましたら、どうぞお出かけを。
24日は紅茶にとって大切な日、この日から旅をはじめるしあわせ。けんぽうを語りながら、つながりとわかちあいをともに感じ合いたい、そんな旅になりますように!

その間、スマホをもたない私はアナログとなり、メールなどのお返事ができませんこと、ご了承下さい。

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161118_ 最初の日は、愛知県豊川のえの実保育園にて、けんぽうかふぇを夜6:30から。
25日は豊橋の南栄駅ちかくの生活家庭館にて、NPOまんまさん主催の「まんまリズムであそぼう」で子育て中のママたちにむけて、11:15〜40分くらいの、ショートトーク。豊橋に三度よんでくださるのりPさんが、私にインタビューしてくださるのですって。

午後は同じ生活家庭館の和風集会室で、まどか文庫さん主催のおはなし会「きもちは、言葉をさがしている」。
紅茶の時間から始まり、けんぽうBOOK、そして草かふぇまで。
お申し込みは、渡辺のりPさん090−8545−8900

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26日は姫路の高島さんが呼びかけてくださいました。
10:00〜12:00と、1:00〜3:00と二回あります。
@姫路市立図書館飾磨(しかま、と読みます)分館3F会議室。参加費500円。
お申し込みは、囲む会実行委員会090−8578−6958

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27日は高松へ。映画「不思議なクニの憲法」の応援団もしてらっしゃる湯浅さんたちが中心になってよんでくださいます。
10:00〜12:00まで私のトーク、ランチのあとは1:00〜4:00まで「不思議なクニの憲法」リニューアル版上映会+ちょこっとトーク。

会場は今日オープンする高松の男女共同参画センター、たかまつミライエ6F。 参加費は1000円で、朝からどの時間も出入り自由です。
高松にいくのはなんと、28年ぶり!何をしにいったか?は、当日のおたのしみにとっときます。お申し込みは、湯浅さんまで090−3181−4519

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28日は松山へ。若い歯医者さんのユカリさんが一生懸命、まわりに声をかけて、準備してくれてる。それ自体が12条すること。
はじめは個からはじまって、準備する中で、人とつながっていく。今、それがとても大事なこと。

「未来の鍵はどこにある?」と題して、午後はけんぽうきほんのき、夜はくさかふぇのこと草案のことなど。
私が私らしくありたいけんぽうかふぇ 1:30〜4:00
皆がみんならしくありたい草かふぇ 6:30〜8:30

会場は、松山市大街道に近接するオーガニックカフェ野芹(三越の近くのフエアトレードのお店、マザーアースの奥のカフェだそうです。)参加費は、どちらも1000円

この日は、因島のいんのしまいさんとも、ずっと前に紅茶にきてて、今は松山に暮らす直子さんとも会えそうです!

お申し込みは、sizensika@70.ro  松村さんまで    
定員がありますので、参加をご希望の方はメッセージかメールにて〈ご参加希望講座①or②、参加人数・お名前、一般or学生、代表者様の携帯電話番号〉をお知らせ下さい、とのことです。
FB情報はこちら。
https://www.facebook.com/events/183559825413312/

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2016年9月20日 (火)

松浦さんのSST 珠洲と金沢で。

Photo_2 9月17日、18日、クッキングハウスの松浦さんをお迎えしての、SSTコミュニケーションワークショップin奥能登の珠洲と金沢。

今年で11年目。対人援助のお仕事してる人も、そうでない人も。もともとは、心の病気の人のリハビリプログラムとされてきたSSTだけども、これって、学び出してからすぐに、誰もが学んだら、見につけられたらいいこと!って感じて、17、8年くらい前から私の中に取り入れてきたもの、周りの方にもお伝えしてきた、人と出会う、気持ちよくつながれる方法です。

「私メッセージ」という伝え方があること、これは練習すれば誰でも身につけられる、この伝え方は、平和学という学問の中でもすでに取り入れられてるんだ、って知ったことは私にとってとても大きい。

昔の私は、原発のことも憲法のことも、今のような感じでは語ってきてなかった、もっと攻撃的だったな、誰かを責めるような、非難するような「あなたメッセージ」で、聴く人のことあんまり考えないで、自分の伝えたいことだけ語ってたな、って、振り返ってみて思うのです。

今年はどちらの日も、初めて体験する方が多かったので、松浦さんは SSTのきほんのきのお話と実践を、今回、ていねいに私たちに体験させてくださったと思います。

奥能登での松浦さんとのこんな時間は、初めて。
珠洲の会場は、湯宿さか本さん。新ちゃんのお宿の広い和室を使わせていただいて、しっぽり緑に包まれるような落ち着きの空間で学びあいました。
おかげで、ひさ〜〜しぶりに新ちゃんにも会えました。沖縄の学校に行ってる娘さんの菜の花ちゃんが、かいがいしくお手伝いしてくれてた。
新ちゃんの、美味しい美味しい能登の味の数々。ありがとう!

お宿の佇まいも日常の慌ただしさから離れて、別世界のよう。こちらでさせていただけて、本当に良かった。

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2016年3月15日 (火)

きもちは、言葉をさがしている、のワークショップ

13日、花色木綿さんでのコミュニケーションワークショップ「きもちは、言葉をさがしている」。
おちついた空間で丸いテーブルをかこんで、この日の参加者は6人。はじめてあう男のかたの方がおおかったので、
さて、どんな時間になるかな〜〜って思ったけど、あったかい時間になったようで、よかった!
こういう時間にはじめて参加した男のかたが、あったかかった、はじめて味わったきもちでした、と言って下さって。

もともとは、けんぽうのお話をした前回に、平和を語る・伝える時には、コミュニケーションの練習がきっと必要だね、
いわゆる、せいじてき、と言われる話(セイジさん、とよぶことにしよう)をするのがとってもむずかしい、と感じてる人もいっぱいいそうだしね、
といった話から、今回のワークショップをすることになったのでした。
もちろん、ワークしたからといって、明日からセイジさんを楽に語れるわけもまったくなく。

この日にしたのは、いろんなところでこれまでもしてきたコミュニケーションワークショップの、基本スタイルと同じです。
でもこれをすることで、自分のふだんのコミュニケーションにきづきます。
きもちを言葉にするって意外とむずかしいなあ/または、意外と楽しいなあ、とか、聴くって/または、聴いてもらうって、大切にする/または、大切にされる、ってどういうことだろう、とか、
あなた/わたしメッセージってなんだろう、とか、ちいさなゲームのようなことを通して、それぞれに感じてもらう時間。

いつもと違うのは、ゲームのようなワークの合間合間にはさむエピソードが、セイジさん関連、ということだけ。
セイジさんの話をする時においてけぼりをつくらないこと、とか、想像力が必要だね、とか、相手を理解するのはまず聴くことからだね、とか。

自分のみぢかな人と、自分のきもちも相手のきもちも大事にしながら、わたしメッセージでコミュニケーションする、
このことが、もしいつもうまくできないでいるとしたら、
平和や戦争やセイジさんの話を、その人と/または誰かと、するのは、多分もっともっとむずかしい。
そういうこと日ごろから熱く思ってる人ほど、相手を説得したくなったり、上から目線になったり、わかってくれないとなると攻撃的になったり、責めたり、
というあなたメッセージのオンパレードになってしまう、、、。
そして実は、自分のみぢかな人とのコミュニケーションこそ、きもちのキャッチボールこそが、いちばんむずかしい。
だから、そのキャッチボールに、練習が必要なのですねぇ。

160314_ 参加した20代〜70代?までの方が、みっちり2時間半、それぞれにきづいたいろんな言葉を、この日のちいさなノートにいっぱい書き込んでくれていました。

この日のワ―クの芯をなすものは、どこから来たかなあ、と考える時、私の場合は、ああ、やっぱりクッキングハウスでのコミュニケーションの学びのおかげだ、
って、またあらためて思うのでした。


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2016年2月19日 (金)

ファイナル栴檀のつどい

七尾一本杉商店街のおかみさんたちとの、コミュニケーションの勉強会、はじまったのが今から17年も前だったとあらためて知って、びっくり。

「栴檀のつどい」となづけて、はじめは2ヶ月に一度の夜のあつまり。いつごろからか、おかみさんたちも忙しくなって、3ヶ月、4ヶ月に一度、
それでも休むことなく続けてきて、きのうが、そのファイナル栴檀でした。

栴檀仲間のなかから、花嫁のれん展のアイディアが生まれ、実際にそれが動きだし、一本杉商店街の、4月末から母の日までの、毎年かかせない大事な催しとなり。
花嫁のれん展は、東京へも、関西にも旅をして、世界へもはばたき、そして今、花嫁のれん号が、金沢から能登へと走る。
ついに今年の4月には、一本杉通りに、常設の花嫁のれん館がオープンするのです!

これまで以上に忙しくなるおかみさんたち。一つの区切りとして、ここらで、17年の栴檀の歴史をとじることに。
コミュニケーションの練習だけにとどまらず、社会の話もいっぱいしましたね。
すくない時間をやりくりして、みなさん、ほんとによく参加しつづけてくれました。
いつもすてきな会場を提供してくれた高澤ろうそくさん、なお、ありがとう。

160218_

最終回の昨日は、出てこれたおかみさんたちと、
まずは、「私の日々のルーティーン」というお題のウォーミングアップからはじまり、
最後は、自分に宛てて書く、「私への感謝状+表彰状」というのをしました。
一人ひとりの書いたそれを、私が、厳粛な顔して読み上げてから、うやうやしく、一人一人に手渡しました。
「○○殿、あなたは長い間、本当によく、、、、しましたね」というふうにはじまる、それぞれへの表彰状。
どれもこれも、すてきなご自分へのラブレターでした。

栴檀のつどいは幕をとじるけど、一本杉とのご縁はもちろん今後も。
ず〜〜っと、お嫁さんとして、おかみさんとして、おかあさんとして、がんばってきた栴檀の仲間たちを、誇りに思います。

みなさん、5月の連休ごろ七尾を訪ねることがあったら、ぜひ、花嫁のれん展をみてくださいね。
そして、のれん一枚一枚にこめられた、家族の物語を、一本杉の語り部おかみさんたちから、聴いてくださいね。

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2015年9月 8日 (火)

松浦さんとの2日間の学び

Photo 9月4日と6日、わが家とかみあらやの「えがお」を会場に、クッキングハウスの松浦さんと学ぶコミュニケーションワークショップ。
金沢,津幡はもちろん、内灘、かほく、七尾、珠洲、輪島、加賀、福井、富山、そして名古屋から!それに立教大学の実習生さんも。

今年は特に初参加の方がおおかったので、松浦さんはまず、クッキングハウスってどんなところ?からはじまって、メンバーさんたちが日ごろしているコミュニケーションの練習、SSTの説明を。

SSTと呼ばれるソーシャルスキルズトレーニングは、認知行動療法の一つ、精神の障害をもつ人たちのリハビリプログラムの一つでもあります。
そのまま訳すと「生活技能訓練」、ってめっちゃ固いイメージ!
でもクッキングハウスで実践されてるSSTは、ちっとも固くないよ。

SSTは、
自分にも相手にも、きもちのいいコミュニケーションをとれるようになるための練習。
相手を責めたり、上から目線でいう「あなた」メッセージでなく、自分を主語にして、「わたし」メッセージで、自分のきもちを言葉にして相手に伝える練習。
自分がこうなりたい、と思う、すこし先の未来にむかって、仲間たちの応援をもらいながら(ここが大事!)、日々の対人関係をスムーズにしていくための、実践的な練習。

SSTが日本に導入された四半世紀前につけた訳語が固かったので、まだまだそのイメージでSSTをとらえてる人も多いんじゃないかな。
そう思いながら松浦さんの話を聴いてて、ふと私の頭に浮かんだ訳語は、こんな感じだよ。

S=すてきな未来のために
S=すごく役に立つ、 人間関係をよくする
T=とりくみ

みんなもこんなふうに自由に訳をつけてみたら、SSTともっとみぢかにつきあえるかもしれませんね。

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コミュニケーションの練習のまえには、きもちをリラックスさせる準備体操としてのウォーミングアップを。ゲーム感覚で、思いつく言葉を気楽にだしてみることから。

今の自分の気分を言葉にしていう「気分調べ」はかならずします。
それぞれの気分調べをききながら、松浦さんは、午後から、実際にSSTの課題としてとりあげるテーマを見つけます(ここが松浦さんのすばらしいところ、28年におよぶ、クッキングハウスでの経験のたまもの)。

ランチの後は、午前中の話の中から、この日練習できそうな課題をとりあげて、実際のロールプレイで練習してみます。
はじめは、その人だけの個別の問題、と思われていたものが、実際にからだを動かし、言葉を発して相手につたえるロールプレイをして行く中で、参加してる他の人たちにも、それが自分にも共通の問題だったと気づいて行く、この時間が私はいつもすごいな、すてきだな、って感じるのです。

何人かの課題を実際にSSTで学んだ後は、ゆっくりとしたシェアリングタイムをかならず。
その日、そこに来て、数時間をともにすごして感じたことを、また自分の言葉で言っていく。

「えがお」でのワークの時は、最後に、サイコドラマの手法をもちいて、一人のひとの人生を曼荼羅で描いて行く、という場面も松浦さんがつくってくださいました。

現在の自分、過去の自分、未来の自分、自分の大好きなひと、尊敬する人、大好きなものたち、そして、自分をずっと見守り続けて来てくれた守護天使。
たくさんの登場人物から、それぞれ、自分にかけてほしい言葉をその人がかけてもらう、という、その人の人生のゆたかな曼荼羅もよう。
こればっかりは、こうして文字で書いて伝えることがなんとも難しい。
参加して体験してみないとわからない感覚ですが、私はこのサイコドラマの時間も大好きです。

*******Cailztsb

毎年一回、2日間、松浦さんに石川にきていただいての半日ワークショップも、もう10年以上になります。

わが家での参加は11人、えがおでの参加は26人、どちらもサイズ的にはこれくらいがちょうど、これ以上だと多すぎる感じですね。ひとりひとりとていねいに向き合うためには、ワークショップの人数はただおおければいい、というものではないから。

わが家では、ことしもまあさんが、お台所裏方さんをすべてしてくれました。おかげで、誰もが学びに集中できます。またそのおかげで、まあさんも知らず知らず、SSTやわたしメセージを学んでいるのです。だから、ありがとうは、互いに行ったり来たりです。

今年初参加の、奥能登からきたソーシャルワーカーさんたちが、来年はぜひ珠洲に松浦さんをおよびしたい!と。
はい!私も賛成です。いい勉強会がいつも金沢で、となると、参加がむずかしい人もいるよね。かの地でもこんな学びを必要とする人たちがきっといるはず。
来年は珠洲でも、松浦さんとの時間をもちましょう。私も応援協力しますね。

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クッキングハウスから学んだコミュニケーションワークショップのことは、「紅茶なきもち」という本に書いています。興味ある方、読んでみてね(本は、紅茶にもありますが、金沢ビーンズさんにも)。紅茶には、クッキングハウスのご本も、SSTの冊子もあります。

また、わが家でもこの10年、ほそぼそとですが、コミュニケーションの練習の時間を月いち土曜の午後に持っています。こちらは紅茶とちがってクローズドの場なので、きもちのいいコミュニケーションを学ぶことに関心おありのかたは、どうぞ私までお問い合わせくださいな。

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