2021年9月 9日 (木)

松浦さんSSTワークの2日目

松浦さんと学ぶSSTワークショップ、2日目の会場は上荒屋クリニックの「えがお」。
えがおは、クリニック患者さんたちの健康友の会、こども食堂、友の会のサークル活動、といろんな地域の活動をささえてくれてる場。このえがおにずっとかかわってるソーシャルワーカー、まあちゃんのはたらきがあって、毎年ここで私たちも学ぶことができてるのです。15年、いっしょに松浦さんのワークを続けてこれてることを、まあちゃんは誇らしいきもち、っていったけど、私も同感。
この日は5時間枠のワーク、援助職の方にくわえて、まあちゃんつながりの若い学生さんも参加してくれて、なおうれしい。濃く充実したプログラムであっという間の時間でした。
松浦さんから、クッキングハウスでの SSTの話、その人の良いところを認めてほめると確実に変化していく話につづいて、まずは「気分しらべ」。それから、自分の好きな言葉をひとつ折り紙に書いて、それを回収して配り直し、自分の手元にきた誰かの好きな言葉をもとに即、短いスピーチをつくりあげる「インスタントスピーチ」、最近のちょっとうれしかったことを話す「しあわせまわし(よろこびのシャワー)」などのウォーミングアップ。
そのあとは、それぞれの個別の問題や悩みや課題を、SST やサイコドラマで解きほぐしていく時間。私が、無理しすぎて8月に体調くずしたこと、自分のキャパ超えるような働き方は改革していかないと、って何気なく話したら、それを即、松浦さんが課題にとりあげてくださった。
「スウさんが今までしていたことを10としたら、それを変えたい時、どのくらいならちょうどいいかしら?」この日のメンバー二人に立ってもらって、「Aさんの位置をゼロ、 Bさんの位置を10 としたら、この距離のなかでスウさんはどこに立っていたい?」と松浦さん。
問われて考える。う〜〜ん。。。7.5くらいかなあ。そういって二人の間の7.5の位置に立ってみる。自分の立ち位置の見える化です。
「そこに立ってみて、いいことがあるとしたら何でしょう?」
ちょっとぼうっとできる/FBにすぐ報告あげなきゃって思わなくなくていい/自分を急かさないでいられる/それって自分次第でできることなんだよ。
私がおもいついたことを別のメンバーが折り紙に書いてくれて、その言葉を私が読み上げる。もう一人の私役をしてくれる人がその言葉を繰り返す。ああ、ここでも自分の言葉を、書く/読むだけでなく、声に出して読み上げることで私の耳が聞き、自分の脳の録音テープに記録されて、言葉が少しづつ体の中に入っていく。
「ためしにスウさん、もし2の位置、って考えたらどんな感じ?」
ああ、それはやだなあ、今の私には。だけどもし私がもっとへろへろでもっと弱っていたなら、2で十分、good enoughだよ、って望むかもしれないんだな。その時々の自分に尋ねて、今のあなたどこにいる?いたい?って確認することも時に必要なのかも、って思ったことでした。
ちなみに、クッキングハウスでは松浦さん、7割で、ってよくいうのだとか。「ぼちぼちいこか」っていう、メンバーさんのつくった歌もあるくらいだしね。
この日は「注意サイン」っていうワークもしました。今の自分、やばいな、って気づくサイン。基本の5つは、次の通り。睡眠不足になってないかな/過労になってないかな(8時間超えたら過労の人もいれば、3時間で過労になる人もいる)/不安になることを一人で抱きしめてないか/ストレス溜め込んでないか/孤立してないか(職場で、家庭で)
一人が3つづつサインをかきだして読み上げました。その人その人の、独特のサインがあるんだなあ。自分の注意サインを知ってることは周りの人をも救うことだそう。知って、早め早めに対処するのが大事。
私のそれは「あれしなくちゃこれしなくちゃと焦る時」「あれ?なんでこんなささいなことにムカついてんだ?」極めつき具体的なのが「私の弱点である、歯茎が痛み出すとき=抵抗力が落ちてるサイン」←これ、この夏いたく実感したこと。
ワークの最後はいつも、参加してた人たちによるふりかえりシェアリングタイム。シナリオのない、一瞬一会のドラマがこの日もいくつも生まれました。また来年も、松浦さんを石川にお呼びしたいと、私もまあちゃんも思っています。その時はマスクしないで会いたいなあ。

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松浦さんのSSTワークショップ1日目

年に一度、クッキングハウスの松浦幸子さんを石川にお招きして、SSTというコミュニケーションの練習のワークショップをしていただいています。今年でもう15年目と知ってあらためて、びっくり。コロナ下の厳しい状況のなか、今年もきてくださった松浦さん、参加してくださったみなさんにほんとに感謝。
1日目が我が家で、2日目が上荒屋クリニックのえがおで、というのがほぼこれまでのパターンだったけど、今年は我が家のをパスして、小松の称名寺さんが1日目の会場に。
どうしてそのお寺でワークすることになったのか、って? 
実はね、去年のワークショップ翌日に、松浦さんを野々市のフェアトレードショップ、のっぽくん&アルさんにお連れしたんです。アルさんでランチしてた時、昔からの友人でもある称名寺の坊守さんの裕子さんがなんと偶然やってきた。もう四半世紀ものおつきあいのあるお寺で、私を何度もよんでくださり、いのみら通信の読者さんでもあり、前ご住職にもすごくよくしていただき、娘さんも紅茶に来たりしてた。クッキングハウスのこと、前からお伝えしてたこともあり、一緒にランチしながら思わず、来年は称名寺さんでワークしません?って提案。裕子さんがその場で快くうけてくださって、この一年、楽しみにまっていたのです。
称名寺さん、ほんとに大好きなすてきなお寺。とても参加したがってた小松の友人たちはそれぞれの理由で来れなかったけど、少人数な分、濃くて深いワークの時間になりました。
ワークの課題がなんであれ、きもちを言葉にしていくこと、自分が口にする声と言葉を自分の耳が聴き、きもちの確認をしていくこと。そして他者である仲間たちの言葉も聴くこと。自分の抱えてる問題を、その日の仲間たちが自分ごとにして共に考え、平らな関係性の中で思ったことを言葉にしていってくれることで、気づけることがたくさんあります。
松浦さんはこの日の参加メンバーの話を聞き取りながら、それをSSTの課題にすることもあれば、時には過去と向き合うサイコドラマにしていくこともあります。
この日の午後は、去年春に亡くなられた称名寺の五六ご住職と裕子さん夫婦のサイコドラマをていねいに時間をかけてしてくださいました。
五六さんと裕子さんが出逢った時のきもち。五六さんと一緒に生きてきた歴史、今伝えたいこと、そういう一場面一場面を、裕子さん以外は五六さん役、お父さん役、息子さん役、と配役をきめて、裕子さんが思うせりふをその役の人に言ってもらいます。
最後の最後、五六さんが裕子さんに向かって、「もう少し一緒にもっと生きたかったな」って言った時は、松浦さんも私もその場にいるみなも、涙してしまいました。
深い余韻の残るワークのあと、つかの間の放課後ティータイム。一瞬だけマスクとって記念撮影。この時でてきたお菓子はこれまた偶然、大大好きな小松の福新屋さんのよもぎ餅!
松浦さんは、このお寺のすばらしさ、坊守の裕子さんのたたずまいや細やかな気配りにくわえて、玄関入ってすぐ横の小部屋の図書室、そして掲げられた「不戦の決議」(浄土真宗大谷派としての決議、二度と戦争協力はしないという誓いを文章にしたもの)に、とってもとても感動してらっしゃいました。
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2020年10月12日 (月)

13年目の松浦さんのSSTコミュニケーションワークショップ

クッキングハウスの松浦幸子さんと学ぶ、今年で13年目になるSSTコミュニケーションワークショップ。2日間とも無事、開催できました。
今年ほど、ぎりぎりまでどきどきしながら当日を待ったことってなかった。個人宅の紅茶会場はまだしも、えがおの会場を快くひらいてくださったことに、本当にほんとに感謝です。
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今年は、コロナ下の今だからこそ学びたい、具体的なヒントがいっぱいつまったワークプログラムでした。ほんの少しおすそわけを。

「つらい」とか「しんどい」って言葉、よく口にしますよね。でもいつもこの単語だけだったら、聞いた方はよく理解できない。その中身をもっと知りたい、と家族のかたからリクエストがでて、実際にクッキングハウスで「つらい」「しんどい」の中身をだしあってみたそう。そしたら実にさまざま、豊かな表現、具体的な言葉がたくさん出てきて。その言葉を集めて打ち込んだのが、写真にあるプリント資料です。
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的確な言葉で、うまくその時の心の状態を家族に伝えられたらどんなにいいだろう。だけどきもちにびったりの言葉ってなかなか見つからない。そのうちイライラしてきて家族にあたっり、なんでわかってくれないの!と相手を非難する”あなたメッセージ”をどかん、とぶつけてしまったり。攻撃的な口調で言ったあとは、そんな自分が情けなくて、自己嫌悪したり責めたり、さらに否定的な考えがぐるぐるぐる、、。

そんな悪循環を断ち切るのにも役立ちそうな、「つらい、しんどい時の自分のきもちを伝えるための、豊かな言葉を探してみよう」というワークをしてみました。プリントの言葉も参考にしながら、自分の今のきもち、または過去につらかった時のきもちの言葉を、それぞれがワークシートにかきだしていきます。
書き出した後、ペアになった人とワークシートを交換しあって、相手の書いた言葉をきもちをこめて読みます。AさんがBさんのきもちの言葉を読んだら、次はBさんがAさんの書いた言葉を読む番。

自分の書いた言葉を人に読んでもらうって、ふしぎなきもちです。今の/あの時の、自分のきもちをわかってもらえたような気持ちがして安心する。と同時に、自分のことを、ああ、そういうきもちなんだ、あの時そういうきもちだったんだ、と客観的に眺められる。人にわかってもらうだけでなく、自分のきもちがわかってくる、自分のきもちに気づく、そのための練習をしてるんだ、と気づいていく。

松浦さんが「いつまでもただ、"つらいんです”の言葉だけにとどまっていると、成長できないのよね。こういうワークをすることが、言葉を磨く練習、心に添った言葉を探し当てる練習になるんですね。自分で発した言葉は本物だから、それを誰かの声で読んでもらい、それを聴くことでふしぎに感動するのです」と。

うんうん、たしかに。ネガティブな自分の気持ちを紙に書いていると、つらさを思い出して苦しくなったり悲しくなったりするかもしれないけど、書いたものが他者の声で読まれる=それを聴くことで、そこに一定の距離が生まれる。きもちを抱え込んだままの時って、問題は隠されて自分にも誰にも見えないけど、言葉化してみる/出すことで、それが「外在化」されて見えるようになる。過去をゆっくりほぐしていくことで、過去の自分をいたわることができるようにも思いました。

言葉を磨く、見つけ出す、「つらい」をほどいて、ほぐし、分解する作業。むかつく、や、イライラ、の中身。どんなきっかけでこういうきもちになったんだろうか、も自分で気づいていける。負の言葉も、表現することで豊かになって、読んでもらうとうれしいきもちになる。
ただし、一人ですると「つらい」のドツボにハマるかもしれないので、他者もまじえて、ワークみたいにしてするのがいいな、と思いました。

「つらい」を言葉化したあとは、こんどは方向を逆にして、「つらい」「苦しい」を受け止めるための言葉を深めるワーク。単なるおうむ返しではない受け止め方、それができるようになるのにもまた、豊かな言葉が必要なのだ、そしてそこから対話ははじまるのだ、と思いました。

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両日とも少人数の参加となったけど、その分、個別・具体的な日常の話から松浦さんが、問題を整理し、課題を引き出し、今この場で練習できること、すぐに実行できそうなこと、いま決断せずに今日したことを心に持ち帰ってゆっくり考えた方がいいこと、違った視点でみてみること、何を一番大切に感じているか、一番言いたい、伝えたいことはなにかを見極めること、その子のいいところを言葉で簡潔に伝える練習、などなど、とても濃い学びと実践の時間になりました。

2日間のワークで印象的だった言葉をここに。
・絶望から希望へ。
・自分が自分の専門家になる。
・PTG=post traumatic growth (過去に心の傷を負っていることが、精神的な心の成長につながり、もっと深い人間になっていくこと)。

松浦さん、参加されたみなさん、本当にありがとうございました。
今年はいろんな事情で参加できなかった方、来年ご一緒できるといいですね。


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2019年10月 7日 (月)

松浦さんとコミュニケーションワークショップ@えがお

10月6日、松浦幸子さんとのコミュニケーションワークショップ@かみあらやクリニック内えがお
この日はクッキングハウスで日常茶飯事的にしているコミュニケーションの練習、SST(ソーシャルスキルズトレーニングの略)のワークをいっぱいしていただきました。
 
心の病気をもっているメンバーさんたちがどんなことで不安になり、苦しんでしまうか。それをそのメンバーさんを責めずに、どんな考え方したら楽になるか、ほんとうはどうしたいのか、何をいいたいのか、いいたいことをどう伝えるか。そんなクッキングハウスでの実際をまず教えてもらい。
次に、この日参加した人たちが、自分のまわりの人間関係でこうなればいいなあ、と思っていることがあれば具体的に出してもらって、それをこの日の課題にして、松浦さんがSSTのワークに組み立てていく。
 
職場での、夫婦間での、親子の間での、よくある場面を具体的に話してもらい、松浦さんがいくつか質問しながら、それぞれの課題を明確にしていく。
あなたが本当はいいたいことは何だろう?それが見えてきたら、それを「私メッセージ」で伝える練習。上から目線の、相手を責めるような「あなたメッセージ」ではなくてね。
どんなコミュニケーションにも、適切な時と場所が必要なので、それをいつ、どこで、どんな状況で言う?
 
相手を変えることはできない、がSSTの大原則。自分がこれまでにしてみて効果なかったやり方ではない方法で、試してみる。その方法が一人じゃ思いつかないからこそ、こんな練習が必要、ってワークしながら実感していく。
 
コミュニケーションは一人じゃできないから、夫や親や職場の人の役を誰かにしてもらって、ロールプレイで練習してみる。自分でできそうに思えなかったら、はじめは自分の役を誰かにしてもらって、それを見て、学んで、次に自分がするのでもいい。
ロールプレイをしている時、周りの人はよく見ていて、短いロールプレイが終わったらすぐ、その人が努力してやってみてよかったところを具体的に伝える。
 
昨日は7人のSSTワークを松浦さんがしてくださったけど、それを見ているうち自然と、大事ないくつものことに気づいていく。
夫に、〇〇に、こう言ってほしいこうなってほしい、と思っていたけど、その相手に対して、自分は「あなたメッセージ」ばかり言ってきてたなあ、とか、相手のいいとこをちゃんと言葉にして伝えるって大事なことなんだなあ、とか、相手をよく聞かずに途中で口をはさんでいたりしたなあ、とか。
そして、松浦さんが相手に寄り添いながら、その人の話を交通整理し、願いを聞き出していく、今この場でできることを提案していく、その姿勢からも気づくことがたくさん。
 
勇気をだして自分の話をしてくれた人たちにも(それは弱さの情報公開でもあるし、出してくれたからこそ、課題になった)、相手役をしてくれた人にも、見てていいところを認めてくれた仲間にも、感謝するきもちが、自然とわいてくるSSTの学び。決してハウツーではない。学べば学ぶほど、深くなる、だからこれからも学び続けたい、ってこの日も思ったことでした。
 
長野から参加したゆうさんがコカリナで「ふるさと」を演奏してくれたので、私も返歌として、「平和のひとかけら」を「ふるさと」のメロディで歌ったよ。
 
♪きもちいつも言葉に あなたと語りあう
 涙も笑顔もわけあってきた 平和のたね 蒔きつつ
    知らないこと学んで 平和のひとかけらに
    こころの自由もとめて 一歩まえへ、あなたと
 つないだ手のぬくもり 今もわたし はげます
 平和の糸を紡いで あすへ渡すギフトに 
 〔リフレインで、ゆっくりと)平和のたね 蒔きつつ

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10月5日 松浦さんとのコミュニケーションワークショップ



10月5日 クッキングハウスの松浦幸子さんとのコミュニケーションワークショップ@わがや。

 

この日のテーマは、「弱さに寄り添うということの意味」。

実をいうと、「よりそう」というワードに、ずっと抵抗感持ってた私。あまりに軽々しくいろんなとこで度々使われるので、それって言葉で言うほど簡単なことじゃないよ、って想いがずっとあって。

 

この日の学びはまさにそこからスタートした。「簡単によく使われるけど、寄り添える人になりたいと思うと、そんなに安易なものではなく、相当に苦しいものです。つらい人に寄り添いたいと、きっとこの方法がいい、とこちらの想いが先行してしまうと、かえって相手に緊張や恐れ、不安を与えてしまいます」と、松浦さんの用意してくれたプリントにありました。そうか、松浦さんもそんな気持ちだったんだ、と知る。石牟礼道子さんや賢治さんの言葉も紹介しながら。

 

「相手を尊重しているかと自らに問いかけながら。そこに存在する現実に寄り添って。こちらが聞き手になることが大切」というのを聞きながら、ああ、これって、13条のことでもあるかもって感じた。

 

誰かに寄り添ってもらった、と気づいた体験をペアになって語るワーク。ああ、私あの時、あの人にあんなにも寄り添ってもらっていたんだなあ、って、語りながら、その時のこと想い出してきもちがあふれてきた。ペアの相手は、私の話を、注釈も解釈もせず、ただ、ただ、聴く。そんなふうに聴いてもらうという体験もまた、寄り添うってどういうことかを感じるひとときなんだ、きっと。

 

途中で、マインドフルネスの瞑想もしたよ。今、ここ、自分の呼吸に集中して、ほんの数分の瞑想。あたまごちゃごちゃしてて、あのことこのこと考えてたら、きもち上の空でマインドレスになっちゃう。その心では、とても誰かに寄り添うことはできない。

マインドフルネスは、「今、心」と書く「念」だと思う、と松浦さん。クッキングハウスでも、メンバーさんたちとこのマインドフルネスの瞑想をたびたび実践してるとのこと。

 

この日紹介された、ホームレスや野宿の人に寄り添う精神科医、森川すいめいさんの本、「漂流老人ホームレス社会」もぜひ読んでみようと思った。すいめいさんはその本の終章で「今は、弱さを誇りに思う。人は弱くあればいいと思う」と書いている。

 

最後に、この日感じたことをひとこと、和紙の折り紙に書いて一人ひとり読みあげるシェアリング。

私は、「寄り添う、はbeだ。何かしてあげるでなく、ただそばにいるように、ただまっすぐに聴く。mindfulnessもbeだ。mindlessの心じゃ聴けない」と書きました。

 

持ち寄りの豪華なランチ、この日もまあさんが裏方を一手にひきうけながら、この場に、寄り添ってくれていました。

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2017年11月 4日 (土)

「流転」中筋さんのギャラリートーク

中筋さんの写真展「流転 福島チェルノブイリ」@21世紀美術館市民ギャラリー。昨日の憲法の講演会を聞きに行く前までぎりぎり、お話きいていました。

明日最終日にも、1:00〜中筋さんのギャラリートークあります。

中筋さん、会場をあちこち歩いて、ていねいに説明してくださいました。いかに「現場」の空間をつくるか、チェルノブイリと福島を見る人に感じてもらえるか、自分ごとして見てもらえるか、そのことをとても考えて、この空間をつくられたんですね。

福島からの高圧電線は全て南へ南へ。つまり、東京へ電気を送るため。個人で生きてるつもりでいても、インフラからみれば、いくつものチューブをからだに差し込まれて、生活してたのだ、と。

ギャラリートーク、たっぷり1時間以上あります。お時間都合つく方、その時間にいくと、一人で見てるとわからない部分も、見えてきますよ。ぜひ!

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2017年7月20日 (木)

松浦さんとワークショップ@home

ここ10年あまり続いている、石川での松浦幸子さんと学ぶコミュニケーションワークショップ。今回はSST北陸大会の翌日、わが家で開きました。

松浦さんと出会って20年近くになるけど、合歓の花咲くこの季節におむかえするのははじめて。ワークのはじまりに松浦さんが「合歓の花咲けば」(笠木透さん作詞)を歌ってくださって、それに気づいたよ。

12人参加のうちの半数が、松浦さんに会うのも、ワークもはじめての方たち。ということで、松浦さんがクッキングハウスの話を織りまぜながら、午前中は、自分のきもちを皆の前で言葉にしてみるウォーミングアップ的なワークをいくつも。

胸につけてる、呼ばれたい名前の名札のわけを、ひとりずつ順に。松浦さんの名札の「さっちゃん」は、若くしてお孫さんのうまれた松浦さんが、お孫さんにそう呼んでもらいたいと思った名前であること。
私は、「スウ」という呼び名が生まれたわけについて。
受付したとき何気に自分で書いた名札からも、言葉にしてみるとそれぞれのものがたり。

今の気分を、自分を主語にして、シンプルに言葉にしていってみる「気分調べ」。クッキングハウスでも毎日、仕事始めにスタッフとメンバーさんとでしています。

伝える相手を誰か一人あたまに思い浮かべて隣に座ってる人にその人になってもらって、自分のきもちを言ってみるワーク。
夫さんにだったり、子どもにだったり。言葉にしてみたことで楽になったり、こんなこと考えてたんだ、ってきづく場合もあれば、これは実際には言わない方がいいな、とわかることもある。言葉にしたからこそ、見えること。

あんしん言葉のリレー。クッキングハウスに来る人はなんらかの不安をかかえてるひとが多いので、松浦さんは態度でも言葉でも、その人に安心感をプレゼントしたい、といつも努力してるそうです。
どんな言葉をいわれたら、あなたは安心なきもちになるかな。
だいじょうぶだよ、そのまんまでいいよ、なんとかなるさ、十分やれることをやったからね、などなど。

どのワークも、自分で考える、言う、と同時に他の人のするのを見て、社会学習してる。こういうことの積み重ねで、クッキングハウスのメンバーさんたちは日常茶飯事、学んでるんだよね。

177 おひるはもちよりランチ。お肉さながらのテンペのフライ、黒部のます寿司、炊き込みおにぎり、お漬物など。私は定番の玄米とガブリドリと、ひき肉となすのカレー、先日紅茶仲間にもらったじゃがいもでポテトサラダ。

午後は、より個人的な課題を出しあっての、濃い時間。
印象的だったのは、この人にはどんな働きかけをしても変わる可能性がない、と思ったら、そこにいつまでも固執しないで、こちらの視点を変えること、と松浦さんがきっぱり言われたこと。
SSTは希望にむかって、よりよく生きるためのもの。自分の、より大切な人の、限りある時間、限りあるエネルギー、大切にしないといけないんだ。

松浦さんの、とことん相手を認める態度、聴く姿勢、相手のいいとこを見つける努力、安心をプレゼントできるよう、今も修行中です、という謙虚さ。今年もまた、たくさん学びました。

一人一人のふりかえりのあと、最後はクッキングハウスの仲間の作った「紫陽花の花」を松浦さんが歌ってくださいました。

今この時、庭で咲いてる合歓ではじまり、あじさいで終わったこの日のワークショップ、松浦さん、ご参加のみなさん、ありがとう。
そして、いつも水まわり裏方さんをしてくれるまあさん、本当にありがとう。暑い日だったけど、時折吹きぬけてくれた緑の風にも、感謝。

松浦さんに次に逢えるのは、クッキングハウス30周年のお祝いの日の12月22日@調布かな?

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2016年12月13日 (火)

ありがとうのミニレター

今日は小杉に行ってました。10年前から月に一度、コミュニケーションの練習を仲間たちとしてるのです。

耳へんに、十四の心で聴く練習や、自分の気分や気持ちを言葉にする練習や、自分のものの見方や、自分で気づいていない自動思考のくせに気づくとか、話しているうちに整理されてく自分の感情に気づくこととか。この場から私がもらっているものはたくさんあります。

今日はウォーミングアップの時間に、今年一年をふりかえって、感謝状をあげたいひと何人にでも、ありがとうのミニレターを書く、ということをしました。その中にかならず、自分へのありがとうレターももいれること、として。

いざ書き出したらね、なんだか楽しくなってきて、次から次へと、いっぱい書きました。
今年、星になった人にも書きました。
私を遠くまでの出前によんでくれた人たちにも書きました。
私のからだをいつもメンテナンス治療してくれてる人にも、まあさんにも、めんどくさいとこいっぱいある娘を少しもめんどくさいと思わずにそのまんま受け止めてくれてる彼女のパートナーにも、自分でいろんなとこに学びに行ってはそのおすそわけをくれる娘にも、顔のみえるたくさんの仲間たちにも、書きました。
あ、私をこれまで守ってくれてるけんぽうさんにも、書きました。

161213__3 ありがとうを贈れる人がこんなにいっぱいいるよ。
みんな一生懸命に生きてる、ってこと、感じながら書いたよ。

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2016年11月23日 (水)

けんぽうのお届け旅

明日24日から、豊橋→姫路→高松→松山、という連続出前紅茶の旅にでかけます。もしご都合がつきましたら、どうぞお出かけを。
24日は紅茶にとって大切な日、この日から旅をはじめるしあわせ。けんぽうを語りながら、つながりとわかちあいをともに感じ合いたい、そんな旅になりますように!

その間、スマホをもたない私はアナログとなり、メールなどのお返事ができませんこと、ご了承下さい。

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161118_ 最初の日は、愛知県豊川のえの実保育園にて、けんぽうかふぇを夜6:30から。
25日は豊橋の南栄駅ちかくの生活家庭館にて、NPOまんまさん主催の「まんまリズムであそぼう」で子育て中のママたちにむけて、11:15〜40分くらいの、ショートトーク。豊橋に三度よんでくださるのりPさんが、私にインタビューしてくださるのですって。

午後は同じ生活家庭館の和風集会室で、まどか文庫さん主催のおはなし会「きもちは、言葉をさがしている」。
紅茶の時間から始まり、けんぽうBOOK、そして草かふぇまで。
お申し込みは、渡辺のりPさん090−8545−8900

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26日は姫路の高島さんが呼びかけてくださいました。
10:00〜12:00と、1:00〜3:00と二回あります。
@姫路市立図書館飾磨(しかま、と読みます)分館3F会議室。参加費500円。
お申し込みは、囲む会実行委員会090−8578−6958

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27日は高松へ。映画「不思議なクニの憲法」の応援団もしてらっしゃる湯浅さんたちが中心になってよんでくださいます。
10:00〜12:00まで私のトーク、ランチのあとは1:00〜4:00まで「不思議なクニの憲法」リニューアル版上映会+ちょこっとトーク。

会場は今日オープンする高松の男女共同参画センター、たかまつミライエ6F。 参加費は1000円で、朝からどの時間も出入り自由です。
高松にいくのはなんと、28年ぶり!何をしにいったか?は、当日のおたのしみにとっときます。お申し込みは、湯浅さんまで090−3181−4519

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28日は松山へ。若い歯医者さんのユカリさんが一生懸命、まわりに声をかけて、準備してくれてる。それ自体が12条すること。
はじめは個からはじまって、準備する中で、人とつながっていく。今、それがとても大事なこと。

「未来の鍵はどこにある?」と題して、午後はけんぽうきほんのき、夜はくさかふぇのこと草案のことなど。
私が私らしくありたいけんぽうかふぇ 1:30〜4:00
皆がみんならしくありたい草かふぇ 6:30〜8:30

会場は、松山市大街道に近接するオーガニックカフェ野芹(三越の近くのフエアトレードのお店、マザーアースの奥のカフェだそうです。)参加費は、どちらも1000円

この日は、因島のいんのしまいさんとも、ずっと前に紅茶にきてて、今は松山に暮らす直子さんとも会えそうです!

お申し込みは、sizensika@70.ro  松村さんまで    
定員がありますので、参加をご希望の方はメッセージかメールにて〈ご参加希望講座①or②、参加人数・お名前、一般or学生、代表者様の携帯電話番号〉をお知らせ下さい、とのことです。
FB情報はこちら。
https://www.facebook.com/events/183559825413312/

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2016年9月20日 (火)

松浦さんのSST 珠洲と金沢で。

Photo_2 9月17日、18日、クッキングハウスの松浦さんをお迎えしての、SSTコミュニケーションワークショップin奥能登の珠洲と金沢。

今年で11年目。対人援助のお仕事してる人も、そうでない人も。もともとは、心の病気の人のリハビリプログラムとされてきたSSTだけども、これって、学び出してからすぐに、誰もが学んだら、見につけられたらいいこと!って感じて、17、8年くらい前から私の中に取り入れてきたもの、周りの方にもお伝えしてきた、人と出会う、気持ちよくつながれる方法です。

「私メッセージ」という伝え方があること、これは練習すれば誰でも身につけられる、この伝え方は、平和学という学問の中でもすでに取り入れられてるんだ、って知ったことは私にとってとても大きい。

昔の私は、原発のことも憲法のことも、今のような感じでは語ってきてなかった、もっと攻撃的だったな、誰かを責めるような、非難するような「あなたメッセージ」で、聴く人のことあんまり考えないで、自分の伝えたいことだけ語ってたな、って、振り返ってみて思うのです。

今年はどちらの日も、初めて体験する方が多かったので、松浦さんは SSTのきほんのきのお話と実践を、今回、ていねいに私たちに体験させてくださったと思います。

奥能登での松浦さんとのこんな時間は、初めて。
珠洲の会場は、湯宿さか本さん。新ちゃんのお宿の広い和室を使わせていただいて、しっぽり緑に包まれるような落ち着きの空間で学びあいました。
おかげで、ひさ〜〜しぶりに新ちゃんにも会えました。沖縄の学校に行ってる娘さんの菜の花ちゃんが、かいがいしくお手伝いしてくれてた。
新ちゃんの、美味しい美味しい能登の味の数々。ありがとう!

お宿の佇まいも日常の慌ただしさから離れて、別世界のよう。こちらでさせていただけて、本当に良かった。

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